江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

こじんまり

2024-06-25 16:41:28 | 日記
間口が3間くらい、大人が12人、子供(5歳以下)が5人
それ以上集まると、ちょっと見づらくなりそうな空間。

子どもたちが良く見ていた。
大人もゆったりし
子どもの反応を楽しんでいる風でもある。

質問、体験の時間も設ける。
色々な質問が出る。
中には、違和感を感ずるという批判も。
それは、足首が固定していることだという。
見得を切った時、足首が曲がっているのが気になったとのこと。

考える。

私たちの人形は、より人間に近い動きをするけれども、
人間のようには動かない。
人間は身体の中の筋肉で動くけれども
人形は、あくまでも糸であやつられているから
人間の動きをすべて拾うことができない。
拾おうとすると、糸が何本も増えて、
遣いきれないだろう。
結局どういう動きを捨てるか
先人は考えてきたことだろう。

私も「都鳥」を創った時、
普通に振りをつけてもらった後、
人形の動きに合うように省いたり、加えたりしている。

人形は、まだまだ改良の余地がある。
こうやって刺激を受けるのは、とても良いことだ。

子どもたちの質問も予期せぬものもあり、
答えるのが楽しい。
こじんまりとしているからできた空間なのかもしれない。

皆美味しそうにワインを飲んでいる。
車の運転さえなければ、私も加わるのに、と残念だった。

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本屋

2024-06-23 23:15:19 | 日記
駅前の本屋が消えた。
欲しいと思った本は、ほとんどをここで手に入れた。
かなりコアな本を入れていて、
欲しい本を求めて立ち寄り
書棚をさがしているうちに
つい興味をひかれた本を手に取り、
求めることが多かった。
読むスピードが追い付かないものだから
どんどん積読(つんどく)になってしまうのだが、
興味を持ったものだけに
今も読みたいと、見るたびに思う。

本は、ページを開くことで
スマホやタブレットでは得られない空間を感じる。
文字が頭に入ってくるのだ。

本屋が無くなったのは、とても残念だ。
そこは今ヒャッキンになっている。
時代なのであろうか。
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横須賀

2024-06-19 17:02:38 | 日記
毎年横須賀に寄っている。
仕事ではない。
知り合いの古物商に、
実家や我が家から出た古いものや珍しいものを届けている。
というより、押し付けている。
言わば終活・・・?

先日は軍港を案内してもらった。

アメリカに行ったとき、
横須賀の進駐軍の司令長官だった人の娘さんにお会いした。
長官の胸像が横須賀の公園にあるという。



軍港に向かう道は公園になっていて、
バラがきれいに咲いている。
その向かいに潜水艦。
小さな日の丸がはためいていた。



戦艦陸奥だったか、
砲身の製造技術は世界一だったとか、
その向こうに護衛艦。
構図を狙って写真を撮ったら、



その姿を狙って写真を撮られていた。



波は実に穏やか。
軍港として、天然の良港ということか。
水の中を覗き込むが、
魚影一つ見えなかった。

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2024-06-05 00:23:08 | 日本の文化について
4月下旬、静岡に行ったときのこと
照明をつくるときに時間が空いたので
別会場でやっていた赤池艸硲展を見た。
書の可能性を感じる刺激の多い展覧会だった。

書と言うと、文字を書くだけと思っていたが、
彼の場合
1本の細くかすれた線を、伸びたウナギのように描いたり
黒々とした線で楕円状に一気に書いたり
それが30号ほどの大きさの紙に
程よく書かれている。
紙の大きさという制約がありながら
自由でもあり、緊張感もある。
チラシに写真が載っているが、
書の持っている空間が写真には出ていない。
実に良い気が身体に入ってくる感じだった。
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6月のスケジュール

2024-05-31 17:50:13 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

6月23日(日) ワイン角打ちの店「アンクル」公演
 会場: ワイン角打ちの店「inclus(アンクル)」
    上野駅公園口を出て芸大前を通り抜け
    「上野桜木」交差点角にある「旧吉田屋酒店」を背にして
    斜め左前にある、ちょっと目立たないワインセラーです。
 時間: 開場 14時半  開演 15時
 料金: 一人 2000円(グラスワイン付)
 予約: info@inclus.tokyo
    狭いです。定員が20名ほどになっています。
    必ずご予約をお願いします。
    ワイン、美味しいです。
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