今、東京ステーションギャラリーで行われている
藤戸竹喜(ふじと たけき)展に行ってきた。
旭川に生まれ育った私にとって
熊の木彫りは見慣れたものだった。
ところが彼の木彫りは、
ただ単にリアリティーの追及と片付けられないものがある。
見ているうちに、熊の体温を感じてくるし
木彫りにもかかわらず
毛の柔らかさを感じ、
思わず触りたくなってしまった。
きっとそういう人が多いのだろう、
とにかく監視員が多かった。
オオカミに育てられた少年の話しという
木彫の絵本のようなものもあったのだが、
全部見終わったときに、
何か一編のドラマを見終えたような感覚に陥った。
それは遺作になった作りかけの熊が
作りかけにもかかわらず妙に存在感があったからかも知れない。
8日間の公演の後で、二人とも身体が重かったが、
心が満たされ、来て良かったとつくづく思った。
図録を購入したが、
写真では、あの皮膚感は出ていなかった。
是非見て欲しい。
26日まで。
藤戸竹喜(ふじと たけき)展に行ってきた。
旭川に生まれ育った私にとって
熊の木彫りは見慣れたものだった。
ところが彼の木彫りは、
ただ単にリアリティーの追及と片付けられないものがある。
見ているうちに、熊の体温を感じてくるし
木彫りにもかかわらず
毛の柔らかさを感じ、
思わず触りたくなってしまった。
きっとそういう人が多いのだろう、
とにかく監視員が多かった。
オオカミに育てられた少年の話しという
木彫の絵本のようなものもあったのだが、
全部見終わったときに、
何か一編のドラマを見終えたような感覚に陥った。
それは遺作になった作りかけの熊が
作りかけにもかかわらず妙に存在感があったからかも知れない。
8日間の公演の後で、二人とも身体が重かったが、
心が満たされ、来て良かったとつくづく思った。
図録を購入したが、
写真では、あの皮膚感は出ていなかった。
是非見て欲しい。
26日まで。