マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『大相撲』をテレビ観戦

2010年03月19日 | 身辺雑記

 昨日(3月17日)は、ホッとした気分で久し振りにゆったりと『大相撲』をテレビ観戦しました。

 今場所は上位陣が安定し、昨日も順調に白星を重ね、今のところ優勝争いが面白そうです。朝青竜引退後、「それぞれが目標を持ち、プレッシャ-の中にいる」と解説の舞の海さんは語っていました(
向正面の解説は元武双山の藤島親方)。確かに白鷗には”一人横綱”の重圧が、関脇把瑠都には目前の”大関”が。大関陣にも気合が感じられ、名物横綱無き後の土俵には緊張感が色濃く感じられました。ただ”結び”前3番に登場する6人のうち、日本人は稀勢里のただ一人。これが少し寂しい。

 私の贔屓力士は西前頭5枚目の豊真将。次の様に書かれた新聞記事を読んだのが切っ掛けです。
 <埼玉栄高校では全国大会に出場して活躍し、その後日本大学に進学。入学当初からレギュラー格で活躍するも、蜂窩織炎が悪化したため1年で相撲部を退部。一時は相撲を諦め、警備員などアルバイト中心の学生生活を送っていた。その後蜂窩織炎の状態が良くなったこともあって再び相撲を志し、日大を中退してアルバイト先の社長の紹介で開設されたばかりの錣山部屋(親方は元寺尾)に入門>
 一度は捨てた相撲への想い断ち難く、年齢ぎりぎりで大相撲の世界へ入門。私は、こういう経歴の持ち主に極端に弱いのです(将棋界で言えば瀬川昌司)。その豊真将をテレビで見て、姿形や振舞いが美しく感じられ、贔屓になりました。

 大相撲は”栃若時代”から観戦していますが、毎日の取り組み結果に一喜一憂するほどの贔屓力士は、今までに僅か4人。初代若乃花・大関清国・大関霧島と豊真将。豊真将は敢闘賞・技能賞をダブル受賞するほどの大活躍をした場所もありましたが、2009年の5月場所では千秋楽に漸く1勝をあげ、危うく全敗を免れて涙ぐみ、その姿を見て感動したと「声の欄」に載ったこともありますが、私はそのような事で感動するのでは無く、三役の一角に定着してほしいとの想いで観戦しています。