今日も朝まで作業して、朝に交代。仮眠室ですぐさま爆睡。今日も深夜から作業の続きとなるのだが、少し早めに起きたので気分転換に映画を見に行く事にしました。見た映画は「グラインドハウス」。予告編を見て、ずっと前から見たい!って楽しみにしていた映画。二本立ての映画だったのだが、日本では1本ずつ別々に公開する事が決まったらしい。なんと今週1週間だけは六本木の映画館で二本立てで上映しているとの事で、これは見に行かなくちゃ!と行ったのでした。六本木では盆踊りが行われており、浴衣の人達でわんさか。少し眺めてちょっぴり祭り気分を味わってからチケットを購入。それから本日初の食事をしに行く。どこも混んでいたので結局、ラーメン屋にて食事してからコーラを買って映画館へ入場。
「グラインドハウス」とは60-70年代のB級映画の2本立て興行のような流れの映画で今回の映画はそういうのを狙って作られている。HDで撮影されているのだが本編にフィルム傷だとかいっぱいわざと付けてあったりしてトーンが昔のB級映画っぽい感じに施されていて実にそれっぽいシズルがたまりません。実際にはない映画のそれっぽい予告編とかも挟んであって実にいい感じです。
まず上映されるのはロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」。ゾンビものの映画です。
こちらの映画に僕は凄く期待していたのですが、大満足!もう、無茶苦茶やり放題で細かい事なんて気にしちゃいけません。単純に楽しみました。片足がマシンガンになったチェリー・ダーリングの活躍に熱狂。見所はまさにそこでした。もっと活躍して欲しい所でもありましたが、まぁ、それでも良かった。トム・サビーニ氏もなかなか活躍しておられました。この手の映画愛に溢れた実にユニークで弾けた映画でした。
それから、いくつかのフェイク予告編が入ってからクエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフ」の上映。この映画は前半、なんだか勢いが無くてちょっとタルい気もしましたが、途中から俄然面白くなるという映画でした。70年代のカーアクション映画へのオマージュのような感じでもありカーチェイス・シーンは久々に手に汗握る展開でのめり込んでしまいました。スタントもスゲ~って感じで実際にやってるみたいに見えたのですが、どうなんでしょう?危険なスタントを堪能。最後はなんとも意外な爽快感と可笑しさがあって見終わって大満足。2本立てで3時間近く見てたのですが、本当に楽しめました。
それからテクテク歩いて会社に戻り、深夜から作業を再開。明日の夜まで一人で作業となります。何処かで休憩しないと身体がもたないので、自分のペースでいい感じにやる予定。先日の作業の続きの単純作業をやりながら「プラネット・テラー」のサントラを聴いて映画の興奮を持続。ちょっと疲れたので息抜きに日記書いております。ロドリゲスにタランティーノ両氏は映画作りを本当に楽しんでる感じがして、良い。そして羨ましくもある。あぁ、僕もまた映画作りを楽しみたい。今の仕事が落ち着いたら作りたいと思ってる個人的な小さな企画がある。シナリオ化して撮影に入るまでが、大変で難しそうな所ではあるが、内容自体はそんなに大したものではないので是非、やりたいと思ってる。案外シンプルなものって逆に難しいんだけどね。粗筋は実話に基ずくので既にあるのだけど映画にして面白く描くにはどうしたらいいのだろう?って所が考え所。
まずは、今の仕事を終わらせなきゃ!そろそろ作業に戻ります。