江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

6月のスケジュール

2017-05-31 01:33:52 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しております。

6月3日(土),4日(日) おかげ横丁 夏まちまつり 大道芸
 3日(土) 12:00~ 太鼓櫓
       14:00~ かみしばい広場
       16:00~ 常夜燈前

 4日(日) 12:00~ かみしばい広場
       15:00~ 常夜燈前
       16:00~ 太鼓櫓

 お伊勢さんの内宮のおかげ横丁で繰り広げられる、夏を待つ祭り、
 他に筑豊大介(猿舞)、ももっち(ジャグリング)、しげきひろし(けん玉)
 はさみ家紙太郎(髪切り)、石原耕(バナナの叩き売り)、
 豊来家板里(和洋曲芸)、大谷勲(かみしばい)
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サボテン

2017-05-26 00:07:25 | 日記
ここフェニックスは、街のあちこちにサボテンが植えられている。
そしてコンサートまで車を走らせたとき、
運転手の福田達弥さんの言うとおり
始めハシラサボテンが生えているけれど、
高度が上がっていくとあるところからウチワサボテンに代わり、
それ以上になるとサボテンはなくなった。



ホテルの前にもサボテンが植えられていたが、
迎えの車を待つ間じっと見ていて、
植木職人はどうやって植えるのだろうと考えてしまった。
ともかく針が鋭い。



その豊富な種類を紹介すると

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グランド・キャニオン

2017-05-24 00:34:09 | 日記


知人にフェニックスに行くことを話すと、
グランド・キャニオンだね、あそこは行った方がいいよ、
と言われた。
また別の知人に話すと、
グランド・キャニオンは筆舌に尽くしがたい
と言われた。
その人はセスナ機で渓谷を回ったそうだが、
そのセスナ機はオンボロで、
谷間を吹き抜ける強風に煽られて、相当スリルを味わったそうだ。
世界地図を広げると、フェニックスからはかなり離れている。

ところがナンシーは、よくこの辺りを歩くそうで、
この1月も雪の積もっている中、
谷を下りて川のそばでテントを張ったそうだ。
ビジターセンターから見るだけか、
それとも少し歩くかと尋ねられ、もちろん歩くと答えると、
わざわざ私たちのために靴を友人から借りてくれた。

車で3時間半ほどかかった。
ビジターセンターから見ると、それほど感動が無い。
テレビでよく見る世界、と言ったところか。
しかも、寒い。
ダウンを着ている人もいるくらいだ。



リスが迎えてくれる。
カメラを向けると、レンズを触ったりするのだが、
シャッターチャンスは逃しっぱなし。
手を出すと、噛むそうだ。



歩きはじめる。
私たちのレベルに合わせて、最も太い道を選んでくれた。
ほんの10mほど下っただけで気温が上がり、結構暑くなってくる。
道に草が敷かれている。



なんでこんなところにと思っていると、
答えが前からやって来た。
ラバの糞だった。



どうして人は高いところが好きなのだろう。
肝試しとばかり、競って岩場に出ている。



ところが、年間17人ほどが命を落とすそうだ。
うち自殺は1人、あとは滑落だそうだ。



1時間ほど降りて休憩し、帰路に就いた。
川まで降りると、5時間ほどかかるそうだ。
私たちにはこれぐらいが丁度良いようだ。
面白かった。
ちょっと降りるだけで、見え方が変わってくるのだ。
ナンシーには、心から感謝している。

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人形劇場 打ち上げ

2017-05-23 00:05:38 | 日記
やっと人形劇場の人たちとゆっくり話す機会を得た。
人形劇場最終公演後の打ち上げでのこと。

いろいろな質問が出た。
その中で印象深かったのは
「日本の人形で文楽は有名だが、
これだけのレベルがあって、
あなた方の人形が有名ではないのはなぜ?」

理由はいくつもあって、それらが複合的に影響し合って
現状になったのだろう、
今だからそう思えるのだが、
その時は宗教性しか答えられなかった。

ナンシーは、糸あやつり人形を遣っていたが、
国際的に有名なある人形遣いのワークショップに参加して以来
頭から上に伸びる棒を遣う人形が、今は最も面白いと言っていた。
しかし日本の人形、
そして私の知っている限りのアジアの糸あやつり人形の話をしたら



とても興味を持たれた様子、
私の人形を手にして、とても楽しそうだった。



人形の構造など、参加者は盛んに写真を撮っていたが、
少しはここフェニックスに”財産”を残せたかしら。

あっという間の1週間だった。
いろんなことがあって、ともかく充実していた。

そして明日は、希望の3つ目。
さぁて行こうか。

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二つ目の希望

2017-05-21 23:12:10 | 日記
それはコンサートやライブハウスに行くこと。
私はロックもカントリーもジャズも好きで聞いている。
カントリーはまだだが、ロックもジャズも
私の芝居の中の効果音として使っている。

生の演奏が聴きたかった。
身体の中から滲み出す音を、体感したかった。

ここフェニックスには、日本人の和太鼓奏者がいて、
人気があって全米を忙しく駆け回っていると聞いた。
私たちの公演にも忙しく来られないとの話、
ところが金曜日の公演に来てくれたのだ。
そして気に入ってくれたのか、一緒に夕食を、と誘われた。
願ってもいないこと、なぜなら彼は、ホピ族とバンドを組んでいるから。
そして彼は公演前に、決まった山に登り、
もちろんその山は赤茶けた岩だらけの山なのだが、
朝日が昇るのを見ながら太鼓をたたくのだという。
その映像を見せてもらったのだが、

もの凄く格好良い!!

俄然興味を持ったら、なんと翌土曜日の夜にコンサートがあるという。
足さえ確保できれば行きたいと申し出ると、
なんとチケットも車も確保してくれた。

片道1時間半、200㎞程の距離だろうか、
帰ってきたらペットボトルがぺしゃんこになっていたから
結構な高地に行ったのだろう、
星が滅茶苦茶きれいだった。

会場は、よくアメリカのドラマに出てくるような集会場のようなところ、
結構年配の男女が集まっている。
元ヒッピーと言った感じだね、とは一緒に行った人の感想。
和太鼓の響きにノリノリだった。
ホピ族の彼は乾いた声で歌を歌い、笛を吹き、太鼓をたたく。
それはなかなか面白い、
その彼が、ただ一度だけ大太鼓を叩いた。
その響きの強烈なこと。

何が違うのだろう、

そんなホピ族と共演できる彼が羨ましかった。
この夜を用意してくれた彼に、大感謝!

彼の名は、ケン・コシオ
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