どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

予告編仕事

2011年08月31日 | ノンジャンル
今日は朝から某映画の予告編・特報の編集作業。色の種類やデータが複雑で過去にやった事を思い出したりしつつで結構、面倒で大変な作業です。地味に一人で形にしてゆきました。明日も続きます。
途中でお客さんが差し入れ持ってやってきて確認事項とかも聞けて前進。なんやかんやとやって形になったのは深夜。
明日朝からチェックで、それからも沢山の種類を出力したりと大変そうです。
予告編を見て沢山のお客さんが映画を見に来てくれるといいな。宣伝って大事だけど正解はどこにあるのかなかなか難しいですね。
今日は昼飯も夕飯も近場で済ました。どっちもなか卯。昼は牛丼とうどん。夜はカレーとサラダ。夜は冷房効き過ぎで寒い中で食べました。風邪ひきそうな冷え具合でしたよ。
まぁ、そんな感じ。
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「天国の日々」

2011年08月30日 | 映画
新宿でリバイバル上映されてる映画「天国の日々」を鑑賞。
マジックアワーに撮影された映像が全編とにかく美しく画になってる。撮影は素晴らしいですね。イナゴ焼きの炎の場面も美しく壮大で印象的。映像には圧倒されたがお話はというと前半部分でお腹いっぱいでリラックスしたせいか睡魔に襲われてしまい暫し沈没しちゃいました。冒頭の掴みの部分がちゃんと見れなかったので、なかなか入ってゆけませんでしたが、シンプルながら人の心は感じ取る事が出来て途中からはすんなりと入ってゆけました。何ともな、すれ違いと嫉妬で最後は暗い結末を迎えますが、なんか納得出来る感じもしました。
テレンス・マリック監督の作品ってどれもさらりとした説明の少ない映画が多いが何か凄く伝わるものがあります。この感じのさらり感って最近のイーストウッド監督作品に近い気分も少しする。
この映画は何よりも撮影の美しさに圧倒された感想の方が強いです。


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沖縄料理

2011年08月30日 | 食事
新宿に寄り道して見たかった映画「天国の日々」も見て帰ろうと思ったのだが、劇場に着いたら映画始まってしまっている時間でした。諦めて中古DVD屋とかうろついて物色しながら時間潰し。お腹も空いてきたので沖縄料理屋のやんばるにて麩定食を食べた。
美味しいです。
そうこうしてたら次の上映の時間が近くなってたので、やっぱり映画を見てから帰る事にした。
色々と歩いて疲れて、ご飯食べてお腹いっぱいになって・・と睡魔にやられそうなフラグが立ちまくりですが。


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「ピラニア3D」

2011年08月30日 | 映画
今日は朝から某所で某映画の映像検証立ち会い。終わってから六本木へ映画を見に行きました。
見た映画は「ピラニア3D」。昔のジョー・ダンテ監督の「ピラニア」も好きな映画です。今回もポスター見ると見たくなりました。おまけに3Dです。こういう映画こそ3Dで見たいと思っていた映画でした。「ジョーズ」も3Dで見たいです。
見る前に噂には聞いていたのだが、良い意味で下品で最低の映画との事。本当に良い意味で振り切れていて良かったです。3D効果は2Dから3Dの変換ですが構図は3Dを意識して撮られている分、分かりやすく面白みがあります。しかし、技術的にはイマイチで変換がうまくいってない荒とか目立ち、飛び出しもあまりちゃんとしてない感じはしました。
全部じゃなくていいんで、ここ一番な場面だけでも効果的に飛び出して来てくれると満足できたとは思うんだけど、この点はまぁまぁの出来。
話もくだらなくて引き込まれる物語なんて無いに等しいが、そんなのどうでもよくなる程のサービス満点の面白映像やおっぱいにお尻。グロいスプラッター場面など見せ物的な映画の面白さに溢れていて見ていて飽きない。
正直、寝不足だったのもあり冒頭始まってすぐには睡魔に襲われたのですが、しばらくすると眼も覚めて楽しく見れました。グロいんだけども、なんか振り切れていて楽しい感じさえしました。キャストもいいキャスティングでオチも決まってて面白かった。なにより3Dの大作系はいつも長いのが嫌な所でしたが、この映画は短くて良い。短いんだけどもお腹いっぱいになるぐらいくだらない見せ場があって楽しめます。3Dの映画はこういう方向のももっとあっていいと思います。続編も作るみたいですね。この調子でもう一本。次はもう少し技術的にもちゃんとした映像で楽しませて欲しい。もう少し1カットを長めにじっくりと立体効果も生かして見せて欲しい所だ。エロとグロはこの調子でまたやって欲しいね。まぁ見せ場はそんな所ぐらいでバカバカしいイベント状態になってるのであまり陰湿なイメージも無く楽しめますね。
この映画、昔会社で後輩だったPくんが合成で関わっていたようだ。どのカットをやったのか分かりませんがクレジットで発見して頑張ってるなぁ~と思いました。
水中ピラニア喰らいつき場面はもっと見たかっね。ボートのスクリューに髪の毛ひっかかって・・・の展開やボートで逃げる野郎が暴走して・・・な場面が印象的。
好き嫌い分かれる映画でしょうがB級映画好きにはたまらない映画でしょう。お祭り気分で呆れながら楽しむと良いと思うよ。


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赤い無プレビュー

2011年08月29日 | 自主映画
今日は朝からCMアシスタント仕事。そしてその監督は先日まで一緒に仕事してた某映画監督。なんやかんやでタイプ数も多く朝までコースとなりしたとさ。
そんで時間が出来た時に自主映画「赤い無」をiPhone画面で見て貰う。
感想はやはり意味が分からない。というものでしたが、編集がイイネとの事。
長いタルい間も飽きないで見れるようだ。ロケ地と撮影が良いとも言ってた。
これはスタッフのおかげ。撮影は1日だと言うとよく撮ったねと。
まぁ次回作に期待して貰おう。
次はもう少しお話のあるものを。と思うがまだ浮かばず。また落ち着いた間の映画を撮ってみるかな。
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「ブレードランナー ワークプリント」

2011年08月29日 | 映画
ブルーレイで「ブレードランナー ワークプリント版」を鑑賞。
友人にマニアな奴がいるが、おいらはそれほど詳しくはないのですが、色々と今までに見たものとの違いはいくつか分かりました。
前半はテンポも良くて結構良い感じがしましたが、中盤でなんかダレました。違いはよくは分からないけど。後半は音楽とかも違っていて、なんか新鮮な感じで見れました。
ワークプリントとの事なのでもっと汚い映像のものかと思っていたが綺麗で良かったです。
このワークプリントを見てたら自分の映画「油揚げの儀式」の最初の仮編集版を久しぶりに見たくなり探す。そして見つけて見てみると懐かしい。色はバラバラですが仮の合成があったり合成前だったり、声もアフレコ前で宇宙人は色々な人の声がやってたりして面白い。現場の音がどうだったのかがよく分かる。
完成版と比較すると面白い。
編集に関しては大きくは変わってない印象です。


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「ウーマン・オン・トップ」

2011年08月28日 | 映画
テレビ録画していた「ウーマン・オン・トップ」を鑑賞。主演のペネロペ・クルスがめちゃくちゃ可愛い映画。
見所はそこですが、お話もなんかラテンな明るさのある楽しい映画で所々で使われるちょいと昔の特撮的な映像効果も綺麗で絵本的な良さもあり使われ方も良くて効いていたと思う。音楽も良く楽しい。基本の物語自体はよく考えるとどうしようもないものだけど軽いタッチで描かれてるから楽しく見れます。各キャラクターが良くて嫌いになれない感じです。
ペネロペ・クルスの可愛さを堪能しつつ明るい気分で見終えれるラブ・コメディー映画です。
なんか美味しい御飯が食べたくなりますね。


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「ローズマリー」

2011年08月27日 | 映画
DVDで「ローズマリー」を鑑賞。「ダーク・クリスタル」か「スターウォーズ ジェダイの復讐」を見に行った時に予告篇でこの映画の存在を知り、強烈な印象を残し暫くお目当ての映画の本編に集中出来なかったという記憶の残る映画でした。数年後にテレビ放送された際に見たのですが期待通りのインパクトのある映画であの当時流行ったスラッシャー映画の中でも良質な出来の映画だと感じた。3倍モードのVHSでは何度か見ているのですが今回デジタル・リマスターされたDVDがやっと発売という事で購入したのでした。特典映像や音声解説も付いてるという事も魅力でした。
そして早速、本編を見直しましたがテレビ放映バージョンとは違うバージョンでした。タイトルもROSEMARY'S KILLERじゃなくてTHE PROWLER(不審者)です。画面サイズもワイドサイズですがテレビ放送されてたものの上下が切られたものでした。テレビ放送では左右の映像がカットされてる事が多いのですがこの映画では逆に上下が多く映っていたのだと分かる。VHSも貴重版かな。
画質は良くなってて細部まで見えるようになっているので新鮮に見れた。今見てもトム・サビーニによる特殊メイクの場面はインパクトがありました。思ってたよりも短いが強烈な印象を残してくれます。
演出は思ったよりもタルい場面も多かったが、音楽が凄く場面を盛り上げていて長い間のシーンも緊張感を持って見る事が出来ます。作曲者は他の映画等ではあまり聞かない人だがよい音楽を作って当てていると再認識。この映画の重要な要素です。監督のジョセフ・ジトーの名前はこの映画で覚えて他にも作品は見ていますが、この映画が一番良い出来だったような印象。そのぐらい何か特別な個性を持った映画だと思います。
音声解説を聞くとこの手の映画の割に結構時間とお金をかけて作られた映画だった事が分かる。
一応、犯人探しの要素もあるし犯人の使う凶器のナイフと牧場なんかで使われる大きなフォークだとか顔の見えない軍服だとか印象的。殺しの手口も前半戦は見事な見せ方でインパクトがあります。そして最後も強烈だしこの手の映画の王道パターンではあるがよい見本的なものに仕上がっていたと思う。
どこか本当に人を殺して映画を作ったんじゃないかとも思わせるようなドキッとする見せ方に成功していて公開当時から印象に残るものでした。日本公開時の予告篇がどんなものだったのか、もう一度見てみたいものです。
残忍で暗い雰囲気の、しかしどこか暗い切なさも同居するあの時代独特の味のあるスラッシャー映画だと思います。


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映画仕事2つ終了。

2011年08月26日 | ノンジャンル
朝方まで仕事してヘロヘロ。今日は朝から某映画の色調整に立ち会う予定でしたが、後輩に任せてる作業自体は問題なく進んでいるようなのでお任せして仮眠室でぐっすり寝させてもらう事にした。昼過ぎに起きてシャワー浴びてお腹も空いてなんか食べたいと思ったけど外は凄い豪雨で外に出る気がしない。
外に食事に出ていた後輩に帰りに弁当買ってきてよとお願いして戻るのを待つ。牛丼とうどんを食べて夕方から某先日までやっていた映画の初号試写へ行く。懐かしい面々とも会ったりして既に1回目の上映を見終えた人の感想を聞く。
みんなの感想を聞くと特に問題はなさそうで安心して試写に望む。音がちゃんとした状態で見るのは初なので楽しんで見れた。ゴールデンウィークとお盆の休みはこの映画の仕上げで無くなったがじっくりと仕上げれて良かったとは思う。
結構時間はかかったけれど・・。さて終わってから一カ所修正したいとの依頼があった。なかなか終わりませんなぁ、この仕事。
上映終わってから新宿に移動してまた別の先日完成した某映画のスタッフ打ち上げに参加。遅れて行ったのだが知らない人ばかりで知ってる人も何か偉い人との話で盛り上がってる様子でしょうがないから隅っこでひたすら飲んで食べてましたよ。終わって監督らに挨拶してから帰宅。
お家に帰ったらアマゾンで注文していたDVD「ローズマリー」が届いていたので早速見る事にした。
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朝まで仕事。

2011年08月25日 | ノンジャンル
今日も朝から仕事。全部グリーンバックの合成の続き。物理的に大変でなかなか形にならない。夕方過ぎに1つ形にして、それから更に2つ作らなきゃ。それが終わってスーパー入れをして色々と出力とかして深夜まで。データのバックアップは朝までかかるの確実な感じ。
バックアップの待ってる時間で某映画の字幕を全て外したバージョンを作成。作業をする時間と場所がずっと取れなかったので出来なかったが朝方誰もいないような時間にようやく出来た。おいらはヘロヘロ。
アシスタントは深夜からソファーでずっと寝てたよ。昼飯は久しぶりにマクド。たまには食べたくなるね。


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オワラナイ

2011年08月24日 | ノンジャンル
今日はアシスタント仕事二本立て。どちらもうまくいってなくて色々やり直しとなるようだ。なんやかんやで深夜まで。
終わってから遅い夕食をご馳走になりビール飲んだりしてから会社に戻って明日の仕事の合成をやったりしてから朝方に寝る。
疲れた。
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全部グリーンバックかよ。

2011年08月23日 | ノンジャンル
今日は朝から仕事。しかし昼過ぎまで素材が届かず待ち。昼飯に最近オープンしたつけそば屋に行ってみる。なかなか旨かった。
戻って暫し待ち。素材届いてやる事が分かるが、全部グリーンバック合成で形にするだけでも大変な感じ。素材もよく分からない感じだし大変。今日じゃ終わらないボリュームだ。
明日は別場所でやるとかで素材を受け渡しする為にバックアップ取ったり、なんやかんやしてたら遅い時間。まだまだやる事残ってるけど今日はおしまいとして残りは根性で明後日やるしかなさそうです。
帰りにすき家で納豆・鮭定食を食う。
電車乗って帰宅中。
明日はまた朝からでアシスタント仕事。この仕事も難航している様子。


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「うさぎドロップ」

2011年08月23日 | 告知
お仕事で本編集と一部合成で関わらせていただいた映画「うさぎドロップ」が現在公開中でございます。
コミックが原作のようですが原作を知らない僕が見ても暖かく微笑ましい映画で楽しめました。
何よりも子役の芦田愛奈ちゃんが可愛らしくて、しかも驚くべき演技力。
知り合いが2人エキストラで出演していたのもあり、なんか個人的にも好きな感じのやさしく温かい映画です。
お時間ありましたら是非、見てみて下さいませ。


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「1408号室」

2011年08月22日 | 映画
DVDで「1408号室」を鑑賞。スチーブン・キングの原作短編小説は読んだ事はあったが詳しくは覚えて無かった。部屋の番号を足すと13になるとかは覚えてたけど。
映画は冒頭あんまり引き込まれる感じは無かったが胡散臭いサミュエル・L・ジャクソンが出てきてから徐々に引き込まれてゆき部屋に入ってからはなかなか面白く見れた。
脅かしな場面がベタですが、なんでもありな展開なので時々こんな目に実際にあったら怖いよなぁ~と思えたり映画的に見てちょっと笑えそうにもなったりしました。
だんだんと現実と非現実が混ざってきて狂気と怪奇の世界にハマッてゆく様が良くて何処か温かみも少し残しつつ地獄のような悪夢の連続が恐ろしくも物悲しい。最終的なオチはどうなるのかと興味は尽きなかったが何度も終わりそうで終わらない展開は面白いけど少ししつこい感じも。
だけど途中から殆んど1人芝居な展開の割に退屈もせず見れたので良かった。
オチは書かないけど相変わらずなスチーブン・キングらしい最後で水や火や幽霊がやっぱり登場しました。いつものパターンですが、そこが良い所でもあります。
ホテルに泊まった際とかに思い出すとちょっと恐ろしく感じたりしそうですが、案外小説がそうだったように暫くすると概要は忘れちゃってる気もします。


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「父親たちの星条旗」

2011年08月21日 | 映画
テレビ録画していた映画「父親たちの星条旗」を鑑賞。クリント・イーストウッドの監督作。最近の映画は当たり続きだが今作も実にサラリと描かれているが視点が良い。この視点の描き方が素晴らしいと思う。どういう話か殆ど知らないまま見たのですが英雄を描いた映画と思いきや英雄というものとはどういうものか?という昔のイーストウッド映画で自身が演じていたようなものではなく本当の意味での戦争というものの姿を戦場だけでなく、もっと個人的な視点で小さくも大きく描いていた。政治とか嘘とか都合のよい別の真実に作り替えられてゆく様は現代も同じで変わっていないので色々と考えさせられもする。派手な戦争映画ではありませんが、実に深く考えさせられる静かな戦争映画でした。


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