マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

再びの教壇

2009年10月06日 | 身辺雑記

 千葉県の、ある中学校の専任の先生が病になられ、急遽非常勤講師を依頼されました。嘱託を辞めてから早や4年、教える事からは遠ざかっていましたので、せいぜい週に2日間くらいの勤務ならばとお引き受けし、9月に打ち合わせに行きました。ところがどういう行き違いかは知りませんが、週4日の時間割が組まれていました。これではお引き受け出来ないとお話しましたら、向う様も困ったらしく、結局、週3日間勤務を引き受けざるを得ない心境になり、中学2年生の数学の授業を12時間受け持つ事に相成りました。久しぶりの授業なので、教えることへの緊張感と同時に不安感をも感じつつ、初日の今日、朝7時前には駒込駅を出発、日暮里からは常磐線の人となりました。

 中学生を相手の4時間連続の授業。久しぶりの授業でもあり、年齢から来る面もあってか、些か疲れました。授業の後半、緊張感が解けて騒がしくなるクラスがある反面、非常に熱心に聴くクラスもあります。反応の良いクラスでは快調に授業が進められ、教える楽しさを思い出させて呉れたクラスもありました。僅か今日一日の経験の中にも、教えることの難しさと楽しさが同居していました。今日一日の体験は、数年前までに
体験した事の素早い再現でもありました。

 自己紹介では趣味としての山登りとパズルの話。パズルは8月21日のブログ「不思議な数列」に登場した問題を出題しましたが、10人ほどが正解のクラスもあり、この学校のレベルの高い事を実感しました。その後いよいよ教科書の内容に入り、この日の授業内容は「2次方程式の解き方」。かっては高校生を相手に教えていた事柄をこの学校では中学2年生で習います。8月23日のブログ「再会」に登場した中高一貫学校と同様、この学校でも中高一貫教育が行われ、授業の進路ペースも同じようにハイスピードで進みます。来年3月までの担当、腰を据えてじっくりと取り組みたいと思います。気楽に彷徨い歩く機会が今までよりは若干減り、話題に事欠くかも知れません。授業準備もありグログを書く頻度が少し落ちるかも知れませんが、ご容赦下さい。