漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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多嚢胞性卵巣気味を漢方で改善して妊娠へ

2011-09-23 | 子宝・妊娠体質つくり
結婚して1年くらいだが早く子供がほしいという30代前半女性。
多嚢胞性卵巣気味とクリニックで言われたそう。
排卵まで20日以上かかり周期は35日くらい。

たちくらみはしょっちゅうで頭痛も起こしやすい。
食欲はあるが口の中がべたつきやすく、顔に吹き出物がポツリポツリ。
補血,清熱化痰対策からスタート

1か月後
低温から高温への移行に4日かかるが、しっかり体温は上がっていて高温期は12,3日あり。
活血剤を加える。

3周期め
19~20日排卵だったがいつもよりきれいに高温期へ移行。
と、やや長めの高温期に早くも妊娠反応陽性になるが
まもなく出血して、残念

4周期め
クリニックで検査してもらった結果、かつて多嚢胞性卵巣気味だったのが
すっきりきれいになっているとのこと。排卵誘発剤の治療も受けることに。

それからさらに3か月後
補腎剤の服用も始めたところ、14日目に排卵があり、高温への移行もスムーズ
そのまま妊娠へGO!

いつの間にか柿の実も色づいていた

彼女の職場では不妊問題がとてもオープンなのだそうで、
あーしたほうがいい、こーしたほうがいいといろいろと教わることができたそう。
なので、漢方対策もホルモン治療もとても積極的で、強気。

いまや不妊カップルは2割に迫りつつあるという。
内にこもらず、気楽に相談できる場所が必要よね。


痰熱を取り去るために、温胆湯を用いたのですが、
彼女曰く、
「味は苦くていやだけど、生理前のニキビが出なくなったし体調もすっきりする」とお気に入り。
無駄なたまりものが掃除されると、排卵もスムーズになります。


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