江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

9月11日(土) ダームシュタット大道芸

2010-10-10 23:50:28 | 2010 ドイツ公演
ダームシュタットは、ナポレオンに征服されたときにできたヘッセン大公国の中心地。芸術の盛んなところだ、とは後で知った。

この街は大道芸をするのに許可書が必要。
これがあれば場所も時間も問われないとのこと。
市内を3ヶ所案内され、ここマークト広場が最も良いように思われた。
ここは繁華街の入り口。
しかし思ったほど人は通らなかった。                  
                          
準備しているときから遠くに坐って見ている人がいたので
声を掛け前に来てもらったが、だんだん離れて行き遠巻きにしか人は集まらなかった。 
立ち止まる人は少なかったが熱心に見ていて、時折歓声が上がったりしていた。

とは言うものの、写真を見る限り、淋しい限りである。
13:00~14:30 通訳の稽古も兼ね人形の解説も入れるが、
そのため2回しか大道芸ができなかった。

大道芸終了後繁華街に入ったら、人通りも多く日当たりの良い大道芸に適した
ところがあった。
そこでは”一人バンド”の大道芸人が人の流れを計算するかのようにゆっくりと、
準備をしていた。

地の利という言葉があるが、これがないとなかなかいい場所を選び出す事はできない
つくづくそう思った。
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9月12日(日) フランクフルト大道芸が・・・

2010-10-10 23:43:07 | 2010 ドイツ公演
フランクフルトでの大道芸だと思っていた。
大都市で日曜日、さぞかし多くの人が集まるだろうと期待していた。
ところが、日曜日はお店が全て閉まるので人が出ない、
大道芸をする意味がないといわれる。
観光地はどうかと尋ねると、人は多いだろうけれど・・・・
と、どうも乗り気でない様子。
後で分かったのだが、ドイツ人は例え家の前の掃除でも
日曜日に働くのを嫌うのだそうだ。
海外公演の日程を決めるのに、敢えて土・日を多くなるように配慮していたが、
国によって事情が異なる事を考慮する必要があると思った。
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ドイツの食事

2010-10-10 23:26:15 | 2010 ドイツ公演
流石にドイツ、ジャガイモ料理は50種類以上あるそうだ。
私は数種類しか食べなかったが、どれも美味しかった。

一般の家庭と言っていいのか分からないが、
ドイツ人の食事は2食のところが多いらしい。
朝と昼。
昼食は、かなりのボリュームを食べる。
だから夜は9時前後に軽くサラダかスープ。
軽食といった感じ。
サチコの豆のスープは美味しかった。

ドイツの男性は、仕事が終わると真っ直ぐ自宅に帰る。
外で一杯引っ掛けることはしないのだそうだ。
だから飲み屋がないとか。

ユルゲンとサチコ、一緒に食事していてフォークの使い方が気になった。
フォークを鉛筆を持つような使い方をする。
ブラジルに行った時、皆ナイフを横に引くように使っていたのを珍しく思ったが、
ドイツのフォークの使い方も面白い。
会食のたびいろんな人の使い方を観察したが、
確かに鉛筆の持ち方の人は多い。
でも全員ではなかった。
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9月13日(月) ヴィースバーデン公演

2010-10-10 23:12:17 | 2010 ドイツ公演
我が耳を疑った。
カフェ「パーフェクト」の公演がなくなった。
ドイツに着いたとき、初めて耳にした。
どうしてもここと連絡が付かないのだそうだ。
3月に公演が決まった。
詳細は後で決める事にしたので、7月になって改めて連絡を取ったが、
どんな方法を取っても連絡が取れなかったそうだ。
どうするかと尋ねられたが、私になにができよう、
今となってはどうする事もできなかった。

海外はいろんなことがあると思っているが、
まさかドイツでこういう経験をするとは思ってもいなかった。
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9月13日(月) フランクフルト大道芸

2010-10-10 23:02:38 | 2010 ドイツ公演
結局日曜日にできなかったフランクフルトの大道芸をすることにした。
このツアイル通りはフランクフルトで最も賑やかな通り。
歩行者専用になっていて、通りの真ん中に木がずっと植えられている。
                           
この日は時折陽が差すものの北風が冷たい。
日向を捜す。

フランクフルトの大道芸に許可書は要らない。
どこでやっても構わないそうだが、同じ場所では1時間のみだそうだ。
                        
ショーウィンドウの前、遠慮して2mほど離して店を広げたら、
3mは離してほしいと店員が出てきた。
東京の銀座通りに匹敵すると言われ期待は増したが、
人通りは多いのに立ち止まらない。                         
かつて東京の国際フォーラムで平日の昼食時に大道芸をしたことがあるが、
ここの雰囲気はその時と同じだった。
足早に通り過ぎる勤め人。足を止めても、ちょっとだけ。
写真は最も人が多そうに見えるものを使用。

買い物客が増える3時ごろになると雰囲気も変わるかと思ったが、
3時過ぎると急激に冷えるためもう一度やるのは諦めた。

片付けていると警察官が2名やってきた。
「あなた方の人形は実に素晴らしかった。でも、スピーカーはいけない」

ドイツで大道芸を見かけなくなったと聞いていたが、しづらくなっているの
かもしれない、結論付けるのは早計ではあるが。
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