マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

50年前の記事を捜す

2010年03月08日 | 身辺雑記

 3月5日(金)にフランス帰りのOさんと会った時、彼の口から「数日前に朝日新聞にヴァンセンヌの自然が紹介されていましたよ」との話を聞いて、その記事に気が付かなかった私は、その記事を是非読みたいと思いました。ただ何日に発行されたものかも分からず、発行日を知ったとしても、既に我が家では、廃棄処理をしてしまっていますから、現存している可能性はかなり低いと思いました。そこで、その様な記事を確実に得る方法を1・2度体験していましたから、直ぐに朝日新聞社に電話しました。
 お客様係りに繋いで貰い、「ヴァンセンヌ」で検索して貰いますと、「その記事は2月19日の朝刊11面に載っております」との結果報告。直ぐに近所の販売店へ行き購買して来ました。

 実は1年ほど前、数年前に声の欄に載ったパズル「団子三兄弟」の記事がどうしても必要になりましたが、発行年度の記憶は曖昧で、日付は全く覚えていません。そこで迷った挙句、朝日新聞に電話したところ、「団子三兄弟」「声の欄」をキーワードに検索してくれて、何年何月何日の朝刊や夕刊かまではっきり分かり、有料でその記事のコピーを郵送して貰いました。この記事は、声の欄にパズルが紹介されるという初めてのケースでもありました。この時の経験が活きて、「ヴァンセンヌ」の記事は、話を聞いて15時間後には読む事が出来ました。勿論、インターネットをより上手に使えば、少し費用は掛るが、より早く手に入る方法があるかも知れませんが、マーちゃんは今のところその方法を知りません。
 発行されている「縮刷版」に頼る手もあるでしょうが、多くの時間を掛けなければ目的を達せないと思います。

 その「縮刷版」を産経新聞社は出版していません。どうしても1958年(昭和33年)の1月~3月のある日の記事を手に入れたくて、産経新聞社に電話するすると、検索では分からないし、「縮刷版」はないので、その頃の新聞全部を見せますからお出で下さいと言われ、新聞社まで出向いた事がありました。1958年の1月~3月までの”ボロボロ”になった新聞を丹念に捜した結果、漸く該当記事を見つけました。その旨を係りの方に告げると、彼はその記事が載っている「マイクロフィルム」を捜し出し、それを再生する機器に掛けて、コピーした記事を渡してくれました。
 捜していた記事は50年以上前、当時16歳だった私が、産経新聞社から「中学を卒業して1年」との連続特集ものでインタビューを受けたときの記事で、手元から消失していましたので、もう一度手に入れたくて気合を入れて手に入れたものです。忘却の彼方の記事です。
 私の勘では、こういった事態の対応「日本経済新聞社」が一番先端をいっていると思います。