どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「4Dマン 怪奇!壁ぬけ男」

2019年02月28日 | 映画
中学の頃だったか映画雑誌でテレビ放送されるラインナップの写真と題名を見て気にはなってたけどスルーした映画「4Dマン 怪奇!壁ぬけ男」をDVDで宅配レンタルして遂に鑑賞。
古い映画ですが発色の良い独特の映像で特撮合成もなかなか良く出来てました。似たような合成の仕事を僕も昔やりましたがマスク・アニメーションとか何げに手間がかかり大変なんですよね。前半は設定説明場面が多く派手な場面も無いですが後半で特撮映像が沢山見れました。
どういう話なのかよく知らずに見ましたが物語も面白く突っ込み所は沢山あるけど恐ろしさのある内容でした。
壁ぬけすると歳をとるという設定や触れると相手の寿命を吸い取り若返るという設定に恋人と弟との背景やらが面白くどうなるのか興味深く見れました。
紅一点の女優さんが綺麗でしたがテレビ版「バットマン」でキャットウーマンを演じていた人だったんですね。
監督は「マックイーンのBLOB」を手掛けた方だった。なのでエンディングもまた?で終わるという洒落たものでした。




コメント

「ROCK & RULE ロックン・ルール」

2019年02月27日 | 映画
TSUTAYAの宅配DVDというのを初めて利用してみて早速届いたので見た映画は「ロックン・ルール」という80年代のアニメーション作品。ルー・リードが音楽を提供しているというので知り興味を持ったのでしたが他にもイギー・ポップやデボラ・ハリーとか好きな音楽が沢山聴けそうって事で楽しみでした。5.1ch だったのでサラウンドヘッドホンで聴き鑑賞。
音楽も良かったけどアニメのトーンや動きに美術がとても好みで80年代の独特の光や未来的デザインが素晴らしかった。アメリカの(カナダ映画でした)アニメらしいキャラクターのデフォルメされた姿や動きも面白かったです。効果音も音楽もゴキゲンで一気に見れたんですがストーリー展開に惹き込むものという点ではちょっと単調でドキドキやハラハラが無かった気はしました。だけど最後は音楽の力もあり、とても最高な気分になれました。ラストの曲大好き!
特典映像に短編映画が収録されてて見るとこちらが元になった作品なのか物語の展開とかテーマが明確で伝わり安かったです。映像や音楽は本編の方がパワーアップされてて良かった。
youtubeでサントラを聴きましたが本編より長く各曲が聴けてとても良かったです。ルー・リードは2曲歌ってましたね。
それとEVILを逆から読むとLIVEだと初めて気が付かされました。なんか深いね。


コメント

「ライト/オフ」

2019年02月26日 | 映画
長い休みが取れたので随分と前に沢山ブルーレイを注文してたのに届いたのは今日で休みの最終日でした。そんな訳でそこから短めの映画を見る事にして選んだのはホラー映画の「ライト/オフ」原題はライトアウトでした。
元になった短編は見てたけどアレをどう長編映画化したんだろう?って興味もありました。部屋を暗くしてサラウンドヘッドホン音量マックスで鑑賞。
実に音響の効果が良くて緊張感と突然の効果音でビクッとしてしまうという音で怖がらせる系の映画でした。
後は映像とシチュエーションと芝居が何とも言えない恐怖感を出していてシンプルなアイデアや見せ方を最大限に引き出していたように感じました。
物語も思ってた以上にしっかりとしていてキャラクターにも共感出来て納得のいく展開を見せてくれました。
久しぶりに見応えのある定番だけど予想外のホラー映画が見れた気がします。役者陣のキャラクターや芝居もとても良かった。バンバン人が死ぬようなホラーでは無くしっかりと登場人物が活躍する内容で死人も最終的にはそこまで多くも無かったのも良かった所。最初は何だかよく分からない怖さに満ちた黒いヤツの正体がちゃんと判明してゆくというのが一層面白さを増していた。ラストも余計なこけおどしも無くあっさり終わりますが、ある意味問題が解決してスッキリと悲しい気持ちが同居した不思議な安堵感と共に見終える事が出来て良かったです。
特典映像の未公開映像を見るとその後の展開もあったようでコレはコレで見応えはあり結末も悪くなかったんだけど現状のあっさり終わる方で良かったと思います。


コメント

「暴走機関車」

2019年02月26日 | 映画
初めて試写会で観た時に衝撃と感動を受けた大好きな映画「暴走機関車」のブルーレイが発売されてDVDは持ってたけど画面サイズがSD内ワイドサイズだったので特典も色々収録されてるようだし…と高いんだけど欲しくなってしまい買い直ししちゃう。
ブルーレイで画面いっぱいサイズのサラウンドヘッドホンの大音量で鑑賞。
画質もフィルムの質感の残った良い感じで良かったです。
やっぱり素晴らしい映画でした。2度感動ポイントが僕にはあってマニーが仕事について語る場面とラストに涙しました。殺気迫るジョン・ボイトの演技は凄くて受賞は逃したけれどアカデミー主演男優賞は彼だ!と当時思ったものです。音楽がちょっと現代的だったりしますが凄く良くて芝居と音楽の相乗効果で涙を誘います。エンドロール見てて気付いたのですが音楽にアラン・ハワースが絡んでいたようですね。あのシンセの音色の良さは彼の功績もあったのかもです。
心に響く人間ドラマであり暴走機関車を止めようとするサスペンスでありアクションでもある映画の醍醐味たっぷりの大傑作!
特典映像も全て見ましたがメイキングが興味深かった。殆どをセットでスクリーンプロセスで撮影していたんですね。ブルーレイになって本編見てても安全ワイヤーや白いホリゾントやスタッフの手?が分かっちゃうカットもあったけど背景や線路がプロセスライブ撮影だったのには驚いた。凄く自然に馴染んでたと思います。コツは背景は少しボカすって事ですね。
セットじゃなく殆どロケ撮影してるように感じてました。


コメント

「捨てがたき人々」

2019年02月25日 | 映画
DVDで映画「捨てがたき人々」を鑑賞。バー煩悩で何度かお会いして美味しい料理をいただいた女優の三輪ひとみさん主演の映画で今作では大胆なヌード場面も演じてられていました。
漫画が原作のようです。主人公の男が結構最低な奴で犯罪でしょと思うぐらい次々にレイプのようなセックスをしてゆきます。ところがそんな男を支えてゆこうとする健気だけどちょっと変わった女を三輪さんが演じていました。色々と困難を経験しつつ徐々に心が触れ合いイビツではあるけど家庭的な感じにもなりますが最終的には上手くいってるようでいってないような複雑だけどある意味リアルな結末を迎えました。周りの人達も壮絶な生き方や死に方をしてます。人間の闇の部分というか赤裸々な部分が生々しく描かれた映画です。面白味という面ではあまり楽しい気分になれる映画ではありませんでしたが所々ユーモアもあり以外な展開と人間臭さを感じる映画でした。


コメント

「ジェーン・ドゥの解剖」

2019年02月25日 | 映画
ドンキ・ホーテに買物に行ったらTSUTAYAのネット配信無料キャンペーンの勧誘に会い見てないソフトがいっぱい溜まってるのでそんなに興味は無かったんだけど宅配DVDサービスってのも試せるとの事で契約してみた。
色々見れるけど新作は無料では見れないとか色々と面倒な設定とかありましたが「ジェーン・ドゥの解剖」という公開時から気にはなってた映画を動画配信のパソコンで見る事にしました。
Macだと再生が上手く出来ず何だよ!って試行錯誤しましたがブラウザにfirefoxっていうのを入れてやれば見る事が出来ました。でもパソコンの画面で映画を見るっていうのは個人的にあまり好きじゃないですね。部屋を真っ暗にして日本語吹替版で鑑賞しましたが暗い場面が多く見ずらかったです。
最初の方はどんな展開になるのか?と解剖場面のリアルさや死体の女性の美しさ等もあり興味深く見れてましたが話が展開するにつれて大体先が読めてしまい、結局そのまんまな流れで前半のリアルな内容からどんどん超自然で面白味を感じれないものとなってゆき不条理で納得出来ない部分や派手な見せ場はあるけど都合良すぎな展開だったり興味は失せていってしまいました。なるほど、こういう映画だったんですね。というような感想で消化不良気味に見終わりました。
劇場のスクリーンと音響でちゃんと見れてたら集中力ももう少し持続出来たとは思いますが…。
DVDは旧作なら8枚まで無料で借りれるって事なので借りてみようとリクエストしてみたが何の返信も動きもまだ無いのでどうなってるのか分かりません。DVDならテレビで見れるからもう少し気持ち良く鑑賞出来るとは思います。


コメント

「パリの恋人」

2019年02月24日 | 映画
スタンリー・ドーネン監督が亡くなられたとのニュースをネットで見て彼の監督作品「パリの恋人」を追悼も兼ねて鑑賞。古い映画なので監督も既に亡くなられていたと思ってたので今まで健在だった事に少し驚いたりもしました。主役のオードリー・ヘップバーンもフレッド・アステアも既に故人だったしね。この映画は中学か高校の頃にテレビ放送で見たきりで久しぶりの鑑賞となりました。ブルーレイの画質に色がとても綺麗で驚く程、新鮮に見れた。ファッション的に見た目にも楽しくオードリー・ヘップバーンの溢れんばかりの笑顔の魅力や歌と芝居も見応えありました。フレッド・アステアのダンスは今見ても軽快で一流を感じますが物語的にはヘップバーンが恋する男という役にはちょっと歳取り過ぎみたいにも感じちゃいました。
ミュージカルとダンスの楽しい気分になれる映画で映画ならではの映像や編集の素晴らしいセンスある作品だと思いました。同じ監督でヘップバーン主演の映画「シャレード」も面白かった記憶があるので見直したくなりました。画質は良くないけどDVDは購入済なので今度機会があったら見たいと思う。折角だから高画質なブルーレイを買い直しして見るのも良いかもしれませんね。スタンリー・ドーネン監督の御冥福をお祈り致します。


コメント

「アクアマン」

2019年02月24日 | 映画
映画「アクアマン」を鑑賞。アメコミものでそんなに期待せずに見たのですが美術や世界観が美しく驚きもあり見ているだけで目に楽しいというか面白く見れました。またアクションも編集で見せるので無く1カットで流れるように見せてくれたり見応えありました。芯になる物語も分かりやすく心に響くもので何度も感動的な場面もあり涙も溢れました。ブルーレイとかでも見直したい映画ですが劇場の大画面で見るのが最適な娯楽作品だと思いました。3D版で見ても良かっただろうとも感じました。テレビで見直すと感動は半分くらいになってるかもです。
深い事考えず見てても物語も納得出来る展開で色々と細かい突っ込み所はあるけど映像力と主人公のキャラクターと色々なサブストーリーにも魅力があり面白くいっぺんに何本もの映画を見れたような不思議な満腹感も味わえました。マニアックな設定とか背景を知らずに見ても一本の映画として楽しめる娯楽作品に仕上がってたと思います。何気に出演者も豪華でしたね。


コメント

「エアベンダー」

2019年02月24日 | 映画
ブルーレイが500円だったので衝動買いしちゃったシャマラン監督の映画「エアベンダー」を鑑賞。
CGが凄く沢山で良く出来た映像でした。ストーリーは何か他の映画でもあったような内容が混ざったような設定で先も読めそうな感じではありましたが予想していた展開よりも単純でそこまで面白味が感じられるものでは無かったように感じました。ベタかもですが悪者的に描かれていたキャラクターと和解して良い話に持って行くようなものかと思いきや中途半端に纏まり続編を匂わせるような終わり方だったのは消化不良気味でした。
なかなか深く壮大なテーマやらあったので真正面からドラマとして描いて貰いたかった気もします。見せ場の多い娯楽作品としては実に良く出来てたんだけれどね。


コメント

「Ronin ローニン」

2019年02月23日 | 映画
公開時に予告編とか見て気にはなってたけど題名のせいか何か見る気になれずにいた映画でしたが面白いお勧め映画だと聞きDVDが200円で売ってたので購入してようやく鑑賞。
骨太な見応えある騙し騙されの先が読めそうで読めない面白い映画でした。
そしてカーアクションが凄かったです。サラウンドヘッドホンで聴きながらの鑑賞だったので迫力もありました。最終的にはちょっと理解出来てない部分もありますが最後まで飽きずにグイグイと引き込まれて見れました。
デ・ニーロの芝居も良かったです。
他の登場人物達も存在感があり見応えありました。特典映像で未公開映像も見ましたがラストはどういう意味だったんだろう?そして銀のケースの中身は?
カーアクションが凄かったので再度そこだけ見直しちゃいました。


コメント

「ノッティングヒルの恋人」

2019年02月23日 | 映画
安かったのでブルーレイで衝動買いした映画「ノッティングヒルの恋人」を画質チェックで少し見てみようと見始めたら止まらなくなってしまい最後まで一気に見てしまった。前にDVDで見た事あったけど、この手の普段好んで見ないジャンルの映画の中では良く出来た暖かい気持ちになれるラブコメ映画だと改めて思いました。夢のような嘘みたいな展開の話だけど笑いも切なさもあって気持ち良く見れます。
街の雰囲気や主演以外の脇役の良さも光る一度見た事あっても再度楽しめる娯楽作だと思いました。
同居人のスパイクが憎めない奴で良いです。


コメント

「アリータ:バトル・エンジェル」

2019年02月21日 | 映画
先行上映で「アリータ:バトル・エンジェル」を3D吹替版で観に行きました。
予告編を見てビスタサイズの映画だと思ってビスタメインの劇場に行ったのだがシネスコのスクリーンの劇場でした。でも映画もシネスコサイズだったので良かったです。だけど画面下部のフォーカスが甘い上映でした。
映画はCG映像が凄かったです。主人公のアリータは目が大きくて少し異様な感じもあるのですが僕の自主映画「完全燃焼」の主演女優さんにもちょっと似てるなぁ~なんていう風に見てたら凄く表情も豊かで自然に見る事が出来ました。時々CG臭い所もあったけど感情移入して見れました。原作の漫画は読んだ事無くて知らなかったので新鮮に見れたけどJ.キャメロンの好きそうな内容だなぁと感じつつ時々R.ロドリゲス監督らしい見せ方や音楽があったりして楽しく見れました。
日本語吹替も自然で良かったけど3Dはまぁまぁな印象でした。2Dでも良かったかもしれない。主人公の魅力と物語展開の面白さで飽きずに見れて最後はまぁ良い所で終了って感じでした。
もう少し早く終わるか逆にその先まで見せて貰いたかったような微妙な所で終わった気がします。
面白かったけど見終わって暫くしてみると結構内容を忘れてしまってる気がします。
そうそうジェニファー・コネリーも良かったです。


コメント

「プレデター」

2019年02月21日 | 映画
ブルーレイでプレデター・シリーズのセットを購入したけど見れてなかったので見てみようとサラウンド・ヘッドホンで鑑賞。画質も綺麗で音楽も盛り上がり楽しく見れた。案外単調な場面も続き長い印象もありましたが、しっかり作られた懐かしくも見応えある映画です。劇場で初めて見た時の印象だとシネスコの映画だったと思ってたけどビスタサイズの映画だったんですね。シュワルツェネッガー始め男臭い強そうな連中が沢山出てきます。謎のプレデターが何者か分からないで見てた時はドキドキしたものです。今や知ってるからちょっと間延びして感じる所があるのかもしれません。紅一点の女優さんの目力とエンドクレジットでの笑顔がとても印象的でした。
特典映像はDVDと同じみたいでしたが色々と見直しちゃいました。


コメント

「グレムリン 2017 ~異種誕生~」

2019年02月20日 | 映画

DVDで「グレムリン 2017 ~異種誕生~」を鑑賞。「グレムリン」大好きだからタイトルだけで興味持って見たい!となったけれど僕の好きな「グレムリン」とは全く関係無いバッタもん映画です。でも原題はgremlinです。
sが無いだけね。まぁ分かってはいたけれど予想以上につまらない映画でした。主人公の親父の行動が最低で展開も何じゃそりゃ?って感じ。「グレムリン」と「リング」を足したような話でクリーチャーは「クローバーフィールド」に出てたやつの小ちゃい版みたいな。題名は「グレムリング」で良かったんじゃない?
監督・脚本・VFXと同じ人だったので低予算自主映画だったのかもしれませんね。CGの馴染みは残念な出来でした。トラッキングはまぁまぁ。
話の内容がつまらなくて途中からもうどうでも良い感じで見てました。クリーチャーの動きはちょっと可愛かったけど。

コメント

「スティーブン・キング ビッグ・ドライバー」

2019年02月20日 | 映画
DVDで久しぶりにスティーブン・キングの映画を鑑賞。「ビッグ・ドライバー」という原作も全く知らなかった作品です。どうやらテレビ映画だったようです。レイプ・リベンジものの映画で少し前に見た映画がかなりキツい内容でしたがこちらはベタな内容のものでキングらしい超自然や被害者自身の妄想から起きているのでは?等とどうなるのか?とスリラーとして面白くは見れました。結局は大きな捻りもないストレートで都合の良い展開の内容でしたが最後のちょい役出演だったジョーン・ジェットからの電話の一言がなかなか良く印象に残る結末でした。
後半、強引なフェミニスト臭というか主張がちょっと鼻に付く感じがありました。レイプシーンにやたらと感情を煽るような音楽が流れるのも違和感を感じた。女優陣がなかなか豪華。全体的にはキングっぽさもあるエンタメ・テレビ映画な印象でした。


コメント