江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

6月のスケジュール

2024-05-31 17:50:13 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

6月23日(日) ワイン角打ちの店「アンクル」公演
 会場: ワイン角打ちの店「inclus(アンクル)」
    上野駅公園口を出て芸大前を通り抜け
    「上野桜木」交差点角にある「旧吉田屋酒店」を背にして
    斜め左前にある、ちょっと目立たないワインセラーです。
 時間: 開場 14時半  開演 15時
 料金: 一人 2000円(グラスワイン付)
 予約: info@inclus.tokyo
    狭いです。定員が20名ほどになっています。
    必ずご予約をお願いします。
    ワイン、美味しいです。
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思い、軽い

2024-05-22 20:27:31 | 日本の文化について
最近太ってしまって、
という話ではない。
声の話である。

先日楽屋で三遊亭兼好師匠と話をしているとき
師匠とご一緒するのが久しぶりだったので
「師匠、体形が変わりませんね」と言うと
「太りたいのだけれども、太らないんだよね」とのご返事。
なぜ太らないかの話は置いておいて、
なぜ太りたいのか、という話。
太ると声が”重く”なり、遠くまでよく届くのだと
師匠は言う。
この感覚は落語家ならではの言い方なのだろうか、
私が育ってきた中で聞いたことがなかったので、
とても興味を持った。
そこで設けていただいた打ち上げの席で、
もう一度尋ねてみた。

これは感覚の問題なので、残念ながら文字に表すことは難しい。
声が大きいか小さいかの問題ではない。
声が観客にどのように届くかの感覚なのだ。

「静かな演劇」が世の主流になる中で
声を作っていくことを、役者がしなくなったように思う。
かつて声の渋い役者がいて、私は好きだったのだが、
実は演出家に”いじめられて”声をつぶしたのだとか。
こうなると、今はパワハラでたたかれるのだろうけれども、
厳しさは必要だと思っている。
おのれに対して厳しくなるとしても、
目標となる師匠なり、先生なり、スターなりがいないと
どうすればおのれに厳しくなれるのかすら
分からないだろう。
村上隆という画家は、
前にファスナーが付いたジャケットを着てきた弟子を
厳しく𠮟責していた。
ファスナーが絵を傷つけるだろうと。
ダルビッシュにしても大谷翔平にしても
自己管理は相当厳しくしている。
それにしても、コーチのちょっとした一言が
きっかけだったりする。

話しが逸れてしまった。

最近腹の周りがぼてぼてしてきた。
2~3キロ痩せたいと思っていたが、
どうしようかと迷っている。
何故なら先日の神楽坂で、
声を褒められたばかりだから。
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中止

2024-05-06 11:06:13 | スケジュール
今日の大道芸は中止にします。
余りにも風が強すぎて、人形が遣えません。

昨日も風が強く、
よく人形が流されました。
イベントやフェスティバルでも
風の強い日はありますので
どうすれば表現できるかといろいろ考え
それが体験として蓄積してきましたが、
今日のは、
だめです。
ウ―――――  残念!
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哀悼

2024-05-05 23:44:56 | 劇評・他
唐十郎さんが亡くなられた。

私は結城座に入って2年目、
唐さんの作品「少女仮面」で”ボーイ2”の役に大抜擢
ところが台本を読んでみると、登・退場しか書いてなくて
そこで何をすればよいのか、台詞もなく分からない。
悩んだ。
ともかく思いついたことをやった。
演出の佐藤信さんや師匠の手助けもあって
何とか千秋楽を迎えた。
その千秋楽に、唐さんが来た。
そして、打ち上げ。
唐さんはとても機嫌よく酔っていった。
そこで若手だけで歌えという。
もちろん「少女仮面」の挿入歌

時はゆくゆく
乙女は婆に
それでも時が行くのなら
婆は乙女になるのだろうか

凄い詩だと思う。
手元に資料がなく、しかも記憶が覚束なく
間違っていたら申し訳ない。

歌い終わると、
唐さんは、歌い方が違うという。
こう歌うんだ
と唐さん、歌いだした。
味があるといえば、あるかもしれない、
でもその時私は、違いが分からなかった。
今もわからない。
でも、その時の情景は今も残っている。
何かが、そう何かが私の中に残ったのだろう。

唐さん、有難うございます。
安らかにお休みください。
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憲法記念日

2024-05-03 23:56:30 | 日記
憲法とは、国の根幹を表すものである。
どういう国にするのかという指針を示したものである。

ところが今の改憲推進派は、
改憲することが目的で、
その意見には、どういう国にしたいのかが見えない。
そりゃそうだ。
推進派のかなりの人が裏金を作り
そのほとんどが教育勅語を立てまつり
しかし裏金を何に使ったのかは一言もないし、
起訴されなければ免罪符を受け取ったと勘違いをしている。
それでは改憲なんて危なっかしいと思っていたら
改憲の支持率がここ数年で激減していた。
自分たちの利権を守るための改憲、
緊急事態条項なんて、利権を守るためとしか思えない。
そして彼らの言う改憲は、
時代の変化に逆行しようとするものとしか思えないのだ。
改憲よりも何よりも政治資金の透明化を。
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