どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ときめきサイエンス」

2022年11月30日 | 映画
ブルーレイでなんか軽いノリの楽しい映画が見たくて映画「ときめきサイエンス」をちょっと久しぶりに見てみようと再生したら面白くて最後まで一気に見ちゃいました。コンピューター使えばよく分からないけど何でも出来ちゃうみたいな変な幻想というか当時はなんか分からない強引な説得力が成立してて何でもありな面白展開を絶妙なユーモアセンスで見せてくれる娯楽作でした。80年代のティーンの青春映画で良作を量産していたジョン・ヒューズ監督によるちょっと変わった賑やかなSF青春恋愛映画です。モテない2人組の作った理想の女を演じるケリー・ルブロックの魅力も抜群でした。後にスチーブン・セガールの奥さんとなりましたね。
役者陣も今や人気スターとなった者もいたりで若き姿が見れたりマッドマックス2から抜け出してきたような暴走族が登場したりと楽しい場面も。イヤミな兄役のビル・パクストンが凄い面白芝居を見せてくれていて最高でした。






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「フラッシュダンス」

2022年11月28日 | 映画
懐かしの80年代に大ヒットした映画「フラッシュダンス」を久々に大画面にて鑑賞。CMみたいな逆光気味な綺麗な撮影と数々の音楽が印象的な映画です。話の内容は夢に向かって前に進みたいけど怖くて進めない主人公や夢に挑戦するが挫折する友人達のエピソードと恋愛物語が描かれたもの。大画面で見るとラストのダンス場面のダンサー吹替がカツラとかで目立って気になりもした。逆光気味で顔がよく見えないダンス場面は殆ど吹替なんでしょうね。
最後は何か暖かい気持ちになって見終える事の出来る映画です。
今回何気に好きだった場面はバーのダンサーを辞める時の控室で先輩ダンサーが語る衣装を買わなくなった話とその後のさぁショータイムよ!と仕事に向かう姿の場面でした。
主役のジェニファー・ビールスが美しく素敵な映画です。




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「デス・レース2000年」

2022年11月28日 | 映画
ブルーレイで大好きなB級映画「デス・レース2000年」を大画面で鑑賞。御飯食べたばかりだったので最初のレースの後半で睡魔に襲われちゃいましたが控室でのマッサージ場面からは最後までちゃんと見れました。何気に話の筋もしっかりしてるし改造車もレース場面もなかなか見応えあって面白いです。ちょっと中弛みする所もあるんだけど。役者陣のキャラクターも良くてそれぞれ個性を発揮してます。ブレイク前のシルベスター・スタローンも少々アホっぽいマシンガン・ジョー役を口元歪めた芝居と喋りで演じてます。改めて考えるとスタローンが映画の中で死ぬ映画って今作だけ?他に何かあったかな?主役級のスターになってからは不死身ですからね。
デビッド・キャラダインの落ち着いた存在感のフランケンシュタイン役も良かった。
そして女優陣も魅力的でしたね。
色々と見事な娯楽作です。




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「デッドタイム・ストーリー」第3話

2022年11月28日 | 映画
今や大好きになった映画「デッドタイム・ストーリー」のお気に入りな第3話だけ大画面にて鑑賞。やっぱり変で楽しいコメディ・ホラーです。役者陣も魅力的だし音楽のノリも良く一気に見れちゃいます。
唐突に始まり唐突に終わる何とも憎めないアホな展開の映画なのです。






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「油揚げの儀式」公開から20周年!

2022年11月23日 | 自主映画
本日は「油揚げの儀式」公開から20周年!
さっき作った20周年記念ポスターと20年前のチラシとチケット。








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「モデル連続殺人!」

2022年11月22日 | 映画
ブルーレイ3枚買ったら1枚貰えるキャンペーンで応募していたブルーレイが到着して「モデル連続殺人!」を久々に大画面にて鑑賞。13年前に作った自主ホラー映画はこの映画のポスターイラストがイメージのヒントになったりしたものですが当時は何という邦題の映画なのかも知らなかった。後で分かったんだけどDVDは高額で手が出せずネットレンタルで借りて見たのでした。
色彩と影が美しい撮影に美人モデルが沢山出て来る映画で火曜サスペンス劇場のような犯人探しの面白いジャーロ映画だった記憶があり見直したくなってました。
犯人が誰だったのかは完全に忘れていたので再度楽しめました。
1964年の古い映画ですが殺人場面はなかなかインパクトのある描写もありました。
そして映像もリマスターされてとても綺麗でした。
最後は犯人側にもちょっと哀愁感じるものもあり良かったです。
後のこの手のジャンル映画の基本になったような作品です。
特典映像も色々と収録されているようなので時間ある時にでも見たいと思います。

特典映像も全部見ました。
アルジェントとランベルト・バーヴァが「インフェルノ」の撮影秘話を語るものが興味深く面白かった。若き2人組の監督?がジャーロについて解説する短いものも良かった。他の特典は長い割にあまり印象に残らなかったな。





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「ザリガニの鳴くところ」

2022年11月20日 | 映画
レイトショーで「ザリガニの鳴くところ」を鑑賞。劇場で予告編を見て気になった映画でした。ちょっと切ないサスペンス・ミステリー系の映画なのかと思ってましたが違ってました。綺麗な映像と知らない役者陣のとても良い芝居で魅せる回想系恋愛ものというような感じでした。前半は少し睡魔にも襲われましたが役者の魅力やキャラクターに引き込まれてゆき集中して見れました。色々と想像していた流れとは違いあっさりした印象で物語は進んでゆきました。ルー・リードのオール・トゥモロー・パーティという曲で感じるような切ない感覚が花火の場面でとても感じられて印象深い場面となってました。
原作はベストセラーで大人気で衝撃?な結末が待っているとの事でどうなるのか?と思いましたが、たしかに驚きの結末が待ってましたが衝撃というより何か地味に染みる感じの不思議な良さがありました。
だけど物語的にはそんなに面白いものだとは思えなかった印象もありました。小説で読むのと映画で見るのでは印象も違うんでしょうね。
テレビCMで衝撃の感動の結末みたいな宣伝してるのを目にしちゃって、そういう系?って変な予備知識が頭に入っちゃったのは良く無かったと思う。
美しい映像や演出で見せる映画ですが冷静になって考えると実は恐ろしい内容の映画でもありました。




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「フェノミナ」ゴブリン生演奏上映 & ライブ

2022年11月18日 | 舞台、ライブ
今日は川崎クラブチッタへゴブリンの生演奏上映の「フェノミナ」とベスト・ヒットメドレー・ライブに行ってきました。
2020年に行く予定だったのですがコロナの為に延期となり昨年も中止となったので、ようやく実現となりました。「フェノミナ」ってゴブリンというかC・シモネッティが担当した音楽ってそんなにあったっけ?と思いましたがビル・ワイマンの冒頭の曲やアイアン・メイデンの曲も演奏してくれたので良かったです。冒頭の曲は特に生演奏だと最高と思えるものがありました。アイアン・メイデンの曲はボーカルは無しでしたが脳内でボーカルが歌っておりスクリーンには歌詞の字幕が出てるという何度も見てるから分かるものとなってました。それでも音楽が無い場面も多く暇そうにしていたメンバーでしたが後半にはそこには音楽無かったよね?みたいな所にも即興だかで音楽付け出して今回のみの別バージョンとして楽しめました。最後の曲はそのままロングバージョンで良い感じで盛り上がり終了。久しぶりにスクリーンで見るジェニファー・コネリーは透き通るような美しさがありました。色々と映像的にも素敵な場面が沢山ありました。
休憩を挟んで後半はヒット曲メドレーのコンサートで純粋に音楽演奏を満喫出来ました。特にゾンビの曲のメドレーが今回は最高に良かった。逆にサスペリアの演奏はアレンジしすぎてて前に演った時の方が個人的には好みでした。ギターが今迄のブルース・ウィリスに似た方がら別人に変わってましたが新しい人のギターもとても良かったです。今回も好きな曲が沢山演奏されて満足出来ました。




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「JM」

2022年11月16日 | 映画
レンタル落ちブルーレイで購入した映画「JM」を5.1ch 大画面で鑑賞。公開時になんかつまらなそうとスルーしていたのですがジャケ裏のキャストとか見るとなかなか出演者も豪華だし気になったのでした。
1995年の映画で2021年の未来が舞台という映画なんですが既に2022年になっちゃってるので予想未来世界が何だかチープにも見えちゃう所や逆になかなか予測通りになってるなみたいな部分と少し視点を変えるとコロナ・ウィルスみたいなものと考えたら…みたいに興味深く見れました。
あまり期待してなかったんだけど物語もなかなか面白くて娯楽作として普通に楽しめた。
案外見始めると世界感にも入り込めた感じです。キャスト陣も漫画っぽいけど存在感もあり良い感じ。キアヌ・リーブスは「マトリックス」より前にデジタルなネット関連の映画に出ていたんですね。
少し「トータルリコール」と「攻殻機動隊」に似た内容でもありましたね。
ブルーレイには日本公開版という別バージョン?が特典映像として収録されているようですがそちらはまだ見てません。






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「メイフィールドの怪人たち」

2022年11月15日 | 映画
日本ではDVDしか出てない映画「メイフィールドの怪人たち」ですがCSで放送されて録画してHD画質の大画面にて久しぶりに鑑賞。音はステレオでした。
ジェリー・ゴールドスミスの音楽が懐かしくも素敵で憎めない変なキャラクター達の真面目にお馬鹿な行動に惹きつけられました。公開時にハマってVHSで何度も見てたので覚えている所も多く少し確認作業のような見方でもありましたが面白く見直せました。でもやっぱり今より昔見た時の方が最高に面白く感じてたかな。
好きな場面は骨に驚き大袈裟に叫びカメラがガチョーンとズームイン・ズームバックする所やマカロニ・ウエスタン風に各登場人物の驚きの目のアップにズームするカットの積み重ねに犬の目にまで寄るという所等くだらない遊びみたいな拘り感じる所でした。
ジョー・ダンテ監督らしさの出た憎めない面白映画です。







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「チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット」

2022年11月15日 | 映画
DVDでトロマの映画「チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット」を久しぶりに大画面にて鑑賞。かなりぶっ飛んだ下品で最低で最高な映画で大好き!くだらないやりとりやエピソードと無茶苦茶な勢いとアナログな特殊効果が良くてミュージカル仕立てになってたり面白いです。そして最後には恒例のカブキマンのカークラッシュと爆破で痛快に締め括ってくれます。
フィルムで撮影された最後のトロマのロイド・カウフマン監督作品かな?その後のデジタル撮影された映画よりやっぱりトロマ映画はフィルム撮影されたものの方が良いですね。エンドロールの沢山の名前を見てちょい役でも皆の名前が載っているのが何か良いなとも思ったり。だけど昔見たメイキングでは喧嘩の絶えない酷い現場でしたけどね。






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「地獄の門」

2022年11月13日 | 映画
夜中に何となく見たくなってDVDで「地獄の門」を見始める面白くて脳天ドリルの場面まで一気に見ちゃう。そこで一旦止めて風呂に入ってから続きを最後まで見ました。ゾンビでは無く幽霊が神出鬼没に恐ろしい形相で現れるのがなかなかゾッとするものがありました。ライトを顔の下から当てて顔の表面をぐちゃぐちゃにしてるだけだがインパクトは大で好きな場面です。
神父の顔も存在もゾッとするものがありました。
ラスト前の流れは忘れてたので新鮮に見直せました。いつもフルチ監督の映画は他の作品と混ざってしまいどれだったか分からなくなっちゃうのでした。
内臓ゲロゲロに目から血とかは覚えてるんだけどね。
何気にフルチ監督の作品では好きな一本です。音楽も「サンゲリア」と後半は似てたりしますが盛り上がる旋律でした。






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「キャスティング・ディレクター」

2022年11月12日 | 映画
「キャスティング・ディレクター」というドキュメンタリー映画を鑑賞。
ニューヨークとハリウッドでマリオン・ドロシーという女性がテレビや映画のキャスティングという仕事で大きな役割りをはたしたという事が知れました。ジェームズ・ディーンの時代から美男美女ばかりだったスタジオスター・システムから役にあった個性の役者達に役が振られるようになっていったという所で重要な人物としてキャスティング・ディレクターという立ち位置を作りあげた方でした。彼女がいなければ70〜80年代の僕らにとってのハリウッド・スターという人達も違っていたかもしれませんね。スケジュールの調整なんかも関わっていたりするのでしょうかね?そこらへんは紹介されて無かったので分かりませんが。
僕がキャスティング担当者としてよく目にして認識するようになったのはジェーン・ジェンキンスという名前でしたが、この方については映画では触れられてはいませんでした。
今はまた流れが変わってきているようですが新たな才能や見応えある役者さんが現れると良いですね。
最近の映画はちょっとこの人出てるならこんな役だろうというパターン化しているものも多い気もしてます。




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「ビジョンズ・オブ・ライト/光の魔術師たち」

2022年11月11日 | 映画
「ビジョンズ・オブ・ライト/光の魔術師たち」というカメラマンについてのドキュメンタリー映画を鑑賞。前から気になってはいたのですが1992年の作品だったんですね。なのでフィルム撮影が基本の時代です。沢山の名作映画を撮ったカメラマンのインタビューで構成されていて貴重な話等が色々と聞けますが案外何か本かだかで読んで知っていた内容も多かった。
今や4Kリマスター等の映像の画質の向上がされたものに慣れたのもあり今作の資料映像として使われている映像の画質の酷さには残念感が強かった。まぁ1992年ってまだVHSバリバリ現役の時代でしたからしょうがないかな。
この後デジタル撮影の時代へと変わっていったんですよね。映画の大きな変革となりました。






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「フレンチ・コネクション2」

2022年11月11日 | 映画
ブルーレイで「フレンチ・コネクション2」を鑑賞。昔テレビ放送で見て以来かな。
麻薬漬けにされた主人公ポパイ刑事が薬を抜く為に凄くもがき苦しむ姿が強く印象に残っていました。今回も日本語吹替版にて見ましたがフランス語の部分は原語のままなので何言ってるか分からない異国での違和感のようなものが伝わってきました。
なので何気に映像で語る映画だったんだなと思いました。言葉では通じ合わないけど行動で通じ合うものが感じれるのが良かったです。
ラストは忘れてたけどそうだったか!って感じでした。全体的にアクション等少なめで派手さには欠けた印象でしたが役者の芝居やロケーションが見応えある映画だった。
やはり今作で1番印象に残る場面は麻薬漬けになったポパイが薬抜きに苦しむ所でしたね。初めて見た時は長いなぁとも思ったりしたけど改めて見ると麻薬の本当の恐ろしさを最初に教えてくれたのはこの映画だったのかなぁと思ったりしました。
タバコでさえやめられないので絶対に手を出してはいけないね。と感じました。
無理矢理、麻薬漬けにされるというのは何気に恐ろしく残酷ですね。
エンドクレジットを見て気がついたのはスタントコーディネーターが「キャノンボール」の監督のハル・ニーダムだった事。




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