折り込みチラシ

井上ひさしは新聞の折り込みチラシを
世相を知る重要な資料だと云いました。
彼の戯曲には、きっと反映されているのでしょう。

私は井上ひさしのような才能がないから
世相が判るとまでは言えないけれども
チラシはよく目を通します。
特に水曜と土曜はスーパーのチラシが入るので
丁寧に見て比較しています。

ところがコロナ禍で非常事態宣言が出たときは
折り込みチラシが全くなくなりました。
宣言が解除されてから
少しずつ折り込まれるようになりましたが、
まるで恐る恐るといった感じ。
最近は大分戻ってきましたが、
気になることが一つ。
物価が高止まりしていること。
購買力が衰えているから
仕方がないと言えば言えるのかもしれませんが、
ますます購買意欲をそぐことになるでしょう。
また私のように収入が元に戻っていない人は
厳しい生活が続くことになります。

感染が拡大してきました。
2度感染した人が出たと知ると、
ワクチンの効果がどこまであるのか、未知の世界ですね。

ところが我が国のトップに立つ人は、
国民を安心させる表情を全くしません。
きっと自分のことしか考えない狭い人なんでしょうね。
説明能力も全くないようですし。
トホホホ・・・

年中行事

福島の蜂谷柿と平種柿が手に入ったので、
我が家の年中行事、
干し柿作りにいそしむ。
全部で230個
今年の福島は、
天候の影響で出来が悪かったらしい。
昨年は今一つの出来上がりだっただけに、
今年はどうだろうか。

朝起きると
窓いっぱいに吊るされた柿が
目に飛び込む。
きれいだ。
皮むきに8時間もかかった疲れも忘れ
幸せいっぱいになる。

二本松神社

福島の二本松に行く機会があった。
何が楽しみかというと、
紅葉！



二本松神社の山門につながる階段


二本松は菊人形で有名な街。
神社の手水舎が、菊の花で埋め尽くされていた。
きれい！
菊の花のあまり好きではない私も
思わずパシャリ。



お参りして振り返ると
映画のようなシーンが。

昆虫食

以前にも書いたことだが、
世界の人口がこのまま増えていくと
必ず食料危機になると言われている。
それを回避するため、昆虫食が推奨されている。

先日道の駅でイナゴの佃煮を見つけたので
すかさず買って、酒の肴にしている。
これが美味いのだ。
以前どこかで買った時は、
歯の間に刺さるからと足を取り除いてあったが、
ここのはしっかり残っていて、
ポリポリした感触が楽しい。

飯田に行きつけの店があるが、
そこでは”絹の花”を時々注文する。
これはカイコの糸を取った後の蛹を味付たものだが、
初めて食べた時は
薄い紙を噛んでいるような感じがした。
ハチの子、ザザ虫も食べた。

世界中で昆虫が減っているという。
農薬のせいと言う説がある。

昔日本は秋津島と言った。
秋津とはトンボのこと。
私が修業に入った頃まで
秋になると空いっぱいにトンボが飛んでいた。
いつの間にこんなに減ってしまったのだろう。
これはトンボに限っての話ではないだろう。
必ず私たちに返ってくる。

人形が可愛い

見ているお客さんから人形に対して
「かわいい」
と言われることがある。
ひねくれているのか、
その「かわいい」という言葉に
抵抗を感じてしまう自分がいた。

しかし

浅草２１世紀の大上こうじに
「人形にマスクをさせたら」と言われ

！！

獅子の中の人形に着けてみた。
これが可愛いのだ。

回遊しないか、と話が来た。
獅子に雪駄を作って履かせてみた。
これがまた可愛いのだ！

しかし足が少しでも乱れると
とても汚く見える。
誤魔化しが効かないのだ。

獅子で頭を噛んで回る時
獅子にもマスクを着けた。
感染がまた増えだしているという時にもかかわらず
みんな　にこにこ。
最後に獅子と中の人形のマスク姿のツーショット
皆さん写真に収めていく。

可愛いやつだと思う。