どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「007 ユア・アイズ・オンリー」

2018年02月26日 | 映画
ブルーレイで映画「007 ユア・アイズ・オンリー」を鑑賞。5.1ch で。
台詞に対して音楽が大きい印象の映画でした。昔テレビ放送で見てる筈なんだけど全く忘れていて新鮮に見れました。見始めたら止められなくなって最後まで面白く見れたのですが全体的に長いとも感じた。007シリーズ全般に言えるんだけど話が盛り込み過ぎで長いと感じちゃうんですよねー。
途中で何を追ってるのか?どうしようとしてるのか?って思ったりして覚めてしまう所があるのです。
冒頭からオープニング・シークエンスの流れは軽快で良かったです。主題歌も印象的。
雪山でのアクションが昨日まで見てた冬季オリンピックの種目が沢山出てきて派手な見せ場を連続して見せてくれるのが楽しかったです。
後半は水中撮影とか綺麗で内容的にも盛り上がり楽しめました。
ヒロインのキャロル・ブーケが美しくセクシーなだけでなく強く活躍するのも良かった所。最後の台詞のユア・アイズ・オンリーも洒落が効いてて良かった。エンディングの主題歌と水中撮影の綺麗な映像で満足感を持って見終える事が出来ました。
程良いユーモアも含んだ娯楽映画。



コメント

「エンゼル・ハート」

2018年02月20日 | 映画
ブルーレイで買い直した映画「エンゼル・ハート」をサラウンド・ヘッドホンで鑑賞。昔、劇場で見てドキドキし最後のオチも衝撃的であった印象深い映画。
オチ知ってるし何度も見てる映画だけど高画質でサラウンドで久々に見るのは良かった。やっぱり撮影が綺麗で印影が美しくも不気味。編集も素晴らしく映像と音で語る展開に惹き込まれました。
画質は良かったけど残像が強かったのはテレビのせいかソフトのせいか分からないけど少し残念。
特典映像も豊富でミッキー・ロークのインタビューが見れたのが良かった。
あまり彼にとっては思い入れの無い作品だったようですが、この作品での芝居はとても良かったと思います。
変に役作りしてない自然な感じが良かったのかもしれませんね。
映画業界の話とか考えさせられる興味深いものがありました。
日本版の予告篇も懐かしく見れた。
この映画を見た大阪難波の東宝敷島という劇場の事を思い出したりしました。
ブードゥ教についてのドキュメンタリーは長かったので途中までしか見ません。
実は◯◯だったというオチの映画を最初に見たのはこの映画。


コメント

「96時間 レクイエム」

2018年02月15日 | 映画
長い長いレンダリング待ちの時間にブルーレイで「96時間 レクイエム〈非情無情ロング・バージョン〉」を鑑賞。「96時間」シリーズの第3弾という事で出演者は繋がってるのが良い。
しかし96時間以内という時間縛りっていうのはもうありませんね。
今回も最強の父が大活躍。最強過ぎてスリルはあまり感じられないけど活躍を面白く見れました。
結構派手なアクション場面もあるのですが正直無くても問題無いような場面もあった気がします。ロング・バージョンだからかなぁ?劇場版は見てないので分かりませんけど。
奥さん殺されてしまったり、スッキリ出来ない部分もありますが娯楽映画としてあっという間に見れました。
なかなか脚本も練られてて誰が犯人?って見方も出来て楽しめますが都合良すぎで何となく読める展開でした。
警察の方の描き方も伏線とかが見えちゃう分かりやすいものでした。
盛り込み過ぎて一作目にあったシンプルだけど力強い芯みたいなのが弱かった気がします。


コメント

「ラビッド」

2018年02月13日 | 映画
ブックオフでクローネンバーグの映画「ラビッド」のDVDを見つけて学生の頃に見たきりだったので久々に見たくなり購入。帰ってから早速見ました。
最近の彼の映画は見てないですが、この頃の映画は印象深いです。病院とか腫瘍とか肉体が変化する恐ろしさとモンスターの哀しみみたいなものを感じる作風が好きでした。
今作もそんな悲しみを感じれる悲哀純愛物でありゾンビみたいなホラーでもありヴァンパイア映画みたいなエロティックな面も現代風に感じれるものでもありました。皮膚移植によりモンスターのようになってしまう主人公をポルノ女優でもあるマリリン・チェンバースが演じています。彼女の芝居はとても良くて後半で哀しみ切なさが伝わってきました。ラストは何ともいえない後味を残します。ここはとても良く覚えてました。
ゲテモノ映画っぽい表面的な印象の裏にはとても切ない人間ドラマが描かれていてグロいけど寒々とした綺麗な映画という印象です。




コメント

「デトロイト」

2018年02月12日 | 映画
夕方から映画「デトロイト」を観に行きました。詳細は知らないままでしたが実話を元にした内容で「悪魔のいけにえ」以来の衝撃の何分間かの何かがあるとの噂に期待して見に行きました。上映が始まって数分した所で急に非常口のライトが付き上映が中断した。下の階で火災警報が鳴ったらしくて詳細が分かるまで劇場で待機。結局、誤報だったという事で3分程前から再上映スタートとなりました。
フィルム時代には上映中断は経験した事あるけどデジタルになってからは初で貴重な体験が出来ました。
映画は実録再現ドラマのようで色々な歯車が狂ってゆき緊迫した展開となってゆきます。実話だけにキツいものがありました。だけど「悪魔のいけにえ」に匹敵する凄みがあったかと言うと個人的にはそうでも無かったかな。
その後の展開が気になり映画としては長いけど興味深く見てゆけました。
淡々と結果が示されてゆきますが、その後味の悪い結末にゾッとする複雑な恐ろしさや悲しさや怒り等が感じれました。誰が悪いとか単純には言えませんが色々と考えさせられ、こんな暴動や事件があったんだなぁと知れて興味深い映画でありました。


コメント

「ゆれる人魚」

2018年02月11日 | 映画

予告篇を見て興味を持ってた映画「ゆれる人魚」が公開されたので観に行きました。ポーランドのミュージカル・ファンタジー・ホラー映画で映像がポップでカラフルで楽しいミュージカル映画でもあるけどホラー的な描写もしっかりしてて特殊メイクも良く出来てました。何故ミュージカルにしたのかは良く分かりませんが雰囲気と映像と音楽で感覚的に伝わる妙な魅力のある憎めない映画であり切ない物語でした。個人的に結構気に入りました。
妹役の主演女優が綺麗でガル・ガドットとウィノナ・ライダーを足して割ったような魅力に溢れていて見応えありました。お話が変わってるので設定に付いてゆくしか無いのですが意外性もあり後半になるにつれて強引ながら切なさと哀しみを感じれて何か心に染みました。
効果音の使われ方も良く何処かエロティックで臭ってきそうな感覚と美しい映像と音楽とで見せてくれるちょっと新感覚の人魚映画で良かったです。

コメント

「藍色夏恋」

2018年02月11日 | 映画

DVDで続けて台湾映画を観る。「藍色夏恋」って映画。日本の最近の青春映画に似た印象もありました。
主演の女優さんが先程見た映画の女優さんと似てるなぁと思ったら調べると同じ人でした。良い芝居をする女優さんですね。
結構途中で睡魔に襲われてしまったので正当な評価は出来ませんが話の筋はちゃんと分かりました。構成がしっかりしていて分かりやすく面白く見れました。
恋心がキュンと伝わり切ない所もある映画。

コメント

「GF*BF」

2018年02月11日 | 映画
DVDで台湾映画「GF*BF」を鑑賞。
台湾映画を観るのって初かもしれない。最初の方は興味に欠けるものがあり集中して見れず傍観気味で撮影が綺麗だなぁ~みたいに見てたのですが中盤から徐々に集中して見る事が出来ました。こういう恋愛ものの映画はあまり見ないので新鮮でしたが、その良さっていうのがあまり分からず。
しかし学生恋愛青春映画かと思いきや大人になってからまでの壮大な話で時代背景的にも80~90年代のリアルタイムで体験している時代と同じだったので興味深く見れた。台湾の国としての背景はよく知らない面や人物の関係性でちゃんと理解出来てない部分も多かったけど登場人物の特に女性の感情が伝わり良かったです。


コメント

「クリスマス・キャロル」

2018年02月07日 | 映画
仕事で某映画を字幕無しで見たのですがチャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」ってどんな内容の話だったっけ?と気になりブルーレイで「クリスマス・キャロル」を鑑賞。
画面サイズが4:3でテレビ映画だったようです。
また睡魔に途中で襲われたりしての鑑賞となってしまいましたが、この内容は知ってるような感覚があり分かったのは「3人のゴースト」って映画と一緒だという事。あの映画も元は同じだったんですね。あれはコメディ調で当時の特撮を駆使した映画でしたが印象に残ってる場面はあるけど話の内容自体は随分と忘れてました。
今日の映画は主演がジョージ・C・スコットでクリスマス感も「グレムリン」みたいな雰囲気もあり、どこか幽霊の描写も恐ろしげでもあり良い感じの映画でした。
色々と考えさせられる明るい気分にさせてくれる映画でした。
金の亡者で自己主義の激しい主人公が3人の幽霊に過去、現在、未来を見せられて自分の欠点を自覚させられて、自分が変わる事で多くの人々を明るく幸せに出来る事が分かり行動するというクリスマスの奇跡を描いた内容の映画でした。


コメント

「ジオストーム」

2018年02月04日 | 映画
大学時代の友人と25年ぶりかに一緒に映画鑑賞。災害パニック映画で話の内容とかは期待出来ないけど、こういう映画は劇場の大画面で大音響で観ておきたいな。と肩肘張らずに見れる映画「ジオストーム」を観に行きました。
観ると無茶苦茶な何でもありのアホみたいな内容の娯楽作品でした。都合良すぎな設定と展開だらけですが、そういうのは分かってたので楽しめました。CGの物量も凄く迫力がありましたがCG臭さも目立ちました。だけど出来は他の似たような低予算映画と違い大作ならではのしっかりしたもの。
個人的にはもっとそんな場面を沢山観たかった気もしたけど災害場面だけでなくスパイ・アクションやら宇宙やカーアクションに家族愛やら兄弟の絆とか色々な映画のジャンルの要素を全部入れて楽しませようとしてるのが娯楽作としてサービス満点の映画でした。
懐かしい役者さんも出ていて嬉しくなりました。格好良い女エージェントが活躍しますが昨日見た映画にも出てた人だったんですね。後で知りました。
完成したのは随分前だったようですが試写の結果の評判が芳しく無くて、それから随分と修整して公開が遅れた作品だったというのも後から知りました。それで色々な意見に対して修整した結果、何でもありの都合良すぎな娯楽映画とよりなったんでしょうね。そんな気はしました。


コメント

「スリー・ビルボード」

2018年02月03日 | 映画
評判も良くポスター見た時から気になってた映画「スリー・ビルボード」を鑑賞。最近は映画を観ると必ず睡魔に襲われる傾向にあるのですが今回は睡魔にも襲われず最後まで集中して観る事が出来ました。
内容とか殆ど知らないまま見れたのですが話がどのように展開するのか方向性が見えずじわりじわりとキャラクターと世界観にハマってゆけました。
深刻な問題や事柄が進むのですが真剣な中でクスッと笑えてしまうような間抜けな面もあり面白く見れました。
そんな中で各キャラクターに愛情というか親近感も出てきて最後は何だか緩いまぁ、もういいかな…みたいな気分にもなれて変なクールな後味も残しました。
主演のフランシス・マクドーマンドの芝居が相変わらず良かったが「ファーゴ」の印象が強くて見ていると思い出されました。


コメント

生頼範義 展

2018年02月03日 | アート
上野の森美術館で生頼範義展に行ってきました。美術館に行くは久しぶり。
初めて音声ガイダンスという機器をレンタルしてみました。女優のんさんが解説してくれるもの。興味深い情報が知れたりして良かったけど近くにいた人がその情報を絵の前で喋ってるのが聴こえてくるのでその人の近くにいれば全部知れたかも。
生頼さんの絵は映画のポスターとかで昔、よく見ていた。洋画のポスターが多かったので外国人では無く日本人が描いていたというのを知った時は驚いた。昔から彼の描くポスターの絵は写真のようというか今にも動き出しそうな印象の絵で映画が観たくなる期待感をとても与えてくれました。絵からアレコレ想像して楽しめる感じ。
実際の絵を見るとやはり緻密で光の表現とレイアウトのセンスの見事さに唸ってしまう圧倒的な画力で興味深く鑑賞出来ました。映画ポスターだけでなく数々の目にした事のある本の表紙イラストとかも良かったけど見た事無かった絵画がサイズも大きく内容も凄味があり良かったです。
写真のようだけど見た目の良さを重視した嘘や強調に省略と配置や色彩が絵画ならではの美しさや世界観があり素晴らしいと感じました。
最近の映画ポスターでは彼のような魅力あるものがあまり無いですね。


コメント

「ティファニーで朝食を」

2018年02月02日 | 映画
DVDを24コマに変換しつつ再生する機能の検証として映画「ティファニーで朝食を」を何十年ぶりかに鑑賞。
ムーンリバーの曲とデカいサングラスのヘップバーンの姿は覚えてるけど他は殆ど忘れてました。
前半の方で睡魔に襲われてしまい内容を把握するのに少々問題もありましたがムーンリバーの曲を歌う所からは何とか起きて見れました。
思ってたより長い印象の映画でしたが万引きする場面とラストは見ると思い出しました。
オシャレで軽いユーモアもある映画ですが内容的には自分勝手な女の物語でもありなんか気持ちの良い映画では無い。キャラクターは良いけど何だかね。
飼ってる茶トラの猫ちゃんが可愛くて良かったです。最後に一旦、雨の中に放り出す場面で主人公の行動が信じられない自分勝手さで感情移入出来ませんでした。何とか思い直したようですが都合良い展開とも思ったよ。
元々はマリリン・モンローを想定して書かれてた役らしいと何かで読んだがモンローの方が役としてはハマりそうですね。ヘップバーンも良かったけどセクシーさが少ない気もしますね。
久しぶりにヘップバーンの姿を見ましたが綺麗でした。笑顔が良いです。
ヘップバーンの映画も昔色々と見たけど1番良かったというか印象に残ってるのは「ローマの休日」かな。
日本人役でMr.BOO!みたいな男が登場しますが日本人差別的な描写だと非難されてるようですね。僕はアレはアレで面白く普通に見れたけどなぁ。
彼自体は憎めないキャラで良い奴だけど扱いはあまり良くは無かったのは確かでした。
24コマ変換は綺麗に出来て映像は凄く良くなったけど音声がズレてるような印象もあったのでまた今度検証したいと思います。


コメント

「類猿人ターザン」

2018年02月01日 | 映画
何年も前に買ったけど放置したままだったDVDで「類猿人ターザン」を鑑賞。ボー・デレク主演で監督・撮影が旦那のジョン・デレクというターザン映画。
思ってたより面白い映画で撮影が美しく風景が綺麗で良かった。スローモーションの場面はしつこいと思ったけれど。
ボー・デレクも美しく彼女の為に作られたような映画でした。DVDのジャケットなんてターザンじゃなくて彼女メインになってるし…。
ターザン役も立派な肉体でイメージにぴったりでした。だけど、この映画の見所はボー・デレクの綺麗なヌードです。スタイル抜群でお腹が凄くひっこんでましたね。動物達も色々出てきて自然で芸達者な芝居を見せてくれてました。CGじゃないリアルな動物達の仕草にほっこりした気分になれます。エンドクレジットの背景でヌードで猿と戯れる場面が良かった。
父親役でリチャード・ハリスが出てましたが「オルカ」でも共演してましたよね。
ターザンの雄叫びが何で見たのか昔に見たものと一緒でイメージ通り。
この映画って昔見てるのかなぁ?多分初めて見たとは思いますけど。



コメント

「007 オクトパシー」

2018年02月01日 | 映画
ブルーレイで映画「007 オクトパシー」を鑑賞。007シリーズは昔テレビ放送された際に色々と見たけど、この映画は見たのかどうか記憶が曖昧でした。そして今日見た訳ですがおそらく初鑑賞になったと思う。
冒頭の飛行機チェイスとか今作は空中スタントが凄かった。アクションにも所々でユーモアもあってエンタメに徹したロジャー・ムーアらしいボンド映画を久しぶりに味わえました。
ちょっと長くて疲れる面もあり話の内容はまぁまぁだけど細かいエピソードで楽しませようと色々してるのは良かった。
ボンドガールも沢山出てきてアマゾネス軍団みたいなのも登場したりして見応えあり。メインのボンドガールよりもチョイ役のボンドガールの方が魅力的な人が多かったと個人的には思ったけれどね。
オープニング・タイトルや主題歌も良かった。
007シリーズの中では普通な感じもしますがムーアのボンドの楽しさに溢れた娯楽作品
デカいスクリーンで見ると良いでしょうね。今日はちょっと小さめなスクリーンでの鑑賞でした。


コメント