江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

今日の大道芸

2016-04-29 11:06:19 | 日記
大道芸人殺すのに、刃物はいらぬ
3日も雨が降りゃいい。

連休中の予定日はみな晴れの予報、
こりゃあ良いと喜んでいたら、この風。

今日は風が吹き荒れています。

申し訳ありませんが、
今日の旧吉田屋商店での大道芸は中止します。

ぬか喜びでした。
残念です。
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哀悼 戸川昌子

2016-04-27 23:23:57 | 日記
戸川さんが亡くなられた。
私の姉が、戸川さんの伴奏をしていたことがあって、
もう35年ほど昔の話になるが、
何度か『青い部屋』に行ったことがある。

その日は、
レースのような生地のドレスを、身にまとっていた。
あの顔とあのヘアスタイルで、
何とも不釣り合いな感じがしたが、
どうもそんな衣裳がお好きだったようだ。

お酒がまわったところで
「おいアカネ(姉の愛称)、始めるよ」
というと、フロアにぺたんと座り込んでしまった。
そして歌い始めたのは
「イレーヌの店」

この店で歌い踊り、恋を語る人もいるわ
この店で酒を飲んで、憂さを晴らす人もいるわ

けだるく歌う雰囲気が、この人にぴったりと合って
そしてシャンソンの持つドラマ性に魅せられて
若い私は、くらくらしてしまった。
だから今もその時の歌声が、耳に残っている。

この店では、もう一つ面白い経験をした。
歌手の名前はミエコさんと言ったか、もう忘れてしまったが、
彼女は、言っては悪いが、美人というタイプではなかった。
なんという曲名だったかも忘れてしまったが、
歌い始めたら、だんだんと彼女の顔が輝きだして、
美しくなっていったのだ。
こんな経験は、このとき限りだ。

戸川さんは、若い私から見てもチャーミングな人だった。
哀悼!
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5月のスケジュール

2016-04-27 00:29:38 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

5月1日(日) 上野桜木 旧吉田屋商店 大道芸
 時間:13時~16時

5月3日(火・祭) 上野桜木 旧吉田屋商店 大道芸
 時間:13時~16時

5月7日(土)、8日(日) ソウル友好祭2016
 7日(土) 開会式、パレード、サブステージ公演
 8日(日) メインステージ公演(1 or 2)
 時間など詳細は未定

5月22日(日) 羽生PA 鬼平江戸処 大道芸
 時間:12時~、14時半~、16時~

5月29日(日) 上野公園小松野宮像前 大道芸
 時間:14時~16時

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自然の力

2016-04-18 00:23:40 | 日記
今回の九州の地震を見て、
改めて自然の力を思い知らされた。
今回も専門家から
「予期せぬこと」 「記憶にない現象」
といった言葉が聞かれた。
科学的に究明し続けて欲しい。
ただ、科学を過信してはいけない。
天災は、予期せぬ形で現れるものと思うべきだ。
だからこそ、日本のような天災の多いところで
原発の再稼働はあり得ないのだ。

福島を回っていて、
除染が済んだといって人が少しずつ戻ってきている地区でも
元の生活には遥かに遠い現実を目の当たりにしてきた。
未来に、どういう郷土を残すのか問われているのだ。
意地を張っていてもしようがあるまい。

今日、東京は強風が吹き荒れた。
目の前のネズミモチノキは、枝が折れるのではないかと思えるほど
激しく揺れた。
でも折れなかった。
そして国東半島の両子寺の境内に生えていた木々、
岩をわしづかみするように根を張った木が何本もあった。
柔と剛、

人は、そこまでは及ばない。
だけど考えることはできる。

考えよう。

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山城

2016-04-16 23:58:56 | 日本の文化について


九州が大変なことになっている。
被災された方々は、
揺れる度に相当精神的な負担を感じておられることだろう。
心よりお見舞い申し上げるとともに、
少しでも早く終息するよう願っている。

熊本城が崩落した。
二の丸であったか、その前で人形を遣ったことがあるので
とても親しみを感じていただけに、残念だ。

写真は、熊本城ではない。
実は国東半島の、文殊仙寺というお寺の石垣なのだ。
まるでお城。
そう思っていたら、実際そうだったらしい。
国東半島は、黒田官兵衛やら大友某やら
いくつもの武将が攻めたところだそうで、
寺は本陣に使われ、畢竟山城のようになっていたのだそうだ。
これは成仏寺のご住職の話。
文殊仙寺だけでなく、両子寺(ふたごじ)でも見られた。
成仏寺の裏の山にもあるそうだ。

熊本だけでなく大分でも大きな地震があった。
震源地は国東半島の近く。
古要神社のある中津市に避難勧告が出た。
被害がこれ以上広がらないよう祈るばかりである。
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