江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

人形衣裳

2009-07-31 00:32:20 | 人形について
今年はよく人形の衣裳を縫っている。
これまでに5体分と、小道具としての羽織を1着縫った。
これからも多分3体分は縫うだろう。
今年、こんなにも縫い物をするとは思わなかった。

それだけ暇なのかもしれない・・・・

新作を手掛けたこともあるが、実はいつも遣っている人形の衣裳の
痛みが激しくどうしようもないところまできていたのだ。
縫い物に慣れ、面倒臭くなくなったことが大きいのだが、それに
加えて縫い物にかかる時間は随分短くなったと思う。
要は慣れなのだろう。
慣れると、衣裳の柄合わせも余裕を持ってかかれるようになるから
不思議だ。
また人形の動きやキャラクターによって寸法を変えることを覚えた。

着せるときが一番楽しいのかもしれない。
考えたとおり人形の姿が美しかったら、こんなに楽しい事は無い。
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8月のスケジュール

2009-07-27 23:42:34 | 日記
ここには一般の方がご覧になれるものを書いています。

8月6日(木)~9日(日) いいだ人形劇フェスタ(長野県)
 6日(木)20時半~ 文化会館1F展示室 「かみなり」を中心にした演目
 7日(金)13時~  黒田人形浄瑠璃伝承館
 8日(土)9時半~  南条田中八幡宮
    14時20分~ アップルタウン中央通2
    17時20分~ アップルタウン銀座3
 9日(日)10時~  千栄小学校体育館
    14時半~   セントラルパーク

8月10日(月) 喜多方発21世紀シアター(福島県)
    10時~    れんが
    15時10分~ 喜多方プラザ小ホールロビー

8月21日(金) 日テレアートダイドウゲイ
    詳細は未定です。

8月23日(日) 松本大道芸(長野県)
    詳細は未定です。

8月29日(土) 上野公園・下町風俗資料館 大道芸
    14時~16時

8月30日(日) 上野公園・下町風俗資料館 大道芸
    14時~16時
 下町風俗資料館は、8月からヘブンアーティストの活動場所に加わります。
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7月26日 柴又帝釈天

2009-07-26 22:34:17 | 日記
暑い。34度ぐらいになったそうだ。

以前、熱中症になった事がある。
まだ大道芸に出始めた頃に、盛夏に出たらどんな反応が出るだろうと
やってみたら、二人とも何日も体から熱気が抜けなくて、だるくって
仕様がない。それ以来自主的に猛暑の中に出るのはやめた。

今日は水分をたっぷりとって、陰で充分休みながらやったので熱中症
にはならなかったが、足の裏が・・・・

人形を遣う直前にシートを敷いて始めるのだが、これがすぐに灼けて
熱くって仕様がない。
かっぱ橋などのようにアスファルトの上だともう耐えられない。
以前やけどしたことがある。
うちに帰って何か変だなと思って見たら、足の指の間にいくつも
水ぶくれができていた。

今日は下がまだ土だから、じっとしていると冷めてくるのだけれども、
私は動き回るから、だんだんと足の裏が、特につま先がひりひりしてくる。
足袋の裏を水で濡らしてみた。
焼け石に水とは良く言ったものだ。

ふと猫を思い出した。
三味線を弾くと猫が踊り出すと言う芸。
猫を仕込むのに、焼けた鉄板の上に猫を置いて、猫は熱いから踊っている
ように動く。
そこに三味線を鳴らすと、条件反射で踊るようになるというのだ。
私は猫かもしれない。

いやいや

うちに帰って衣裳を見たら、白くしおを吹いていた。
私は鯨か。
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7月25日 柴又帝釈天は

2009-07-25 10:29:44 | 日記
残念ながら中止します。
ちょっと風が強すぎますので。
申し訳ありません。
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舞台が遠い

2009-07-24 23:17:33 | 劇評・他
ここのところ滅多に芝居を見に行かなくなってしまった。
わくわくする、元気をもらったと言う経験がなくなり、却ってエネルギーを
吸い取られる感じがするからだ。

そしてもう一つ、どんなに小さな劇場でも客席から見て舞台が遠くに感ずる
ことが多くなったからかもしれない。

先日知り合いの舞台を見た。
ベテランの知り合いが若手を率いて10周年、その記念の公演だった。
若手が随分上手くなったと思う。
確かにテクニックは付いたと思う。
でも、芝居が届いてこない。
芝居に引き込まれること無く、最後まで他人事だった。
舞台が遠くに感じたのだ。

この感じはこれまでに度々経験してきた事だ。
その度に「舞台に掛けるとはどういうことだろうか」と自問している。

演劇にしろ人形劇にしろ、大衆的な娯楽から離れてしまって久しい。
それは何からきているのだろうか、いつも考えている。
テレビやゲームなど娯楽の対象が多岐に渡るからといわれるが、
それは逃げの言葉にも思える。

いろんなことを考えるが、常に自分に返ってくる。
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