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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪魔がはらわたでいけにえで私」

2025年04月30日 | 映画
気になっていたホラー映画「悪魔がはらわたでいけにえで私」をレンタルDVDにて大画面で鑑賞。結構1カットの間が長く焦ったい始まりでしたが音響効果がなかなか良い感じで雰囲気を盛り上げてくれました。そして怒涛の血塗れの展開となってゆき更に何だか笑える変な展開になってゆき楽しめました。色々なホラー映画のパロディもありましたが更に変な方向に進化してゆき独特のお笑い映画に仕上がっておりました。特殊メイクもしっかりしておりVFXも効果的に使われてました。
いくつかの短編をまとめたような感じもありますが60分という尺となっております。
最初のエピソードが1番驚きと笑いがあって好きでした。
途中でいきなりロイド・カウフマンが登場したのにも驚きました。トロマ好きなのも伝わり趣味的に色々と似た制作者なんだなぁと感じました。何だかやりたい事を沢山実現出来てて羨ましい映画でした。






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「闇のバイブル/聖少女の詩」

2025年04月30日 | 映画
全然知らなかった映画だけどジャケットに惹かれて「闇のバイブル/聖少女の詩」をDVDで大画面にて鑑賞。古い映画ですが映像が美しく絵画のようでもあり美少女も出てて不思議な夢の世界を彷徨うように惹きつけられ見れました。少女が大人の女になる過程を白昼夢のように描いた詩のような映画でした。
美しかったり怪し気なホラーっぽさもあったり吸血鬼っぽい部分もあったりエロティックだったりと明確な物語的な流れより雰囲気で感じる良さがあって結構気に入りました。






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「フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語」

2025年04月29日 | 映画
昔、公開時に劇場で観た映画「フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語」をレンタルDVDにて久々に鑑賞。デジタル・リマスター版との事でしたが画質はイマイチでスタンダードサイズの上下をHDサイズに合わせて拡大して切ってアップコンバートしたような感じでした。本編より特典映像の予告編の方が画質が良かった。まぁ劇場版ではあるけど元々はテレビシリーズだったからね。当時テレビでも放映されててよく見てました。時々面白く印象的なエピソードもありました。
今作は期待した程は面白く無かったような印象が残ってますが内容とかも忘れてたので新鮮に見直せました。何気に豪華な俳優陣が出てましたね。プロローグと終わりに魔女?的なデボラ・ハリーに捉えられ食べられそうになる少年が命乞いして本を読んで聞かせる流れで3つの物語が紹介されます。
1話目はミイラを呪文で蘇らせて操る内容。目的がイマイチ掴めなかった印象。特殊メイク効果とかはなかなかしっかりしていて時々可笑しな展開もありつつ普通に見れて終わった感じ。スティーブ・ブシェミにクリスチャン・スレイターにジュリアン・ムーアが出てました。
2話目は黒猫の話。話としてはオチも効いてて面白いが映像的にはそんなには面白くは無かったかな。殺し屋と黒猫の闘いが描かれます。猫好きとして猫が酷い目に遭う映像は見たく無いので強い黒猫の勝利はなかなか良かった。
3話目はジャケットにもあるグレムリンに少し似たクリーチャーが出てくる物語。怪物との約束を守って幸せに。破って悲劇にという内容。クリーチャー良い感じの仕上がりでした。レイ・ドーン・チョンが出てました。
まぁ全体的にそれなりに面白いけどまぁまぁなオムニバス映画でした。






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「アマチュア」

2025年04月29日 | 映画
予告編見て興味を持った映画「アマチュア」をレイトショーにて鑑賞。奥さんを殺されたCIA暗号解読職員が犯人を見つけ出して復讐する話です。予告編で殆ど内容は分かってるんだけど実際の本編ではそこまでを丁寧に長く描かれていて感情移入は出来ますが展開が遅いなぁと感じました。よくあるアクションもののように主人公が強くて次々に復讐を遂げるというものでは無く元々、人を殺す事なんかした事無い人間でどうしても銃で人を撃てないという設定が面白かったです。
なので、どうするのか?という所が興味深いのですが普通以上に手の込んだ殺しを結局やっておりました。下手したら他の人にも被害が出そうな事やってるのでどうなんでしょう?って気持ちにもなりました。
まぁ全体的には普通に面白く見れたけど派手に活躍するようなアクション場面が少ないし展開が遅いので盛り上がりには欠ける印象もありました。最後はまぁ色々と都合良く解決して終わりますが上映後に後ろにいた女性観客の1人の呟いた感想の言葉「お咎め無しかい?」っていうのにハッとさせられました。
復讐成し遂げてはいるけど普通に殺人犯でもあるのにハッピーエンドで何も責任とらないっていうのはどうなのよ!って考えさせられ至極真っ当な感想だなと思いました。






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「ホラーパーティ」

2025年04月29日 | 映画
レンタルVHS時代からジャケットを目にして気にはなっていた映画「ホラーパーティ」をレンタルDVDにて鑑賞。DVDだけど中身はVHSみたいでした。7つのオムニバス・カルト映画という事で7つくらいの映画がブツ切りのダイジェスト版みたいな感じで新撮の安っぽいビデオ撮影映像に挟まれて垂れ流されます。音が甲高く割れた酷いもので頭が痛くなって来るような悪い夢か悪酔いしたような感覚で見れる正直早く終わってくれないかなぁとさえ思える程の酷い映画でした。
だけどドナルド・プレザンスが出てたりタリア・シャイアが少し出てたり有名俳優も登場したりもしてました。元の長編映画が存在していて短くしてるのかな?端折り過ぎて何だかよく分からない編集でしたが酷い映画の見せ場だけを無理矢理繋げたのでしょうか?
動物が人を襲ったり食ったりする映画が多かったかな。後半は更に何だかよく分からないドラッギーな編集でグダグダなまま騒がしく終わりました。期待していたような映画では無かったけど久しぶりにこんな酷い映画が見れてちょっと驚きでもありました。






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「サンバーン」

2025年04月29日 | 映画
ポスターは昔から見た事あったファラ・フォーセット主演の1979年の映画「サンバーン」をDVDで鑑賞。監督は「バニシング・ポイント」のリチャード・C・サラフィアンだったんですね。ライト感覚のコメディ・ミステリー・アクション映画でセクシーでちょっとキュートなファラ・フォーセットの魅力を全面に出した娯楽作品でした。
保険調査のスパイ的な活動とぎこちない恋愛のかけひきとマフィアに命を狙われる危機が描かれた内容でちょっと馬鹿っぽいけどズルズルと見ちゃえる感じ。後半いきなりカーチェイスが始まり予想もしてなかった本格的で楽しい場面となりした。所々で話が掴みにくい部分もありましたが深く考えずに見ても楽しく見れたかな。








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「人喰族」

2025年04月28日 | 映画
予告編を昔見てからずっと気にはなっていた映画「人喰族」をDVDにてようやく鑑賞。
思っていた通りインパクトのある衝撃的な場面というのは全て予告編にて全て見ていたのが判明しました。他には猿や亀が殺される様が生々しく撮られていたのが驚きというかショッキングな場面でしたね。全体的には「食人族」という映画に似た感じのもう少し劇的なドラマ仕立てな映画でした。
物語の展開もテンポ良く進み先は途中で読めるんだけど何も全く知らないで見ると結構ショッキングだっただろうと思える残酷場面が出てきます。ラストは微妙な後味を残すものがありちょっと意外でした。
本編が全部見れて全貌が明らかになったのは良かったですが個人的には今作は予告編でのインパクトの方が強くてそちらでも充分だったという気もしてます。
特典映像もなかなか充実しておりセイジ・スタローンがこういう映画が好きで積極的に紹介している姿にジャンル映画愛を感じれました。宣伝やポスターや予告に劇場を含めたジャンル映画のワクワク感やドキドキ感なんかといかがわしい魅力に楽しむ感覚が共感出来るものがありました。









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「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー」

2025年04月26日 | 映画
レンタルDVDで気になっていたジェス・フランコ監督の映画「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー」を鑑賞。女吸血鬼のエロティックなホラー映画だと思ってましたがホラーというよりもソフトポルノ映画だった印象でした。撮影が下手な印象でぐらつくズームやピントがボケてる画面が多かった。だけど時々とても絵になる素敵な場面もありました。
主演の口の聞けない女吸血鬼役のリナ・ロメイが美しく綺麗で虚ろな表情がとても良かった。全裸でクネクネした動きがやたらとしつこく繰り返されました。特典映像にホラーバージョンっていう映像集が入ってましたが、そちらには吸血場面もあって口元を血に染めた表情も撮られていて個人的にはそちらの方があった方が良かったと思える場面でした。本編ではセックス場面だけで股間に顔を埋めてる描写で吸血行為が行われていると説明されてました。霧漂う森の中を彷徨う場面が良い感じでした。全体的にはちょっと怠いけど女吸血鬼側に儚い切なさや哀しい性のようなものがあったのが良かったかな。
ヘア無修正版との事でしたが結構モザイク処理された場面もありました。






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「異端者の家」

2025年04月26日 | 映画
レイトショーで周りで評判の良いサスペンス映画「異端者の家」を鑑賞。あまり内容とか知らないまま見れてシナリオと役者の緊張感のある会話のやりとりに色々と想像しながら見れて興味深く見れていたのですが最終的には思ったよりホラー寄りな定番な結末へと向かいました。先も読めずに面白く見れたんだけど、もう少し前半の流れを生かした説得力と考えさせられる深い内容や台詞のやりとりを最後まで見たかった気持ちもありました。
でもまぁ全体的には良く練られた斬新な発想の展開もある興味深い内容の映画ではありました。悪役のイメージが無かったヒュー・グラントの悪役芝居っぷりが存在感があって良かったです。






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「ノー・マーシィ 非情の愛」

2025年04月25日 | 映画
買ったまま見て無かったDVDで映画「ノー・マーシィ 非情の愛」を大画面にて鑑賞。昔、予告編は何度も見ていて一部場面は印象に残っていたリチャード・ギアとキム・ベイシンガーが主演の映画です。前半はなかなか面白く展開のテンポも良く引き込まれましたがラブストーリー的なものが加わった辺りからテンポも落ちて何だか面白味に欠けてきた印象でした。悪役も目的がなんか微妙でしたし。全体的には映像もしっかりしていて悪くないんだけど脚本が基本的に個人的にはあまり好みでは無い方向に行った感じでしたね。
普通に刑事ドラマとして最後まで進んでくれた方が良かったかな。
懐かしい80年代な映画でした。






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「新幹線大爆破」

2025年04月25日 | 映画
Netflixで配信が始まった映画「新幹線大爆破」を大画面にて早速鑑賞。旧作品のリメイク版かと思ったら旧作との繋がりもある物語になっていたり思ったより驚きもあって新鮮に見れました。犯人は途中で読めちゃって先も想像出来たりしましたがオチは読め無かったな。だけどちょっと無難に纏まった印象もありました。前半はそんなに面白いとは思えなかったけれど段々と引き込まれてゆき後半では怒涛のVFXの見せ場もあったりで映像の力技で細かい所には目をつむり勢いで面白く見入ってしまう良さがありました。
しっかり娯楽作品として仕上がっていたと思います。






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「救命士」

2025年04月25日 | 映画
ニコラス・ケイジ主演のマーチン・スコセッシ監督の映画「救命士」をDVDで見始めたら止まらなくなってズルズル最後まで見ちゃいました。特別に面白いって訳でも無いけどドラッギーな編集と音楽と映像でストレスフルな感覚が表現されていて何か見ちゃいます。
何処か壊れちゃってる主人公ですが根底ある優しさのようなものがあるのが良かった。
死が日常にある仕事って辛いだろうなぁと思います。逆に命が救えたら自分が神になったような気分になるというのは想像もつかなかったです。実際、医者もそんな感覚がある感じが正直怖いです。
ニューヨークの救急病院ってドラッグ中毒者とか滅茶苦茶な連中も沢山いて酷い状態でしたが実際もあんな感じなんだろうか?病院のスタッフの方は本当に大変でしょうね。
ニコラス・ケイジのイカれた芝居っぷりに静かな佇まいも良かったです。パトリシア・アークエットやトム・サイズモアにヴィング・レイムスにジョン・グッドマン等の脇役も良かった。






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「ノスタルジア」

2025年04月22日 | 映画
アンドレイ・タルコフスキー監督の見た事無かった映画「ノスタルジア」をDVDで大画面にて鑑賞。全編が絵画のように美しい映像で長い間で進行しますが惹き込まれるように見れました。内容は難解な印象も受けましたが半分以上見ると全貌が不思議と感覚的に見えて来るものがありました。途中少し睡魔にも襲われもしましたが映像力で見せてくれる幻想的な素敵カット満載な映画でしたね。
ラストカットがとても印象的。
何となくポスターで記憶に残っている燃える家の映像がある映画かと見る前に思っていたのは「サクリファイス」という別作品だった事が後で分かりました。いつかそちらも見てみたい。






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「フェア・ゲーム」

2025年04月22日 | 映画
GEOで安かったのでジャケ買いしたブルーレイで映画「フェア・ゲーム」を5.1ch大画面にて鑑賞。イラク戦争の大量破壊兵器があるからと言って結局無かったとか色々と嘘が本当のように報じられてた時代にCIAのエージェントだと身元がバレた女性の実話を元にした内容の映画でした。ナオミ・ワッツとショーン・ペンが主演で芝居的にも見応えありました。政治の裏の世界ではアメリカは恐ろしい事を平気でするんだなぁと感じ、イラクの核技術者のお兄さんを救う筈が結局打ち切りになってどうなったんだろう?とか殺されたのでは?とか映画でははっきり描かれてなかった部分が気になりました。どんどん情報戦というのが重要になってきてると思いますが間違った情報が一人歩きする事や情報操作の恐ろしさを強く感じれ考えさせられました。
結構緊張感のある展開で飽きずに見れて撮影はカメラが揺れまくりな印象でしたが監督が撮影も行っていたんだと後で知りました。






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「キャット・ピープル」

2025年04月22日 | 映画
ヴァル・リュートン監督の白黒映画「キャット・ピープル」をDVDで鑑賞。昔テレビ放送で見て好きだった映画は「キャット・ピープルの呪い」という今作の続編にあたるものだった事が先日判明して、おそらく今作は初めて見たんじゃないかな。80年代のナスターシャ・キンスキー主演の同名リメイク作は見ていたので話の内容的には同じだなぁと感じれるものがありました。最終的には何か切ないものを残します。今作はキャラクターの性格付けが結構それぞれ欠点が目立つ感じで色々と酷い事をさらりと行動しちゃう登場人物達でした。女同士の恋愛嫉妬物語でもあり男も結構、自分勝手でした。
白黒の撮影が美しく女優も綺麗に撮られてます。プールの場面が緊張感と恐怖感があって良かったです。







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