どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ペーパーハウス 霊少女」

2018年04月30日 | 映画
VHSで持ってたけど再生出来なくなってたお気に入りだった映画「ペーパーハウス 霊少女」をDVDで買い直して何十年ぶりに鑑賞。良い映画だったのは覚えてるけど内容とか全く忘れていて新鮮な感覚でドキドキワクワクしながら見る事が出来ました。
色々とラストを予想しちゃうのですがどれも違っていて結果的にやはりこの映画は傑作だなと思えるものでした。
ホラーっぽい所もあるけれど少女と少年のファンタジー青春純愛物であり美しい映像と不気味な世界の夢と現実の狭間の物語でした。
映像で語る伏線の効いた展開や見せ方にしっかりハマった役者陣の演技で飽きずに引き込まれ見れました。
暗いオチに堕ちそうな危うさもありましたが何とか前向きで悲しさも乗り越えた優しさも感じれるエンディングで映画としてとても心に響き残る作品でした。やはり好きな映画です。


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「天使の復讐」

2018年04月29日 | 映画
場面写真を見て気になってた映画「天使の復讐」を鑑賞。ブロンソンの「狼よさらば」の女性版のようなレイプ・リベンジものの映画。主人公の女性が口がきけずファッションモデルのような人で台詞で無く映像で語り魅せる良い絵が沢山の映画でした。
しっかりと女性が壊れてゆく過程が表現されていて恐ろしくもあり壮快感というか解放感も感じられました。
犬まで殺した時には完全にイカレちゃったな…とも思いましたがラストカットで何とも言えない感覚になりました。後味が悪く終わるのではなく何か優しく哀しい後味が残りました。
銃を撃つ姿が様になっていて格好良くも感じれた。
ニューヨークの危なそうないかがわしい当時の空気感と無駄の無い映像の積み重ねで見せてくれる傑作だと思いました。



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「どんぐり眼 リローデッド」

2018年04月28日 | 告知
上映会の日程が決まりました。
最終回です。是非、観に来て下さいませ。

どんぐり眼プロダクション30周年記念上映会 
第4弾! (最終回)

「どんぐり眼 リローデッド」

2018年4月28日(土)

開場 18:30 上映 19:00
料金 500円

場所 池ノ上 シネマボカン
 東京都世田谷区代沢2-45-9飛田ビルB1F
  (京王井の頭線池ノ上駅下車、徒歩1分弱)
  http://cinemabokan.com/

※会場は食べ物飲み物(お酒も)持ち込み自由!差し入れOK!

上映作品(全作 Blu-ray上映)

●「24日の木曜日 毒々デッドリー・ナイト」 (2008年 DV 約8分)
○「Piano Lesson」<初公開>(2008年 DV 約1分)
●「誕生日プレゼント」 (2009年 HD 約8分)
●「3人の魔女」 (2009年 DV 約16分40秒)
●「THIS IS ON」<HD版> (2010年 harfHD 約13分15秒)
●「赤い無」 (2010年 HD 約10分40秒)
●「完全燃焼」 <リマスター版> (2013年 HD 約30分)
●「TV+MAN 2o14」 (2014年 8mm/HD 約3分30秒)
●「II IVISII I I EXPERIMENT」 (2017年 HD 約4分32秒)


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「コットンクラブ」

2018年04月27日 | 映画
ブルーレイ買おうかとも思ってたけど5.1chで無くステレオだとの事なので5.1chも収録されてる安いDVDを購入した。画面サイズはヨーロピアン・ビスタでした。昔、大毎地下劇場で観たのですが凄くゴージャスな印象は残ってますが内容はあまり覚えてませんでした。
久しぶりに観直しましたがやはりゴージャスでアダルトな雰囲気のある作品。思ってたより話の内容はシンプルだけど間に何度もショーが入るので結構長い印象もありました。映像編集や照明効果も素晴らしい。
古き時代のギャング映画のようでもあり最後はハッピーエンドで気持ち良く終わります。
ダイアン・レインが美しい。グレゴリー・ハインズのタップの良さにリチャード・ギアの良さが光ります。
個性的で存在感ある役者が沢山出ていて見応えがありショーも本格的でじっくり見れるのでコットンクラブに行ったような気分になれました。


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「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

2018年04月25日 | 映画
DVDで1時間弱の尺だし…と久しぶりに「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を鑑賞。
甘酸っぱく切なくも暖かい気持ちになれる愛すべき映画っていうかテレビドラマの一編。男の子の気持ちが自然な流れでうまく描かれてました。
この作品での奥菜恵はとても良くて今見ても色褪せない魅力が出てました。
彼女だけ一人大人びた印象もありました。短い中でテンポ良く子供時代の雰囲気と葛藤や悩みに憧れが伝わってきてサクッと見れちゃいます。なんか無性に愛らしい作品です。


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「未知との遭遇 特別編」

2018年04月24日 | 映画
予定してた仕事が無くなり時間が出来たので試写室で前からスクリーンで見てみたい映画だった「未知との遭遇」をブルーレイ出しの5.1ch で鑑賞。
UFOの中が見える特別編で見た。低音の響きがかなり効いた迫力ある音響でした。久しぶりに見たのですが何かを見てる人の表情や反応ばかり見せてなかなか実体を見せないという期待感を煽る焦らし演出が多い映画だと感じました。だけど最終的には見たいと思ったものを全て見せてくれるという、それだけで何だか嬉しくなるような映画でした。絵になるロングショットの美しい光景にUFOがスクリーンで見れて良かったです。
主人公がUFOに乗り込む所では音楽も盛り上がって感動して涙が出ました。


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「レディ・プレイヤー1」

2018年04月23日 | 映画
予告編を見てから楽しみにしていたスピルバーグの新作「レディ・プレイヤー1」を料金高いけどMX4Dという座席が動くシステムで初めて鑑賞しました。3D日本語吹替版で。
映画の内容とも合っていて座席が動いたり風が吹いたりと面白く見れました。画面サイドからのフラッシュと風発生装置?の音は邪魔でしたけど…^_^
久しぶりに昔のスピルバーグ映画に夢中になった頃のようなワクワクを感じれる娯楽映画でした。
CGだらけの映像ですが3D眼鏡通して見るVR世界という設定のものなので圧倒的な物量とカメラワークと音響と今回は座席の揺れ等もあり自然に見れて世界に入り込めました。
沢山知ってるキャラ等も発見出来るのも楽しく他に何が出てくるのかの楽しみもありました。だけど全部確認等は出来ません。大好きなグレムリンが走ってる姿はなんとか見つけられた。
地味な所ではレディホークのポスターとか80年代の僕らの世代には分かる要素がいっぱいです。
けど、それらがとても活躍したりする訳でも無いし何故アレは出ないのか?みたいな余計な事考えたりもしちゃいました。
おもちゃ箱をひっくり返したような騒騒しい「1941」のノリをCGでやってみました!ってな感じもあって良かったです。ネタバレするといけないからあまり書かないけどガンダムが出た所は感動して涙も出ちゃいました。
昔アニメで見てた時にガンダムをスピルバーグに実写で映画化して欲しいなぁなんて思ってたので一部ですが夢が叶った瞬間でもありました。
若い役者陣も良く吹替も自然に見れた。話の内容はそんなに新しいものは無い分かりやすいものでしたが映像表現で斬新と思える見せ方や捻りがあったりして凄いなぁと感じました。


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「アウト・オブ・コントロール」

2018年04月21日 | 映画

DVDでジャケ買いした映画「アウト・オブ・コントロール」を鑑賞。
主演がキャサリン・イザベルとクリストファー・ロイドっていうので見たくなったのですが内容は映像の撮影編集ばかり凝った印象で繰り返されるパターンに段々と飽きてきてしまう面がありました。謎の真相とは?って引っ張りますが途中から何となく先も読めて結局やっぱり…ってな具合でした。
途中で口から牛乳吐くカットとか変にテンション高いキャラが登場したり変なカットがあるのは面白かったけど、どう?この映像格好いいでしょみたいなしつこい煙草吸う描写とかはもう勘弁して…的なものもありました。
マイケル・アイアンサイドとか良い役者出てて主役も熱演してたり良い面は結構あったんだけど話の内容が浅過ぎというか、それだけ?って感じで展開が都合良すぎだったように思います。
色々格好付けた面ばかりが目立つちょっと残念な印象の映画でした。
原題は「88」でした。海外版のポスターは「キルビル」っぽいですね。
全てが意味深な割にどれも大した意味は無かった気がしました。

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「スポットライト 世紀のスクープ」

2018年04月21日 | 映画
公開時から気にはなっていたアカデミー賞の作品・脚本賞を受賞した映画「スポットライト 世紀のスクープ」をDVDで鑑賞。
教会の神父が信者の子供達にセクハラをしていたという告発を扱った内容で
あまり日本ではニュースとして報道されてなかったように思いますがアメリカのドキュメンタリー映画で見た事があったので知ってました。キリスト教圏の人達にとっては衝撃的だったと思われます。
それが数件だけの事例では無く凄い件数にのぼる大規模な世界的なものだったというのはこの映画を見るまでは知らなかった所でした。
役者陣がそれぞれ存在感と深みのある芝居を見せてくれてシリアスな内容ですが飽きずに見る事が出来ました。
どのように真実が暴かれたのか?等の時系列での流れが分かりやすく描かれてました。
だけど真実味に迫って見れたのは昔見た実際のドキュメンタリー映画の方が衝撃は大きかったですね。


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「ヴァイラス」

2018年04月20日 | 映画
昔テレビ録画していた映画「ヴァイラス」をようやく鑑賞。結構昔の映画でCGではなく特撮の合成や効果で見せてくれる懐かしい感じもする作品でした。監督はジョン・ブルーノで名前は色々な映画の特撮の人として覚えていた人。役者陣もなかなか豪華でした。
内容は幽霊船ものとSFエイリアンものとターミネーターみたいなマシンものとが混ざったような色々な要素があって面白いけど、どの要素も他の映画で見たようなものなのが楽しい反面、新しさや衝撃が無くてイマイチだった感じでした。
特撮も良く出来てたし見応えはあったんだけどね。マシンのデザインも「未来警察」の蜘蛛型と「ハードウェア」の少し人型と似通ってました。まぁ嫌いじゃないんですけどね。
とにかく見てる間、既に見た色々な映画の見せ場を思い出しつつの鑑賞となってしまいました。
とても憎めない好きな映画ではあるけど独自の面白さや良さをもう少し味わえれると良かったかなぁ。


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「オデッセイ」

2018年04月19日 | 映画
DVDで映画「オデッセイ」を何となく見始めたら止まらなくなってしまい最後まで見てしまう。劇場にも観に行き面白かったけど印象にはあまり残っていないという感じでありました。
美術やVFXが素晴らしい出来で自然に物語の中に入ってゆけます。主人公の境遇に感情移入してテンポ良く飽きずにどうなるのか?という興味と面白さに惹き付けられました。
初めて見た時にも感じたと思うけど宇宙での危機的状況に対して案外上手く切り抜け過ぎな気もして実に映画的な気がしたんですが改めて見てみると映画としてとても面白く安心して見れる娯楽作品であったと感じました。


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「ロスト・バケーション」

2018年04月15日 | 映画
中古で安く売ってたから入手したDVDで映画「ロスト・バケーション」を劇場で見て以来の鑑賞。見始めたらあっという間に見れちゃう映画です。
殆ど一人芝居の展開ですが飽きずにみれます。何気に凄いと思います。
痛みも感じれる映画。カモメも良い味出してます。
オチとか知っちゃってるしサメの最期も呆気ない感じもしますが、自然の力に対して必死に対応しながら自分の事や本当に大切なものの有難さを感じる主人公と共にちょっと考えさせられる時間を共有出来ました。


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「CQ」

2018年04月15日 | 映画
DVDでフランシス・F・コッポラの息子ロマン・コッポラの監督作品「CQ」を鑑賞。どんな内容なのかあまり知らずに見たのですがアナログな特撮技術とかフィルムや自主制作映画なんかや昔のSF映画へのオマージュ等の映画愛と拘りに満ちた映画で憎めない作品でした。映画作りの編集という地味な部分がちゃんと描かれていて主人公が自主映画作りながら編集の仕事してるという境遇が自分とも重なる部分もあって一部で感情移入もして見れました。映画としてはあまり派手でも無く面白味も少ない方だが見た目的に楽しい場面も結構ありました。
ドラゴンフライの女スパイのファッショナブルな魅力と格好良さと美術が見応えあり。どんでん返しもあったりで楽しめた。
特典映像も盛り沢山で色々と見れました。親父そっくりな顔付きのロマン・コッポラ監督。家族みんな映画監督してるっていう凄い一族ですねぇ。


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「パシフィック・リム:アップライジング」

2018年04月14日 | 映画
映画「パシフィック・リム:アップライジング」を観に行ってきた。
久々に3Dで見るのも良いなと思った映画でしたが近所の劇場では2Dでしかやってなくて諦める。でも一番大きいスクリーンで見れました。
前作から結構間が空いた印象で主人公も新しくなりましたが前作からのキャラクターもいて思い出したりしつつの鑑賞。イーストウッドの息子さんは親父の若い頃にそっくりだなぁとか映画と関係無い事なんかも考えつつも飽きずに楽しく見れました。
細かい突っ込み所は色々ありましたがテンポ良い展開と圧倒的な物量のCG映像の凄さに身を任せていればあっという間に見れちゃうような娯楽作品に仕上がっていたと思います。
前作からのテーマ曲の盛り上がる箇所は良かったけど他はあまり音楽的には盛り上がらなかった印象も。
エンドロールのCGスタッフの多さに驚きつつもそりゃ多いよねぇ~とも納得。街壊し過ぎなのは良いけど人居なさ過ぎなのはどうなのか?っていうか日本の特撮ものと同じ感じがしました。


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「インディアン・ランナー」

2018年04月13日 | 映画
昔レンタルビデオで見て以来の映画「インディアン・ランナー」をDVDで鑑賞。曖昧だが良かった印象は残っていたけど内容は殆ど忘れてました。
冒頭のエピソードとラストが混ざって残っていたので結末は今回予想外でしたがその分、余韻も残り色々と後から考えたり出来て良かったです。
芝居に映像に音楽が良くて独特の流れる川のようなテンポでちょっと詩的に進行します。少し長いと感じる面もありますが後からその意味や意図について考えさせられもした。
役者陣が豪華で皆良い味わいがありました。
何処かしっくりと来ない引っかかる所もあるのですが前に見た時よりも良く見れた気がします。また間を置いてみると印象も変わるかもしれないですね。


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