どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「I AM スティーブ・マックイーン」

2020年03月30日 | 映画
スティーブ・マックイーンのドキュメンタリー映画「I AM スティーブ・マックイーン」を鑑賞。「栄光のル・マン」の頃のドキュメンタリー映画「その男とル・マン」は見た事があったが今作の方が色々な映画の映像や長きに渡っての秘蔵映像が見れて3人の奥さんのインタビュー等興味深い話も聞けて面白く見れました。晩年の詳細ももう少し詳しく知りたかったけど。
やはりマックイーンは格好良い。映画俳優とレーサーのどちらが本業?って思える時代もありますが、どちらも立派な実績を持っていて凄いですね。
ライバル心や拘り等、気難しい面もあったとか子供との交流やプライベートな面とか色々知れました。
映画に自分自身を結構投影していたような印象もあり色々とまた作品を見直したくなりました。


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「デス・ウィッシュ」

2020年03月29日 | 映画
劇場で観て面白かった記憶があるが印象も少し薄れてきた映画「デス・ウィッシュ」を再鑑賞。見始めるとあっという間に見れちゃうテンポの良い復讐アクション映画。内容は知っていても面白く見れます。久しぶりにブルース・ウィリスの良さも堪能出来ました。だけど「デス・ウィッシュ」で比べちゃうと元のチャールズ・ブロンソンの方が味があって好きです。
今作は普段は命を救う医師という設定が面白味を出していたと思います。
ホラー的な演出や描写もイーライ・ロス監督ならではの良さが出ている。
だけど独特の癖や個性は出ていない万人受けしそうな平均的な仕上がりだったようにも感じました。


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「地獄のバスターズ」

2020年03月29日 | 映画
タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」の元になったイタリア映画「地獄のバスターズ」を鑑賞。
単純に面白い娯楽作に仕上がっていて良かった。各キャラクターもはっきりしていて分かりやすく感情移入もしやすかった。尺も短く纏まっていてあっという間に見れちゃう映画でした。
戦闘場面もなかなか派手でミニチュア使って爆発描いてたり低予算だろうけど金のかかった映画に負けない見せ場を効果的に見せてくれていた。
タランティーノの映画も面白かった記憶はあるが音楽や印象的な場面は思い出せるけど話の内容はかなり忘れてしまっている感じです。
今作はシンプルな筋がしっかりしていて良かったな。




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「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」

2020年03月28日 | 映画
スティーブ・マックイーンの主演映画で写真とか見て知ってたけど見た事無かった映画「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」を鑑賞。やっぱりマックイーンは格好良いなぁ~というのが単純な感想。物語はサム・ペキンパー監督にしては地味目な家族映画でもありましたが男らしさを感じれる渋い良さのある映画でした。ベン・ジョンソンとか役者陣に個性と味わいがある面々で西部のカウボーイの失われつつある魅力を描いていたように思います。
今もああいうロデオ大会とかって大々的に行われて盛り上がってたりするのでしょうか?一度見てみたいですね。


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「狼男アメリカン」

2020年03月25日 | 映画
DVD持ってたけどGEOで中古が安く売ってたのでブルーレイで買い直しして「狼男アメリカン」を久しぶりに鑑賞。特殊メイクの変身シーンとユーモアある物語展開と最後は切なく哀しい後味を残す映画で大好きな1本。
久しぶりに高画質で見直すと汗とか毛とか細かい部分も見れて新鮮な部分もありフィルムグレインの柔らかい独特のなんか湿ったロンドンの雰囲気とか良い感じでした。最後にチャールズとダイアナ妃の御結婚をお祝いします。みたいなテロップがあったんですね。
そんな時代の映画だったんだなぁと意識させられました。ロンドンのピカデリーサーカスって有名ですが行った事は無くイメージとしてこの映画が僕の頭の中には定着しております。
特殊メイクの変身シーンは何度も何度も見てるから新鮮さは無いが目がカッと開くカットは1番最後でも良かったんでは?と今回ちょっと思った。
それ以外の特殊メイクのカットが何気に久しぶりだったので新鮮でした。
看護婦のジェニー・アガターが美しく魅力的でした。ラストの彼女の表情とか凄く良くて印象に残ってた筈ですが今日は何だか呆気ない唐突な終わり方のように感じました。初めて見た時もそんな印象も受けた気がしますが後からじわりと切なさも感じたものです。
初めてこの映画を見たのは昼のテレビ放送でかなり編集でカットされたものでしたが集中して見てたあの頃の記憶も蘇りました。


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「悪魔のいけにえ」

2020年03月25日 | 映画
大好きな映画で何度も見てきた映画「悪魔のいけにえ」ですが公開40周年記念版の日本語吹替版では初鑑賞。
画質はちゃんとフィルムの粒子が残っていて高画質な為に余計に目立った印象もありましたが綺麗で細部まで見えて色もコッテリしてたように思う。血の赤も強調されていたような…フランクリンが殺される所の赤がインパクトが増した気がします。夜の場面の闇の黒も強くなった印象でした。
今回の新録日本語吹替版は初めて見ましたが実に上手いというか自然に見れました。流石にあの叫び声は吹き替えするのは難しいだろうなぁ。どうなってるんだろうと思いましたが叫び声は元の音のままで台詞がある所だけ差し替えられてましたね。今迄ラジオの音声の台詞とか字幕無かった所の内容も知れて良かった。
改めて音楽というか効果音というかが素晴らしく異様な雰囲気を盛り上げている点にも感心。音楽と叫びとチェーンソーの音で狂気の世界に突き落とされます。何度も見てるのに最後のディナーの場面には笑ってしまうような描写と恐ろしさに異常な展開で圧倒されました。
チェーンソー・ダンスの終わり方とかやっぱり凄い映画だと思いました。
個人的には昔何度も繰り返し見た4:3のサイズのちょっと緑に転んだ粗めのLD画質のトーンのものが今でも好きだったりします。


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「ブレードランナー ファイナル・カット」

2020年03月24日 | 映画
4K UHDで8chサラウンドにて画質・音声検証として「ブレードランナー ファイナル・カット」を鑑賞。色々なバージョンを今までも見てきましたが4K映像はきめ細かくて綺麗でした。思ってたより暗部の印影の強い映像でハードボイルドな雰囲気が出てましたね。
結構合成なんかもデジタルで修正が加えられており全体的に統一感もあり自然に見れました。音楽に効果音が結構大きく迫力も増した気もします。
全体的に初めて劇場で見た時の印象を思い出させてくれた感じ。
とても良く出来た映像で質が高い印象。物語は何度も見たからアレだけど案外ちゃんと見るのは久しぶりだったから染み入るように見れてルトガー・ハウアーの最後の場面にしんみり。
音楽がとても染みるものがありました。結末は最初に劇場で見たものとは違い色々な解説なんかも読んでるから頭では意味とか分かっているんだけど感覚的に見るとた違った色々な捉え方も出来る気がしました。


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「マスターズ・オブ・ホラー」「NIGHTMARE CINEMA」

2020年03月23日 | 映画
劇場に観に行った映画「マスターズ・オブ・ホラー」面白かったけど1番期待していたジョー・ダンテ監督作の所で睡魔に襲われて記憶が曖昧だったので見直したかった。日本盤はDVDが出たけど高くてブルーレイは発売されなかったので日本語字幕は無いけど安い海外盤を購入しました。
原題は「NIGHTMARE CINEMA」で個人的にはこちらの題名の方が良かったと思います。
案外字幕無くても分かりやすく再度楽しめダンテ監督作もじっくりと見直せた。だけど印象はそんなには変わらずでした。変なブラックなユーモアも後味として残るものでした。見直してみて今回1番単純に楽しめたのは1話目のエピソードで短編ながら起伏に富んでおりホラーコメディ映画として面白い映画でした。色々な個性を感じるエピソードが収録されてましたがホラー版トワイライト・ゾーンのような味わいのある娯楽作でした。
特典映像とかは何も収録されてなかったのは残念。


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「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!」

2020年03月22日 | 映画
テレビ放送されてて途中からだけど見始めたら面白くて最後まで見ちゃいました。スポンジ・ボブというキャラクターは知ってたけどアニメとか見た事無かったので新鮮に見れました。
アニメ映画かと思ってたら急に実写が絡んできたりしてアントニオ・バンデラスが出演してたりCGやら人形アニメみたいな世界観も絡んできたりで何でもありな映像手法が自由に奇抜に呆気に取られるようなアホなくだらない面白さやアイデアに満ちていて嬉しくなる面白さが感じられました。
昨日見たスパイダーバースもアニメの面白さに満ちてましたが今作も遊び心がいっぱいで楽しかったです。


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「スパイダーマン:スパイダーバース」

2020年03月21日 | 映画
結構良い評判を聞くアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」を鑑賞。話の内容は詰め込み過ぎというぐらい工夫されてて良かった反面ちょっとストレートに入ってゆけない部分もありました。コミック・ファンには堪らないものがあったかもしれませんが。何よりこの映画での魅力はアニメの美術というか世界観や技法にあったと思いました。昔ながらの手書きのような部分やらスクリーントーンのタッチやCGやらアニメでしか出来ないような動きや見せ方にコミックのような美術や照明に進行がとにかく次々と見れて飽きずに楽しめました。
何げにエンドクレジットの映像がとても好きでした。


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「パーソナル・ショッパー」

2020年03月20日 | 映画
お洒落なアート系映画なのかな?というぐらいで内容とか全然知らないまま「パーソナル・ショッパー」という映画を鑑賞。これが予想外の心霊ホラーやスリラーみたいな要素があったりして先の読めない展開で面白く見れました。ファッション雑誌の写真のような綺麗な映像と主人公で淡々とパーソナル・ショッパーという仕事や日常が描かれ背景や全貌が明らかになってゆき映像とスマホの文字等で進行する辺りが新鮮で良かった。物語の後半は強引な展開でしたが殺人事件の方な犯人は読めたけど幽霊のくだりは読めずに驚きと共に見れた。透明人間的に幽霊をカメラで捉えた演出は僕も自主映画でやってたので考えた事はあったけど実に良い感じで描かれてました。最後はちょっと纏まらない曖昧な終わり方でしたが何か印象に残る予想外に良い映画でした。


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「500ページの夢の束」

2020年03月20日 | 映画
ネットで荒筋を知って興味を持っていた映画「500ページの夢の束」を鑑賞。名子役で一時は沢山の映画で注目していたダコタ・ファニング主演の映画です。自閉症でスタートレックのマニアの主人公が脚本コンテストに応募しようと500ページの脚本を書き上げるも締め切りに間に合わないとの事で直接持って行こうと自分の殻を破る行動に移すがトラブルに見舞われて…という内容で何とも憎めない映画に仕上がっていました。暖かい感じのする前向きな映画ですが展開は大体は想定内ではありました。実話を元にした内容なのかなとも思ってましたがそうでは無さそうです。主人公のキャラクターと犬。そして周りの人達の関係性が良い感じで描かれていて最後は地味にしっかりと締めくくられるという映画でした。
スタートレック好きな人にはより楽しめ共感出来るんじゃないかな。僕はスタートレックよりはスターウォーズ好きだからマニアックな部分は完全には理解出来てないと思います。でも伝えたい事は分かりましたよ。
同じトレッキーな警察官とのクリンゴン語でのやり取りとか交流が良かったです。


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「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」

2020年03月18日 | 映画
「ジーパーズ・クリーパーズ」のパート3となる久々過ぎる続編「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」を鑑賞。監督・脚本は同じビクター・サルバです。第1作の前半部分が最高に良かった記憶が強いですが第2作の内容とか結構忘れてしまっている面も多く繋がりとしての細かい部分までは堪能出来ずの鑑賞でしたが大筋では単体で見ても楽しめる相変わらずのちょっと変な映画でした。その変な部分に最初は面食らうのですが過去作からもそういう映画だと知っていたので面白可笑しくも見れました。
憎めないけど今作は中途半端な合成とかの粗も目立ちちょっと残念でした。
突拍子もない展開に先が読めずワクワクする反面突っ込み所も満載。アイツの正体は何なの?どうしたいの?っていうのは知りたいけど段々どうでもよくなる感もありました。「ファンタズム」シリーズに似た何か分からない魅力というものがあります。
昔は綺麗だったメグ・フォスターがとっても皺だらけのお婆ちゃんになってましたね。その娘役?のヒロインが魅力的でした。
全体的には期待以上とはいかなかったんですが変な面白さはある映画でした。


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「ザッツ・ショック」

2020年03月17日 | 映画
昔からジャケットとかは目にして知って気になってたホラー映画のダイジェスト場面集みたいな映画「ザッツ・ショック」をネットで見つけ英語字幕版でしたが高画質のものがあり鑑賞。
ほぼ全部一度は見てる映画だとか知ってる映画の場面が次から次へと編集され流れるように見れました。様々な映画の似たような場面を連続して編集されたものはなかなか面白いものがありました。ドナルド・プレザンスとナンシー・アレンがホスト役としてジャンル毎に解説をしてくれてました。
この2人のキャスティングも良かったな。紹介されている映画が公開されていた当時は怖い映画は苦手で見れなかったんですがテレビで紹介されるこの映画のようなダイジェスト映像を見ては恐れ記憶に残っていたのでした。
後にその反動なのかこの手の映画を見まくり大好きになったのですが、その大好きな映画が沢山使われていました。場面が変わる度にこれはアノ映画だ!とすぐに分かるのでした。


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「セカンド・インパクト」

2020年03月15日 | 映画
ビデオで久しぶりにジョー・ダンテ監督の映画「セカンド・インパクト」が見たくなり見始めたらズルズルと最後まで見てしまいました。ちょっと内容忘れててパンデミック系の話だったっけ?と思ったりして見直したくなったんだけど移民問題を絡めた第二次南北戦争という内容でした。メディアと政治をブラックなユーモアも交えて描いた作品で面白くも現実の問題について考えさせられるものでした。
結末は何ともな所で終わってしまいますが現実でもトランプ大統領とかのような人だとかメディアの情報操作とか起こり得そうな事柄や現在のコロナ・ウィルスでの世界情勢とかと比較して恐ろしくも感じれる面がありました。
キャスティングも魅力的な映画でした。


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