どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ヘンゼル&グレーテル」

2024年06月30日 | 映画
「ヘンゼル&グレーテル」という映画を鑑賞。有名な童話のその後の物語というかアメコミ・ヒーロー映画っぽい内容の新解釈なファンタジーアクション系映画でした。
案外主人公達の行動にドジな所もあったりコメディ要素もあり魔女とか血生臭いゴア場面や派手なワイヤーアクションや銃撃場面もある娯楽作に仕上がっていました。
凝った武器のデザインなんかも魅力的で3D映画として作られていたようです
VFXも沢山使われていて斬新な世界感やキャラクターが表現されてました。
殆ど顔はCGのトロール役は「唐獅子仮面」の悪役だったデレク・ミアーズさんが演じていたようです。悪役の黒魔女役でファムケ・ヤンセンも出てましたが素顔の場面は少なく魔女顔の方が多く誰だか分からない感じでした。何気に白魔女の女性が綺麗でしたね。こちらはずっと人間の姿です。
全体的に割とお金のかかった普通に楽しめる娯楽大作って感じの映画でした。







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「獣は月夜に夢を見る」

2024年06月30日 | 映画
「獣は月夜に夢を見る」という映画を鑑賞。邦題から狼男の物語かな?という期待で見始めたのですが狼女の物語でした。綺麗な撮影で静かに展開するドラマで主演女優のクールな表情が自然体の美しさがあり、なかなか直接的に狼女に変身したりはしませんが、産毛レベルの細かい変化なんかは絶妙でどうなるのだろう?と心情も伝わりつつ興味深く見れました。
最終的な狼女の変身後の姿はちょっとイマイチな感じもしたけれどホラー映画というよりも肉体の変化に戸惑う思春期の少女の物語として恋愛感情や職場の理不尽な苛めや複雑な家庭環境の中、健気に生きる姿に切なく哀しいものを感じれる味わい深い映画でした。
思った以上に全体的に良い雰囲気のある映画で気に入りました。







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「クワイエット・プレイス」

2024年06月30日 | 映画
映画館で最新作を見て帰ってから最初のパート1にあたる「クワイエット・プレイス」ってどんなだったっけ?って見直す。
結構詳細は忘れていて普通に面白く見れました。案外パート2で描かれていた事や設定にオチまで既に描かれていたんですね。
アイデアの発想や描き方が良くて完成された一本となってます。DAY1から順に見るのも良いかもです。
お父さんはラストああいう感じで退場となってたのを思い出せました。
コレ見直しちゃうとパート2は二番煎じ感を感じちゃいますね。DAY1は別物語として新鮮に見れますが…。
見始めたら一気に見れちゃう映画でした。






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「クワイエット・プレイス DAY1」

2024年06月29日 | 映画
レイトショーで映画「クワイエット・プレイス DAY1」を鑑賞。一応PART2を見てから観に来ましたが怪物の弱点やその後に繋がるキャラクター等が分かり繋がりも理解しやすかったけど何も知らずに今作だけ見ても楽しめる完結した物語だったと思います。変に色々なキャラクターとのドラマとか家族愛みたいな展開に持っていかず1人の女性視点の物語として個人的な小さな目的の為にサバイバルしてゆく様を一緒に体験するように色々な事を考えさせられながら見れたのがとても良かった。
台詞も少なくサイレント映画のように映像で語る流れと凄く効果的な音響効果が劇場で見る醍醐味も十分に感じさせてくれた。
今日の他の観客達はマナーの良い客で余計な音とか気に触るものも無く気持ち良く没入して見れました。
VFXも派手に描かれていて見応えありました。
色々と細かいツッコミ所はあったんだけどシリーズ中でも単品として1番面白く感情移入も出来て見れたと思います。
そして猫がとても良かったです。






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「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」

2024年06月29日 | 映画
「クワイエット・プレイス」の最新作を劇場に観に行く前にまだ見て無かったPART2を見ておこうと「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」を鑑賞。前作は釘踏んで痛ーい場面は覚えてましたが内容は結構忘れてました。冒頭で全ての始まりが描かれてから前作の続きが丁寧に描かれてゆきました。色々とそうだったっけ?みたいな設定が出てきて確認作業のように見た感じ。
まぁ最新作は前日譚なのであまり関係無いかもですが予習としてはOKだったと思う。
怪物の弱点が何だったかが知れたというか思い出せたので。
静かな緊張感ある場面が続きますが昼間に暑いので窓開けてテレビて見てると外の音の方が気になって集中して見れ無かった印象はあります。本来は劇場のちゃんとした音響で見るべき映画ですね。他の客に煩い音出す奴がいなければ良いですが最近はマナー悪い人も多いので何ともですが。
映画は集中力無く見たせいもあるかもですが何か特別良いものも無い続きの物語だったという印象でした。






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「フィービー・ケイツの私の彼は問題児 ドドンパ」

2024年06月28日 | 映画
「フィービー・ケイツの私の彼は問題児」を大画面にて久々に鑑賞。なんか憎めない楽しい映画だった記憶はあるのだが内容とか殆ど忘れていました。見ると結構すぐに思い出せて可愛らしくもちょっとクレイジーなコメディで楽しく見れました。
中盤はちょっとワンパターンな流れでしたが全体的に憎めない愛らしい良さのあるB級映画です。初めて見た時から思ったのは主人公にしか見えないオレンジの髪の男の役をジョン・ライドンが演じていたら更に楽しかっただろうな…と勝手に脳内変換したりしてました。フィービー・ケイツも可愛かった。ティム・マシスンも出てましたね。特殊メイクや光学合成も良い味わいがあり好みでした。
邦題のドドンパって何?






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「炎の少女チャーリー」

2024年06月28日 | 映画
大好きな映画「炎の少女チャーリー」を大画面にて鑑賞。スティーブン・キング原作の映画で原作も読みました。チャーリー役のドリュー・バリモアの演技が見事で泣かされもしました。物語も良くて使いたくない特殊能力を最後には絶望感と喪失感と怒りで使ってしまうという哀しさと爽快感を感じる大爆発・炎上場面はやっぱり最高でした。火の玉のワイヤーが見えちゃってた記憶がありましたが今日はワイヤー全然見えなくて気になりませんでした。
CGじゃない本物の炎なのがやっぱり良いですね。
タンジェリン・ドリームによる音楽も素晴らしい。何気に役者陣は豪華です。






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「ザ・コンフィデンシャル」

2024年06月27日 | 映画
日本劇場未公開という映画「ザ・コンフィデンシャル」を大画面にて鑑賞。メル・ギブソンにケイト・ボスワースにニック・スタールが出てるという事でそれなりに面白いちゃんとした映画だと思ってましたが、ここ数年に見た中でも最低というかつまらなくて興味に欠ける映画でした。冒頭から全然乗れないミュージックビデオ風な編集と音楽で全然内容が頭に入って来ない感じで印象に残るものが無く下手なテレビドラマか自主映画を見てるような感じもありました。段々と飽きてきて睡魔にも襲われたりして何が何やら内容的にもよく分からない感じのまま見続けました。シナリオと演技はそれなりにちゃんとはしてるんだけどシナリオ通りに急いでただ撮りましたよ!っていうような演出で撮影はアングルにセンスが感じられず見ていてイライラするものがありピントも甘かったりする所にばかり注意が入ってしまいました。
編集に音楽の使い方も酷いと感じましたが元々酷い撮影素材を無理矢理なんとか形にしたのか?それともコレが良いと思ってやったのか?どうなんだろう?って思える程でした。意味の無いズームとか動きとか色々な所で気になる技術的な側面やら演出的な良さを全く感じさせないものがありました。
全般的にやっつけ仕事感満載!
まぁ物語としては荒筋としては理解出来ましたが、そうですか…って感じで感情的に全然グッと来なかった。
メル・ギブソンがよくこんな映画に出たな…って思います。日本劇場未公開なのは納得です。







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「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」

2024年06月26日 | 映画
アイルランドのホラー映画「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」を5.1ch 大画面にて鑑賞。殆ど内容知らずに見始めたのですが冷たく静かに不穏な空気が立ち込めるような緊張感のある緩急のある編集と地味に効果的なサラウンド音響で惹き込まれる映画でした。
悪魔とか特殊メイク派手な感じのホラーでは無く綺麗な撮影と照明で淡々と人物の表情や身体の動きだけで恐ろしさを感じられるリアルと民間伝承の狭間を上手く見せていました。役者の存在感がそれぞれ皆良かった。
様子が変だった母親がある日突然失踪してしまい戻って来てからも何か変な違和感があり理由等よく分からないという状態が地味に娘視点で考えると不安感があって恐ろしかったです。ベタで定番なホラー映画と違い血も出ないし人も死なない所が逆に良くて精神的にジリジリと追い詰められるような切なさもある身に染みるホラー映画でした。
灰色っぽい色彩のトーンと要所要所にある赤い照明と闇の効いた映像も良かったです。






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「マッド・ハウス」

2024年06月23日 | 映画
映画「マッド・ハウス」を鑑賞。どんな内容か知らずにホラーかな?みたいな感じで見始めたのですがヤバい宗教的な洗脳と監禁の物語でした。引越ししたアパートの良い隣人っぽく思えた人達皆がグルになって1つのコミュニティを形成していたという気持ち悪くも恐ろしい流れでした。何でもない日常が一気に変わってしまうとか信用出来ない人々とか興味深くも恐ろしくどうなるのか?と面白く見れました。
殆どアパートの中だけの話で低予算で作られたような内容だけど脚本やキャラクター造形がしっかりしていてドラマ的にも見応えのある映画でした。オチも付いてて締まりました。
皆、知らない役者達が出てましたが芝居も良かったです。






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「ザ・ウォッチャーズ」

2024年06月22日 | 映画
M・ナイト・シャマランの娘が監督した映画「ザ・ウォッチャーズ」を内容とか殆ど知らないままレイトショーにて鑑賞。
主演はダコタ・ファニングで眼力がある女優さんです。冒頭から謎なホラー的展開で一気に主人公もその世界に入ってしまいます。そこでは謎な設定が色々あって何なんだ?どうなるんだ?と興味を惹きます。
まぁお父さんのシャマラン監督の映画と似た感じですね。全体的に画面が暗くて変わり映えしない展開が続き興味深くはあるけど段々と怠く飽きや色々とツッコミ所も見えてきたりもしました。まぁ全体的には悪くは無いんだけどこの調子のまま終わっちゃうのかなぁ?と思ったら後半に色々と事実が判明してゆき衝撃というより成る程そういう事かぁ〜と思わせるオチがちゃんとありました。ここでは書かないけどちょっと良い面と何か無理矢理だなと思える面とがありました。






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「マッドマックス 怒りのデス・ロード 口述記録集 血と汗と鉄にまみれた完成までのデス・ロード」

2024年06月21日 | 読書
会社の後輩から面白いよ!とお薦めされて借りた本「マッドマックス 怒りのデス・ロード 口述記録集 血と汗と鉄にまみれた完成までのデス・ロード」を読み終える。大傑作映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のメイキング的な内容でブルーレイの特典映像とかである程度知っている内容が書かれているのかと思っていたら色々な視点からかなり詳しく詳細が知れるもので知らなかった事実が沢山あって改めて凄い!て思わされる映画作りの道のりが記されていました。本を読むのは遅いのですが短い証言を読む積み重ねであって読みやすく途中からは内容的にも興味深過ぎて止められなくなるような面白さがありました。また映画も見直したくなりました。




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「アラビアンナイト 三千年の願い」

2024年06月20日 | 映画
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の次にジョージ・ミラー監督が作った映画「アラビアンナイト 三千年の願い」を5.1ch 大画面にて初鑑賞。次回作「フュリオサ」に通じるような部分もあったりVFXの使い方とか映像と音響効果の面白い演出とか興味深いものがありましたが会話が多くて前半部分で睡魔に襲われちゃいました。全体的に会話の内容が頭に入って来ない感じがありました。なので中盤まではあまり面白味を感じれなかったのですが不思議な事に途中から急に入り込めて深い哲学的な事柄や人間性や幸せとは?願いとは?とか考えさせられるものがあり興味深く面白く見れました。
壮大で俯瞰の視点で見る事が大事というか色々と理解しきれてない部分もあるので、いつか改めてもう一度見直したいとも思えるものがありました。
カラフルでサイケな瞑想世界のような映像表現が僕の漫画本や次回作でやろうとしていた事と似ていて完成形を見せられたような刺激がありました。
サラウンド音響の効果もかなり効いていて良かったです。






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「レディホーク」

2024年06月19日 | 映画
昔、名画座で二本立てで見て良かった映画「レディホーク」を久しぶりにブルーレイにて大画面の5.1ch音声で見直す。やっぱり大画面映えする綺麗な撮影の映像で音楽も良く、しっかり感動出来ました。呪いのせいで昼になると鷹に変身してしまう女と夜になると狼に変身してしまう男の人間の姿で逢えない男女のファンタジックな恋愛物語です。時代が中世が舞台なのにロック調の音楽が流れて違和感もあるけど今やその音楽が大好きなので凄く良くて優しい曲調の所では切ない染みる感覚が伝わり涙も流れたりしました。そしてラストも音楽が最高に盛り上がり感動です。
ラストの映像は記憶ではもっと黄色がかっていてもっと綺麗だった印象でしたがそこまででは無かったかな。夜の青い世界のミッシェル・ファイファーの神秘的な美しさもフィルム上映で初めて見た時はもっとハッとさせられた記憶があります。
主人公のマシュー・ブロデリック演じるネズミ役がベラベラ喋るコメディ的な面がちょっとウザイ感じがあったりして軽い印象で特撮とかも微妙な面もありますが全体で見ると分かりやすい娯楽作に仕上がっていて、やはり素敵な映画だと再認識出来ました。
ルドガー・ハウアーとミシェル・ファイファーがとにかく素晴らしい。







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「ダウンタウン物語」

2024年06月18日 | 映画
若きジョディ・フォスターが出てたという事で気になってた映画「ダウンタウン物語」を大画面にて初鑑賞。監督はアラン・パーカーだったんですね。後の作品に通じるような映像のトーンや音楽との編集とか個性が既に出ておりました。音楽はポール・ウィリアムスで歌詞も曲も歌も彼らしい良さが出てます。
内容はバグジーやファット・サムとかギャングものですが演じるは皆子供というのが斬新で面白いギャング・ミュージカル・コメディでした。血生臭い銃撃戦では無くパイ投げ対決になってたり車は車型の自転車だったりします。なので子供でも安心して見れるような映画に仕上がってました。
物語展開はちょっとギャングごっこっぽい面が目立ち内容に惹かれる所には欠けた印象だったけど後半は憎めない良さが増してきて最後は歌の歌詞も素敵で楽しく見終える事が出来ました。
ジョディ・フォスターは昔から変わらない美しさと眼力とクールな表情の魅力がありました。
エンドクレジットにマイケル・ジャクソンの名前があって出てたの?って調べたらあの有名なマイケルとは別な人だったようです。






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