マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

川越へ芋堀に

2009年10月26日 | 

 昨日10月25日(日)は町内会のバス旅行でした。目的地は”小江戸”川越。小雨降るなか、総勢30数名一台のバスに乗り込み、駒込神社前から出発し、関越道路SAでのトイレ休憩を挟んで一路川越を目指します。
 川越は30歳代の頃一度訪れた事がありますが、何処をどう歩いたか記憶が定かではありません。初めて訪れる街のような期待感を抱いて、今日の日を待っていました。
 最初に到達したのは「あらはたえん」。ここでは芋堀体験。手袋をはめた手で軽く土を掘るだけで薩摩芋が現れます。収穫は7kgほど。ジャガイモ堀りの経験がありますが、薩摩芋は初めて。大量の収穫に周りからも歓声があがります。


        (あらはたえんに到着)


          (いも堀に熱中)


         (大収穫です)

 「何故川越が薩摩芋なのでしょうか」とバス内で司会を務める町会の若衆から問題が出されましたが、誰も答えられません。私も全く知りません。そこで収穫後、農園の方にお聞きすると「焼芋を、川で江戸へ直ぐに送れたから」との返事。分かったようで分からない話でした。この川越と薩摩芋の関係、川越と江戸を行き来した”運河”、何れ調べて見たいと思います。

 農園を後にいよいよ川越の町に向かいます。最初に訪れたのが『川越まつり会館』。丁度一週間前の土・日に『川越まつり』が行われたばかりですが、その祭りに登場した山車を中心に据えての展示の数々。山車展示ホール内には川越まつりで曳かれる本物の山車が2台展示されていて、華麗な幕や精巧な彫刻により飾られた山車の迫力に圧倒されました。反対側では大画面のスクリーンに祭りの模様の映像が流れ、町衆の熱気が伝わってきます。


      (会館内には多くの町の提灯が・・・)


        (館内展示の山車:パンフレットより)


 天下祭りとは将軍閲覧の祭りを言うそうで、永田町の山王祭りと神田明神祭がその代表格。川越祭りはその天下祭りの様式を色濃く残すそうで、来年は是非この天下祭りを直接見たいと強く思いました。特に興味を持ったのは街角を山車が90度回転する模様です。池袋から30分ほど来れる川越、細かい技術的な面もさることながら、豪壮な山車やその上での華麗な人形を見に訪れたいと強く思わせる会館でした。

 昼食は「いも膳」でのいも懐石。その後街歩き。蔵造りの街でもある川越、その素晴らしさを実感しつつ、昔と比較して人の出の多さと、街がいささか観光地化されてきていることを感じました。


 
         (商店の蔵)


        (重厚な感じの蔵)

 今回の旅行の全てを企画し、運営に当たった若い方々(と言っても皆さん40代以上とお見受けしましたが・・・。神輿の担ぎ手の面々です)のお骨折りに感謝・感謝です。
 7kgの薩摩芋どの様に料理するか、料理長とじっくり相談したいと思います。