どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「レポマン」「スパイゾルゲ」

2003年06月30日 | 映画

徹夜で朝久々に家に帰る。眠いのにDVDで「レポマン」を見始める。最初だけちょろっと見ようかと思ってたのに結構、ずっと見てしまいました。流石にラスト近くで睡魔に襲われ気が付いたら終わってた。
ダメだ!ちゃんと寝ようという事でベッドへ。すぐに熟睡!新聞の集金が来た夕方までずっと寝てました。
それからレイトショーで「スパイゾルゲ」を見に行く事にした。篠田監督の最後の作品という事だし題材も興味を持ったから。しかし3時間近くあるので、どうなのかな?と見始めました。
結果、全体的にやっぱり長いのだが飽きずに最後まで見れました。どういう背景で戦争が始まったのかを理解する上で非常に分りやすく勉強になった。篠田監督のたぶん前作「梟の城」だったかな?あれよりも何倍も良かったな。
合成カットもいっぱいあったが沢山の会社がやってるんだと最後に分かりました。比較的良く出来てたと思う。
ただ、雪のシーンでの雪の合成がちょっと気になった。合成はいいんだけど人物の体にひとつも雪が積もらないのが変だった。撮影時に少しでも本物を降らしてれば良くなったのになぁと少し残念!
篠田監督の映画っていつもなんかノスタルジーみたいなものを感じるんだけど見てる画面がどうも綺麗すぎてというか手に触れない感じ。入れない感じとうかどうもガラス越しにこちらが眺めているような感覚があるのはなんでだろうなあ。
でも、なかなか見ごたえありました。戦争は嫌やね。やっぱり政治なんだね。
帰ってから「レポマン」のラストだけを見る。思ってたよりあっけない。
だけど、アレックス・コックスの監督作の中ではやはり一番いい!
僕の「油揚げ」にも似てる所もあって知らずしらずのうちにかなり影響受けてるんだなあと実感!
イギー・ポップの主題歌も最高!歌詞がレポレポレポレポ レポマ~ンって単純でアホっぽいけど格好いい。
ここからイギー・ポップが好きになり、今では大ファンです。ライブにも行ったしね。パンクのいい所はなんかアホっぽいふざけた所があるから大好き!でも、実は深いテーマの歌とかもあるんだよね。基本的には単純明解シンプル パンク!

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はまった。

2003年06月29日 | ノンジャンル

今日も合成作業。だけど素材的に苦しくもう同じカットを何回もやってるけどなかなかうまくいかない。10時間近く同じ所をやってたけどどうもねえ。なんとか形にしたけどどうなるのかな?直すのも大変だ。
朝方にむりやり簡単なのを4カットやる。合計6つ。なんとか形に出来た。
もう、朝、久々にこれからお家に帰ります。

 
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シネマキャバレー

2003年06月28日 | 自主映画

今日のシネマキャバレーも沢山のお客さんが見に来てくれた。トックちゃんは芝居の為、来れないけれど新しく仲間になったタカちゃんのバイト先の友人が受付を担当してくれた。映写係をいつも担当してる樋永さんも来れなくて僕が今日の上映係。問題無く無事終了出来ました。が、流石に睡眠不足がたたって一部で実はちょっと居眠りしちゃいました。ごめんなさい。一番後ろの席だから前の人の頭で画面が全部見れなかったのが残念でした。
今回初めて見た映画はシネマ愚連隊の「紫ノ薔薇殺人事件」暗い映画だと聞いていたのだが全然そんな事ない。
ちょっと社会派の入ったいつものシネマ愚連隊らしい娯楽作に仕上がっている。効果音が印象的。僕のバカホラー「カウボーイ怒りの鉄拳」に似たショットなんかもいっぱいあってなんか趣味の近い印象を受ける。しかし技術的にはこちらの方がずっとすごい。スモークなんか使ったりナイトシーンでちゃんと照明をしてたりガンバってるなあと感心しました。「ハイテンション・ラブ・アタック」が一番笑えた。見るのは2度目だけどやっぱりバカバカしくて面白い。彼の新作は色んな映画祭で上映されてるみたいで韓国でも上映するみたい。いいなあ、僕の映画も海外で上映出来たら面白いのになあ。どんな反応なんだろう?しかし頭悪いのでよう字幕が付けれません。誰か翻訳が得意でただでもやってもいいという人いたら翻訳して欲しいなあ。
交流会ではpffに入選した「えてがみ」の監督主演コンビに再会。今度こそ見に行きたいなと思います。
学生時代に就職活動で来るたびに通ってたマニアックなビデオ屋「オービス」の店長にも会いました。
自主映画のレンタルもやってるので、よかったら僕のも、と名刺替わりに「油揚げ」のビデオを渡した。気にいってもらえれば高円寺でレンタルが始まるかもしれませんよ。
そんなこんなでまた終電無くなり渋谷まで出る。ラーメンを食べる。そこでおっさんにからまれる。どうやら大学の教授らしく娘が東京の大学に通ってて演奏会が明日あるらしい。それで上京してるとの事。そんな話を延々と聞かされる面白いのでしばらく相手をして色々とくだらない話をする。アメリカ文化だか英語だかの先生らしいので最近のアメリカはどうよ?みたいな話をふったら次の大統領はヒラリーの可能性が大きいとの事。ほんまかいな? 

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「二町目のグッドバイ」

2003年06月28日 | 舞台、ライブ

今朝まで仕事して3時間なんとなく仮眠をとりそのまま新宿シアターモリエールヘ。シネマキャバレーの受付嬢トックちゃんとCM出演してくれた田中伸一くんの出演する舞台「二町目のグッドバイ」を見に行く。
余裕をもって到着したのだが当日券は無くてキャンセル待ち状態だという。凄い吃驚。開店花火という劇団はそんなに人気なのか!せっかく来たので開演5分前にもう一度顔を出す事にして近くを散策。DISCUNION という店を発見!
そこにはレアな映画やCDがいっぱいあった。欲しいものが色々あって劇が終わったらじっくり見ようと5分前に再び劇場へ。立ち見席ならあるとの事。ほとんど寝てないからどうしようかと迷ったが見る事にした。もう、チャンスもないし。
でも、立ち見席って変な言い方だと思うなあ、素直に立ち見といえばいいのに立ち食いのカレー屋でも満席ですとかいうけど何処に席なんかあんねん!ってつっこみたくなる。まあ、いいか。それで劇場に入ったら何故か席があって座ってもいいとの事。
良かった。隣の席の女子高生みたいな子が延々と団扇をパタパタやってて風がこちらにもくるので快適だった。ラッキーだった。
それで劇は凄く人物の入れ替えの激しいテンポの良い始まりで色々と今まで見てきた劇団とは違った面白さに溢れていてまったく退屈せずにずっと楽しく見れました。話もいいし役者も個性派ぞろい。良かったです。トックちゃんは彼女らしいはじけぶりで根性悪な女を嫌味たっぷり面白く演じていました。眼の表情がすばらしい!恐ろしい!役名も実名のままでした。田中くんも凄くいい味だしてる。お爺さん役だけど何故かはまってる。役柄も良く台詞にない心情までもが伝わってきた。
2人の演技を見るのは初めてだったので新鮮でした。他にもカマっぽいココリコ似?の男の役の人の弾けぶりがおかしくて良かったです。終わって出てきて御飯を食べ先程のCD屋に行く。
ルー・リードとトム・ウェイツの二枚組ブートレグとゴールディ・ホーンの72年に出してたアルバムを買う。
それと「レポマン」という大好きな映画のDVDが発売されたのでそれを買う。衝動買いしまくり。
毎日仕事続きなので明日からの楽しみの材料をゲットしました。
そして、シネマキャバレーへと向かいましたとさ。文長過ぎ!続く。

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666

2003年06月27日 | ノンジャンル

自分のホームページのメニューに行ったらカウンターが666番だった。
不吉。悪魔のダミアンと同じだ。イェーイ!
昨日の合成カットのチェックは自分のやったカットは全てOKだった。
またしてもその後は焼肉をたらふく食べに行き。今朝起きてもなんか焼肉臭くて気持ち悪かったぐらい食べたなあ。
久々にお酒も飲みまくりで妙に疲れた。眠い。今日も朝まで合成作業。何カット出来るかな?
明日はシネマキャバレー。頑張って行こう。その前に演劇も見に行かないと、もう見に行くチャンスが無いので行きたいと思ってる。しかし、起きれるかな?

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「ジョゼと虎と魚たち」

2003年06月23日 | 映画

映画「金髪の草原」やCMなどで仕事をよくする犬童一心監督の新作の完成試写会に行って来た。
この映画には関わってないけど見てくれと招待してくれた。だけど当日監督がいなかったのでみんな僕を誰だろうと思ったかもね。カメラマンはCMで一度仕事した事のある人だった。覚えてくれてたみたい。映画は面白かった!結構クスクスとしたお腹にくる笑いが何度もあった。関西弁でいいかんじやった。見終わって、なんかなつかしいような、せつないような、楽しいような、さわやかな、そんな情感が残りました。
「青い春」に出てたヤンキー君が脇役ながら凄く光ってた。かなり面白く笑えた。池脇さんも大胆演技。おばあちゃんがいい味だしてる。やっぱり犬童さんの映画ってキャラクターがいいなあ。ちょっと変わった映画です。
渋谷のシネクイントでの公開も決まってるらしい。みなさんも必見ですぞ。

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「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」

2003年06月22日 | 映画

眠いけど、気晴らしに「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」を見に行った。
初めて六本木ヒルズという所に行く。会社から歩いて行ったのでかなり歩いた。更に疲れた。だけど、映画見てる時は全く眠くならずに、全編ばっちり起きて見れました。本当にフルスロットルな感じでテンポ良く楽しく見れました。ノリのいい音楽と大袈裟で派手なアクションの連続で飽きなかった。3人のエンジェル達の他、脇役まで前作とほぼ同じなのが。また、良かった。
お話はそんなにたいした事はないがまあそんなのはどうでもいいじゃん!と思えるバカバカしい展開に僕は満足でした。
終わって出てきたらもう朝だった。超眩しい!また歩いて会社に戻って仕事です。でも眼がしょぼしょぼするのでいい所で寝ようかな。

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むむむ。。

2003年06月21日 | ノンジャンル

今日はどきどきの初合成チェック。オーケーは残念ながら半分程、そのまま、あさってまで直し作業に続行という結果に。
眠い。だけど、難しい所とか、やっかいだったところが大体OKが出たのでちょっと一安心。
方向性も分かったし、まあ、頑張ろう。昼も夜も凄く美味しい御飯を食べさせてもらったしね。夜は焼肉食べまくりでごっつ旨かった。でももう食べれません。お腹いっぱいです。
「チャーリーズ・エンジェル」は気分転換にもなるし深夜の3時からの回にでも行こうかと思ってます。でも寝るかな。あとは気合いやな!

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OKなれよ~

2003年06月20日 | ノンジャンル

今日でCMは完全に終了。ひき続き映画の方の作業へ。明日は初の合成チェック日。全部OKという訳にはいかないだろうが出来るだけ沢山OKを出して欲しいなあ。先に進まないとやばいよね。どきどきです。
沢山OKになってくれ~。そしたら「チャーリーズ・エンジェル」でも先行レイトで見に行こうかな。
今日はお客と赤坂1の美人は誰か?という話題になりスタバの子とか一口餃子の店の子とかいろいろと議論になったので、晩飯に見た事のない一口餃子の店の子というのを見に、アシスタントとお店に足を運んだ。なんかアホみたいだけどこういうくだらないプチ幸せを探すのはちょっと楽しいもんです。行ってみたら女の子なんていない。みんな男。今日は休みなのかと諦めてたら遅れて登場。深田恭子っぽい?たしかに可愛い子でした。追加注文してじっくり見たり頭の悪い僕ら。でも行った甲斐がありました。

 
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いいかんじ

2003年06月18日 | ノンジャンル

今日は映画ではなくて12日に撮影に行ったCMの作業。あと2日、時間があるのに今日、ほとんど完成させてしまった。監督は忙しい人なのでまだ見てないからどうなるかは分からないけど、大丈夫でしょう。順調。なので今日は久々に電車でお家に帰りました。もう着替えも無くなってたので補充しないといけないしね。

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ひたすら

2003年06月15日 | ノンジャンル

ひたすら合成作業。風呂入ってないので気持ち悪い。歯も磨いてないので気持ち悪い。明日の昼には風呂入って歯を磨こう。髭も剃ろう。眠い。明日の夜には眠ろう。肩が痛い。今日の唯一のプチ幸せは久々にお好み焼きともんじゃ焼きとたこやきを食べた事。

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アンディ・ウォーホル展 パフォーマンス・キャバレー

2003年06月14日 | アート

渋谷パルコにアンディ・ウォーホル展を見に行ってきた。大体はすでに見た事あるものばかりだったが久々に本物の実寸の作品群に囲まれる環境は良かった。BGMにルー・リード、ニコ、ボウイが延々と流れていたし。今回初めて見れたのが映画作品「SCREEN TEST」シリーズ。銀色のファクトリーみたいな空間での上映でした。沢山あったけど見たので覚えてるのはイーディ・セジウィック デニス・ホッパー イングリット・スーパースター ヘンリー・ゲルツァーラ ポール・アメリカ テイラー・ミード オンディーヌ アレン・ギンズバーグ アーバン・コープ アイビー・ニコルソン ジョン・ケール等 面白さではテイラー・ミードぐらいで彼のアホ面は坂田師匠みたいでいい味を出しとる。見たかったイーディはほとんど動かずにカメラを見つめてる。目に吸いこまれそうでした。にらめっこ映画としてすばらしい。デニス・ホッパーは若い!だんだんと芝居を入れて涙を流してみせるところが役者だなあと思うが名前を知らない涙流しっぱなしの女性の方がインパクト大でした。

そして今日はプレ興行の「パフォーマンス・キャバレー」でした。どんなものになるのか予想もつかず逆に期待していました。結果はまあ成功じゃないかなと思います。色々な劇が沢山見れるというのが楽しいと思う。シリーズ化するものなんかもあって次回も楽しみ。普段の劇では失敗とされるような事もそれが面白ければ別にそれでいいじゃんというような楽しみ方が出来る人向きの物が多かったのが特徴かもしれない。集団の劇団での役者バカな人達には向かないかもしれないが、こういう楽しみ方面白さっていうのも僕はありだと思う。色々と課題は残るがこれからも続けていきたいです。今日は大阪から清水がわざわざ見に来てくれた。
常連のお客さんでイメージフォーラムのHさんの8mm映画のビデオを借りて帰り会社で早速見てみた。コマ撮りでぐるりと花を刺したお尻に回りこむ映像はなかなか凄かったです。あっという間に終わっちゃいました。scum2000から色んな才能が生まれてくるのが面白い。アンディ・ウォーホルのファクトリーみたいな
空間にどんどんなっていくといいね。写真とかいっぱい撮ってscumマガジンみたいなのを作るといいかも。

 
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「ハンテッド」

2003年06月13日 | 映画

今日は休み。夕方まで眠りこけました。夜にレイトで映画を見に行く。
そのまえにウエンディーズで軽く食事。外人が集団でいた。集団の外人って凄く騒がしいと思いませんか?声がでかい!別にいいけど。
映画は「ハンテッド」を見ました。派手なアクションはそんなにないが最初の戦争のシーンの残酷さというかリアルさからちょっと圧倒された。どういう物語か全く知らずに見てたのだが「ランボー」の教官側から見た物語といった感じでした。追うものよりも追われるものの哀しさというかそういう感じものが伝わり殺人ロボットになってしまった元教え子と教官の微妙な関係がいろいろ考えさせられる作りになっていてじっくり見れた。だけど教官が強すぎるのがちょっと嘘っぽい。台詞がほとんど無く背景や表情等からそれを出している点がいい。なんか消化不良のような感じも残るがW フリードキン監督もまだまだ健在って感じだ。リアルに淡々と物語を進行させつつも所々で映画的見せ場をしっかり用意して深く考えさせるテーマを裏でしっかりと描いている。派手さはないが見ごたえのある映画になってる。

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CM撮影立ち会い

2003年06月12日 | ノンジャンル

最近はCMの仕事が続いてる。今日は朝早くから久々に合成ものの撮影立ち会いに黒澤スタジオへ。何本かすでにやったシリーズものなのでスタッフも知ってる人ばかりなのでそうでない作品よりもずっと楽。
それぞれのパートの人の仕事ぶりに感心し眺めているだけでいい。今日のセットは凄かったな。難しそうな所が思ったよりもうまくいき順調に撮影も進行し予定よりも凄く早く終わった。実際に合成するのはちょっと大変そうだが面白いものが出来そうなのでやりがいのある作業になりそう。来週はその作業だが映画の方の仕事のノルマも増えたようなので大変だ。前向きに考えよう。

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「バンガーシスターズ」

2003年06月08日 | 映画

朝まで徹夜で仕事してダウン、ソファーで寝てたら昼だった。帰りに映画を見に行く事にして久々に銀座へ。銀座シネパトスという映画館でしかやっていないゴールディー・ホーン主演の映画「バンガーシスターズ」を見た。
この劇場、小さくてなんか臭くておまけに電車が走ると劇場に振動と音が入ってくるという凄い所。だけどなんか懐かしい感じの憎めない映画館。B級映画等マニアックでヒットしそうにない映画ばかりやってる所が逆に好感もてたりしちゃう。前置きはこのぐらいにして映画の感想。
久々に劇場でゴールディー・ホーンの映画を見た。本当に久しぶりだ。なので、いつも歳のわりに若くキュートに見える彼女も流石に老けたなあ。と思ったよ。
だけどおっぱいがいつの間にかビッグになっててびっくり。なんか違和感があった。しかしスタイルは相変わらずいい。ペちゃパイでもよかったのにね。それもちゃんとストーリーにギャグとして使われてて面白い。内容は60年代のグルーピー姉ちゃん2人の現在のお話。それぞれのその後の違った人生をおくる2人が再会して昔の頃を思い出すという軸にいろんな小話が詰め込まれた楽しい娯楽映画。時代、時代にある空気みたいなものと変わらない何か大切なもの。そんなものがなんとなく描かれまとめられている。
キャラクターがみんな良くて面白かった。

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