沖縄での初日、舞台のセットに人形の糸がひっかかってしまった。
そのセットはススキの造花で、
フローラルテープという、紙に糊を染み込ませたもので作ってあるから
すぐにとれるものと糸を振るように引っ張ったら
逆に喰い込んでしまった。
アドリブで場をつなぎながらなんとかほどこうとするが、
片手で何とかしようとしても、何ともできず
結局相方で出演しているかみさんに手板を持ってもらって
両手を使うと程なくほどけ
すぐに自然と芝居に戻ったのだが、
観客は大喜び、その後も大いに盛り上がった。
トラブル中、不思議なことに焦るとか、緊張することがなかった。
考えてみると
今まで結構トラブルに見舞われている。
大道芸ではいつも何かあると思った方が良い。
『酔いどれ』は振袖になっているので、
ちょっと風が吹くと、袖が風に持って行かれ、
お酒が飲めなくなってしまう。
獅子もそうで、しっぽが振れなかったり、
見得を切ったらそのまま風に流されたり
いろんなことが起こる。
その時大切なのは、芝居の意図。
そこさえ腹の中でしっかり持っていれば
振りを変えたり、アドリブを入れてもぶれることは無い。
こんなことができるようになったのも、
大道芸のお陰だろう。
トラブルに本当に強くなったと思う。
そのセットはススキの造花で、
フローラルテープという、紙に糊を染み込ませたもので作ってあるから
すぐにとれるものと糸を振るように引っ張ったら
逆に喰い込んでしまった。
アドリブで場をつなぎながらなんとかほどこうとするが、
片手で何とかしようとしても、何ともできず
結局相方で出演しているかみさんに手板を持ってもらって
両手を使うと程なくほどけ
すぐに自然と芝居に戻ったのだが、
観客は大喜び、その後も大いに盛り上がった。
トラブル中、不思議なことに焦るとか、緊張することがなかった。
考えてみると
今まで結構トラブルに見舞われている。
大道芸ではいつも何かあると思った方が良い。
『酔いどれ』は振袖になっているので、
ちょっと風が吹くと、袖が風に持って行かれ、
お酒が飲めなくなってしまう。
獅子もそうで、しっぽが振れなかったり、
見得を切ったらそのまま風に流されたり
いろんなことが起こる。
その時大切なのは、芝居の意図。
そこさえ腹の中でしっかり持っていれば
振りを変えたり、アドリブを入れてもぶれることは無い。
こんなことができるようになったのも、
大道芸のお陰だろう。
トラブルに本当に強くなったと思う。