マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

4人で「やねせん」散策

2010年03月27日 | 身辺雑記

 今を去る丁度40年前、都立O高定時制で、4人全員が顔を合わせました。I先生と私は1967年に私がO高校に赴任した時にお会いしました。Sさんは1968年に新潟県からの、引越しに伴う転学でした。Fさんは1970年に某私立高校定時制から転学して来ました。彼女たちが在学中、F君やM君ら数人の生徒も交えて、部活ではありませんがよく山に登りました。記憶に残る山々は奥秩父連峰と八ヶ岳と尾瀬燧岳です。

 5年前、山行を共にしたF君を交えて I 先生、Fさん、Sさんの4人が蓼科にある私の山小屋に遊びに来てくれました。蓼科山の懐にある「御泉水」を5人でのんびり歩いた事を昨日の事の様に鮮明に覚えています。そのF君が昨年の夏、50歳代の若さで急逝されました。
 葬儀に参列出来なかった私達4人は、後日お宅にお邪魔してお線香をあげさせて頂きました。F君とは色々な繋がりが、私にもFさんSさんにもありました。伺った夜は、帰路既に9時を回っていましたので、思い出を語り合う時間がなく、想いを残して別れました。別れ際にI先生が「近いうちに”偲ぶ会”をやりましょう。お声を掛けて下さい」と。私には母の死亡が重なり、延び延びになっていましたが、今日「やねせん」散策を兼ねて、「彬」での会となりました。

 「彬」ではコースを注文しておきました。隣の魚屋さんが親元のこのお店、出てくる魚が全て新鮮です。今日は蟹がおまけに出てきました。鍋物にも魚が豊富に入り、食べきれないほどの量。今日も満足度高く会食が出来ました。話題の中心は山と40年前の思い出。F君の思い出はほんの少しでしたが、共通に過ごした日々に、思いは巡りました。
 さんさき坂を昇り、江戸指物店を覗き、芸大脇を通り抜け、東京博物館の庭で桜を愛でて帰路につきました。


        
(東京博物館裏庭風景)


        (裏庭:満開に近い枝垂れ桜)