どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ブラック・クランズマン」

2019年04月29日 | 映画

久しぶりに映画館で続けてもう一本鑑賞。気になってた「ブラック・クランズマン」を先程と同じ劇場の隣の席で。スパイク・リー監督の映画を見るのは何年ぶりだろうか?実話を元にしたKKKも絡んだ内容。重いメッセージ性の強い映画かと思いましたが案外楽しく見れる内容で押し付けがましく無く自然に色々な視点や発見なんかから考えさせられるもので面白く見応えある作品でした。主演の黒人俳優がデンゼル・ワシントンの息子さんだと後で知りビックリ!ユーモアもあり良い芝居をしていました。実話だというのが驚きですが昔の話のように見れてましたが最後に現代の人種問題がきっかけの事件の映像が流れます。
どの視点で見るかにもよると思うけれど最近の記憶に新しい事件だったので背景に映画と同じような人種差別的なものがあったのか?思想の対立と暴力化する集団の恐ろしさと虚しさを感じました。それぞれの背景を詳しく知らないで中立で見ようとするとトランプの発言の通りどっちもどっちだとも思えなくもない。犯罪を犯した者が悪いのは間違いないけれど片方の主張だけを声高に叫んでばかりいる集団も恐ろしいものがあります。映画が伝えたかった事はそういう事では無いだろうけど考えさせられました。

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「シャザム!」

2019年04月29日 | 映画
予告編を見てなんか面白そう!と興味を持った映画「シャザム!」を観に劇場へ行きました。
分かりやすい内容で気軽に楽しめる面白映画でした。物語も健全で暖かいものを感じれる子供視点の良い話でした。不思議と見終わると詳細は忘れちゃってる部分が多いのですが気持ち良く楽しめた。CGとかも普通に良く出来てて派手な見せ場も結構ありましたが覚えているのは下らないやりとりとかだったりします。脚本に面白味があって深い事考えずにちょっと童心に戻って楽しめる映画でした。
またブルーレイとかで見ても楽しめそう。


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「グッドナイト・マミー」

2019年04月28日 | 映画
中古DVDでジャケ買いした映画「グッドナイト・マミー」を鑑賞。内容とか殆ど知らずに見れたので先の読めない展開に惹き込まれつつ見れました。
そして最後はそういうオチでしたか!と見事に読めずにいた方向へ行き色々な理由や伏線が回収されて何とも恐ろしいというよりも何処か切なく胸苦しいものを感じれました。
映像は美しく文芸映画みたいだけれど虫や包帯で見えない顔とか異様で不気味なものが出てきます。
子役の芝居がとても自然体で良く子供視点で母親の存在に違和感を感じたりする感覚っていうのは恐ろしさも感じれました。親子関係の愛情に違和感がずっとありましたがその理由は最後に分かるのでした。


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「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」

2019年04月28日 | 映画
随分と昔に一度見たきりだった映画「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を海外盤ブルーレイで購入して久鑑賞。実写版も見ましたがこんな内容だったっけ?みたいな印象もありオリジナルを見直したくなってたのでした。結構古い映画ですがアニメの映像のクオリティが高く今見ても新鮮だったりしました。話の内容はちょっと難しい部分もありますが押井監督らしい独特の感じがありました。続編の「イノセンス」には仕事で関わらせて貰っていたので長い期間、細かく映像を見てました。内容は正直あまり理解はしてなかったのですが当時ビデオで1作目も見たのでした。
銃と犬がどちらも拘りが感じられて記憶に残ってます。
覚えてるカットにちょくちょく遭遇しつつ物語にも以前よりは入り込めて面白く見直せました。
この作品から影響を受けてる映画が沢山ありますが最初に世界観を築き上げたというのは、やはり凄いですね。


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「マネキン」

2019年04月27日 | 映画
予約注文していた映画「マネキン」のブルーレイが届き早速鑑賞。
大毎地下劇場で何かと二本立てで初めて見てから大好きな映画でした。好き過ぎてマネキン・ディスプレイの仕事したいと思ったぐらい。
久々に見ましたがビデオで何度も見てたから上下が切れたビスタサイズに少々違和感も感じたりしました。だけど画質は綺麗で懐かしくも楽しく見直せました。昔は主人公と同じ年代ぐらいで見れてたから色々と共感や夢や希望があって良かったのですが今になって見ると自分が歳取った事ややれなかった事を思い返す複雑な面もありました。だけどキャラクターのオーバーな芝居やドタバタがいちいち楽しい映画で音楽やファッションも80年代らしい魅力に溢れてました。
全体的に軽いノリの前向きな明るさがあり最後はハッピーエンドです。
主題歌も良いです。
映画では悪者?として描かれてる元カノの女もなかなか美人さんじゃないかと今回思ったり。オカマの黒人とか危ない警備員とかも良いキャラしてます。キム・キャットラルはとても魅力的です。


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「ジョーズ」

2019年04月19日 | 映画
子供の頃、怖くて見れなかったけどポスター見てドキドキしてサントラレコード買って音楽聴いてて、テレビ放送で初めて見てVHSに録画して何度も見てLD・DVD・ブルーレイと購入して会社の試写室でも見た大好きな映画「ジョーズ」が調布に出来た映画館のULTIRAという大きなスクリーンで上映されるというのを知り席予約して観に行きました。
やっぱり面白い映画で大スクリーン大音響で見るのは格別でした。映画見る直前に夕飯食べたので睡魔に襲われたりするかも…との不安もあったのですが全くそんな事は無く最後まで集中して楽しめました。音は7.1ch に修整してある方でしたね。ジョン・ウィリアムスによる音楽はやっぱりゾクゾクします。分かっちゃいるけどドキッとする場面や丁寧な人物描写やキャラクターの絡みが面白くて夢中になって見れました。今や色々なサメ映画がありますが今見てもコレが一番だと思います。今の若い人が選ぶと別の作品になるのかな?公開時には見れてないけれど当時の人気ぶりは何となく肌でも感じてた記憶があります。サメ人形も持ってた。だけど着てたTシャツは「オルカ」だったりしてました。


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「ザ・バニシング 消失」

2019年04月18日 | 映画
「ザ・バニシング 消失」を新宿シネマートで鑑賞。同じ監督がハリウッドでリメイクした「失踪」は見た事がありましたがオリジナル版は見た事ありませんでした。「失踪」のラストも詳しくは忘れていたので劇場で観れるって事なら是非見てみたいと調べものしてたらラストがリメイク版とは違うと知りますます見に行く気になってた時にオチが書いてある記事を見てしまう。
だけど見に行きました。
シナリオが良く出来てて面白いのは覚えてました。オリジナル版も殆ど同じですが感情移入出来る芝居や細かなディテールが更に絶妙に描かれていて素晴らしい出来の映画でした。犯人役の男の佇まいや表情に眼鏡が素晴らしい。後は伏線にもなってる夢の卵の話とラストの新聞記事の見せ方とかが実に上手い。恐ろしくも切なく悲しい独特の結末です。だけどオチを知ってしまっていたので恐怖や衝撃というのは半減で確認作業のような鑑賞となってしまったのは残念。逆に細部のディテールの上手い見せ方に感心。何も知らずに初めてこの映画を見てたらショックだったと思います。
映画見終わって帰宅してリメイク版の「失踪」のDVDを珈琲飲む辺りから見直してみた。ラストは全然違ってましたね。ハリウッド版はハッピーエンディング方向です。こちらはこちらで面白く見れるし分かりやすい見せ方になってました。


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「エイリアン from L.A.」

2019年04月18日 | 映画
調べものをしていて「エイリアン from L.A.」という映画が見たくなる。前からビデオのジャケとかで存在は知ってたけど見た事無かったのでした。DVD化はされてないようですが字幕無しならYouTubeにあったので見てみる事に。台詞の意味は分からないけど大体の内容は分かり物語に集中するというより映像を流し見るような鑑賞で最後まで見ちゃいました。
主演の女優キャシー・アイルランドが美しく可愛い声してユルユルな芝居でしたが憎めない良さがあって惹き付けられました。彼女が1つの大きな見所です。画面は全体的に暗めでしたが絵になる照明と美術にセットに衣装に特撮で80年代らしい素敵な世界観が広がっていてこちらも見所でした。
映画の内容は SFもので地底世界へ行きます。いとも簡単に。そこには地底人がいますがちょっと変わった衣装や髪型ってだけで見た目は人と変わりません。そこに迷い込んだ主人公が地底人からしてみるとエイリアン的存在であり何だか良く分からないけど騒乱が起きます。何だか分からないけど味方みたいな人もいてなんやかんやあって最後はハッピーエンドなのです。
音楽もとても良くてベタ過ぎる程、曲で盛り上げてくれました。エンディングの主題歌も80年代っぽくて良かった。ヘッドホンで音は聴いていたのですがステレオ感も効いてました。ウルトラステレオって当時流行ってたやつでした。キャノンフィルム制作のアルバート・ピュン監督作品。
主演のキャシー・アイルランドさんを後で調べてみると今は事業に成功して大金持ちなんだとか。凄いね。



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「レッド・サン」

2019年04月16日 | 映画
先日ブックオフで見つけて三船敏郎とチャールズ・ブロンソンとアラン・ドロンが主演だという何とも豪華なキャスティングだ!と思わず衝動買いしちゃったブルーレイで映画「レッド・サン」を鑑賞。
西部劇の世界に日本の侍が登場するという違和感あるけど新鮮で楽しい世界で映像的にも見応えある作品でした。
三船敏郎がとにかく良かったなぁ。ブロンソンも良くて心通わせてゆく過程とか実に良かった。アラン・ドロンは相変わらずのイケメンの悪人っぷりを見せてくれてました。
話の内容は結構、荒唐無稽でしたが娯楽映画として日本の侍魂もちゃんと描かれていて面白く見れました。
女優陣も美人揃いで魅力的でした。
ちょっと展開が怠くて睡魔に襲われそうになる所もあったりして体感的に長かった印象もありましたが俳優陣の魅力で楽しく見れました。



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「マイ・ボディガード」

2019年04月15日 | 映画

DVDで昔から存在は知ってたけど見た事無かった映画「マイ・ボディガード」を鑑賞。マット・ディロン主演の非行少年グループの話だと思ってましたが主演は別でした。マット・ディロンは威勢は良いが結局はヘタレな不良を演じていて悪役的な存在でした。
見た目も若く幼さも残ってました。
映画はシンプルでオーソドックスなドラマでしたが好印象の青春映画に仕上がってました。若手の役者陣の個性もそれぞれ生きていて面白く惹きつけられて見れました。
デイブ・グルーシンの音楽もとても良くフィルムの質感ある撮影もどこか懐かしさも感じる味と素敵な絵面を見せてくれました。
ちょい役ですが「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールスも出てました。
バイクに乗って走る場面の解放感や街の風景なんかが印象的。
結構真面目な学園青春映画です。

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「MASH マッシュ」

2019年04月15日 | 映画
随分と昔にテレビ放送では見た事あったけど、そんなに面白かった記憶の無い映画だった「MASH マッシュ」のブルーレイを購入して久々に鑑賞。
昔よりは面白く見れたけど、そんなに大きく評価が上がった訳でもない。
結構ぶっ飛んだ映画で最後の放送クレジットとか好きでしたが今やもっとぶっ飛んだ映画ってのもあるからね。
朝鮮戦争の話ですがベトナム戦争時に作られたという当時の世代的な凄さや意味やメッセージが今だとやはり見方も違ってしまうものがあります。
まぁそれでも下らないエピソードやキャラクターの可笑しさは単純に面白く見れます。戦争映画ですが戦闘場面は無く楽しくいい加減に生きてゆく思想や行動が面白く見れます。医者としてはそれでもしっかり仕事はしていました。
役者陣が豪華で楽しそうに演じているのが良かったけど、どこか虚しさみたいなものも感じれました。
段々と破茶滅茶度も増して下らないオチが連発して笑えてくる変な映画でした。カンヌ映画祭で賞を授ったようですがやはり時代の力も大きかったと思います。
戦争をコメディとして風刺して描いた映画では「まぼろしの市街戦」や「悪魔の毒々プラトーン」が個人的には印象的で好きでした。


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「イット・フォローズ」

2019年04月15日 | 映画
レンタル落ちで「イット・フォローズ」が売っていてコレが欲しくて無理矢理5枚選んで購入。帰って遅いけど早速鑑賞。劇場に観に行きましたが2度満席で3度目にしてようやく見れた映画でした。期待し過ぎたのと予告篇で見せ場見ちゃってたのもありまぁまぁだった印象でしたがアイデアや見せ方はとても良かった映画でした。
久しぶりに見ましたが独特の間と不安感と5.1ch サラウンドヘッドホンで聴く音響に集中して見れました。ちょっと怠い部分もありますが静かに映像や不安定なカメラワークで雰囲気盛り上げる展開の映画です。
音楽が良く何だか良く分からない怖さを盛り上げます。全体的にオシャレな印象もありますが台詞でなく映像や表情で感情を伝えてくれます。ラストシーンは明るく無い不穏なハッピーエンドのような曖昧なものですが少しだけキュンと来るような複雑なものもありました。ちょっと変わったホラー映画で設定が斬新。


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「ホスティル」

2019年04月14日 | 映画
どんな内容なのかも知らないままお薦めされた映画「ホスティル」を鑑賞。
「マッドマックス2」みたいな世界観での退廃的近未来でのSFホラーでした。出演者はほぼ1人の女性だけで時折回想場面が挟まり過去の出来事と共に怪我して動けない状況で何者かに襲われる恐怖とサバイバルがジリジリと描かれます。
低予算を逆手に取ったようなセンスのある見せ方や展開の工夫にディテールの拘りが実に見応えある映画にしていて映像も美しかった。
段々とどうなっていったかの状況も分かってゆき最後は少し前で読めたけどそう来たか!と思える複雑な気持ちになる結末となりました。
そして最後に直接は見せないけれどアレな展開となりますが、ちょっと余計な気はしました。その前で終わっても良かったかな。ってね。だけど直接は描いてないから色々と想像は出来ます。主人公には強く生きて欲しい気持ちがあります。
切ないラブストーリー映画でもあります。ポスターとDVDジャケと全然印象の違いますね。どちらも間違ってないけど。ポスターはネタバレしてるからDVDの方が良いかな。




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「新Mr.BOO! お熱いのがお好き」

2019年04月13日 | 映画
DVDで「新Mr.BOO! お熱いのがお好き」を鑑賞。既に見た事あったような無かったような感じでしたが普通に楽しめました。何だか幼稚なギャグが連発しますが憎めない映画です。
ラストの唐突なフリーズでの終わり方が間が抜けていて好き。
ヒロインの女優さんも若く魅力的でした。リッキー・ホイもちょい役で出てます。アニタ・ムイは出てたかはっきりとは分かりませんでしたが色々いじられてました。部屋のポスターにマドンナの写真があり時代的に流行ってた頃だと分かりました。
話はアホらしい程、無茶苦茶ですがちょっと暖かい部分もあるトボけた笑いの映画です。悪者との戦いをビデオの中の映画とシンクロしてやるとかくだらないけど面白かった。


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「ハロウィン」

2019年04月12日 | 映画
本日公開の映画「ハロウィン」の新作を仕事終わりのレイトショーで鑑賞。
ジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」の後に作られた全ての続編を無かった事にして直接繋がる随分と時間の空いた続編となっております。
前知識をなるべく入れないようにしてたので、そう来たか!と思える展開に面白く見れて楽しめました。ジェミー・リー・カーチスさんは随分と老けた印象でしたがターミネーター2のサラ・コナーを彷彿させるような役を格好良く演じていました。強い婆さんって感じが素敵。
ホラーとしては怖さというのは見慣れ過ぎたのか衝撃というのは少なかった気はするけどシナリオの工夫が面白くて興味深く見れた印象です。そしてその行く末はそうなるよね…と大体予想したものとなって行きました。
良くまとまった印象ですが楽しく見れた。ブギーマンの殺人の動機とかが解明されるような余計な事もされずに終わったのも良かった。謎は謎のまま理不尽な所が怖い部分だし魅力でもあります。
今回は音楽をジョン・カーペンターとその息子のバンドが担当しており、とても良かった。もっと爆音で曲が聴きたかったぐらいです。
ソンドラ・ロックっぽいお母さん役の女優さんって他の映画でも見た事あるんだけど誰だっけ?って映画見てる間考えてたんだけど結局思い出せませんでした。後で調べたら見てる映画いくつかあったけど、どんな役をやってたのか思い出せませんでした。


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