どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「キリング・ガンサー」

2022年04月30日 | 映画
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の全然知らなかった映画「キリング・ガンサー」というのをレンタル落ちブルーレイで購入して鑑賞。たいして期待もせずに久しぶりにシュワちゃんの定番アクションが見れたら良いな…と見始めたのですが何と何とシュワちゃん全然出てこないじゃないですか!緊張感の無いコメディ・アクションもので下らないやりとりが続き1時間以上経ってからようやくシュワちゃん登場となるジャケットに騙された映画でした。
アイデアや何人かのキャラクターは憎めない良さもあったのですが監督・主演の?主人公が何か好きになれないキャラクターだったのが残念な感じ。結果的に憎めないキャラクターは最後まで生き残りましたが他はどんどん殺されてゆきましたとさ。
全体的にドキュメンタリー番組っぽく描かれていてテンポも良く進むのですがシュワちゃんなかなか出なくていつ登場するんだ?っていう感じと出るのは分かってるからオチも読めてるし…で微妙な感覚が続く映画でした。まぁ後半はシュワちゃん活躍はします。何も知らずにテレビで偶然見てたりしての登場だったりしたら驚きもあって多少面白く見れたかもしれません。
つまらなくは無いけどまぁまぁな印象でした。




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「アメリカン・ヒストリーX」

2022年04月30日 | 映画
昔レンタルビデオで見て良かった記憶のある映画「アメリカン・ヒストリーX」のブルーレイを衝動買いして久しぶりに鑑賞。
ネオナチの入墨筋肉スキンヘッドの兄をエドワード・ノートンが演じていて、その弟をエドワード・ファーロングが演じています。車泥棒を射殺して刑務所入りになる兄ですが刑期を終えて出てきた時には兄を慕う弟もネオナチになっていました。
兄は刑務所で何があったのか変わっていて弟をネオナチから足を洗うようにするのですが…。兄の心境の変化や過去の様々な背景が徐々に明らかになってゆきました。
重く考えさせられる内容で人種差別や怒りや憎しみの感情についてやそれらからは暴力や悲劇しか生まないという虚しさが伝わる何とも言えない感情が来る映画でした。
モノクロの映像部分が特に印象的でしたがカラーの部分もありました。現在はカラーで過去はモノクロでした。
随分と前に見たきりでラストを忘れていたのですが途中まで見てて友人と映画の話した時にラストの話もしたのですが、それは別な映画じゃない?って思って気にして無かったのですが急展開で悲劇的な結末を迎えました。友人の言ってたラストで合ってました。衝撃と虚しさと悲しみに支配されました。戦争と同じような部分を感じもしました。考え方として分からない事も無い部分もあったりして、どうしたら良いのか答えが難しい所もありますが憎しみや恐怖からの暴力への連鎖とか色々と考えさせられる映画でした。
人には良い面もあるけど悪い面もあり、そのバランスをいかに保つか?正しい事間違った事は紙一重だと思い知らされました。深く傷付き過ぎたり下手に考え過ぎたりすると間違った方向に行く危険性がありますね。






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「アウェイク」

2022年04月28日 | 映画
ポスター見た事あってアクションものかと思っていた映画「アウェイク」ですがサスペンス・スリラーだったとジャケ裏読んで分かり興味を持ちブルーレイを衝動買いしちゃう。ジェシカ・アルバとヘイゼン・クリステンセン主演の映画です。
心臓移植手術中に麻酔が効いてなくて意識がある状態になってしまい…という内容です。前半の流れを見ていて主人公の心臓移植手術の心臓というのが実は結婚したばかりの彼女の心臓で親の金の力か陰謀もしくは彼女の愛の力ゆえにみたいな最終的に主人公は助かるんだけど哀しい悲劇的な結末が待っている。というオチなんじゃないかと思ってしまう。なんか予感が的中してそうな伏線や台詞が続くので何か当たってたらつまらないなぁ。と思い興味もどんどん削がれて確認作業のように見てましたが、違ってました。それは良いのですが都合の良い無茶な展開に驚きや衝撃というより、そんなアホな?っていう感覚でした。
でもそれは現実で無くて妄想だから?と思いましたが現実でした。それが現実なんだとしたら別なこういうオチになるんじゃないかな…と思ったら概ねそんなオチでした。なので何かイマイチだった印象でした。これだったら最初に勝手に間違えて想像した結末の方が少しマシだったようにも感じたかな。
日本語話す場面もあったけど日本語のイントネーションが変で何言ってるのか分かりませんでした。全編そんな感じで嘘っぽく真実味が感じられないモヤモヤする映画だったと思いました。






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「パーフェクション」

2022年04月25日 | 映画
Netflixで映画「パーフェクション」を鑑賞。ホラー?って興味ぐらいで見始めたのですが何だか先の読めない変な緊張感のある展開の映画でホラーじゃない感じでチェロ奏者の関係がオシャレに綺麗に描かれます。映像や編集のセンスが良くチェロの音色も良く何か分からないけど傍観するように見てました。そしたら途中で驚きの急展開を見せてどうなっちゃうの?っていう流れになって衝撃的でした。そしたらまた更に戻って急展開で背景が説明されうわぁ〜という事実が判明してホラー的な流れに入ってゆきました。黒人の女優さんの表情が殺気迫るものがあり恐ろしかった。
そして更にまた驚きの展開が待っていて、そこから更に少し前に戻って驚きの背景が判明して…と二転三転する衝撃的な事実が明らかになってゆきました。ネタバレになるから書かないけれど久しぶりに色々と先の読めない展開と衝撃を味わえる最終的にはしっかりホラーな良作でした。
エロティックでもありヒリヒリするような緊張感と憎悪感を色々な視点で感じれる斬新な映画だったと思います。




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「私を信じて リサ・マグウェイの誘拐」

2022年04月24日 | 映画
Netflixで「私を信じて リサ・マグウェイの誘拐」を鑑賞。実話を元にしたテレビ映画だったようです。義父に性的虐待されていて助けを求めれる者もいないという最低な環境で生きている17才の女の子が連続殺人鬼に誘拐されてレイプされ監禁されるという救いの無い展開に胸が締め付けられるような恐ろしくも苦しいものがありました。
何とか逃げる事が出来たけど誰も話を信じてくれなくて…と絶望的な流れになりますが1人信じてくれる刑事がいて大きく事態が動き始めます。そこから犯人は連続殺人鬼だった事も判明し逮捕までの有力な情報源となり苦しいトラウマと闘いながらも自分の人生を取り戻すという凄まじい話でした。実話だというのが凄いし説得力もありました。最後に現在の本人も登場しますが性犯罪科の警察となって活躍中との事。
役者陣の存在感や芝居も見事で現実味を持って感情移入して見れました。
軽い気持ちで見始めたのですが予想外の重みのある興味深くも見応えのある映画でした。親が酷過ぎでしたがこんな事が現実にあるんですよね。考えさせられます。






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「ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー」

2022年04月24日 | 映画
Netflixで「ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー」を鑑賞。役者陣がなかなか豪華なアート界を舞台にしたホラー映画なんですが正直全然怖くないのでした。CGとか凝った見せ場はあるのですが良く出来てるけど嘘っぽくて興醒めしちゃうのでした。アート界の作り手で無く金儲けの為のディーラーや評論家が主人公で何も作り出して無いのに偉そうな嫌な連中ばかりが登場します。そういう連中が次々とぶち殺されてゆく展開は面白いのですが何か見ていてドキドキもハラハラもしないどうでも良い感じもありました。ブラックなユーモアがある訳でも無いし…。ラストの路上販売の場面は良い意味でも悪い意味でも捉えれる印象的なものもありました。
レネ・ルッソにジョン・マルコヴィッチの姿を久しぶりに見れました。
芸術に殺されるという発想は面白いのですが「ヒッチコック劇場」とかの30分ぐらいのものなら面白くみれたかも。ティム・バートン監督の「新・ヒッチコック劇場」でそんなエピソードあったなぁ。アレは好きでした。






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「サイレンス」

2022年04月24日 | 映画
Netflixでマイク・フラナガン監督のホラー映画「サイレンス」を鑑賞。原題は「HUSH」意味は静かにさせる。との事。何だったか同じ原題の映画あったような…。「沈黙のジェラシー」でしたね。
今作は登場人物は少なく耳が聴こえなく喋れない主人公の女性が謎の殺人鬼にひたすらじわじわと殺されそうな展開を見せる家の中から殆ど出ない状態で見せ切る緊張感のあるホラー映画でした。設定の紹介が終わった辺りで急に友人が殺されて…とシンプル過ぎる程の内容だけど見応えはありました。どうなるか?と思いますがある程度は先は読めます。突っ込み所としては武器は常に持っておこうよ!っては思ったりしたけどね。いざとなっての反撃はなかなかのもので案外勝てるんじゃない?って思ったりしました。最終的にはどうなるかはネタバレになるから書かないけど。
ビッチという名前の猫ちゃんが可愛かったです。




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「ヒットマンズ・ボディガード」

2022年04月23日 | 映画
現在劇場公開されてる映画「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」がちょっと気になってたんですがNetflixに同タイトルの映画があるじゃないか!と驚きましたが「ヒットマンズ・ボディガード」という前作にあたる映画だったようでした。知らなかったけど続編だったんですね。そんな訳で前作を見て面白ければ続編も見よう!と見始めました。アクション・コメディ映画で漫画みたいな展開が楽しい娯楽作でしたがキャラクターがパターンというか定番なので面白いけど特別飛び抜けた良さというのは無かったかな。カーアクションや爆発は凄かった。その辺は劇場で見るともっと凄かったと思います。楽しく見れた反面、何やっても大丈夫なんでしょみたいな緊張感には欠ける印象はあったかな。とぼけた表情や展開の面白さを安心して見れる良さもあったけど。久しぶりにサミュエル・L・ジャクソンにライアン・レイノルズにサルマ・ハエックにゲイリー・オールドマンそれぞれの持ち味を堪能は出来ました。それで続編を見るかどうかですが…ちょっと興味も失せたかな。何か似たような映画でしょ。って気もしてね。普通に面白い映画には違いないとは思うのですが後に配信かテレビで見れれば良いかなという気もしてます。






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「リチャード・ジュエル」

2022年04月23日 | 映画
劇場で観て以来に映画「リチャード・ジュエル」を鑑賞。アトランタ・オリンピックで爆弾テロ事件が起きた時に爆弾の第一発見者として避難等に当たった警備員が最初はヒーローとしてマスコミにもてはやされるけど後に犯人の容疑者としてFBIとマスコミに追い回され生活を狂わされるという実話を元にした内容です。
弁護士が優秀で良かったですが一歩間違えると犯人にされていたかと思うと恐ろしくFBIの無能さやマスコミの酷さに腹立たしいものがあり怒りが湧きました。
見始めたらズルズルと惹き込まれて一気に最後まで深夜なのに見てしまいました。
やはり素晴らしい映画だと感じました。
初めて見た時には涙も出たしテロ場面の緊張感も凄く感じました。役者陣が皆、素晴らしい芝居を見せてくれてます。





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「結婚の条件」

2022年04月22日 | 映画
80年代の青春映画で大好きな作品の多いジョン・ヒューズ監督のまだ見た事の無かった映画「結婚の条件」のDVDを購入してようやく鑑賞。知人が絶賛してたのもあり見たくなってたのでした。
ジョン・ヒューズ監督らしい明るくユーモアのある台詞と映画ならではの見せ方や音楽の使い方等、実に良い映画で面白くも心にちょっぴりジーンとくる素敵で楽しい作品に仕上がってましたが、いかんせん僕は結婚した事無いし子供もいないので共感という点や感動という面ではそこまで良かった〜とは思えないものはありました。
ケビン・ベーコンは相変わらず良い味出しててエリザベス・マクガバンは何か自然体な素敵さを感じれました。
色々と結婚生活あるあるな内容で良い面も悪い面も面白可笑しくも妄想やミュージカル仕立ての場面も織り混ぜ描かれてますが最後はどうなるのかは想像出来てるので、その通りの展開に落ち付きホッコリとした気持ちになれる感じでした。監督の実体験を元にしているんでしょうね。
エンドロールで数々の本編とは関係の無い映画スター達が出てきて子供の名前は何が良いかコメントするのも楽しい場面でしたね。






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「ライフ」

2022年04月22日 | 映画
劇場で見て以来にブルーレイにて映画「ライフ」を鑑賞。初めて見た時はラストの展開が衝撃でしたが今回は知ってるから確認みたいな感じでしたが。僕なりの無理矢理な前向きな解釈があってアイツは海水に弱いという設定があれば何とか助かるかな…っていうのを思い出したりしました。
全体的に丁寧に作られた役者も豪華なSFモンスター映画です。新たなエイリアン映画だと思いました。宇宙には未知の恐い部分がまだまだありますね。最初はかなり小さな生命体だったので小さくてもアレだったら勝ち目無いんじゃない…っても思えちゃう部分もありましたがウィルスと同じように考えるとエイリアンじゃなくとも新型コロナみたいな恐怖も感じられますね。




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「ゴッドファーザー〈最終章〉マイケル・コルレオーネの最期」

2022年04月21日 | 映画
「ゴッドファーザー〈最終章〉マイケル・コルレオーネの最期」を鑑賞。「ゴッドファーザーpart3」の再編集版みたいな映画です。「ゴッドファーザー」の1と2はかなり評価が高いですがギャングものがあまり好きでは無かった頃にテレビ放送で見たのですがCMも入るし少々難解で印象に残ったのはバイオレンス場面だけでそこまで良いとは思えませんでした。後にDVDで見直して良さは分かったのですが長いので何度も見直す事はありませんでした。評価があまり良くないpart3はDVDで多分1.2見た流れで初めて見たと思うのですが個人的には1番良くて涙もした映画でした。
今日、最終章を見てpart3との違いというのは明確には分からなかったけど最後がなんかあっさりした印象でした。流れるような展開に暗殺とオペラのサスペンスと緊張感にアル・パチーノの芝居がやはり素晴らしい映画でしたが結末を知ってるので衝撃という点では初鑑賞には敵いません。
今作ではアンディ・ガルシアとソフィア・コッポラそしてタリア・シャイアがとても印象深い芝居を見せてくれてました。
長いから躊躇しちゃうけど1.2.3を続けて見直したくもなりました。




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「デニス・ホッパー/狂気の旅路」

2022年04月19日 | 映画
劇場で見て以来にドキュメンタリー映画「デニス・ホッパー/狂気の旅路」を鑑賞。付き人だったサティアという人のドキュメンタリー映画でもありました。デニス・ホッパーとの関わりのある人達にサティアが訪ねてインタビューするような構成でモノクロのホッパーの写真のような映像で描かれてます。効果音のような音楽や「ラストムービー」のタイトルみたいなテロップや編集が良い感じです。
所々でホッパーの貴重映像も見れて興味深いですが思った程沢山は見れません。
アートや反逆の精神みたいな部分やドラッグやクレイジーな行動とか感覚的に若い時代の見方とか付き人との関係性が何か色々と興味深く考えさせられるものがありました。
役者としての基本的な芝居の実力と監督としての顔と音楽やアートのセンスが素晴らしい人でしたね。
見れてないデニス・ホッパー主演の映画を見てゆきたいです。今見たいのは「マッド・ドッグ・モーガン」という映画ですがソフトが入手出来ません。







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「ブラック・シープ」

2022年04月17日 | 映画
DVDでジャケ買いしたニュージーランドの映画「ブラック・シープ」を鑑賞。羊が人を襲う映画ですが羊男に変身したり無茶苦茶でアホみたいな展開が可笑しいコメディ・ホラーでした。内容はアホっぽいのですが特殊メイク効果とかちゃんとしててしっかり作り込んでるので見応えもあり楽しく見れました。羊恐怖症の主人公や環境保護命のバカっぽい女とか極端なキャラクターが登場します。最初の方はそれらが活かされてましたが段々とその辺りは雑にどうでも良くなってる感じでした。中盤で少し飽きもありましたが全体的に独特のユーモアや見せ場で楽しませてくれる長閑な光景と極端なゴア描写が面白い映画でした。




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「ウェス・クレイヴン's カースド」

2022年04月17日 | 映画
テレビ付けたら偶然始まった映画「ウェス・クレイブヴン's カースド」を久々だなぁと何となく見始める。公開時に劇場まで観に行ったがスクリーン小さかった記憶があります。だけど面白かったのでDVDも買いました。CMになった時にDVDを出してきて途中からDVDで日本語吹替版で続きを鑑賞。テレビ放送と違い画角はシネスコでしたね。久々過ぎてかなり忘れてたから最後どうなるか忘れてて新鮮な気持ちで誰が狼男の元か?と犯人探し的な視点でも楽しめました。当時は有名じゃなかったけど後に主役級の活躍を見せた役者陣が何気に沢山出てました。ホラーというよりコメディ要素も入った見せ方が何とも新しい感覚の狼男の呪いの物語でした。特殊メイクにはリック・ベイカーが関わっていてメイクとCGの両方が使われた変身効果とかゴア場面がなかなかの見所。だけど新鮮さはそんなには無かったかな。
「スクリーム」と同じ監督と脚本のコンビで似た感覚の面白さのある娯楽ホラーでした。何気に日本語吹替で見たのは初かもでしたが自然に見れました。







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