浅草には、私が大好きなマドンナがいる。
しかも3人も。
しかも皆80歳代。
その一人が木馬亭亭主の根岸さん。
映画監督根岸吉太郎さんのお母さん。
そしてその向えに2件の食堂がある。
時代が昔なら芝居茶屋と呼ばれるところだろう。
今も芝居を待ち、終われば余韻に浸る人で賑わっている。
それは君塚と前田。
共に大女将が健在で、
しかも瓢箪池があったころからいるので、話が面白く、
だから私たちは浅草に通う。
浅草というと、今では江戸の名残を求める人が多いようだが、
江戸前というより、”猥雑”という表現のほうがあっているかもしれない。
例えば、2軒のメニューを見ると、和洋中皆ある。
この雰囲気が良い。
確かに浅草寺の門前町なのだが、
門前町を離れて歓楽街として発展してきたから、
京都の寺町とは違う。
ところが今のご住職は京都出身で、
仲見世をなくしてしまうと発言されたとか。
とんでもない話しである。
本堂に向かって左側に奥山があって、
江戸時代は見世物小屋や芝居小屋などが建って
一大歓楽街を形成していた。
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」も、この境内から始まる。
しばらく奥山祭りが開かれていない。
あの喧騒が懐かしい。
しかも3人も。
しかも皆80歳代。
その一人が木馬亭亭主の根岸さん。
映画監督根岸吉太郎さんのお母さん。
そしてその向えに2件の食堂がある。
時代が昔なら芝居茶屋と呼ばれるところだろう。
今も芝居を待ち、終われば余韻に浸る人で賑わっている。
それは君塚と前田。
共に大女将が健在で、
しかも瓢箪池があったころからいるので、話が面白く、
だから私たちは浅草に通う。
浅草というと、今では江戸の名残を求める人が多いようだが、
江戸前というより、”猥雑”という表現のほうがあっているかもしれない。
例えば、2軒のメニューを見ると、和洋中皆ある。
この雰囲気が良い。
確かに浅草寺の門前町なのだが、
門前町を離れて歓楽街として発展してきたから、
京都の寺町とは違う。
ところが今のご住職は京都出身で、
仲見世をなくしてしまうと発言されたとか。
とんでもない話しである。
本堂に向かって左側に奥山があって、
江戸時代は見世物小屋や芝居小屋などが建って
一大歓楽街を形成していた。
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」も、この境内から始まる。
しばらく奥山祭りが開かれていない。
あの喧騒が懐かしい。