江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

「チュモン」にはまってしまった

2010-10-31 23:12:13 | 日記
ドイツに行く前テレビの再放送を見出したら、面白くなってしまい、
ドイツ公演を挟んでDVDを借り、最後まで一気に見てしまった。

見始めたときどこの国の話しかわからなかったが、高句麗だろうとは想像できた。
すぐに数年前にあった中国と韓国との歴史論争を思い出した。
それを反映しての制作だったのではないかと思えた。
だから多少物語りにぶれがあっても、高句麗は朝鮮民族が建てた国だという強い
思いは変わらず最後まで一貫していた。
そしてこの作品は成功した。
新聞によると、イランでも高視聴率を記録したそうである。
道を歩いていた韓国大使館員が、「チュモンに宜しく」と言われたとか。
国連決議の経済制裁の最中にもかかわらず、韓国製品が売れてるという。
他の国でも高視聴率だそうだ。

どこが面白いか。
アクションがいい。
アメリカ国内ではスタントマンを使うような危険な映画は、もう撮れないそうだ。
それはドイツと同じ、「保険」が足かせになっているからだと言う。
その点韓国はのびのびと撮っている。
特に弓のシーンがいい。
ドイツ往復の飛行機の中で確か「ロビンフット」の映画をちょっと見たが、
弓のシーンが見ていられなかった。チュモンに比べると、軟弱過ぎるのだ。

そして役者が揃っていた。

翻って日本を考えると、しっかりした脇役がいなくなってしまったなと
つくづく思う。みんなが主役になっているから、芝居に締りがない。
そもそも監督以下スタッフが、余りにも芝居を知らなさ過ぎる。
2時間のサスペンスすら見なくなってしまった。
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羽田空港国際ターミナル

2010-10-30 22:56:47 | 日記
セキュリティが厳しい空港に常設の舞台、
しかも本格的な能舞台ができていた。
私たちのときは、その上にシートが敷かれていた。
客席は全員立ち見。

開業して1週間、それでも見物の人が絶えず、賑わいを見せている。
昼は年配者、夜は若いカップルが多いという。
「旅に出るなら、夜の飛行機」
というフォークソングがあったが、夜の飛行機を眺めるのも乙ということか。
スカイツリーもしっかり見える。

当たり前だが、セキュリティの厳しさは半端でない。
休憩時間が長くても、江戸の町並みをぶらつくには人の手を煩わせなければ
ならないので、事務室の一角にある部屋から出なかったが、その事務棟にも
警察官の姿が見えた。

裏を通ってステージへ。
各店舗とも裏は慌しい様子。
新しく食器を出しているところもあれば、従業員がしゃがみこんでいるところもある。
なかなか勝手が身に付かないのだろう。

ステージに出ると、結構な人が待っている。
何日か前に大きな獅子舞が出たとき、客席まで下りたら混乱してしまったという。
私たちも最後に客席に降りて観客の頭を獅子で噛む予定にしていたが、
ロープが張られ、それ以上前には出てはいけない、
もし混乱するようだったら、すぐに中止するようにといわれる。
ところが私たちの場合
獅子が小さいせいか実に整然と進み、何の問題も起こらなかった。
開店したばかりのショッピングモールといった雰囲気で
お客さんがうきうきしているから人形への反応もとてもよく、楽しかった。
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20代

2010-10-26 23:35:21 | 人形について
私が修行に入ったとき、人から
「人間の感性は20代で固まるから、今のうち磨けるだけ磨きなさい」
と言われた。
私はそれを信じ、これはと思えるものを見るチャンスがあれば
舞台でも展覧会でも足を運んだ。
東京での休日が年間で延べ2週間あるかないかの時である。
見たものに触発されてちょっとずつだけれども
ジャズダンスも習ったし、長唄の三味線と唄も習った。
そして何より遊んだ。
当然お金はなかったが、時間と体力はあった。
今思うと、よくあんな遊び方ができたなと思う。
修業の場では、師匠や先輩の言葉や仕草を頭に叩き込んだ。
先輩に言われた事がある。
「何でお前はそんなに焦っているのだ?」
別に焦っていたわけではないと思う。
でもそう見えたのだろう。

何故こんな話を始めたかというと、
クルム伊達が40歳の誕生日に勝利した事を受けて
40代のスポーツ選手を取り上げた記事を読んだからだ。
そこで取り上げられていたのは、ほかに工藤公康と三浦知良。
彼らが何故ここまでできるのか。
それは徹底した自己管理と、20代にトコトン練習して身体を作り上げたからだ
とあった。

中田英寿と近しい人から聞いた話。
彼が選手になったとき、彼よりうまい選手はたくさんいたそうだ。
でもその中で彼が実績を残せたのは、
精神力だという。
上記3人の自己管理能力の高さは、きっと精神力の強さから来るのだろう。

話がずれたが、
20代をどう過ごすかによってその後が変わる、といえるかもしれない。
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過保護な干し柿(6)

2010-10-25 21:51:25 | 日記
でも、こんなことは初めてだ。
朝起きると1個落ちていた。
洗って食べたら、あま~い。
しかしもうこれ以上落とすまい。
すぐにネットを買ってきてしまった。

そういえば一度完熟マンゴーというのをもらったことがある。
完熟して落下するマンゴーをネットで受け止め、すぐに送ったと言うもの。
これは流石に美味しかったが、
我が家の干し柿も、見た目はそれに匹敵してきた。

明日から食べだすので、定点観測はこれで終わり。
因みに柿一個の仕入れ値は、80円。
考えてみると、贅沢というか、道楽というか・・・
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色づきました 干し柿(5)

2010-10-25 00:40:54 | 日記
昔漫談のネタで
「柿が色づきました」
と手紙に書くところを
「姉が色づきました」
と書いてしまった   というのがありましたが、
こちらは正真正銘、柿が色づきました。
また、今日は一個も落ちませんでした。
でもへたが伸びているのがあって、
"へた"にいじれない
なんてへたなしゃれを考えたり。

お粗末
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