江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

5月のスケジュール

2013-04-30 23:32:12 | スケジュール
こちらでは、一般の方がご覧になれるものを紹介しております。

5月3日(金) 旧吉田屋酒店 ヘブンアーティスト
 13時~16時
 国立博物館や芸大の前を突っ切って、「上野桜木」交差点角です

5月4日(土) 創造する伝統 杜の中の文化祭
 会場:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
    (明治神宮外苑 内)
 時間:会場全体は10時~17時
    糸操りは10時半~ と 13時半~
 他に、江戸木版画、剪画(せんが)で団扇を創る、江戸風鈴の絵付け、
    あめ細工、紙芝居、日本の香りを聞く などの体験コーナーも

5月5日(日) 旧吉田屋酒店 ヘブンアーティスト
 13時~16時

5月6日(月) 旧吉田屋酒店 ヘブンアーティスト
 13時~16時

5月11日(土) 福島県新地町すずめ塚仮設住宅集会所
 13時~
 ただしここには仮設住宅に住んでいらっしゃる方に限られますが、
 住んでいらっしゃる方への広報という意味で、ここに掲載しました。

5月12日(日) 福島県二本松市塩沢農村広場仮設住宅集会所
 午後(時間未定)
 ここもここに住んでいらっしゃる方に限ります。

5月19日(日) 第5回板橋寄席
 会場:ゆーらんど (板橋区板橋1-41-13 2F)
 開演:14時 (会場は30分前)
 木戸銭:2000円
 問合せ:090-8856-6386(林家 英平)

5月31(金) ドイツ・ブラウンシュヴァイグ
 会場:Figurentheater Fadenschein
 住所:Bueltenweg 95, 38106 Braunschweig
 時間:15時~、20時~
 料金:15時の部 6ユーロ (大人も子供も同一料金)
    20時の部 26ユーロ(お寿司、お酒、お茶つき)
 協賛:沖電気工業株式会社
 助成:公益財団法人 双日国際交流財団

 ドイツ公演は、いろいろあってここだけになってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月29日はキャンセル

2013-04-27 23:43:48 | スケジュール
29日の旧吉田屋酒店での大道芸を楽しみにしていたのですが、
どうしても避けられない用事が出来てしまいました。
残念ながらキャンセルせざるをえません。

5月も出る予定です。
どうぞよろしくお願い致します。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤の花

2013-04-26 00:07:22 | 日記
この時期は、藤の花が楽しみだ。
井の頭公園で大道芸をしていた頃、池の南側の木立の上の方に
それは見事な山藤が咲いていた。
横浜まで車を走らせると、楽しみなところが2ヶ所あった。
1つは環八沿い、平屋建ての屋根にこんもりと藤が繁っていて、
毎年目を楽しませてもらっていた。
もう1つは、第3京浜を三ツ沢で下りて、横浜まで下っていく
その山の斜面に天然の藤が蔓を伸ばしていて、
年毎に大きくなっていくのが楽しみだったが、
平屋は潰されてしまったし、斜面のも刈り取られてしまった。

先日国領神社に行った。
ここは千年藤が有名なところ、
かつてあまりに甘い香に包まれてしまい、
耐えられなくなってしまったことがあったが、
年々衰えているようで、今年は淋しいものだった。

で、今年は思い切ってあしかがフラワーパークに行ってみた。
藤棚やトンネルはこれから見頃といったところだったが、
駐車場まで甘い香りが漂ってくるほど、咲き誇っている藤が多く、
目を充分楽しませてくれた。



そして私は初めて、八重の藤があることを知った。



藤は不思議な力を持っていて、
その周りを、強烈な色彩で咲き誇るつつじに囲まれていても、
「つつじは藤の引き立て役ね」と連れが言うように、
存在感を遺憾なく発揮していた。

この連休の前半と後半のあいだ辺りが、最も見頃になるのではないかと
ベンチで休んでいるときに話しかけてきた人が言っていた。

それにしても今日は、天気が良かった。
遠出しても余りあるほどの気分転換になった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポンサーを応援

2013-04-20 23:24:20 | 日記
自分へのスポンサーのこととは違う。
我が家周辺に限られた話しになるのだが、テレビ番組の話。

我が家はMXテレビのほか、テレ玉とTVKが映る。
ともかく在京の民放キー局が作る番組は、つまらないのが多すぎる。
畢竟消している時間が増えるのだが、
意外やMXテレビやテレ玉で、見逃せない番組が幾つかある。
その中で最も注目しているのが、
「日本の祭り」 (MXテレビ 毎週土曜日12時から)

我々祭り好きと言うこともあるのだが、
全国隈なく拾っているようで、
日本にこんな祭りもあるのだと驚きながら見ている。
日本は、世界で最も祭りの多い国だそうだ。
番組は、そこに関わる人間を通しながら祭り全体の姿を描いている。
だからうまくいっても行かなくても涙は付いて回るし、
見ている私も、吊られて泣いてしまうこともある。
また祭りの面や、舞や踊りの振りは、面白いだけでなく、
私にとって資料としての価値もある。

そのスポンサーが、ダイドードリンコなのだ。
かみさんは、何とかこの番組を続けてもらいたいがために、
この会社の自動販売機を探し、
1本ずつだけれども買い続けている。

過疎化に伴い、今にも無くなってしまいそうな祭りも映していた。
その地域に根付いた生活があって、宗教が生まれ祭りを育み
その祭りが精神を支え、地域を支えていた。
祭りがなくなるとは、そこでの生活が崩壊したことを意味している。
そして都会に出た若者は、精神の支えを失っている。

祭りは大切なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい仕事

2013-04-20 00:31:42 | 人形について
中島誠之助さんのインタビューを目にした。
いい仕事とは?という質問に対して
「技巧が優れた品物ではないんです。
陶器で言えばもう一回見たい、触りたいという気持ちがわき出る品物です。
職人の気合が入っていて、まねできない、
そして職人が仕事から逃げていないことが伝わってくる三拍子そろった
品物です」

以前、絶頂期に作られた高麗青磁の壺を、手に取って見たことがある。
机に置いた瞬間に、壺から机を突き抜けるような根が生えたのではないかと
思わせるほどの鋭さが、その形にはあった。
その印象が強くて、もう30年ぐらい前の話にもかかわらず
今もその感覚を覚えている。
どこからこの鋭さが出てくるのか、
よく分からなかったが、
この言葉を読んで、なるほどと思った。

そしてこの言葉は、そのまま芝居にも置き換えられる。
三國連太郎さんが残念ながら亡くなられたが、
この人の演技は、
この言葉を具現化する数少ない役者の一人だったのではないだろうか。

私も人形遣いとして、少しでもこの言葉に近づきたいと思っている。

最後に中島さんはこんなことも言っていた。
「世の中の常として、
いい物は必ず浮かび上がり評価される時が来る」、と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする