江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

珍客

2022-06-26 00:10:45 | 日記
今日は我が家に大きなカミキリムシが飛び込んできた。

我が家は風通しが良いから、
今日のような暑さでもクーラーは使わず
窓を開けている。
結構涼しいのだ。
だから、いろんな虫が飛び込むのは勿論、
ウグイスやヒヨドリまで飛び込んできたことがある。
ある時はヤモリがのそりと入ってきた。

カミキリムシは触角が立派だ。
顎に気を付けながら捕まえてやろうと、
それを楽しみにシャワーから出ると、
もう姿が見えなかった。
わずか数分のことだったのだが。

以前にも書いたが、
ミンミンゼミが飛び込んできたときは閉口した。
映画の丁度良い時にミンミン鳴きだして、
いや、あれは部屋の中で聞くものじゃない!

先日ある蔵に入った。
いろいろ資料を見せてもらっていると、
ふと2階の窓の格子に何かついているのに気付いた。
よく見ると、コウモリのミイラだった。
窓からの隙間風を感じながら、
自由に飛び回っていたわが身を思っていたのだろうか。



あのカミキリムシは無事飛び出したであろうか。
ちょっとだけ捕まえてみたかった。
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ツバメとセミ

2022-06-16 19:14:05 | 日記
6月5日は2年半ぶりの鬼平江戸処での大道芸。
古巣に戻った懐かしさがある。
ただ違うのは、舞台側に結界が敷かれていること。
手探りの中での再開なので、仕方がないと言えばそうなのだが、
やはり違和感が残る。

でもそれを和らげるものが。

何とツバメが頭上を飛び交っていた。
今まで見たことがなかったので、
コロナの間に巣をつくるようになったのであろうか。
我が家に来たツバメは3日で姿を消して、
淋しい思いをしていただけに、
これは嬉しい変化だった。

その後旭川の実家の墓参りに行ったら、
山に囲まれているせいか、
エゾハルゼミがうるさいほど鳴いている。
ヒグラシに似ているが、あれ程強くはない。
東京が梅雨入りしたと聞いたが、旭川は天気が良くて、
かみさんが花を活けている間
私は日差とセミの声に包まれて、
ぬくぬくと幸せな気分に浸っていた。
よく聞いていると、
ヒグラシに似た鳴き声の中に時々キリギリスのような
ギーッという鳴き声が聞こえる。
樹上から聞こえるのでキリギリスではなさそうだ。
鳥の鳴き声とも違うようだ。
あれは何だろうか。
木の下に行って上をのぞきながら蝉の姿を追ったが、
あの「昆虫、凄いぜ」の香川照之ですら難しかったのだから
私にできるはずがない。
墓地から出ると、ぴたりと鳴き声が消えた。
見事な棲み分け。

東京に帰っても、まだ耳の奥にセミの声が残っている。
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飛鳥4 聖林寺、談山神社そして法隆寺

2022-06-04 00:04:43 | 日記
翌日は聖林寺から回る。
ここには有名な十一面観音がある。
元は大神神社の神宮寺の本尊だったのが、
明治維新の神仏分離で移されたそうだ。
和辻哲郎、白洲正子が絶賛したという観音様を
この機会に拝もうと尋ねたら、
何と観音堂の改修工事で秋まで観られないとのこと、残念。
しかしご本尊は石造りの地蔵菩薩、何とも素朴なお顔立ちで、パチリ。



その後談山神社に向かう。
最も神社に近い駐車場はその日クラシックカーが大集合するとかで
一番下の駐車場に止めてしまった。
そこから階段などを使って昇っていくのだが、
不覚にも最初の階段で息が切れてしまった。



ここは明治維新の神仏分離令で仏教関係のものを移してしまうのだが、
建物だけは仏教様式のまま残されている、珍しい神社。
ここに興味を持ったのは、
廃仏毀釈でどういう対応をしたのか少しかじったこともあるが、
実はここの祭りのお供えを創るところをテレビで見て、
実際に見てみたいと思ったことが大きい。
ここにあるものは色を付けたお米を一人の人が並べ、積んで作っていく。



他は木の実などを積み上げている。



ここの参道で奈良漬けを買う。
これが美味かった。

そして長谷寺に行くか室生寺に行くかという話になって
かみさんのリクエストにこたえて法隆寺に向かうことになった。
これが大変だった。
ともかく主だった国道が大渋滞になっていて、
全然近づけない。
そこでえいやって、思い切って脇道へ。
ナビゲーターを持たない我が愛車は
ただ私の勘の働くままに走るが、
まだレンゲが広がる畑があったり、
結構目を楽しませてくれる。

そしてやっとのことに法隆寺に辿り着くが、
中宮寺はもう閉まっていた。



その前に来たのは35年程前か。
境内を前に、こんな雰囲気だったかなと、違和感を感じていた。
世界遺産になってきれいになり過ぎたのだろうか。
遠い存在になってしまった。
救いは屋根を支えている邪鬼たちだった。



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6月のスケジュール

2022-06-01 23:14:01 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

6月5日(日) 鬼平江戸処 大道芸
 時間: 12時~、14時半~: 16時~
 会場: 東北道上り線羽生SP鬼平江戸処・中庭
   2019年12月以来です。
   まだ手探りの状態のようですが、
   何とか定着できると良いですね。
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