江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ヤクが切れる

2010-03-25 17:43:58 | 日記
何のことは無い、インフルエンザのワクチンの事。
毎年11月に接種しているのだが、お陰で冬の間風邪知らず。
ところがこの辺りになると急に鼻かぜを引いたりする。
まだ花粉症になっていないので、ワクチンが切れたのだろう。
22日に切れた。
その夜から鼻水、鼻づまりの状態になっている。
たまに鼻かぜを引くのは、体内の毒素を外に出すことになるので良いと
氣道の先生は言う。
そこで気楽に構えていたら、昨日の打ち上げが良くなかったのか、
今日は声が出ない。
だんだん年を取ってきたのかなと思ったりしている。
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上野のお山

2010-03-23 23:41:20 | 日記
22日は上野の下町風俗資料館。
上野公園南端にある枝垂れ桜は、7,8分の咲き。
オオカンザクラも4,5分の咲きだろうか。
不忍池に面している桜も枝がピンクに染まり、今にも咲かんとしている感じだ。

暖かく穏やかな一日。
人ものんびりとくつろぎ、ゆっくりと人形を楽しんでいる。
大道芸日和
まさしくそんな一日だった。
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ダイアン・アーバス

2010-03-21 19:29:17 | 日記
時間ができたので益田市のグラントワの中にある美術館に行ってみた。
「ダイアン・アーバスとファッション」
ダイアンはファッションの仕事をしていて、写真家の旦那と画期的なファッションの写真
を世の中に送り出していたそうだ。
けれどある時から自分自身で写真を撮るようになり、被写体に”装い”を解いた人を選ぶ
ようになる。それはフリークだったり同性愛者だったり、ヌーディストだったり。
そして最後に自らの命を絶つ

そう解説に書いてあって俄然興味を持った。

人は何かしら”装う”ことで裸の自分を隠している、そういうものを否定したらしい。
でももしかしたら”装い”を解く事を求めていった結果、自らの命を絶つことになった
のではないか。
ふとそんな”仮説”が頭をよぎって、写真を見てみたいと思った。
ところが展示されている彼女の写真は7点のみで、その中からは私が期待している答えは
見出せなかった。
美術館の外は美術関係の図書館になっている。
そこに何か資料があるかと思ったら、1冊だけあった。
アメリカで発行された図録なのだろうか。
かなりの枚数が載っていたが、彼女の求めた”装いを解いた姿”は、私の目には留まら
なかった。
女装している男性はもちろん装っているし、フリークもおしゃれしている、
ヌーディストは
私は日劇ミュージックホールで踊っていた人を何人か知っているが、彼女たちはヌードを
「衣装だ」と言っていた。
ヌーディストも一糸纏わぬ姿でもやはり装っているのではないか、
私にはそう思えて仕様がない。

「裸のサル」という本があった。
人間は体毛が抜け落ちる事でサルと違うものになったという事だったと思う。
身体を覆うのが先か、体毛が抜け落ちるのが先かは知らないが、
人間は身体を覆う事を覚えたとき、色々なものを隠す事を覚えた。
心までも隠す事を覚えた。
だから人間から”嘘”は無くならないのではないか。
彼女は心の装いまで説こうとして、命を絶つことになったのではないか
そんなことを想像してしまった。
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羽咋(はくい)

2010-03-20 23:38:26 | 日記
もう1週間前の話しになってしまった。
羽咋での公演、会員数がそれ程多くないので相談の上土間に舞台を作ることになった。
それなりに舞台は出来上がったと思う。
入場してきた人たちから「ほー」という感嘆の声が上がったのだから。
ところが残念なことに、選挙の投票日と重なってしまった。
会員の中には投票所の係りになっている人もいたそうだ。
予定ほどは集まらなかったが、そこで面白い話を聞いた。
羽咋はUFOの町だというのだ。
UFOを見たという人が多いとのことで会場で聞いてみたら、見た人はいなかったが
友人が家族3人で小学校の体育館ほどもあるUFOを見たという人あり。
”UFO”で町おこしと、公演会場の裏には宇宙科学博物館、市内には”遊泡館”という
お風呂(ソープランド?)まである始末。

後片付けが意外と早く終わったので、博物館に行く。
ガガーリンが乗ったスプートニクやら月面探査機やらいろんな宇宙関係のものが
展示されていたその奥に、それはあった。
UFOの写真集と共に、宇宙人を解体した時のフィルムを基に作った宇宙人の模型。
スタッフの木下氏は言う。
「何かを投げ飛ばした瞬間を捉えた写真だよ。丸いのは灰皿だよ」
私、・・・・・
「だから映画”未知との遭遇”が出てから電飾物が出てきたけれど、それ以前はないよね」
そう言われるとそうかも・・・・
宇宙人の模型を見る。
内臓が見えているが、人間のものと余り変わりがない。
何より変だと思ったのは、生殖器が付いていない事。
宇宙人はいないとは言い切れないが、
何か人間の想像力の貧困さを見せ付けられたというか、自分たちの経験から抜け出る
ことができない限界を感じた次第。
タコの火星人がとても懐かしい。
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輪島

2010-03-18 23:15:31 | 日記
朝、時間があったので、千枚田に行く。
田植えが終わったばかりの風景はよく写真で見るが、今の時期はない。
もっと広がっているのかと思っていたが意外と狭く、千枚あるのかなと疑ってしまう。
解説板には1002枚あるとのこと。
良くぞここまで細かく棚田を作ったものだと、感心してしまう。

輪島市内とこことの間は、なんとふきのとうの宝庫。
今が旬といった感じで、辺り一面と言ってもよいくらい顔を出している。
車を止めて取ろうかと提案したのだが、皆に一蹴されてしまった。
輪島の朝市で売っているのを見たからだ。
やはりよそ者が乱してはいけない、強く反省した。

漆器会館に寄る。
ふと何故この地でこれだけ発達したのだろうと、疑問が湧く。
昨日の飲み屋では、この地はそうめんが名産で、それを売り歩くのにお碗も売ったのだろう
と言われた。
ここがそうめんの名産地だとは知らなかった。
食べてみたいと思ったが、夏しかやっていないとのこと。
遣り残した事があると必ず戻ってこられると信じている。何年か後の夏にきっと再訪できる
だろう。

公演会場は和室。
畳を揚げ、ビールケースを土台に舞台を組む。
揚げた畳で客席を組む。
ちょっと時間が掛ったけれども、和室は向島百花園で慣れている、
なかなか良い空間ができた。

輪島は小ぶりな町だけれど、常に話題になるだけあって見所も多かった。
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