Global Goal Unite for Our Future

このなんとも言えない感動はどこから来るのだろう。
コロナ、そして人種差別の問題を正面から取り上げ
コンサートが開かれる。
ジェニファー・ハドソンが運河を航行する船の上から
”Where Peaceful Waters Flow" を唄うのを皮切りに
フォー　ラヴ　クワイアが間隔を意識しながら格好よく
"Freedom"とつづき
何人かあった後
アッシャーは"I Cry"を反人種差別のデモをダンスに取り入れ
意表を突くエンディング、などなど
そして合間には
歌手や俳優、コメディアンが、そしてビル・ゲイツが
マクロン、メリケル、ジョンソンが
未来に向けて意見を表明していく。
歌が良いだけでない、
映像が素晴らしく、ぐいぐい引き込まれる。

ＴＢＳとフジテレビの共同企画。
４人の日本人の案内人が余りにも意識の低さを出していて
聞くに堪えられなかったのが、玉に瑕だった。
でもよくぞ放送してくれた。有難う。

コロナだけでない、今バッタがひどい。
サバクトビバッタだけでなく、
アルゼンチンからパラグアイ、そしてブラジルと
イナゴの大群が襲っているという。
襲われた地域の作物の８割が食べられてしまうという。
飢餓や貧困がその地域にとどまらず、
必ず我々の生活に関わってくる。

そして今までの状況を変えて行く為にも
選挙に行こう。
番組でも言っていたが、
投票することが、まずは変えていくことの第一歩なのだ。

聴くということ

「肌で聴く」と言われた。

その人は、
耳には聞き取れない超高周波音も肌は感じている
それはヘッドホーンでは味わえないものだという。
しかもいろんな効果があるとはネットに出ていたが、
それはともかく
大道芸に出ていると
そこの空間の広がりを
肌で感じていると気付く時がある。
そこで感じているのは、
”音”だけではないのかもしれないが。
先の言葉を聞いたとき、
私は大道芸の感覚を思い浮かべていた。

「目で聴く」と言われたこともある。
オーケストラの演奏をホールで聴くとき
聴きたいパーツを見ると、その音が大きく聞こえるというのだ。
試みたことがある。
２階席の一番前に座り、始まるのを構えていたが
なんと目の前の手すりが邪魔して
オーケストラがよく見えない。
会場が悪すぎた。

ちらしずし

先日美味しいしめ鯖が入ったので、ふと思い立って
ちらしずしを作ってみた、というコラムを読んだ。

入れたのはほかにサーモン、キュウリ、ゴマ、シソ、みょうが、
赤カブ漬け、
沢山の種類が混じり合って出来上がる、完璧な味、
ちらしずしって宇宙みたい、と結んでいた。

今の若い人の中には、おかずを一品ずつ食べ切っていき、
最後に白いご飯だけ食べると言う人がいるが、
私なんかはおかずを口に入れたら、
少し噛んでまだ残っているところにご飯を入れて、
口の中でちらしずし状態を作っている。
おかずをご飯の上に乗せて一緒に口に運ぶこともある。
ブラジルの大衆食堂は、
ワンプレートと言って一皿にいろんなものを載せて
最後にヘイジョアーダという豆などを煮たものをかけて
食べるのだが、（これが美味しい）
これもちらしずし状態だと言っても良いだろう。

口の中に作る多様性。
人は本来多様性の中で生きてきた。
混じり合うことで生まれる完璧な味を求め認めるように
肉体は多様性を認めているはずだ。

ところが政治の世界は違うと見える。
今の自民党は、中国共産党や朝鮮労働党とどう違うのだろうか。
多様性を排除して、
トップの意見に唯々諾々するだけの議員たち、
だから審議中に関係ない動画を見る議員が出てくる。

野党もしかり。

政治の世界に多様性を作り出すため、
衆院選の選挙区を中選挙区に戻してはどうだろうか。

世界中で黒人差別反対のうねりが大きくなっている。
多様化ではなく、改めて多様性を認める時代になってきている。
世の中のちらしずし化。

艶

いつもなら初夏は東京を離れる機会が多い。
昨年は2週間ばかり南米に行っていたから
我が家のベランダの鉢植えのほとんどが虫に喰われていた。

ところが今年は、昆虫が少ない。
ナミアゲハも、いつもなら何頭も見かけておかしくないのだが、
今年は1頭だけ、しかも卵を産まずに去って行ってしまった。

また水やりを、鉢の状態をいつも見てやっているから
葉が茂ること！！

萩の葉が美しい。
こんもりと茂った様子を見ているうちに
色気がある
と感じている自分に気付いた。

今年はいつもは気付かない自分に出会えるので、
結構楽しい。

虫干し

人形の重さをはかる必要ができ、
丁度良い機会と虫干しすることにした。
長くトランクに入れっぱなしにしていると
どうしても衣裳にシワができてしまう。
3月18日以来外に出していなかったので、
相当嫌なシワができているかと思ったら
思いの外きれいだった。

人形って不思議なもので、
長く閉じ込めていると、やはり暗い顔になり、
外に出してやると、晴れ晴れしい顔になる。
案の定皆いい顔になった。

信頼のおける戦友たち。

今一番気になっているのは
各地に残る民俗芸能たち。
とりわけ後継者問題を抱えているところは、
祭りや公演など発表する場はもちろん
稽古すらできないと、
後継者を維持することが難しくなっているのではないか、
そんな心配が取り越し苦労であればいいのだが・・・