どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フォールガイ」

2024年08月17日 | 映画
レイトショーで映画「フォールガイ」を鑑賞。深い事考えずに単純に楽しめる久々な痛快娯楽作品でした。馬鹿みたいな話だけど映画作りの裏方の活躍が面白可笑しく恋愛要素も入れて数々のマニアックな映画ネタも交えながら楽しく描かれてます。ド派手なスタント場面もあって本格的に見せてくれていてエンドクレジットではそのメイキング映像も見れちゃいます。業界の裏側の物語って時に生々し過ぎたりすると実際にいくつか現場を経験している僕としては複雑な感覚になったりもする事もあるのですが今作は馬鹿馬鹿し過ぎて楽しく見れましたね。
役者陣も何気に豪華です。実際のスタント撮影とかは大変だろうけど見事な仕事っぷりを見せてくれました。






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「BABYLON バビロン」

2024年08月14日 | 映画
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の映画「BABYLON バビロン」を5.1ch大画面にて鑑賞。この監督の映画って何か好きになれない感じというのがあって今作はどうかなぁと思って題材が映画だし予告編見て映像的には煌びやかで少し期待して見ました。結果全体的に長過ぎるし面白く無かったです。何と3時間以上ある作品でした。
映像はゴージャスですが似たような演出の繰り返しや奇をてらいすぎ感があり話に惹き込まれるものがあまり無かった。
題材は興味深いものはあり一部は大袈裟だけど面白い部分もあったけどね。
途中から早く終わらないかなぁ?なんて感じたりもしたよ。役者陣が豪華な顔ぶれでマーゴット・ロビーの芝居に存在感が良かったです。無茶苦茶なように見えて演技する前の緊張してる所とか映画に対して真剣に接している一面が印象的でした。
大体先は読めてるんだけど後半は重たい展開に進んでゆき最後は色々な映画のモンタージュとかあって終わりました。
同じ時代を描いた「グッドモーニング・バビロン!」って映画を少し思い出しました。こちらは凄く良かった記憶があり見直したい所ですがソフトは高値になってて見れてません。
「ハリウッド・バビロン」っていうゴシップ本もありましたね。この本は持ってた筈。本作で描かれてたような業界の暗部なんかが知れた内容でした。






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「48時間」

2024年08月13日 | 映画
昔テレビ放送で見て面白かった記憶のある映画「48時間」のブルーレイを購入して5.1ch大画面にて鑑賞。
主演はニック・ノルティとエディ・マーフィーで脇役ではよく見た顔ぶれも沢山登場してました。エディ・マーフィーの最初の出演映画らしい。監督はウォルター・ヒルで彼らしい娯楽作で撮影や照明の美しさも光ってます。刑事バディものの定番というか脚本が良くて銃撃アクションも迫力があって良かったです。音楽がジェームズ・ホナーで「コマンドー」そっくりな曲でした。「コマンドー」の予告編で使われてた音楽は完全に今作のものだった事が判明しました。音楽の音量が大きく盛り上がる展開でした。
続編もあって同じキャストと監督で面白かったと思うけど完全に忘れちゃってるので見直したいと思います。ブルーレイ出てたら買っちゃおうかな。テレビ録画したの持ってるかもですが。






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「デモンズ」

2024年08月13日 | 映画
ブルーレイ持ってるのに映画「デモンズ」の4Kリマスター版のUHDとブルーレイのセットが比較的安く売っていたのでUHDプレーヤーも4Kテレビも無いのに衝動買いしちゃう。会社の4KプロジェクターでUHD再生検証として8.1ch サラウンドで鑑賞。24p収録されてるんですね。
画質はとても綺麗でした。HDRのテレビで見たら発色とかももっと良かったんでしょうね。インターナショナル版で見たのですが初めて試写会で見たのと同じバージョンだと思います。今迄持ってたブルーレイだと途中で第一幕終了みたいなテロップが出たのですが今日見たのにはそれは無かった。他にも色々なバージョン違いも収録されているようです。台詞等の音量に比べて音楽がとにかく大きくて煩いぐらいでしたがヘビメタサウンドを大音量で堪能出来ました。サラウンド感も随所で効いてましたね。何度も見た映画だけど改めて見るとダリオ・アルジェントっぽい部分が多くて照明とかメイクとか役者とか良かったです。内容はホラーというより後半はアクション映画みたいですが。
脚本も構成も何気に良く出来てます。個人的には前半の映画と現実が同化してゆく流れとかが大好きです。
ラストのオチも効いてますね。
初めて見た時はどう収拾を付けるのか?って思いながらドキドキしながら見たものです。
そんなに大絶賛するような映画でも無いと思ってましたが見直す度に好き度が増す大好きな映画になりました。高画質で見直せて良かった。だけど見てると途中で画質なんて気にならなくなってたけどね。








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「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」

2024年08月09日 | 映画
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」というホラー映画を大画面にて鑑賞。心霊ものビデオみたいな内容で出て来る登場人物はウザい感じで小劇場の役者さんで撮った自主映画みたいでした。舞台になってる場所が「カメラを止めるな!」と同じロケ地で知った光景でした。なんか前半あまり面白く無くて怖くも無く興味と集中力に欠けてゆく感じでしたがカメラがワンカットになってからの流れは何というか無茶苦茶で予測不能の面白さがあって笑えちゃう楽しさがあり、まぁ良い意味でも悪い意味でも王道から外れた変テコさが良かったです。
低予算でしょうがアイデアと見せ方で斬新な娯楽ホラー映画に仕上がってました。






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「アクロス・ザ・ユニバース」

2024年08月07日 | 映画
ブックオフで安かったから衝動買いしたブルーレイで映画「アクロス・ザ・ユニバース」を5.1ch 大画面にて鑑賞。ビートルズの音楽に乗せてのミュージカル映画でした。有名な曲が沢山流れますが歌詞の意味までちゃんと理解して無かったので字幕付きで見ると皆良い歌詞だったんだなぁと知れました。映像も美しくてしっかりとした仕上がりで色々な面白い映像表現もあはらました。だけど物語にグッと入り込めるような感じがあまり無くて長いミュージュクビデオを見てるようでもありました。
歌もビートルズの曲よりも何か抑えた感じの歌い方が多かったので盛り上がりにも欠けた印象。どんな物語展開で最後はどうなるのか?と見てましたが最後の場面はうるっと来るような感動も味わえてエンディングからエンドロールの音楽も良くて気持ち良く見終える事が出来ました。
ビートルズ好きの人は必見な映画ですかね。ヘイ・ジュードの歌詞良かったな。
役者陣は皆良かった。U2のボノやサルマ・ハエックも出てましたね。








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「ア・ホーマンス」

2024年08月06日 | 映画
随分と昔に劇場で予告編を見たのを覚えている松田優作監督の映画「ア・ホーマンス」を今になって予備知識無しで大画面にて鑑賞。陰影の強い撮影で暗い場面と間の長い展開が続き最初の方ではちょっと睡魔にも襲われそうになったりもしたが撮影の美しさやアングルの良さに芝居に段々と惹き付けられてゆき長い間も飽きる事無く集中して見れる流れになってゆき面白く見れました。独特のリズム感と斬新な映像表現なんかもあり物語だけで無く映像や音でも魅せるものがありました。
じわじわと心情が伝わって来る不思議な映画でした。変なユーモア感じる部分もあったりで松田優作演じる役が実は〇〇だったというのも斬新でした。漫画が原作だとクレジット見て知りましたが何でかそんな予想もしちゃったのは当時観に行った誰かに聞いた事あったのかな?
久しぶりに見たポール牧の存在感が凄くて異様な恐ろしさと可笑しさがありました。
公開時に見てたらよく分からない映画でつまらないと思ったかもしれませんが今は色々な映画を見てきて普通じゃない異質な映画が好きだからとても良く感じました。






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「ヘルライド」

2024年08月05日 | 映画
公開時に劇場で見逃して日本盤より安かった海外盤のブルーレイで字幕無しで見た映画「ヘルライド」でしたが雰囲気は味わえたけど台詞の詳細が分からないからか内容的にはイマイチ理解出来ていなかった。
GEOで日本盤の中古DVDが売ってたので購入して日本語字幕付きで5.1ch 大画面にて久々に見直しました。忘れていた部分も多かったけど字幕付きで見ても正直印象は変わらずで物語のオチというか箱の中が何だったのかとかイマイチはっきりとは分からずでした。台詞も大体は想像した通りで合ってました。海外ポスターとかキャストとか見て期待していたものとは違って全体的には何かイマイチ感がありましたが同時に久しぶりにこの手のバイカー映画が見れたという妙な嬉しさみたいなものもありました。なので部分的には憎めなく好きな要素のある映画だったかな。
タランティーノ色の強い回想多めの印象の強い映画で裸のお姉さん沢山出るバイカー映画です。タランティーノっぽく無い部分が案外好き。






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「ツイスターズ」

2024年08月04日 | 映画
映画「ツイスターズ」を劇場で鑑賞。昔の「ツイスター」は何年前だっけ?CG映像と音響が良くて好きな作品でした。そのリブート版です。物語は別物だけど似ていて色々と先の読める展開が多かったな。悪くは無いんだけどベタな王道な脚本だったように感じて、そこでそれを言っちゃいけないよ!な台詞が出たり分かりやすい内容でした。主人公の女優さんがなかなか魅力的でしたが「ザリガニの鳴くところ」の方だったんですね。派手な竜巻場面とか期待したのですが冒頭の後はなかなか出てきません。なので、ちょっと長く感じたかな。
最後に派手な竜巻場面は出てきて普通に楽しめました。映像も音響も良く出来てたけど最近のVFX映画は皆良く出来てるから初めて昔の「ツイスター」を見た時のような衝撃は感じられなかったかな。
色々と突っ込み所の多い内容の映画だったように思います。何げに竜巻パニック映画って色々あって何本か劇場でも見てますが皆それなりに面白いですが物語の内容的にはやっぱり最初のが個人的には1番好きですね。






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「ダリオ・アルジェント PANICO」

2024年08月02日 | 映画
仕事帰りに新宿でダリオ・アルジェント監督のドキュメンタリー映画「ダリオ・アルジェント PANICO」を鑑賞。先日、自伝本を読んでたので情報としては知っている事柄も多かったが映像や写真に関係者のインタビューと共に見れるので興味深く面白く見れました。編集や音楽もなかなか良かったです。
何度も見た映画の関係者の現在の姿が見れたのも時の流れを感じれて若い時代との比較をしつつ自分自身も同じようにあの頃は若かったが今は歳取ったんだよなぁと再認識しました。アルジェントの映画との出会いは強烈なものがありました。怖がりだった子供時代にはポスター予告だけで悪夢を見せられ、ホラー映画好きになってからは漁るように見て自主映画作りではその影響を受けている作家です。独特のビジョンと新しい挑戦と良い意味と悪い意味での裏切りを見せてくれるピュアな変人監督さんで尊敬と憧れの存在ですね。ずっと新作を作り続けている事が素晴らしい!




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「ダイアン・レイン 反逆のロック・アイドル」

2024年08月01日 | 映画
前から気になってて見たかった映画「ダイアン・レイン 反逆のロック・アイドル」という日本未公開作を大画面にて鑑賞。17才のダイアン・レインがパンクロックなシンガーを演じていて「ストリート・オブ・ファイヤー」のコンサート場面が大好きなので演奏場面なんかに期待していたのですが思ってたのとちょっと違った印象でした。全体的に微妙な特別面白い内容では無かったけど憎めない部分と時代を感じる良さはありました。
知らなくて驚いたのはセックス・ピストルズのギターとドラムの2人が普通に役者として出てたのと若きローラ・ダーンがダイアン・レインのバンド仲間で出ていた事。
歌は上手く無くて素人っぽいインチキ音楽バンドでしたがファッションやビジュアルで人気が出るというロックンロール詐欺を物語として描いた作品でした。ピストルズやランナウェイズやデビッド・ボウイなんかの要素を混ぜたような感じもありました。
途中で集中力に欠けてしまう感じもあったけど最後はロック・アイドル的なPVのようになってて歌もそこそこ良い感じで聴けて見終える事が出来ました。
音のミックスのバランスは全体的に雑な印象を受けました。
若きツッパったダイアン・レインは良かったです。一瞬ですがヌードもありましたね。
監督はルー・アドラーで名前聞いた事あるけど誰だっけ?と思ったら「ロッキー・ホラー・ショー」のプロデューサーでした。
最後のPVは似たような良さがあります。









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「デッドプール&ウルヴァリン」

2024年07月28日 | 映画
レイトショーで「デッドプール&ウルヴァリン」を鑑賞。凄くお金かけて作ってるバカ映画でマニアックな映画ネタとか下品なネタも多い。だけど何かイマイチそのノリに最初は付いていけない感じもあり、やっとるなぁ〜って眺めていた部分もありました。マーベル映画っぽいよく分からんけど凄いだけみたいな感覚。マルチバース的にここでは書かないけど色々と昔見た知ってるキャラも登場したりしました。段々と無茶苦茶だった物語がしっかりとした結末に向けて動き出して最終的には良い話に纏められてました。脚本が良かったですね。
という訳で面白く見れました。
懐かしの音楽が沢山流れてミュージュクビデオみたいな感じで派手でアホな展開を楽しめます。特にマドンナのライク・ア・プレイヤーの曲が流れる所が盛り上がりました。大学時代に流行ってミュージュクビデオとかよく見てたなぁ。






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「スプートニク」

2024年07月25日 | 映画
GEOでジャケ買いしたブルーレイでロシアのSF映画「スプートニク」を5.1ch 大画面にて鑑賞。エイリアンと戦う戦争系映画かと勝手に思っていたが静かに展開する地味なスリラー系の内容でした。
映像やCG等、丁寧な作りで音楽で盛り上げる感じでしたが展開が単調で一部睡魔に襲われちゃいました。エイリアンとの関係性とか話の流れは興味深く理解して見れたけど主人公が医者だから以外に男を救おうとする動機や子供との関係性等はちょっと理解出来ないままの鑑賞となっちゃいました。全体的に良く出来てたし面白い展開や設定もあったけど何かイマイチだった感じもありました。
CGエイリアンは良く出来てました。
何気にエイリアンよりロシアの軍人の方が怖い映画です。







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「セーヌ川の水面の下に」

2024年07月22日 | 映画
Netflixのフランス産サメ映画「セーヌ川の水面の下に」をどんなもんかな?と日本語吹替版で大画面にて鑑賞。撮影のトーンも美しく魅力的なフランスの街も色々見れて飽きずに見れました。話の内容はよくあるサメ映画と基本的には変わらずアホっぽいのだがCGとか凄くクオリティが高くて何か新しい感覚で見れました。それがどんどんエスカレートしてゆき最後にはここでは書かないけど凄い事になっちゃいます。
全体的に期待以上の面白い映画でした。
もうすぐパリ・オリンピックも始まりますが今作の事が脳裏にチラつきそうです。








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「ナイスの森」

2024年07月21日 | 映画
気になってた映画「ナイスの森」をブックオフで購入してようやく鑑賞。3人の監督ユニットによるオムニバス短編映画集というか何というか兎に角凄く変な映画でした。中でも笑えるクローネンバーグ的なキモエロい手の込んだ特殊造形で見せる短編のいくつかが面白くて良かったです。DVDには監督別のチャプターが付いていてそれらの作品は三木監督によるものだった事が後で分かりました。何気に豪華な出演者達にアニメや漫才やテレビ番組みたいなバラエティーに溢れた元気の良い変な映画でした。ちょっと長いとも感じたけど途中に休憩が入ったりであまり肩の力を入れずグダグダと酒とか飲みながら見たら楽しい感じも増すような内容だったと思います。
いつか酒飲みながら見直したいですね。
今年作ろうとしてる僕の自主映画も訳分からない実験映画みたいな感じなので刺激になりました。






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