江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

12月のスケジュール

2015-11-28 01:19:25 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

12月5日(土) 上越おやこ劇場
 会場: 高田世界館
 開演: 19時 (開場は30分前)
 問合せ: 025-522-4384(上越おやこ劇場)

 会場の高田世界館は、104年ほど前に建てられたもの、
 現存する映画館で、最古のものとの事。楽しみです。
 一般の方もご覧になれます。

12月6日(日) 長岡おやこ劇場
 会場: アオーレ長岡BCホール
 開演: 15時(開場は15分前)
 問合せ: 0258-33-9368

 一般の方もご覧になれます。

12月14日(月) 江戸太神楽の会
 会場: 文京シビックセンター(小)ホール
 開演: 19時(開場は30分前)
 料金: 前売り 2000円   当日 2500円
 予約・ 問合せ:03-3813-6220(江戸太神楽保存会)

 江戸太神楽を伝承する丸一仙扇師匠一門会。
 寄席などでは見られない芸が楽しめます。

12月20日(日) 東北道上り線羽生PA 鬼平江戸処
 時間: 12時~、13時半~、15時~

 鬼平江戸処2周年記念。
 前日の土曜日は、殺陣のほか矢場やつまみかんざしの実演などもあります。
 
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沖電気のHPを紹介

2015-11-26 01:17:38 | 日記
先日の郷土の森でのイベントのレポートが
沖電気(株)のHPに載りましたので
ご紹介します。

http://www.oki.com/jp/phil/activity/2015/pt5_565.html

よろしければ、ご覧下さい。
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今年の紅葉

2015-11-25 00:41:52 | 日記


小石川後楽園での控室は、涵徳亭の和室を用意して頂いている。
例年そこから見える紅葉は見事で、
今年もそれを期待して行ったが、
色付いているのは写真のこの一本だけで、
後はまだ青々としていて、淋しいものだった。
ただ時折吹く風に、何の木かわからないが、黄色い葉が舞って
それはなかなかの風情を醸し出していた。

目の前に池があって、よくカワセミを見たのだが、
今年はいない。
珍しくヒヨドリがいたから近寄れなかったのかもしれない。
対岸は、いつもはツワブキの花が咲き誇っているのだが、
今年は今一つ、

この気候だもの、植物もつらかろう。
今日のニュースで、甲府の農家によっては、干し柿が全滅の所があると
伝えていた。
飯田の知人に電話したら、名物の市田柿を作っている農家が泣いていると
話していた。

ツワブキは、葉は蕗のごとく、花は菊のごとし。



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干し柿

2015-11-22 23:23:59 | 日記


今年もまた干し柿を作っている。
もう10年を超えた。
復興支援も考えて、ここのところは福島の柿を取り寄せている。
送料を入れても、東京で買うより安い!

東京で何回か買って仕込んだことがある。
何とか11月に購入しようとしていたが、
農協から、10月でなければ収穫時期を逸してしまう、と言われ、
1度だけ10月に仕込んだことがあった。
案の定暖かいのと、秋雨前線のお陰で
3分の1が腐ってしまった。

それで朝晩が冷え、またカラッと晴れ渡る日の多い11月に仕込むことにし、
福島から仕入れることにしたのだが、

今年は駄目!

10月並みの暖かさが続いた上、ほとんど晴れ間のない、湿度の高い日が続き
ついにカビが生えだしてしまった。

また柿を剥いていて気付いたのだが、
今年の柿は、水気が多い。
多分雨が続いていたためだろう、と思う。

今年は初めて2種類仕入れた。
味比べが楽しみだが、ともかく数が多い。
多過ぎて風が抜けず、カビが生えだしたかもしれない。
カビ対策に、ともかくカビの生えだしたのは拭いて、
全体にアルコールを吹きかけ消毒しようと思っているのだが、
この数である。
丸1日かかるだろう。
うちの柿を待っている人のためにも・・・

それにしても自然相手は、大変である。
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人形の不思議

2015-11-17 00:59:56 | 日記
大人しい子だった。
母親に、「噛んでもらいなさい」と優しく促されても
小さく頭を振る。
獅子を近づけると、小さくお尻をずらした。
目の前には、彼女には大きすぎるようなざるそばが置かれている。

余りしつこくすると、彼女、食べなくなるかな、

ここは羽生PA鬼平江戸処、
14日はあいにくの雨となり、屋内の食事処で人形を遣うことになった。
昼食時を過ぎても、意外と人が集まった。
獅子を遣い終えた後は、客席内を頭を噛んで回る。

その客席の一番奥に、彼女はいた。

手をいっぱいに上げると、獅子はテーブルの上に立った。
獅子が話しかける。
「頭、噛ませてくれない?」
彼女は獅子を見つめたまま、また頭を振った。
獅子が淋しそうにうなだれると
彼女はスーッと寄ってきて、頭を差し出した。
獅子は身を伸ばして、優しく頭を噛む。
「元気に、大きくなりますように」

ちょっと胸がドキドキした。
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