マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

大洲のいもたき

2009年10月05日 | 身辺雑記
 妻の友人で四国愛媛に住む友人のSさんから「大洲のいもたき」が送られてきました。今回が2度目です。岩手の「いも煮」が有名ですが、この「大洲のいもたき」も全国区の名品だそうです。
 早速頂きました。具はサトイモ、こんにゃく、鶏肉、しいたけ、油揚げ、白玉の6種類。同封されていたスープと一緒に煮込みました。まず汁から味見です。薄い味付けながら、甘みが感じられます。それから具を味わいました。特にサトイモが口の中でとろける様で、美味でした。


    (同封のチラシ)


         (盛ったところ)

 後日、ネットで調べると、サトイモは加熱すると消化が良くなり、芋類の中でも低カロリーという優れものだそうです。又、この「いもたき」は藩政時代から伝わる約300年の歴史があり、大洲自慢の夏芋を用いて作られ、肱川の河原でゴザを敷き、名月を愛でながら楽しみます。とも書かれてありました。
 中秋の名月の頃に、自家製の”いもたき”を調理して、ベランダから名月を眺めながら楽しめそうです。具は家庭でも揃えられるでしょうが、出汁を作るのは難しそうです。
 
 大洲は過去に3回、私の前に登場して来ました。
 最初はNHKの朝の連続ドラマ「おはなはん」。1966年(昭和39年)、樫山文枝扮するおはなはんの生活の場が大洲。当時の超人気ドラマでした。

 2度目は巣鴨にある「ちはら街並美術館」。知人のBさんから聞いて訪れた美術館、千原昭彦さんのペン画が60点ほど展示されていて、その中に大洲の街並みを描いた絵がありました。

 3度目は川本三郎著「日本すみずみ紀行」。川本さんは昔ながらの風景や雰囲気が色濃く残る町を”昔町”と名付けています。この本には牛窓(うしまど)や城端(じょうはな)、内子(うちこ)、柳津(やないづ)などの”昔町”や五能線などが登場してきて旅心をくすぐります。

 特にこの「日本すみずみ紀行」を読んで大洲へ旅したくなっていました。鉄道乗り継ぎは辛いので飛行機利用かなと思っていましたら、”いもたき”をプレゼントして下さったSさん、耳寄りな話も聞かせてくれました。なんと飛行機利用は国内ならば何処へでも9000円で行けると言うのです。「サライ」にも同様な記事があり、ネットで調べました。確かにありました。但し条件が二つ。①満65歳以上であること ②マイレージ会員であること。ただし予約は出来ず、空席があるときのみ利用可能とある「シニア空割」。搭乗が確定しない難点があり、宿を予約しての旅行には不安が残りますが、閑古鳥なく路線ならば搭乗可能性はかなり高いと見ました。(「シニア空割」 はANAでのみ確認)
 妻はまだ”適齢期”に達していません。遠からず訪れるその日を心待ちしています。