江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

雨の橘樹神社

2013-10-30 22:15:12 | 日記
橘樹神社は、たちばなじんじゃと読むのだそうだ。
天王町商店街のお祭り。
旧東海道が会場。
神社は骨董市とお神楽が組まれていたけれど
雨の為中止。
由緒ある神社の境内でできなくて、残念。
商店街はテントを張ってお店を開いていたが、
寒さも加わって、人出は淋しい限り。

その雨が、13時前に上がった。
風も予報に反して弱い。
テントの下で大道芸を始める。
人がぽつぽつと集まりだす。
床机が出る。
だんだんと大道芸の雰囲気が出てきた。

結局2回やってしまった。
時間に融通が利いて、よかった。

紙芝居をやっていた梅ちゃん、突然通行人に声をかける。
「大丈夫ですか」
見ると、母親が手を引いていた男の子、
完全に寝ながら歩いていたのだ。

こういうお天気のときは
妙に連帯感というか、一体感といったものが生まれ、
楽しんでしまう。

縁があれば、今度は境内でやってみたい。
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11月のスケジュール

2013-10-30 00:58:24 | スケジュール
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

11月1日(金) 上野公園 創エネ・あかりパーク2013
 明かりと稔りのフェスティバル
  石井幹子氏プロデュースの照明が、上野公園を彩ります。
 1日は15時~18時まで会場を盛り上げるため和の大道芸
 詳細は会場入りしてからですので、ここに書けません。
 どんな状態になるか、乞うご期待
 2日、3日もいろいろあります。

11月9日(土) 府中郷土の森博物館
 時間:15時頃~
 場所:田中邸の中の土間
 沖電気工業(株)主催のイベントの出し物。
 いらっしゃれば一緒にご覧になれます。

11月10日(日) 明治村・呉羽座
 時間:13~15時~
 多分紅葉が見事だと思います。

11月11日(月) 福島県いわき市立勿来第二小学校
 時間:13時~14時半
 近所にお住まいの方に限られます。

11月12日(火) 福島県伊達市立富成小学校
 時間:10時半~12時
 こちらも近所にお住まいの方に限られます。

11月14日(木)~16日(土) 浅草21世紀
 場所:浅草木馬亭
 時間:13時開演 (土曜日のみ16時開演もあり)
 木戸銭:当日2500円

11月17日(日) 明治村・呉羽座
 時間:13時~、15時~
 寒くなっているのでしょうか。 
 晴れることを祈りつつ。
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珍客

2013-10-28 22:27:52 | 日記
台所に立ったとき、何かが顔にぶつかった。
見ると、アマガエル。

何で我が家に?

そういえば、飯田から野菜をもらってきたのだ。
どうやらそれに付いていたらしい。

捕まえてみたものの、どうしたものかと思案。
カエルが育つような環境は、我が家の周りにはない。
かつて我が家から数百メートルのところに、
泉の湧く所があったらしい。
そこから流れ出した水は小さな川になっていたが、
それも何年も前に暗渠になって、
今では遊歩道になっている。

手の中でもそもそ動くのを感じながらいろいろ考え
結局我がベランダに放した。
下の草ッ原に放しても、干からびるだけだ。
我が家ならば、鉢に水遣りすれば、
何とか干からびることはなかろう。

それにしても我が家には、時々変なお客がやって来る。
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明日、明後日のスケジュール

2013-10-25 17:32:35 | スケジュール
今日は1時に上野到着。
できるかなと思っていたら、ちょっと激しい雨。
それで諦めました。

さて「詳細未定」のスケジュールを紹介します。

10月26日(土) 橘樹神社 神楽でござる! 2013骨董市
 場所:横浜市保土ヶ谷区天王町 橘樹神社及びその前の商店街
 時間:12時~、14時~
 出演者:私たちのほか、うめちゃん(紙芝居)
  台風が心配ですが、予報ですと何とかできそうで・・・

10月27日(日) 神明社周り舞台復活・再生祝い
 場所:長野県飯田市龍江三区 神明社境内
 時間:12時半~ 開会式
    13時~16時半 今田人形座、龍江小学校和太鼓クラブ、
             下条歌舞伎 など
    16時半~ もち投げ
    16時45分~ 閉会式
  こちらも台風が心配でしたが、どうやら過ぎ去るようで・・・
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大須 魑魅魍魎絵巻

2013-10-24 00:01:21 | 大道芸
私が独立後初めて芝居を上演したところは、外だった。
名づけて「大道芝居」

若手劇団の舞台監督に何度か付いたが、
劇場での公演を、余りにも当たり前に考えていることに疑問を持ち、
もし劇場や照明、大道具などを取っ払ってしまったらどうなるのだろう
と、始めたのがこれだった。
そしてこれは、ものすごく勉強になった。

デカルコ・マリィ~さんから声をかけてもらったとき、
この「大道芝居」を思い出していた。
素直にやってみたいと思った。
ただ違いが2つ。
1つは台詞がなく、踊りであること。
そしてもう1つが、
これが大きいのだが、
即興の要素が大きいこと。
ともかく稽古が、ない。
メンバーはマリィ~さん始めほとんどが大阪の人で、
東京は私たちともう一人ミュージシャンだけ。

まだ流れが決まる前1度だけ東京で
仮の人形で2時間ばかり当っただけで
後はメールと電話だけ。
会場も、当初予定していたところから変わったため、
私の中で、人形をどう仕上げるか全く分からなくなってしまい、
色を付けしては消して、
をぎりぎりまで繰り返していた。

金曜日は18時から会場で、
マリィ~さんからもらった「流れ」を確かめる。
その日初めて会う人も多く、また当日にならなければ来られない人もいる。
音は出せない。
そう、これはあくまでも即興なのだ。
それでも基本的な流れだけ作る。
私には素敵な女性が2人付いて
この3人が一組になってマリィ~さんと対峙する。
どんな動きができるか探り、
ざっと流れを作るのに3時間半掛かった。

さて土曜日、
私も衣裳を変える。
ただ頭巾は同じ。
これが良くなかった。
全てが手探りの中なのに、
頭巾に明かりが当ると、マリィ~さんの動きが見えない。
全体として少し間延びしたものになってしまったようだ。

ミュージシャンが感想を聞きに来たので、
素直に答える。

そして日曜日。雨。
ところが開演30分前に上がったのだ。
準備をしていて、頭巾を忘れたのに気付く。
咄嗟に帯に使っていた布の1枚を抜いて、
片目だけ出すように顔に巻きつける。
それがどう見えるかは分からなかったが、
登場したら子どもが「恐い」と何度か言ったから
そのように見えたのだろう。
でもそのお陰でよく見えたし、気もグッと入った。
濡れた地面に関わらず、いやそれだからこそ
観客は静かに見入っている様子。
結局昨日と余り変わらない1時間ほどの作品になったが、
ハプニングは当然あったにもかかわらず
小さな子どもたちが最後まで見ていたほど
上手く展開し、音も実に良く、密な舞台が出来た。
面白かった。
久し振りに余韻を引きずってしまった。

素敵な女性たちは



左は野口さん、右は石井さん。

そして人形たちは

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