江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

3月のスケジュール

2020-02-28 00:28:26 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。
ただし新型肺炎の影響で中止もしくは延期になることもあります。
どうぞよろしくお願いします。

3月18日(水) 浅草被官稲荷例大祭 奉納
  時間:13時~
  場所:浅草寺・浅草神社脇 被官稲荷神社境内

3月20日(金・祭) 旧吉田屋酒店 大道芸
  時間:13時~15時
  場所:「上野桜木」交差点角

3月29日(日) 鬼平江戸処 大道芸
  時間:12時~、14時~、15時半~
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三権分立

2020-02-27 00:15:34 | 日記
国家権力を立法、行政、司法それぞれ独立した機関に担当させることで
権力の乱用を防ぎ、国民の権利及び自由を確保する原理が
我が国では憲法で保障されている・・・はずである。

例えば司法、
私は裁判を起こしたことがあるが、
とても歯痒い思いをした。
政治的でも何でもない生活のかかった話だったのだが、
切実な訴えをなかなか理解してもらえなかった。
弁護士によると
彼ら裁判官は凡例主義になっていて、
私のような特殊な訴えには、
独自の判断をしようとしないとのこと。
何故か、
それは、彼らは国家公務員で、
出世を考えて上司の目を気にし、
アメリカのドラマのような独自の判断を下すような方は
ほんの一つまみ。
最高裁判事は政府の任命だし、
国策に対して司法判断を求めても
政府寄りの判断が続くのだ。

では立法と行政はどうか。
残念ながら官邸という行政府が強くなりすぎている。
立法の際の説明をいとも簡単に官邸がひっくり返してしまっている。
これは国会軽視という軽い言葉では済まされまい。
日本の民主主義を破壊するものと、もっと怒るべきだ。

今回の新型肺炎の検査体制について
民間を使えばもっと処理能力が増えると様々なところで聞くが、
自前の検査機器を開発するのを待っているのではないかという
コメントを聞いて、デジャヴュ
ミドリ十字の都合を待って
血液製剤の使用禁止を遅らして広めたエイズ、
それを思い出してしまった。
もしそのコメントが本当ならば
取り返しの付かないことになるだろう。

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梅まつりでの大道芸

2020-02-22 11:11:30 | スケジュール
世の中不気味に新型肺炎が広がりつつあります。

2月の初めから3月8日まで府中郷土の森博物館での梅まつりで
土・日・祭日に大道芸を披露する予定でいましたが、
博物館では今日から3月15日まで
人を集めるイベントを中止すると決定し
私たちもそれに従い
当分の間出演を見合わせることにしました。
取り敢えずこの連休3日間はお休みします。
梅は見ごろ、
博物館はやっていますし、
プラネタリウムもやっているのですが、
今後の状況次第でどうなるか分からないとのこと。
残念ですが、
感染が広がる原因にならないようにと
判断しました。

皆様くれぐれもお気を付け下さいね。
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公演を終えて

2020-02-17 00:54:37 | 日記
浅草の行きつけの店でよく顔を合わせる俳優がいる。
「私も一人芝居で”瞼の母”をやったよ」
そう言うや否や忠太郎の名セリフを、名調子で語りだした。
「だけど母親のセリフは難しいんだよね」
そう、難しい。
14年のブラジル公演辺りからやっと少しずつ見えてきた、
私の場合は、
恥ずかしい話なのだが。

芝居は、
壊しては創り、壊しては創りと繰り返して
創り上げていくものだと、師匠に教え込まれてきた。
実は海外公演でその国の言葉を入れたセリフにすると
それまで日本語で作り上げてきたものと
間やセリフの調子が変わってくる。
必然的に一度壊す状態になってしまう。
それが良かったのかもしれない。

今回は、浪曲の曲師沢村豊子師匠はじめ
浅草の馴染みの方々に喜んでもらえたのは嬉しかった。

今新型肺炎が広がりを見せている。
その感染経路が分からない限り、
これからはイベントが次々中止になるかもしれない。
芸人にとって死活問題になってきた。
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瞼の母

2020-02-01 22:41:25 | 人形について
最初の出会いは、横浜にぎわい座の企画で”サムライにっぽん”との
コラボレーションだった。
観客の反応がすこぶる良かったので、
何回か公演した。

その後向島百花園で定期公演を始めた時、
もう一度公演したいと思った。
ただ私が主催になると
最初の公演形態では人形芝居にならないのではないかと考えた。
人形は母親と義理の妹だけだったのだから。

また長谷川伸の台本は、お涙頂戴になってはいたが
私はここに笑いが欲しかった。
そうすることで芝居がダイナミックに展開すると思えた。

そうして相手になる役者を探した。
何人かに断られてしまった。
人形との絡みが難しいから、と。

もう一度自分の周りを見渡すと、
足元にいたのだ、浅草21世紀が。
この浅草21世紀には、演芸としてたびたび出演していた。
ここは浅草喜劇の火を灯し続けるように結成された劇団。
喜劇はもちろん時代劇もしっかりこなせる人たち、
ブラジル公演で評判を得、
昨年のボリビア・ペルー公演に行き
相当のインパクトを残してきたようだ。



公演後に刊行された冊子、
かなりのボリュームで紹介してくれた。
そのご喜之助人形フェスタをはじめいくつか公演をしたが、
どこも評判がよく、様々な方々にご覧いただきたいと思う。







東京での凱旋公演を、
2月13,14日に浅草木馬亭で行います。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
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