江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

9月のスケジュール

2017-08-28 21:16:13 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

9月2日(土) 上野公園・すり鉢山 大道芸
 時間: 14時~16時
     (雨天は中止)

9月16日(土) 上野桜木・旧吉田屋商店 大道芸
 時間: 13時~16時
     (雨天は中止)

9月18日(月・祭) 上野桜木・旧吉田屋商店 大道芸
 時間: 13時~16時
     (雨天は中止)

9月24日(日) 鬼平江戸処 大道芸
 時間: 12時~、14時半~、16時~
 場所: 東北道上り線・羽生PA内 中庭
     (雨天は屋内に)
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怒涛の夏が終わる

2017-08-28 00:05:22 | 日記
函館から声がかかった時、
旭川に帰って、両親が世話になっている施設で人形を遣おう
そう閃いたがために、
この夏は恐ろしく忙しい時を過ごすことになってしまった。

しかも公演地によって稽古の必要な演目を2つも入れたものだから
東京で落ち着く暇がなかった。

だからこまめに洗濯せざるを得ず、
旅先にいてはホテルの洗濯機をほぼ毎日借りて、
東京にいてもコインランドリーのお世話に。
その役は、機械が苦手なかみさんに代わってわたし。
車の走行距離も4500㎞を越えた。

この週末の3日間は、
羽田空港国際線ロビーの能舞台で「江戸舞台」に出演。
3日間とも江戸太神楽の丸一仙翁親方とご一緒し
お陰で楽しく過ごせて、とても助かった。

8月になる前に「酔いどれ」と「かっぽれ」の
カシラと衣裳を新しくしたのだが、
遣い込んでいくうちに改良したところに不具合が見つかったり、
函館で濡れたしわ寄せが
まさしくしわとなって表れてきたり、
音響や照明の機材もメンテナンスが必要となってきたり、
どうも9月ものんびりはできないようだ。
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都鳥

2017-08-22 23:03:54 | 日記
喜之助フェスティバルには、「黒髪」に替えて
「都鳥」を持っていった。
この曲は長唄で、「黒髪」に比べて動きが数段に多くなるのだが、
この踊りを手に入れたことで、「黒髪」の動きが良くなった作品だ。

「都鳥」は2年振りということもあって新鮮だったうえ、
振りの中で発見することが多く、
遣っていて楽しかった。

「都鳥」は長唄で私の好きな曲の一つであるのだが、
踊ってみると、つくづく名曲だとわかる。
こういう言い方は変かもしれないが、
どんどんこの作品に惚れ込んでいく。

「黒髪」の季節は冬、「都鳥」は夏、
あと春と秋の作品ができればと思っている。
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函館

2017-08-17 00:40:13 | 日記
函館を訪れるのは、何年振りであろうか。
確か中学校の修学旅行以来だから、47年ぐらい前になるのだろうか。
函館山に上ると、確か洞窟のようなところがあって、
その中で着ていたコートの裾をバサバサと、
蝙蝠の羽音のように音を立てていたら、
女性たちに非難されてしまった、
そんなバカみたいなことを、よく覚えている。

ここには子供歌舞伎があって、
私はたまたま<封印切り>を見たのだが、
それが実に良かった。
それを公演の冒頭に話したら、
随分空気が和んで、
それだけ市民に親しまれているのだろう。

それにしても、函館は寒かった。
それまで飯田や喜多方を回り、暑さに慣れ親しんでいただけに、
この寒さは半端でなく身体に堪えた。

しかも4日間とも、”雨”。
函館山の中腹が会場だから、
湿気が山を上がってくるのが分かる。
人形の糸や衣裳が湿気を吸って、重くなるし、
糸の滑りが悪くなる。
宿に帰ってから人形にドライヤーをかけたのは、
これが初めてだった。

こんな経験も面白いし、
新たな出会いもあって、なかなか面白かった。
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