江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

彼岸花

2019-09-30 23:59:04 | 日記
今年も彼岸花が咲いた。
毎年ほぼ9月25日当たりに咲きだす。
どんなにその年の気候がおかしくても、だ。
律儀な花だと思う。
このまま温暖化していっても、
10年後、20年後、30年後も9月25日当たりに咲くのであろうか。



やぶ蚊の猛襲に会いながら10本ほど採って、
買ってきた秋の草々と飾る。

ヒグラシが鳴かなくなった。
確かに6月に一度聞いたのだが、
イメージとしては晩夏の夕暮れ時というイメージが強く、
昨年の出口座の「血の池」の中でも
効果として使っている。
ところがここ何年も晩夏に聞かず、
今年は地方に行ったとき注意していたのだが、
飯田でも福島でも栃木でも聞かず、
昨日は松本で人に尋ねてみたが
「山に行くと鳴いていたんじゃないか」

これはどうしたことなんだろう。
もしかしたら、全国の都市から
ヒグラシが消えてしまったのだろうか。
あの啼き声が好きなだけに、
淋しさを感ずるとともに、
自然界の不気味な変化を思わずにはいられない。
彼岸花などの植物との差を思う。
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10月のスケジュール

2019-09-27 00:23:46 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

10月5日(土) 房総のむら 秋のまつり
 時間: 11:40~、13:40~、15:10~
 会場: 千葉県房総のむら 大木戸前

10月6日(日) 鬼平江戸処 大道芸
 時間: 12時~、14時~、15時半~
 場所: 東北道上り線羽生PA 中庭

10月14日(月・祭) 上野公園・蛙の噴水 大道芸
 時間:14時~16時

10月19日、20日(日) 名古屋・大須大道町人祭り
 19日(土) 
   時間と場所: 13:20~ 大須演芸場
          15:10~ 万松寺前
          17:10~ 万松寺前
 20日(日)
   時間と場所: 11:40~ チェザリ前
          14:00~ チェザリ前
          18:00~ ふれあい広場・ダメジャン小出プロデュース

10月25日~27日 東京都のヘブンアーティスト in Tokyo
 10月初旬にスケジュールが発表されるとのこと。

以上です。

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キャンセル

2019-09-23 13:14:51 | 大道芸
強風が吹き荒れています。
この中では、人形は宇宙遊泳しかできそうにありません。
今日14時からの上野公園・すり鉢山の大道芸は、
キャンセルせざるを得ませんでした。
残念です。
そしてもしご覧になる予定の方がいらっしゃいましたら
申し訳ありません。
お詫び申し上げます。
また次回を、お願いします。
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感性

2019-09-23 00:10:55 | 人形について
糸あやつりの修業に入った時、
人に言われた言葉が忘れられない。

「人間の感性は30歳になるまでに固まるから、
それまでに磨けるだけ磨きなさい」

展覧会や舞台でこれはと思うものは大体見たし、
アルビン・エイリーに感動してからジャズダンスに通ったり
長唄の唄と三味線を習ったり、
かみさんの関係からフラメンコやベリーダンスに関わったり

先輩に
「上條、何を焦っているんだ」
と言われたことがあったが
私自身は焦っている感覚はなかった。
しかし側から見ると、そう見えたのかもしれない。

海外に行ったことも、
しかもパレスチナ・イスラエルや南米、東欧などに行って
何も線の書かれていない境界線があって、
そのどちらに立つかによってものの考え方が180度変わる経験をしたことも
30歳を過ぎていたが、大きなことだった。

それらすべてが、今の私の感性になっている。
この歳になってみると、
まだまだ自分の感性は磨けると思う。

翻って、今の政治家の感性を見ると、
視野が狭く、品性の無い、感性の貧弱なものばかりに見えてしまう。
二世が多いからだろうか。

韓国に対する政策にしても、
初めて耳にしたとき、
やってはいけないことをしたと思った。
何故なら、落としどころを考えているとは思えなかったからだ。
案の定、泥沼になっている。
落としどころを考えていないのは、
先の大戦=太平洋戦争がそうだった。
だらだらと拡大していった戦線、
今もこのまま行けば、どんどん拡大するだろう。
韓国の対応が悪い、
そうかもしれないが、
戦争は、どちらも必ず相手が悪いと言って始まる。
面白がって煽る人ばかり増えてきているようだが、
誰かがそれを抑えていかなければならない。

もっと視野を広く、感性を豊かに!
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2019-09-20 00:18:02 | 日記


法事があって、田舎に帰る。
宮崎は大堂津と呼ばれるところ。
丁度千葉に大被害を与えた台風が近づいてきている頃、
ここは素敵な青空と大海原が広がっていた。
ところが、出身者にしてみると、
みじめさしか感じられない浜なのだ。

写真の右手に南郷という大きな漁港があるのだが、
そこに大きな防潮堤ができ、
写真の左手にテトラポットを敷き詰めた波消しブロックができてから
潮の流れが変わってしまい
豊富にあった砂が一気に流れてしまった。
ここはゆったりとした遠浅の浜だった。



道の駅なんごうを上がったところから見た海。
この海で取れるムカデノリという海藻は、
寒天やコンニャクとも違っていて、
それでいてそれ以外に例えようの無い
粘りのある腰の強いものができ
私はそれが好きなのだが、
今はもうこの海岸からは採れないらしい。
それどころか海藻自体無くなっているという。
なぜかはわからないそうだ。

海藻が無いということは
プランクトンはないし、
魚が産卵するところもない。
つまりは死の海の始まり。

私たちの気付かないうちに、
海はもの凄い状態になっているのではないか。
ただ単に私の好きなカツオやサンマが獲れないということだけでなく
生物全体の存続にかかわるような大きな変化が
ジワリ、ジワリと進行しているのではないか。
今動き出さないと、
取り返しの付かない事態になる、と
私は危惧するのだ。

有明の問題は、
何も考えない政府によってもたらされた悲劇。
農業従事者に多額の保証金を払ってでも
開門しなければ、
海は死んでいくように思える。

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