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松本のホテルで見つけたツバメの巣。
カラスに襲われそうになったりしているようだけれども、
けなげに育っている。
そういえば、と思う。
今年我が家の前では、2番(つがい)、4羽しか見なかった。
年々確実に減っている。
原因はいろいろ言われている。
それまで巣を作っていた家が建て替えられ、作れなくなったとか、
巣の材料のわらがなくなったとか・・・
わが最寄駅のつつじヶ丘駅にも、ずっと巣があったのだが、
いつの間にか取り払われ、
一昨年建て替えられた。
ツバメの巣の下には、フンが落ちる。
そんなこと当たり前のことだったはずが、
フンが嫌だから巣を取り払ってしまえ、
と文句を言う人が増えているそうだ。
私の生まれ育った旭川で、ツバメを見たことがない。
けれども本州以南では、
初夏の風物詩として誰の脳裏にもツバメは存在していた。
人にはいろんな人がいるのだから嫌う人もいるだろう。
それでも日本の生活に慣れ親しんでいる人には、
初夏にはツバメが渡ってくると認識していたはずだ。
それが崩れ始めているようだ。
常識とは違う共通の認識。
そこから生まれる言葉は、
例え言葉足らずとしても、どこか理解しあえている感覚があった。
言葉の危機?
そういえば、この頃政治家の発する言葉が理解できなくなってきた。
これは金目の問題か・・・