どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「EGGSHELLS」

2021年07月31日 | 映画
トビー・フーパー監督の初期の映画「EGGSHELLS」をYouTubeで鑑賞。
日本語字幕は無かったけど、ずっと気になっていた映画だったので。話の内容は良く理解出来てませんが実験映画みたいな内容で撮影や編集がとても面白く斬新でサイケデリックな当時の雰囲気も良く出ていた。後のフーパー監督の映画に通じる色とか照明の感性も感じられました。「悪魔のいけにえ」の役者も出てましたね。廊下の場面のジャンプカットやスモークとコマ撮りの場面なんかが好みでした。
編集と音楽に拘りを感じられる変わった良さのあるアート映画です。




コメント

「カセットテープ・ダイヤリーズ」

2021年07月30日 | 映画
ブルース・スプリングスティーンの音楽に影響受けまくって人生変えたパキスタン人の80年代の実話を元にした映画「カセットテープ・ダイヤリーズ」を鑑賞。年代的にも同じくらいの時期をリアルタイムで体験してきたので昔を思い出したりしながら見れて当時は今より音楽がとても重要な位置を占めていた時代だったなぁと感じた。僕はトム・ウェイツとルー・リードにピストルズなんかにハマってましたがブルース・スプリングスティーンも3枚組アルバムのカセットテープでよく聴いてた時期もありました。歌詞カードを読みながら聴いたものです。
なのでお気に入りの曲が映画で流れる時は不思議な高揚感と感動があり何故か涙まで溢れてしまいました。音楽の力って凄いですね。この場面の流れなら次はあの曲でしょ!みたいに思ったりしたらその曲が流れるのでした。
歌詞の字幕付きで沢山の音楽が聴けるのも良かった所です。映画そのものの内容も家族や友情に音楽や将来の夢や希望に厳しい社会問題が描かれていて音楽や夢中になれる情熱みたいなものの力や大切さが見ていて気持ち良く感じられる素敵なものがありました。
実話というのが凄いですね。夢中になれるものがあるっていうのは素敵です。久しぶりに当時好きだった音楽なんかを聴き直したくなりました。
そしてスプリングスティーンのPVを見出したら止まらなくなり何曲も聴き込みました。




コメント

「新ポリス・ストーリー」

2021年07月30日 | 映画
ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー」シリーズは沢山あってどれを見てるのか分からなくなってきてますが「新ポリス・ストーリー」を見始める。おそらく初めて見る映画でした。
実際に起きた事件を元にした93年の映画で警察の正義感と悪徳感との戦いをしっかり描いた内容でした。銃撃戦にカーアクションにカンフーとどれも迫力ある力作で見応えありました。
物語は謎解き要素は無くて犯人は分かっているのでドキドキハラハラみたいなのは少なかったけどテンポ良く進み派手なアクションが沢山見れてシリアスにドラマも前進するので面白く見れました。今作はコメディ要素は無く最後のNG集はありません。


コメント

「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」

2021年07月29日 | 映画
DVDで何で知ったか忘れたけど気になってた映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」を鑑賞。実話を元にした内容との事。ベルリンの壁とソ連の崩壊が起きた1991年頃のキューバが描かれていて同盟国だったキューバの不況下の大変な生活なんかも知れて興味深く見れました。ソ連の宇宙ステーションにいたセルゲイは国がロシアとなり帰れる目処がたたなくなっていて、おまけに隕石が宇宙ステーションを壊したりで一人孤独に最長宇宙滞在時間を更新してたりして…そんな状況下で偶然無線でキューバの教師セルジオと通信して会話をして何か不思議な絆というか友情も芽生えて結果的にセルゲイの帰還に繋がるという内容でした。時代背景とか状況は厳しいけれど前向きで明るく楽しいハートフルな憎めない映画でした。コメディタッチで面白可笑しく描いてあって宇宙とかCGやVFXもしっかりしていて良く出来てました。音楽の使い方も良い感じ。
たくましく生きる両者の姿に希望や元気を貰えるような良作でした。


コメント

「狼たちの街」

2021年07月28日 | 映画
DVDで「狼たちの街」を鑑賞。沢山の豪華スターが出てます。ジェニファー・コネリーが出てるのに期待していたのですが冒頭で殺されちゃって残念…と思ったら回想場面とかでも沢山主演場面があり存在感もあり良かったです。とても美しく胸が凄くデカかったですね。ヌード場面も沢山ありました。
50年代のロスを舞台にしたやたらと強気で恐ろしくもある警察のドラマでした。時代性が色濃く出ていて時代の雰囲気が良く出てました。
殺人の犯人は誰なのか?というのが余り疑わしい人物が出て来ず、どうなるのか?と先が読め無かったですが以外な真実が突然判明します。死に方の真相も分かったりで劇的な結末を迎えますが警察側も強い権力を持った立場で殺人も平気で行うので驚きでもある行動を見せたりしました。
原子爆弾が物語に大きく絡んでくるとか盗撮フィルムが鍵になるとか見応えある展開でした。
死体の描写とかも生々しくしっかりしてました。
しかしよくこんな豪華にスター共演が実現した映画だなと思いました。
原題は「マルホランドの滝」でした。
意味は映画の最初の方で分かります。




コメント

「アーバン・レジェンド 死霊都市伝説」

2021年07月27日 | 映画
DVDで「アーバン・レジェンド 死霊都市伝説」を鑑賞。ローズ・マッゴーワンが主演で殆ど出ずっぱりです。最初見た時には凄く老けたというか変わった印象を受け少し凄みというか表情に恐ろしさを感じたりもしたが、段々とその表情に惹き込まれるものがありました。展開はゆっくりでなかなか何が起こってるのかどうなるのか分からない緊張感ある流れで興味深く見れました。途中で何でそこまでして暗い幽霊の出るような場所に留まり続けるのか?とか刑事の行動なんかに突っ込みたくなるものもありました。そんな展開ですがちゃんと後半に理由付けもあったりちょっと分かりにくいエンディングでしたが単なる幽霊怖がらせホラーでは無く幽霊の存在の意義というか捉え方で善くも悪くもあるという何か前向きな救いのようなものも感じれたのが良かったです。
クリストファー・ロイドも出ていて異様な存在感を出していました。何となく役のオチは読めたのですが彼の演技と風貌で幽霊の存在の見方なんかも好意的に見れた気がします。
映像は暗かったけど独特の照明と色のトーンが不気味かつ美しく良かったです。映像と音響と顔で最後まで飽きずに見れました。
蛾の存在とか幻覚とか「貞子3D 」を思い出す要素もありました。
ちょっと分かりにくい映画だったけど案外良かったです。


コメント

「海底47m 古代マヤの死の迷宮」

2021年07月27日 | 映画
テレビ放送されてた「海底47m」の後半を見てなかなか面白かったので続編の「海底47m 古代マヤの死の迷宮」にも興味を持ち鑑賞。全体的には前作の方がシンプルな面白さやドキドキが感じられて良かった気もするが今作は映像的にCG使ってだけど見応えある場面は多かったとは思います。古代マヤの遺跡の映像はなかなか素敵で潜水してあんなの見れたら良い体験だろうなという良さはあったけど軽率な行動で遺跡を壊したりの主人公達に酷いなと思ったりで感情移入しにくかった。
脚本の流れは良く出来てたけど都合良過ぎな感じもあり中盤まで何だか傍観してるような印象でした。後半30分ぐらいは感情移入も出来て惹き込まれて見れましたけど。
今作にはシルベスター・スタローンの娘が出演しているのも見所です。長身でスタイルが良くお尻カットが印象的でしたが役柄は1番迷惑で自己中な女でした。そして主人公達の中では最初に殺されちゃいましたね。顔がスタローンに似てました。
今作は前作より登場人物が増えてますが水中でゴーグル付けてると誰が誰だか分かりにくく突然サメに襲われる場面では誰が犠牲になったのかが一瞬分からないというような感じでした。
主人公の女性以外に出てくる男性陣は出て来ても捨て駒のように一瞬で喰われちゃうのも何だか…な感じでした。
一旦、全てが解決したように思えた後からの追加ドンデン返し的な展開はメインキャラだけで展開するので集中して面白く見れました。
サメが人を殺した事例は年間で10人程だけど人がサメを殺すのは年間1億匹だという情報がエンドロールでありました。


コメント

「ボールズ・ボールズ」

2021年07月26日 | 映画
昔テレビ放送で見た筈で何か面白かったような記憶のある映画「ボールズ・ボールズ」の中古ブルーレイをゲットして折角なので大画面の5.1chにて鑑賞。コメディの演技が光る連中が出ていて存在感とやり過ぎな芝居を楽しく見せてくれるドタバタ軽快な映画でした。ゴルフ場が舞台の話でゴルフなんかやらないからあまり分からない部分も多いのですが最終的には無茶苦茶だからルールとか詳しく知らなくても大丈夫。だけど大体先は読めるしギャグも今見ると何か微妙でそんなに笑え無かったな。途中のプールにチョコバーを投げてそれがウンコだと勘違いして皆が汚ねーとパニックになるジョーズのパロディ場面は記憶に残っていて、この映画だったのかー!知ってる。昔見たなーと何だか嬉しくなってしまった下らない場面でした。
パペットのモグラが出てきたり大爆破があったり下らない所を壮大に作り込んでいるのが良い所。特撮はジョン・ダイクストラという大御所が手掛けていたとクレジットで分かり驚きました。




コメント

「ブラック・ウィドゥ」

2021年07月24日 | 映画
マーベル映画って全部見て無いと楽しめないようなのが多くてちょっと敬遠がちですが「ブラック・ウィドゥ」というスカーレット・ヨハンセン演じるキャラクターのスピンオフ映画を鑑賞。字幕版で見たかったんだけど時間的に吹替版しかやってなくて久しぶりに吹替版にて。吹替版は自然に気持ち良く見れました。普通に面白くは見れましたが思ったよりブラック・ウィドゥの活躍は少なく色々と他の映画を見てないと分からないような部分もやはりありましたが、一応見てた映画絡みだったりで理解は出来ました。
結局は歪な家族絡みの揉め事と解決の物語でした。相変わらずCG映像沢山で迫力ある場面や闘いを色々と見せてくれるいつものマーベル印映画でした。


コメント

「シャイニング 北米公開版」

2021年07月24日 | 映画
午前10時の映画祭で「シャイニング 北米公開版」を鑑賞。DVDもブルーレイも持ってて何度も見ているのだが劇場の大画面で見てみたくて。北米公開版という事で長いバージョンというのにも興味があって見たのですが長くなった印象はありましたが初めて見るような場面っていうのは無かった気がしました。後で知ったのですが北米公開版というのは僕が初めてこの映画を見たVHSと同じバージョンだったとの事でした。ジャックが徐々に狂って行く様が実に良くて狂い始めの表情のカットが初めて見た時も感じたけど1番ゾッとする静かな恐ろしさがありました。その後はどんどん狂って演技も過剰で可笑しくも恐ろしくもあり癖になる良さがありました。
大学時代には今作の演技が大好きでジャック・ニコルソンにハマり「jack」という8mm実験映画を作ったりもしました。
今回見直して音楽がかなり良かったと感じられた。音楽のインパクトや力は大きいと思います。
ラストの畳み掛けるような流れの中、骸骨が沢山出てくる場面はこのバージョンにしか無いものでしたが久しぶりに見れて良かった。記憶に強く残っていたので今までも脳内で補完して見ていたような気もしました。
後、トイレの場面とかテレビ画面とか人物紹介の部分とかで長くなってたような気がしました。
何度も見てるので初めて見た時のような衝撃は無いのですが大画面で見直せて良かったです。フィルムの質感の残った映像でビデオでは白飛びしてて分からなかったような窓外の雪とかのディテールがちゃんと見れたのも良かったです。




コメント

「世界中がアイ・ラブ・ユー」

2021年07月23日 | 映画
ゴールディ・ホーンが出ているから見たいと思った映画「世界中がアイ・ラブ・ユー」をDVDで鑑賞。ウッディ・アレンの映画みるのは久しぶりでした。軽いノリで見れる恋愛コメディ・ミュージカル映画で当時の旬の役者が沢山出ている魅力的な作品でした。
ラストのゴールディ・ホーンが歌いながらダンスして空飛んだりする場面がとても印象的でハッピーな気分にさせられました。
全体的にはウッディ・アレンらしいユーモアが散りばめられた群像劇で凄く面白いというよりちょっぴり楽しい映画という印象でした。ミュージカル場面が昔ながらの楽しさみたいなのがあって良かったです。


コメント

「ミステリー・メン」

2021年07月22日 | 映画
パッケージ見て前から気になっていた未公開映画「ミステリー・メン」を鑑賞。結構古い映画ですが役者陣も豪華で美術やVFXもなかなか良く出来てるドジなアメコミ・ヒーロー達の何か憎めない良さのあるコメディ映画でした。
変な読めない意味不明な日本語の看板とか不思議な未来世界の街並みとか面白かったし照明や色使いとか映像に音楽が好みでした。
トム・ウェイツも役者で出てました。
久しぶりに見たウイリアム・H・メイシーの顔付きと存在感のあるスコップ男がとても良かったです。
ピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスも出てましたね。
物語的にはちょっと普通というか驚きみたいなものは少なかったけど世界感とキャラクターの存在感で面白く見れた映画でした。




コメント

「幸せの向こう側」

2021年07月20日 | 映画
昔レンタルビデオでは見たんだけど、あまり覚えて無かったゴールディ・ホーン主演のサスペンス映画「幸せの向こう側」をDVDにて鑑賞。途中で犯人は思い出しましたけど、どうなるのか?と特に後半は緊張感もあって面白く見れました。中盤まではちょっと怠かった印象もありました。コメディで無いゴールディ・ホーンはちょっと印象が違う感じもして最初の方は違和感もある感じもしたせいかな。
ラストのエレベーターでのオチはちょっと驚きでした。
全体的に面白くはあるし意外性もあって楽しめるのですが特に印象的なものがある訳でも無くちょっと地味な印象のサスペンス映画だったように思います。製作は「グレムリン 」のマイケル・フィネルさんだったんですね。




コメント

「2001年宇宙の旅」

2021年07月20日 | 映画
「2001年宇宙の旅」を初めて劇場のスクリーンで鑑賞。やっぱり大画面で見ると迫力がありましたね。ビデオやブルーレイでは見てたので内容は知ってるけど随分と見て無かったので新鮮には見れました。ちょっと難解な印象でアート映画みたいな感じですがコンピューターのHAL9000が出てからの流れは面白く興味深く見れました。
映画の前半は睡魔に襲われて月のくだりでは落ちちゃいました。後で帰ってブルーレイで確認しました。
かなり古い映画なんですが特撮は見事で宇宙船がゆっくり移動する様のディテールを大画面で見れたのは良かった。後は好きな場面のカラフルなストリーク場面を堪能。ラストのスターチャイルドの登場は不思議な衝撃というか感動のようなものを味わえました。
2001年は過ぎましたがA.I.問題とか現在や未来に絡む事柄が描かれてました。人類が月に行く前に作られた映画だというのも凄いですね。


コメント

「プレシディオの男たち」

2021年07月19日 | 映画
昔、試写会で観て以来の映画「プレシディオの男たち」をDVDで鑑賞。スクイーズ収録じゃない4:3の画面にシネスコだったのでテレビのズーム機能で拡大して見たので画質は甘かったのは少し残念。ピーター・ハイアムズ監督・撮影の娯楽作でサンフランシスコの街がとても綺麗に撮られてました。
若きメグ・ライアンが可愛かったのは凄く覚えてましたが話の内容とかはかなり忘れていたので殺人事件の犯人探しの興味で引き付けられて飽きずに見れました。アクションにサスペンスにラブロマンスにと色々詰め込んでて面白く見れますが強烈な印象を残すものはそんなにはありません。テレビドラマのスペシャル回みたいな感じの娯楽作ですがしっかり作られた役者陣も豪華で脇役も良く見た顔が登場する映画でした。尺は短くてスッキリ見れて良かった。カーアクションとか銃撃戦とかも見応えありました。




コメント