江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

7月のスケジュール

2009-06-27 22:19:13 | 日記
ここには一般の方がご覧になれるものに限ってお知らせします。

7月5日(日) かっぱ橋七夕祭り・大道芸
 かっぱ橋本通りで12時過ぎ、パレードが通過してから遣い始めます。
 場所や他の出演者など詳細は未定です。

7月18日(土)、19日(日)
 第24回文京朝顔・ほおずき市
 会場は伝通院(小石川3-14-6)と源覚寺(小石川2-23-14)
 を中心にした一帯
 詳細は未定

11,12,25,26日は、柴又帝釈天に出るかもしれません。
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挨拶

2009-06-27 12:39:48 | 日本の文化について
「日本人は何故『さようなら』と別れるか」(ちくま新書)を読んだ。
読み終えるのに時間がかかってしまったので、ここに内容をまとめるのは
かなり難しい。
『さようなら』と言う言葉に込められた日本人の意識を追及した哲学書に
なっている。この言葉は、「そうならなければならないならば」と言う
必然と、未来へつながる思いと不可避を受け止める諦念を併せ持つと言う。

私はこの本を読みながら、「お早う」「こんにちは」「こんばんは」と言う
日本の挨拶の言葉が離れなかった。
何年も前になるが、私はこれら挨拶の言葉が翻訳されてできた言葉だと
思ったことがある。中国語や朝鮮語にない言葉だからだ。
でも考えてみると、これら挨拶の言葉のあとに省略されている言葉がある
ことが判る。
「お早いお出でで」
「こんにちは生憎の雨模様で」 などなど・・・
つまり、時候の挨拶の省略なのだと思った。
日本人は無自覚のうちに、どんなに偶然の出会いであっても時候の挨拶に
始まって、必然の別れの挨拶をしていることになるのだろうか。
これは手紙と同じなのではないか。
手紙と同じならば、「こんにちは」と「さようなら」の間に何かの展開が
ある。
展開とは会話の場合、相手を思いやる事なのかもしれない。

「さようなら」と言う言葉から、ついこんなことを考えてしまった。
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演劇に関して

2009-06-24 23:42:43 | 日本の文化について
演劇関係者の対談を読んでいるうちに、なんかとても違和感を覚えた。

変な言い方かもしれないが、余りにインテリで、大衆から遊離しているような
そんな感じを受けてしまったのだ。

現在の演劇状況に違和感を覚えたのは、90年代の後半だった。
だんだんと海外研修を経験した演劇人が増える事で、何かとカタカナの言葉が
氾濫するようになった頃だった。
ストレートプレイ、ロールプレイ、ドラマリーディング・・・なんのこっちゃ!
ドラマリーディングを見た。
本読みとどう違うのだ?
本を持ったまま身体を動かすというドラマリーディングを見た。
立ち稽古とどう違うのだ?
中途半端だ。
それでまともな金額を取るなら、観客に失礼だ。
でも演劇関係者は、時代の最先端を行っているという気になっているらしい。

対談の話の戻ると、演劇のリーダーは、誰に自分の創った演劇を見せようと
しているのかが、曖昧になっているように見える。
評論家だったり、新聞記者だったり、演劇賞の選者だったりしていないか。
テレビのディレクターだったり、プロデューサーだったりしていないか。

わざわざ足を運んでくれる観客にとって、見ているときが"ハレ"のときで
なければいけない、と私は思っている。
出来、不出来はあるだろう。
実力不足もあるだろう。
でもそれを越えるものがあると、私は師匠から学んだ。
理屈や舶来物だけでは、"ハレ"のときは生まれない。

それにしても人形劇界はどうだろう、論客は一人もいないと見える。
趣味の世界の人と、それを職業としている人との差がハッキリしない。
こちらはこちらでもっと大きな問題を抱えているようだ。
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ヴィルマレーシャル(1)

2009-06-22 23:26:49 | 09年 フランス・ナンテール大道芸
ヴィルマレーシャルの宿泊先は、シルクバロック主宰のタゲさんの自宅。
6月に3部構成の新作を発表、その稽古は2月から始めたそうだが、
この母屋の隣に大きな敷地があって、座員はそこにキャンピングカーを
乗り入れ、泊り込んだとか。
パリから車で1時間ほどのところで、これほどの土地が得られるとは。
多分日本では考えられないほど安い買い物だったのだろう。
羨ましい。
ただ、ただ羨ましいと思った。
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ヴィルマレーシャル(2)

2009-06-22 23:22:59 | 09年 フランス・ナンテール大道芸
タゲさんの自宅の2階。
この部屋だけでも我が家が3つほど入りそうなのに、
隣にも同じような部屋がある。
屋根までが遠い。
プラノアの目黒君が、ジャグリングの稽古を始める。
どんなに高く上げても屋根に届かない、そんな感じだった。
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