どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」

2020年09月30日 | 映画
前作が面白かったので見たいと思ってたけど見逃していた映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」を鑑賞。相変わらずCGとかビジュアルは良く出来ていたけど何か普通というか特出したユーモアとかギャグみたいなものが今回はあまり感じられず何となく最後まで見ちゃいましたって感じでした。前作はもっと意外性やブラックなユーモアもあって楽しめた筈だが…随分と忘れちゃってる所はありますけど。
今回もウド・キアの怪演は良かった。
恐竜が出てきたりパワーアップはされてますが空回りというか、そこはどうでも良かったな。スティーブ・ジョブズいじりはちょっと面白かったけど。
そこ以外のブラックな笑いの要素はあまり印象には残らずでした。


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「ハイ・フェデリティ」

2020年09月28日 | 映画
ブルーレイで「ハイ・フェデリティ」を鑑賞。まぁ普通に面白くは見れたけど今になって見る映画でも無かった感じかな。もっと若い頃に見てたら印象も違ったかもしれない。レコード屋という設定もあまり生かされて無かった印象もした。音楽の拘りとかオタクな仲間達の雰囲気は良かったけど。レコード屋の映画では「エンパイア・レコード」の方が良かった気がします。
やたらと雨に濡れて自分を哀れんでるような描写が多いのも何だかなぁと感じてしまった。
女優陣は豪華で良かったです。最終的には一緒に居て落ち付くという相手が良いというのと幻想からの脱却に気付くという所は良かったです。
最近は昔程、音楽を聴かなくなりましたが昔は音楽ってもっと大切で日常の一部だったなぁ。僕の場合は音楽じゃなく映画が日常の一部になった生活をしている気がします。
特典映像で未公開シーンを色々と見てみたが興味深い場面が結構ありました。


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「68キル」

2020年09月27日 | 映画
ジャケ買いした中古DVDで「68キル」を鑑賞。下手したらハズレかなと覚悟しつつも見たのですが、予想外の展開で面白く全員ビッチな女達と気弱な主人公のどうなるか分からない感じに飽きずに楽しめました。狂った感覚というか恐ろしくも笑えもする内容と主人公のある意味成長物語としても極端だけど面白さと良さを感じれました。女優が美人で魅力的なんだけど恐ろしく迫真の芝居っぷりが良かったです。映像のトーンも良かったです。
クレジット・タイトルのロゴのデザインというかフォントの感じが「L.A.大捜査線」と似ていて懐かしく思いました。僕もあのデザインが好きで「ミルクマン」のクレジットで少し真似していたのでした。今作はもろにそのままでしたね。
この映画、結構気に入りました。
しかし昨日から連続して3作も女の人を抱えてお尻が印象的な場面のある映画を見てるなぁ。写真みたいな感じね。






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「サイボーグ」

2020年09月26日 | 映画
アルバート・ピュン監督の映画を続けて鑑賞。キャノン・フィルムのジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の「サイボーグ」です。サイボーグの映画かと思って見たけど、そうじゃなかった。しかも途中まで敵もヴァン・ダムに似てるから1人2役?なんて思ったけど、そうじゃなかった。
色々と何でやねんと突っ込み所も多く編集も怠い面が目立ち傍観するように見てましたが世界観や衣装に時折見せてくれる特殊メイク効果等は良い面もあり何気に最後まで見れはしました。
今作も女優がちょっと魅力的で特に回想に出てくる人が良かったです。
アクション場面はちょっとしつこくてそんなに好みでは無かったかな。
先に見た「ネメシス」の方が面白かったです。


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「ネメシス」

2020年09月26日 | 映画
昔VHSのジャケットは見た事あってチョー・ユンファ主演の香港アクション映画だと思っていた映画「ネメシス」が周りで評判が良いアルバート・ピュン監督のSFアクション映画だった。そして本日初鑑賞。「ブレードランナー」と「ターミネーター」を足してアクション派手目で美女も沢山出てアナログな特殊メイクも沢山使った見た目にも楽しい映画でした。主演の何気にマッチョな男も良かったし物語もベタだけど面白い。今や二番煎じ感もあるけど昔見てたらハマってたかも。って感じでした。ジェリー・ゴールドスミスっぽい音楽もなんか心地良かったです。激しい銃撃戦や爆発が沢山見れますが相手がサイボーグだから血が出るのではなく火花が出てショートするのが派手で良かったです。
色々と派手で見せ場いっぱいのアクション娯楽作でした。




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「ザ・ヴォイド 変異世界」

2020年09月22日 | 映画
海外版のポスター見て気になっていた映画「ザ・ヴォイド 変異世界」をDVDで鑑賞。「マンボーグ」の監督の作品だったんですね。先の読めそうで読めない展開とビジュアルと音響効果で飽きずに最後まで見せてくれた何というか雰囲気あるSFホラー映画でした。昔見た数々のその手の映画の要素が詰め込まれた色々な作品を連想させられる映画でジャンル映画愛も感じられた。丁寧な作りの作品でVFXも良いバランスで使われていて特殊メイクや造形のクリーチャーの見せ方とかも良かった。結構気に入りました。
最終的には何だか良く分からない感覚も残るのですが想像力を刺激する面白い映画でした。
連想させられた映画は「遊星からの物体X」「地獄の門」「エイリアン」「要塞警察」「パラダイム」「マンディ」等。



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「ディレンジド/人肉工房」

2020年09月21日 | 映画
VHSで久しぶりに「ディレンジド/人肉工房」を鑑賞。かなり忘れていて見直したのだが結構覚えている印象的な場面も多かった。怠い展開も多いのだが何気にテンポは早い。実録ものという事だが脚色も多いです。その辺りはVHSの本編後に収録されてた短いドキュメンタリー映像の方が興味深く映画よりも実際の方がもっと凄いのでした。こちらのドキュメンタリー映像の方がある意味衝撃で良く覚えていた。
最近発売されたブルーレイには収録されていないようです。
画質は悪くトラッキングも時々微妙に乱れましたが今作は初めて見た時と同じく画質の悪い感じが逆に良くていかがわしさも増して良い感じでもありました。主演俳優の演技も独特の狂気のようなものもあり良かったです。
暗いけどどこか哀しみも感じられて完全な恐怖というより何か人間の歪んだ暗黒面が素直に出された映画だったよりに思いました。


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「小悪魔はなぜモテる?」

2020年09月16日 | 映画
ジャケットの口を歪めた顔が前から気になっていたエマ・ストーン主演の映画「小悪魔はなぜモテる?」を鑑賞。
80年代のジョン・ヒューズ監督による青春映画にオマージュを捧げたような感じの映画でした。エマ・ストーンのキャラや表情が活かされた飽きずにダラダラ見れちゃう憎めない映画でしたがジョン・ヒューズの映画のような面白さや感動までは感じられなかったかな。でも普通に楽しくは見れました。
タイトルやクレジットの出し方が凝ってましたね。


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「REDLINE」

2020年09月16日 | 映画
公開初日に劇場で観た映画「REDLINE」を久しぶりに鑑賞。話の内容とか全く頭に入ってこず何だか良く分からないんだけどアニメの絵の力というか絵の動きや色に迫力ある音響や音楽に身を任せてトリップするような感覚が味わえる面白映画でした。
何処で変なユーモアも感じられてアニメでしか表現出来ないような独特の世界観を見せてくれました。
もう10年も前の映画になるんですね。


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「復活の日」

2020年09月13日 | 映画
公開時のCMとかは覚えていたけど見た事無かった邦画「復活の日」をようやく鑑賞。現在のコロナ禍を予言したような新型ウィルスによる人類の被害を扱った内容の物語で興味深く見れました。映画の方では更に被害は酷くて南極にしか生存者はいないという恐ろしい状況になってますが実際も何が起きるか分からないので映画の中の話だと単純に思わないようにも少しは考え無いといけないのかなぁなんて思ったりしつつ見ました。舞台は日本だけじゃなく世界規模で役者陣も色々な国の有名俳優が出ていたりで豪華なキャスティングでした。ちょっと長い映画で最後の展開は強引ではありましたが少し救いもあって終始重苦しい内容の物語を締め括るには良かったと思える結末ではありました。
オリビア・ハッセーが出てますが綺麗でしたね。この映画が縁で主演の草刈正雄と結婚したんだと思ってましたが勘違いで結婚したのは布施明とでしたね。勘違いしながらラブシーン見てました。
ウィルスの脅威からはワクチンのおかげで免がれたかもな主人公でしたが放射能の汚染からの影響は無かったのか?と思える展開でした。映画みたいなウィルスならば日本人はもしかしたら放射能の影響でウィルスにかかりにくいという事が起きているのか?とか変な想像しちゃいました。
今、このタイミングで見れて良かったと思える映画でした。




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「ねらわれた学園」

2020年09月13日 | 映画
大林監督の「ねらわれた学園」を今更ながら初鑑賞。主題歌とか聴いた事あって覚えてた。漫画のような展開の数々の特撮や映像効果もアナログな手作り感満載なアイドル映画でした。
知人が出てるという事で何処に出てるか注意しつつ見たんだけど分からなかった。後でエンドクレジットの役名を確認してから見直すと分かりました。
存在感のあったガリ勉くんが手塚真だというのも後になって分かりました。皆、若いから今のイメージで見ちゃうと分からないです。
映画は自主映画みたいな楽しさと勢いみたいなのがあって実験的というか何でもありな面白さがありました。
当時はこういうのはちょっと苦手でしたが今見ると楽しく見れるのでした。
学園サスペンスものだと思ってましたが超能力少女ものの映画だったんですね。
角川アイドル映画って当時色々とありましたが殆ど見た事無いけどタイトルやCMは凄く印象に残っているものが多いです。機会があれば見てゆきたいと思ってます。



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「喰べた人」

2020年09月12日 | 映画

大林監督の初期の短編映画「喰べた人」を鑑賞。初の16mm映画で撮影も担当しているようです。モノクロの撮影の構図も良く移動撮影や編集や音響効果とのリズムも良くて台詞が全く無い映画だけど飽きずに集中して見る事が出来ました。どんな展開が待っているのか全く予想出来なかったのですが思った以上に奇想天外で面白い展開が続きアナログな特撮や効果で楽しませてくれました。意外性に笑えたりゾワッとさせられたりで短編ながら変な悪夢のような何処か魅力的な世界にハマりました。大林監督の映画ってやたらと台詞でええ事言う映画が多くて、そこが個性ですがちょっと苦手な面もあり今作ではそれが全く無くて映像だけで語られているのがとても個人的に良かったです。結構気に入りましたが、後で良く調べると監督というか演出は藤野一友という別人だったようですね。

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「トーテム 呪いの首飾り」

2020年09月12日 | 映画
「トーテム 呪いの首飾り」を鑑賞。
予想してなかった結末に驚きもあり楽しめました。だけど後から考えるとあそこ変じゃない?とかどういう事だったの?みたいな部分もあったかな。
前半の複雑な家庭環境が分かる場面で新しい恋人の健気な心情なんかが伝わってきて主人公との感情の関係性とか人間ドラマ的にもなかなか見応えありました。後半はホラー映画の定番の強引で恐ろしい展開に突き進んでゆきますが幽霊のような存在が善の部分も悪の部分も見せてくれて良い感じでした。描こうとしていたのは実は善の幽霊って事なんだろうけど善の幽霊(母)とそれ以外にもう1人の全ての元凶でもある悪の霊がいたとも捉えられますね。その辺りは曖昧なので色々と想像が膨みます。


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「デビルズ・ソナタ」

2020年09月11日 | 映画
どんな映画なのか殆ど知らずに「デビルズ・ソナタ」というホラー映画を鑑賞。ルトガー・ハウアーが出てると知り期待も上がりましたが冒頭で死んでしまいました。その後、その娘が主役となり物語は進んでゆきました。主演女優は知らない方でしたが綺麗で存在感もあり良かった。撮影・照明等も実に良くゴシック調の古きホラー映画のような映像の魅力で先の読めない展開にじわじわと引き込まれました。
最終的にはもう一捻りかその先も見たかった気もするけど短めな尺の中で上手く纏めあげられており、なかなか良かったとも思いました。
謎が少しずつ判明してゆく過程が面白かったです。オチに近くなると結構読める面もあったけど。
演出面でも面白い見せ方とか工夫がされており飽きずに見れました。


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「シン・ジョーズ」

2020年09月10日 | 映画
ジャケット見てちょっと気になってたくだらなそうな映画「シン・ジョーズ」を見てみた。結構面白かった。
映像は綺麗な海とか水着の綺麗なお姉さんとか見ていて飽きないし雑なCGの効果も最小限に使われていてドローンとかSNSとか新しい要素も上手く取り入れられていた。音楽の使い方とかありきたりな入れ方をして盛り上げつつ、それを茶化すように落とす展開や演出が楽しかったです。各キャラクターの性格付けもしっかりしていて、それぞれのオチも良い感じで全体的にくだらないけど楽しい娯楽作に仕上がっていました。色々と中途半端な設定の説明やらは唐突でしたが無駄なく展開が進むので飽きずに見れた。時々予想外の展開を見せてくれるのが面白かった所。主役の赤い水着のお姉さんも美人で魅力的でした。色々とそんなアホなな展開になりますが狙って上手く落とし込んでるので憎めない笑ってしまうものでした。サメはゴジラみたいな存在でもあり「シン・ジョーズ」って邦題が付いたんですね。悪くないと思う。原題は「ATMIC SHARK」


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