どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「美しい湖の底」

2022年05月31日 | 映画
Netflixで「美しい湖の底」という映画を鑑賞。どんな内容かも知らずに見始めたのですが犯罪ミステリー映画で時間軸が逆に遡る展開で物語が進んでゆくものでした。
なので少々混乱する感じで人物関係とか分かりにくい状態が続きますが徐々に整理されて分かりやすくはなってゆきました。
役者陣は全く知らない方々だったのも新鮮に見れた。映像も良く編集のテンポ感も良かった。犯罪殺人ミステリーだけど随所に笑えるような場面もあったりしてユニークでもあった。だけどオチとしては衝撃というのはあまり無くて流れから多分こういう結末かな?と想像した通りでした。そこまで辿り着くまでの展開が焦ったくもありましたが興味深く面白かったです。






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「Youは何しに日本へ?」

2022年05月30日 | テレビ
「Youは何しに日本へ?」っていうテレビ番組がNetflixで見れるようになっていて何度かオンエアー時に見て面白かったので見始める。各1時間弱の番組ですが面白くてやめられ無くなり深夜まで10話以上ズルズルと見ちゃいました。色々な国の色々な方々の日本に来た目的や行動にその背景が見れるのと日本の人々との交流が素敵だったりしました。しかし外国の方の行動力とか凄い人がいるなぁと感心しちゃう所があったりしました。見たエピソードはコロナ禍前に収録されたものでしたが昔のように旅行とかを思う存分に楽しめる環境に早く戻って欲しいものですね。









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「消えた16mmフィルム SHIRKERS」

2022年05月30日 | 映画
Netflixでドキュメンタリー映画「消えた16mmフィルム SHIRKERS」を鑑賞。
近い時期に卒業制作で16mm映画を撮ってたので興味を持ち見てみたくなったのですが正直予告編を見ても謎が残りどういう内容なんだろう?と見てました。16歳というシンガポールの若き少女達が脚本・主演等をして年配の謎の映画の先生?が監督・撮影をして撮影された自主映画でした。撮影は何とか終えたのですが監督がフィルムと共に行方不明となり幻の映画となってしまった経緯が描かれてました。
とても美しい撮影の当時の素材が見れるのですが行方不明との事なのでこの映像は何?もしかして再現映像なの?とか思ったりしたら何か醒めるなぁみたいな感覚も出てきたりでどうなんだろう?と謎を残す展開でした。編集やポスプロが実に丁寧で良い仕上がりでフィルムや昔のビデオ映像のトーンがリアルでどこか懐かしくもあり良かったです。結局フィルムは後に発見されたので本物でした。音声トラックは紛失していたようなので映画としては本来の形としては再現は出来なくなっていたが語りで説明され影響を受けた映画等も紹介されたり興味深くも面白く見れました。
年月と映画に対する愛情に友情や争いや憎悪等の複雑な想いが伝わって来るものがあり複雑な良さや哀愁みたいなものが感じれました。
良く出来た映画だったと思います。
映画愛感じる不思議な味わいのある作品でした。






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「トップガン マーヴェリック」

2022年05月29日 | 映画
レイトショーで「トップガン マーヴェリック」を鑑賞。「トップガン」から随分と間が空いた続編ですがトム・クルーズは結構ずっと新作見てるからかあまり老けた印象は無く不思議な時間感覚で見れました。
ジェニファー・コネリーは昔から比べると随分と大人びたというか歳相応な感じですが素敵でした。映画の内容というか物語自体は前作は大嫌いな部類でしたが今作も根底はやはり好戦的で好きになれない部分と人間ドラマや葛藤の前作より見応えある良い部分とかありました。だけど基本的にはベタな内容で分かりやすい先の読めちゃうものでした。エンタメ作品としては前作よりはまぁ素直に楽しめました。
やっぱり劇場の大スクリーンと大音響で見るのが良い映画で体験するような感覚で音楽や戦闘機の音響に浸れるのが醍醐味ありました。4DXとかで座席が揺れたりして見るのも良さそうですね。
冒頭は前作と殆ど同じで音楽が懐かしい気分を盛り上げるものがありました。
詳しい物語の内容とかはネタバレになるから書かないでおきます。




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「ストレンジャー・シングス4 未知の世界」

2022年05月29日 | 映画
Netflixで「ストレンジャー・シングス4 未知の世界」を鑑賞。シーズン3を見てから随分と間が空いたので忘れている面も多く1話目ではキャラクター紹介的なエピソードでしたがあまり集中しにくく話の内容的に面白味を感じれずで色々と過去作との関連なんかを思い出したりしつつ見てました。最後の方で話がようやく動き出して続きに興味が持てて2話以降は面白く見れました。
そこからはお馴染みのキャラクター達がそれぞれ別場所で動き出すエピソードで最終的にひとつに纏まるのだろうと期待しつつ色々と先を想像しつつ見れました。先の読める部分もあったけど、予想外な面も多く興味深く見れました。だけど、それぞれのエピソードに隔たりがあり過ぎて関連性が感じにくかったりする気もしました。結局は最後まで見てもvol.2に続く…という事で中途半端に終わってしまいました。続きが楽しみではあるが次見れる頃にはvol.1の面白さの勢いみたいなのを忘れちゃっている気がします。
各役者陣が随分と成長して歳をとった印象ですが少年達という時代が1番魅力的だった印象です。今シリーズでも80年代の映画やビデオに音楽が上手く物語に活かされていて面白い部分でした。「エルム街の悪夢」や「チェンジリング」が今シリーズでは連想させられる映画でしたがフレディ役のロバート・イングランドが登場したのは嬉しい驚きでもありました。






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「ラブ、デス+ロボット」

2022年05月25日 | 映画
Netflixで「ラブ、デス+ロボット」という短編映画シリーズをいくつか鑑賞。各話それぞれ完結した物語で面白く見れた。
CGやアニメで描かれたSFな世界観や表現は凄い完成度で見応えがあり驚きもあり興味深かった。昔「ヘビーメタル」という大人向けアニメがありましたが同じような良さが今作も感じられた。エログロ描写が生々しく描かれていて美しくもありました。物語も短いながら面白くオチもしっかりあったりで面白かったです。
短いので次々と見ちゃいましたが沢山あるので全部は見れていません。宇宙ものやモンスターものが多かったですが変わり種なユーモア感じる作品もありました。






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「シン・ウルトラマン」

2022年05月23日 | 映画
レイトショーで「シン・ウルトラマン」を鑑賞。思ってたより変な映画で意外性は面白かった。だけど役者陣の顔ぶれがテレビCM等でよく見る方々ばかりなので表面的なキャラというか別な印象も頭から離れない感じもありました。登場人物達に感情移入して見れるという感じでは無かったです。
台詞の内容も小難しく頭に入って来ない感じで冒頭の怪獣紹介とかのテロップも短過ぎて頭に入ってきません。これは「シン・ゴジラ」でもそうだったのでまぁそういう演出だからという事で良いのですが正直あまり好みでは無く、またやってるって感じでしたね。まぁ細かい部分まで理解出来なくとも大雑把な流れは分かりやすいので物語にはついて行けました。全体的には自主映画みたいなわちゃわちゃした可笑しさとCGと特撮の派手な見せ場で飽きずに見せてくれる娯楽作として仕上がっていたと思います。誰かのネットでの投稿でチラッと読んじゃった内容がふざけたジョークだと流していたのですが実際に映画にあって驚きと共に可笑しさもあって面白かった。
そんな予想外だった部分が楽しい映画でした。でもウルトラマンってこんな話だったっけ?




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「ザイオン」

2022年05月23日 | 映画
下半身の無いレスリング選手についての12分の短編ドキュメンタリー映画「ザイオン」を鑑賞。鍛え抜かれた上半身でレスリングをする姿は凄いと感じ他にもピアノとか色々と出来て、こんな人もいるんだなぁと短い作品ながら知る事が出来ました。
試合の決勝には負けて相当落ち込んだようですが立派な実績を残したと思います。その辺りの事をコーチが熱く涙ぐんで話す場面も印象的でした。






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「汚れた真実」ペテン師

2022年05月22日 | 映画
Netflixで「汚れた真実」というドキュメンタリーの「ペテン師」というドナルド・トランプについてを描いたエピソードを鑑賞。監督は「バーニング」や「ショート・サーキット」に出ていたフィッシャー・スチーブンスでした。色々と知らなかった事とかも知れて興味深かったですが視点違えば捉え方も違ってくるので真実はどうなのかは結局は曖昧なままの部分も多かったですね。だけど、つい最近までトランプが大統領だったのですが彼が国を良くしたのか悪くしたのかはどうなんでしょうね。
ビジネスマンとしては「ペテン師」であったとしても天才でもあったとは分かりました。日本も色々と要求されて金とか取られてそうだとも感じたり。




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「バスタブで死んだ私」

2022年05月22日 | 映画
Netflixで「バスタブで死んだ私」という実話を元にしたテレビ映画?を鑑賞。主人公の女性が何だか嫌な性格で感情移入出来ないキャラでしたが最終的には色々な依存性である事が分かり分かっちゃいるけどやめられない辛さや孤独感みたいなものが伝わり複雑な気持ちにさせられました。
人は誰もが何かしらに依存してたり孤独を感じたりしているんだと思います。
周りに沢山の人がいたりする幸せそうな人も逆に孤独感を感じていたりも。
僕もタバコがやめられずにいるし孤独な生活をしておりますが何か慣れたというかなんとかやってます。アルコールはコロナ禍になってからあまり飲まなくなりましたがアルコール中毒にならない為にも良いですね。この映画見てたらなんか飲みたくもなってビールを後で飲んだけど。
何故、主人公が死んだのか?という謎解き物語かと思いましたが結末は思った通りの現実的なものでした。実話という事ですが殆ど創作だとは思います。若いのに残念ですね。
思ったより考えさせられる見応えある作品だったと思いました。






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「チック、チック…ブーン!」

2022年05月21日 | 映画
Netflixで「チック、チック…ブーン!」を大画面5.1ch サラウンドで鑑賞。前半はなかなか物語の流れが頭に入って来ずで字幕読んでるような感覚でしたが徐々に物語に入り込めてゆき最後には感動して涙も流れました。音楽の力や夢に向かい一生懸命な挫折や苦しみに感情移入出来て、エイズで沢山の人が亡くなっていた時代性とかニュー・ヨークの街や人々の感じがとても良かった。そして後半で知ったのですが実話を元にした物語だったという事でその後「レント」っていう題名は知ってた有名ミュージカルで大成功した作詞・作曲家がモデルだとの事。だけど大成功の直前だか直後だかに病気で亡くなれたそうです。
最近どうもミュージカル映画を素直に楽しめなくなっていたのですが今作は歌の歌詞も音楽もとても良くて素直に歌と音楽に感動出来ました。役者さん達も皆素晴らしかった。とても良い映画でした。




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「愛してるって言っておくね」

2022年05月20日 | 映画
アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞した2020年の12分の作品「愛してるって言っておくね」を鑑賞。台詞はいっさい無く音楽と映像だけで語られる内容でした。あらすじを読んでたので最後どうなるのかは分かっていましたがアニメの表現手法とか見せ方も興味深く、静かで冷たい流れの哀しみの中に少しの光と色が入り暖かいものを感じれたのが良かったです。
黒猫ちゃんがとても良い役割と味を出してました。内容は詳しくは書きませんが悲しい物語です。





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「リアル・ディテクティブ」

2022年05月20日 | 映画
Netflixで実際に起きた殺人事件を捜査した刑事のインタビューと再現ドラマで構成されたシリーズ「リアル・ディテクティブ」を鑑賞。全話は見て無いけど再現ドラマが映画みたいで見応えもあり40分程なんだけど驚きがあり感情移入出来るものでした。
見たのは以下のエピソード。
後に全話を見て追筆しました。

「乳児誘拐」
FBIって優秀な方が多いと思っていたのですがドキュメンタリーとか見てると案外そうでもないパターンも多いと感じていました。今作も間違った方向へ向かいそうだったりしましたが無事に子供を救う事が出来て良かったです。何気に情報屋のオッサンの捜査力が凄い。

「リバーサイド連続殺人」
前に別なドキュメンタリー映画で見た事件と同じかな?と思い別な視点で描かれるとどんな感じだろうと見始めたのですが、別な事件でした。勘違いしたのはグリーンリバー・キラーって事件でした。刑事の苦しみや心の痛みが伝わるものがあり事件としても恐ろしい連続殺人事件でした。犯人はまさかの近くにいたというのも驚きでしたが内部を知る感じは怪しいとは思ったりはした。地道な捜査での絞り込みが功を奏しましたね。犯人が捕まっても亡くなられた方は帰って来ないのでスッキリとはしませんが更なる被害者が出る事は防げたのは救いではあります。

「終わりなき脅威」
ギャングに狙われた男。間違えて別人の友人が殺されてしまい。犯人を逮捕は出来たのだが結局手下に男も恋人も殺されてしまうという恐ろしい内容。再現ドラマの女性刑事を「ブラックダリア」のミア・カーシュナーが演じてました。

「バラに棘あり」
最初から怪しい犯人像でしたが結局やっぱりなゾッとする殺人事件でした。まるで映画みたいな展開です。

「無二の相棒」
こちらも映画みたいな展開を見せる悲惨な流れで相棒を亡くした衝撃と憔悴感は胸に迫るものを感じました。家宅捜査に1人でじゃなく大勢で行けていれば助かったのでは?とか色々と心の痛む内容でした。

「声なき犠牲者」
犯人は警察だったという最悪な事件でしたが本当かどうか疑問も少し残る部分も少しありました。恐ろしくも気持ちの悪い内容でした。

「名もなき天使の死体」
今シリーズ中で1番胸に来る内容で刑事の人柄や語りからも誠実さが伝わって来ました。身元不明の少女エンジェル・ドゥの死体の身元を調べ犯人を見つけるまでの過程がしっかり描かれてます。悲しい児童虐待の内容でした。

「信仰の闇」
宗教や洗脳の恐ろしさがジリジリと伝わる気持ちの悪い陰惨な事件でゾッとする内容でした。とことん悪に走る事が出来ちゃう一面が見れましたが色々とお粗末で証拠が残ってて逮捕となりました。




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「OATS STUDIO」

2022年05月20日 | 映画
ニール・ブロムカンプ監督の短編映画集「OATS STUDIO」をNetflixで鑑賞。
色々と見れましたがCG・VFXを駆使したプロダクションのデモ映像というかプロモーション映像のようでもありました。なかなか革新的で新しい表現や技術を見せてくれていて興味深かった。物語の内容やデザインは監督らしい世界感が出ていてCGで色々な表現がここまで出来ちゃうんだ。という凄さはあったけど物語としては特別面白かった!というものは少なかったです。
ダコタ・ファニングが出ていた脱出系の作品が1番面白かったな。演技も映像も展開も見応えありました。
ネットムービーだったようですが金のかかっているだろう完成度の高い作品群でした。






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「シニアイヤー」

2022年05月17日 | 映画
Netflixで「シニアイヤー」を鑑賞。レベル・ウィルソン主演の学園コメディで17歳のチアリーダーだった主人公が事故で昏睡状態になり20年後に37歳で目覚めて心は17歳のままでまた高校生活を送るが随分と時代は変わっていて…というような内容です。明るく前向きな映画に仕上がっており楽しくは見れますが色々と都合の良い展開も目立ちます。太っちょだけど健康的で笑顔が魅力だったレベル・ウィルソンが随分と痩せて登場します。痩せたけど何か不健康そうで老けて見える感じも最初はして違和感も感じたりしましたが役にはとても合ってました。下ネタ多めで弾けた彼女が見れますが色々とご時世的なジェンダーフリーとかそういう面があざとくも感じたり。今の若者のしっかりした面を出していたのは良かったけど。主人公の痛いけど憎めないキャラクターの面白さが活かされてたのは良かったが悪役や脇役にもう少し魅力や見せ場なんかがあれば良かったなとも思いました。ちょい役ですが重要な役でアリシア・シルバーストーンが出てたのは驚きもあり良かったです。
現代のアメリカの高校はプロム・クイーンとか昔の映画でよく見た風習って禁止になってたりするんでしょうか?色々と学園生活にも変化があるんでしょうね。実際のところは知りませんが興味深かったです。
普通に楽しく見れたけどレベル・ウィルソン主演の映画だと太ってた頃の「ロマンティックじゃない?」って映画の方が個人的にはもっと好きだったかな。




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