江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

あさまやま

2017-06-28 18:52:48 | 日記
朝熊山と書き、
音として全国にある浅間山と関係があるのかと思ったが、
あさくまが詰まったのだそうだ。

お伊勢参らば朝熊(あさま)をかけよ、
朝熊かけねば片参り

こう伊勢音頭に唄われている朝熊山の金剛證寺に詣でてきた。



伊勢の友人から塔婆の話を聞いて興味を持ったのと
やはり片参りにならないようにとの思いからだった。

奥の院まで足を延ばすと、
そこは塔婆の列、
朽ちて倒れたものもあり、
墓は不要と思っている私たちには、
こういう朽ち方も良いかと思ったが、
実はお墓は別にあって
人が亡くなると、伊勢の人は2,3日のうちに塔婆を立てるのだそうだ。



ところが話題はそこにとどまらず、
この塔婆も”金次第”となっているとのこと。
私は目にしなかったが、
お布施の金額が描かれているとか、
塔婆の商品見本があって金額が書かれていたりして、
生臭いところがあった。



このお寺に上がる階段のそばに小さなお地蔵があって、
その名もそのものずばりで、印象に残った。





それにしても展望台から見えた伊勢湾は、きれいだった。

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気になること

2017-06-27 18:22:36 | 日記
髪結いがボソリと話しかけてくる。
豊洲だろうが築地だろうが、どっちだって構わないんです。
何故豊洲に決まったのか、まだ何もわかってないですよね。

確かに言うとおりだ。
考えてみると、誰も突いていないことがあることに気付いた。

誰が儲けたのか。

それは東京ガスだろう。
土壌汚染が発表されれば土地の価格が下がるから
早く契約しよう  と、都が言ったと新聞にあった。
東京ガスは売りたくないと言ったとされるが、
そう言えば火の粉はかからず、
都側で責任を曖昧にすれば・・・・
まさに今その状態になっている。
もちろん東京ガス側から裏金をもらった人がいるはず・・・

私が気になるのは、
女性が強姦され、その犯人に裁判所から逮捕状が出されていながら
上からの圧力で握り潰されたという事件。
強姦したのが、首相の友人のジャーナリストだという。
ここでも官邸の力だ。
逆に、気に食わない人には罪をでっち上げることも
できるということ。
現に辺野古移転反対闘争のリーダーが、
不当にも何か月も拘留された。
”共謀罪”が施行されれば、公安は特高のように動くのであろうか。

それにしても、またもや強行採決である。
このままでは民主主義は名ばかりになり、
汚職・腐敗は進行するだろう。
カケだ、モリだというのは、その始まりにしか過ぎないと思われる。

都議選が始まった。
民主主義を破壊する政府・与党には
決して投票しまいと思う。
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リンさん

2017-06-18 23:57:06 | 日記
サンディエゴの最終公演、日本庭園での公演が終わった後
メリー・ジョンソンさん宅で打ち上げをするという。
バラシに彼女も動いているので、
打ち上げのパーティは、彼女に相当の負担をかけるだろうと
心配していたら、
野菜をザクザク切ったサラダと、
自分で作るハンバーガーで、
ハンバーガーに挟む肉を焼く間、
私たちはベランダに出てワインを楽しんでいた。
実に簡素で、質素だったが、
これで十分だった。

みんながテーブルに着いたとき、
小学校担当だったリンさんからプレゼントを手渡された。
一つは地球上の不思議な地形を写した素敵な写真集で、
もう一つは、
なんとアメリカの石器を集めた標本箱だった。



リンさんは、学生時代に考古学者を目指していて、
自分で発掘したものだという。
私は、府中郷土の森博物館に行くたび、
そこの売店で売られている黒曜石の矢じりを見ては
買おうかと迷うくらい
石器に対してロマンを、常に感じていた。
だから石器類を見た途端、
私は声を詰まらせてしまった。

真ん中にあるのは、石のナイフであろうか。
実際に握った時、
どんな感触であろうか。
なんかもったいなくて、
箱を開けることすらしていない。
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東福寺

2017-06-17 23:44:08 | 日記
吉衛門の鬼平犯科帳で最後に流れるタイトルロールの背景で
紅葉のきれいな建物が気になってしようがなかった。
それが最近になってやっと東福寺だとわかった。
たまたま大阪での仕事があったので、
その帰り、ちょっと贅沢して京都に一泊、
東福寺に行ってきた。
京都の友人に久しぶりに会いたかったし、
アオモミジもきれいだと聞いていたので。



それにしてもアオモミジとは変な言葉だ。



確かにモミジがすごい。
もともと桜が植えられていたらしいが、
花見に人が多く集まり、お坊さんの修業の妨げになるからと
あるとき全部切ってしまい、代わりにモミジを植えたのだそうだ。



ここは方丈にある重森三玲の作った庭園が有名なのだが、
テレビで詳しく見ていたせいか
私には鬼平で映っている通天橋の脇の庭の方が
木漏れ日が素敵だったこともあって
心が和んだ。



東福寺の塔頭の一つ、芬陀院に寄る。
ここは雪舟の庭と銘打っている。
茶室の丸障子から見える庭は、
遠くに見える竹林の風に揺れるさまが美しく、
しばし見惚れていた。



そして
苔むした庭に映った木漏れ日に、目が留まる
浮世離れした空間が、そこにはあった。

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インディアン居留地

2017-06-16 01:00:48 | 日記
不思議な話である、
インディアンは、賭け事に強いのだそうだ。
だから政府は居留地にカジノを作ることを許している。

私の居留地を訪ねてみたいという希望をかなえるべき
メリー・ジョンソンさんは車を、バロナに走らせた。
始めに小さな博物館に入ったが、
ほどなくかみさんが「いるでしょう」と俯きながら小さく言うと
そそくさと外に出てしまった。
何がいるのかとあちこち探すと、
高い天井に近いところに
4mは優にありそうなガラガラヘビの標本が2本も飾られてある。
解説を読みと、
カリフォルニアは1年中温暖のため、
蛇は冬眠することが無く、大きくなるとある。
メリーさんの馬は、
歩いていてガラガラヘビの存在がわかるのだそうで、
しかも寝ているか起きているかもわかって、
ちゃんと避けるのだそうだ。



昼食は、安くて美味いとの評判を聞いて、カジノに行ってみた。
迷子にならないように4人固まって動いたが、
とても落ち着いて食事する雰囲気はなく、
早々に退出した。
確かに流行っているらしく、ひっきりなしに車が入ってくる。
しかも中国やフィリピンの人が多いらしい。
だから看板も中国人が喜びそうな看板がかかっている。
この雰囲気は、日本に合わないと思うのだが。





ミッション系の教会があったので、寄ってみた。
マリアを祀った小部屋が脇にあったので覗くと、
顔はインディアン系になっていた。



道を脇にそれたところが放牧場になっていて、
牛がのんびりと草を食んでいた。

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