どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」

2022年01月30日 | 映画
Netflixで「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」というドキュメンタリーシリーズを鑑賞。映画版とか見てたから知ってはいたんだけど今作は本物の当時の映像とかが盛り沢山で興味深くより詳しく事件の詳細や成り行きが知れました。シリーズの前半より後半の脱走したり裁判の過程なんかがより新鮮に興味深く見れました。途中で本当に彼が全ての犯行をやっていたのか?とか疑問にも思えたりもしたりしましたが、やっぱり彼なんでしょうね。それでいてよくも堂々と自己弁護したり不敵な表情を見せたり恐ろしくも憎き異様な存在感を放っていましたね。死刑執行の日の人々の狂乱ぶりはもしも冤罪だとしたら…と思うと逆に非常に恐ろしくもあり複雑な感覚になりました。最後に自白はしたとはいえ物的証拠は歯形だけだったのか…と思ったりも。まぁ2度も脱走してたり、そこで更に殺人を犯したりと凶悪過ぎて凄すぎますが。そして犠牲になってしまった女性達は皆、美人揃いでしたね。本当にいたたまれないです。
本物映像が見応えのあるドキュメンタリー映画でした。




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「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」

2022年01月30日 | 映画
「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を映画館で鑑賞。
「バイオハザード」の実写映画はずっと劇場で観てきてるので流れで一応行っておくかな。?と特に大きな期待もしないで観に行きました。今作は今までのシリーズの前日譚という事でゲームの方に近いそうだがゲームはやった事はあるけど少ししかやってないので、あまり詳しくは知らないです。
まぁ普通に面白くは見れましたが、ちょっと展開がまどろっこしい感じもして、あまり大きな印象に残る見せ場っていうのも無かったようにも思います。役者陣はそれぞれ個性的で良かったけど覚えているのは「クロール」ってワニ映画に出てた女優さんぐらいかな。ミラ・ジョヴォの映画でも登場した役名が沢山出てましたね。
映像は暗めでしたがしっかりと作り込まれていてCGも良く出来てたと思います。このキャラクター達でシリーズは続くのでしょうか?スピンオフとしてコレで終了かな?
普通には楽しめはしたけど、まぁまぁな印象も強かったので続きが出来ても見るかは微妙かな。


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「キャッチング・キラーズ 連続殺人犯を追いつめた刑事たち」

2022年01月26日 | 映画
Netflixでドキュメンタリー・シリーズ「キャッチング・キラーズ 連続殺人犯を追いつめた刑事たち」を鑑賞。
グリーンリバー・キラーという大量連続殺人犯、映画にもなった女性殺人鬼アイリーン・ウォーノス、ハッピーフェイスキラーと呼ばれた謎な展開を見せる事件について当時の刑事達へのインタビュー等で詳細を知る事が出来る興味深い内容でした。
知っていたのは映画「モンスター」で題材になっていたアイリーン・ウォーノスだけでした。実際の映像や音声を聴くと恐ろしい反面、何か哀しみも感じれたりもした。
グリーンリバー・キラーについては初めて知りましたが殺された人の数が多いですね。警察の長きに渡る執念の捜査で犯人が捕まえられたのは良かったです。前後編に分けて紹介されたハッピーフェイス・キラーですが何か最後までスッキリしない理解不能な事件でした。とりあえず番組名からして迷宮入りは無い筈だからどうなるのか?と色々と想像したりして見てましたが予想外の急展開でした。こちらは警察のあり方にも問題を感じつつも嘘をついて犯人にされた人物の理解不能な行動とか釈然としないものが残りました。
興味本位で見始めたら夢中になってシーズン1の全4話を見ちゃいました。
来月にシーズン2が始まるようなので見たいと思います。


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「クローバーフィールド パラドックス」

2022年01月25日 | 映画
Netflixで「クローバーフィールド パラドックス」を鑑賞。一体どういう展開になるのか?と興味深く面白く見れていたのですが途中から何だか良く分からなくなってきて登場人物の行動が意味不明というか理解出来なくなってきて傍観するような見方となってゆきました。後出しで色々な事が判明してゆきますが衝撃というよりも正解の答え合わせしてるような感じで最終的に「はい、繋がったでしょ!」ってカットで終わり「そうだねー」って感じでした。作りもしっかりしてるし良かったんだけど何かイマイチ乗れない映画でもありました。




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「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」

2022年01月24日 | 映画
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を劇場で鑑賞。前2作を早送りで見直してから来ましたが「ドクター・ストレンジ」は見た事無かった。まぁ魔法使いっていう認識で大丈夫って事を聞いて安心して鑑賞。殆ど内容とか知らずに見れたのですがあの悪役と役者が出てるって記事で読んじゃって、もしかして、こんな展開の映画になってるのでは?と薄々想像していた通りの展開へドクター・ストレンジの何でも出来ちゃう魔法のせいで突き進んでゆきました。前2作だけでなく更に昔のスパイダーマンもおさらいしておいた方が良かったね。記憶が曖昧で混ざったりしてました。だけど面白く見れてシナリオ的にも意外な展開を見せてくれました。そして期待以上のコレは嬉しい見所いっぱいの後半が待っておりました。詳しくは書かないけどアメージングが○○を救った所で感動して涙が溢れました。魔法の力の使い方が安易にも思えたりもしたんだけど見たかったような場面や展開が沢山見れて素直に楽しんで見れました。
最初の1作目に戻るようなテーマが描かれていたと感じました。
マーベル映画ってこういうシリーズ沢山見てると胸熱みたいな映画が多いですね。スパイダーマンは見てたから理解出来たけど他のキャラクターやシリーズ全部見るのはちょっと数ありすぎて厳しいですね。結構見終わったら内容とか忘れちゃう感じのが多いし。
「スパイダーマン」「スーパーマン」「バットマン」はとりあえず劇場で新作出る度に見ております。


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「スイス・アーミー・マン」

2022年01月23日 | 映画
深夜にテレビ放送されてたのを途中から少し見て面白い!何じゃこの映画は?と印象に残っていた「スイス・アーミー・マン」という映画を初めて全編ちゃんと鑑賞。死体がスイス・アーミー・ナイフのように超便利なアイテムとなって大活躍?するという変なぶっ飛んだ可笑しさで描かれた物語でした。不謹慎さとグロさと妙な可笑しさの融合が斬新で面白く見れた反面、何かリアルで暗い孤独な屈折した想いみたいなものが引きずる切なさもあって素直に馬鹿笑い出来ないジメッとした感覚があって複雑な感覚のブラックなコメディでした。「ハリー・ポッター」の主演俳優が死体役を演じているのが驚きであり面白い。彼って成長してからは変な映画ばかり出てる印象ですが、そういうの好きなんでしょうかね。表情とかオナラとか絶妙な面白さがありました。
死体を玩具にしたようなコメディ映画では「バーニーズ!」という映画が1番好きで記憶に残ってます。暗さは無く明るくて楽しい映画でした。




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「オキシジェン」

2022年01月22日 | 映画
Netflixでアレキサンドル・アジャ監督の「オキシジェン」を鑑賞。主演はメラニー・ロランで医療用ポッドに閉じ込められた彼女だけの密室ものでした。回想場面で別人も少しは出てますが。色々と想像して見れて少しずつ全貌が明らかになってゆく展開や見せ方が上手くて飽きずに惹き込まれてゆき見れました。ある程度は読めたけど最終的にはそうなりましたか!という衝撃というより成る程と思える結末を迎えました。似た設定の映画はいくつか見た事ありますがアイデアや見せ方で上手く展開させてますね。何気に凄いと思います。VFXや美術もクオリティが高く見応えありました。血みどろでないアジャ監督の新機軸な映画だったように思います。




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「スパイク・ガールズ」

2022年01月22日 | 映画
フランスのコメディ・ホラー映画「スパイク・ガールズ」を何か面白そうと見始めたら最後まで一気に見ちゃいました。「クライモリ」みたいなホラー映画のパロディ版みたいな感じで女子バレーチームのメンバーが次々に殺されたり反撃したりする内容でした。
馬鹿馬鹿しいノリで気軽に見れるけど殺人鬼?の集団が何なのかよく分からない変な連中達でした。「悪魔のいけにえ」的な集団って感じだろうけど、ボスみたいな役をドニ・ラヴァンが異様な表情で存在感たっぷりで演じてました。もっとバレーを生かした反撃とかが見れるのかと思ったのですが中途半端だったように思いました。
バレー部の連中のキャラクターが個性的でお尻がエロくて良かった。
軽い気持ちで見てると楽しく見れましたが内容的にはまぁまぁだったかな。
先日見た「ファイナル・ガールズ」の方が似たコメディホラーでは更に良かったです。




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「アーミー・オブ・ザ・デッド」

2022年01月21日 | 映画
Netflixでザック・スナイダー監督の久々なゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」を鑑賞。凝った映像でVFXだらけの金のかかってそうな世界観で沢山のゾンビやアクションを見せてくれます。本筋としては娘への贖罪みたいなものが感じられる所が少し胸を打つものがありました。
だけど何か凄い新しいものとか衝撃みたいなものまでは感じられず普通に面白いゾンビ映画が見れたという印象でした。ゾンビ映画って本当に色々あるからねぇ。銀行強盗の物語とゾンビものの合体って感じでしたがゾンビものはロメロの映画がやっぱり好きですね。「ランド・オブ・ザ・デッド」が大好き。




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「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」

2022年01月21日 | 映画
前から気になってたホラー映画「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」をNetflixで見つけて日本語吹替版で鑑賞。ホラーというより「13日の金曜日」のパロディ映画というかコメディでしたね。CGなんかも上手く使われてて面白く楽しい映画に仕上がってました。
そしてシナリオも良くて心温まるものもあったりでかなり好みの映画でした。音楽も懐かしい曲が使われてて「ベティ・デイビスの瞳」という曲が感動的に使われてました。
80年代のホラー映画愛に満ちた愛すべき映画でした。日本語吹替もなかなか良かったです。




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「クライ・マッチョ」

2022年01月20日 | 映画
今年初の映画館鑑賞はイーストウッド監督・主演の「クライ・マッチョ」をレイトショーで。遅い時間だったのとコロナ再流行の影響でか客は僕1人の完全貸切状態での鑑賞でした。
内容とか前情報は殆ど知らないまま見れました。全体的に温かいものを感じれる映画でシンプルな筋だけどサラリと流れるように描かれていて惹き込まれるといういつも通りのイーストウッド映画で満足でした。だけど今作の主人公は役としてはもう少し若い役者でも良かったんじゃないかとも思ったりもしました。久々にイーストウッドの役者ぶりが見れたのは嬉しかったけど。役として歳取り過ぎで尚昔みたいに喧嘩も強いっていうのがちょっと違和感。前の主演映画「運び屋」の方が役と年齢もピッタリ合ってて凄く良かったです。劇場のプロジェクターのせいか元からなのか前半は暗くて表情もあまり見えず見にくかった印象でした。後半は少し明るくなったように感じたけど。無茶苦茶感動するとかそういう映画では無かったけれど、とても良い映画でした。音楽も実に染みる味わい深さがあった。


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「トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン」

2022年01月17日 | 映画
「エクソシスト」の脚本家のウィリアム・ピーター・ブラッティの初監督作「トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン」という謎の映画のブルーレイを購入して大画面にて初鑑賞。
全然内容知らずに見始めたのですが濃い顔付きの癖のある役者陣が沢山出ていて何だか良く分からない変な展開が続きました。台詞の意味とかも理解しにくかったりで難解だなぁと集中力が欠けたりもしましたが変な可笑しさはありました。
そして1時間ぐらいした所でようやく全貌というか背景が理解出来てきて興味深くなり集中力も復活。面白くも色々と考えさせられるキリスト教的考えというか善と悪や生と死なんかについての思考がおぼろげながら理解出来る部分が見えてきたりで面白く見れました。完全には理解は出来てはいないと思うのでまたじっくり見直してもみたいですが感覚的に優しさと悲しさみたいなものが感じられ最終的には希望のようなものがあったりして良かったです。
特典映像はまだ見てませんが興味深いですね。後でじっくり見てみようと思います。

後に特典映像の解説を見たのですが主人公の最後の死は自殺では無いとの事。日本語字幕では自殺と台詞であったけど...自己犠牲の事故の死か自殺かでは意味合いも大きく違って来ると思うのですが。
英語台詞を聴いてもスーイサイドとは言ってはいないようですね。そうならば更にラストの展開は心に染みるものとして捉える事が出来ますね。最初に見た時は字幕通リに自殺だと捉えたのでちょっと引っかかるものがありました。


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「ダウンレンジ」

2022年01月16日 | 映画
気になってたけど劇場で見逃してた北村監督の「ダウンレンジ」をNetflixで鑑賞。
シンプルな内容の密室劇のような展開ながら日中の屋外の車の裏側付近だけという場所の制限とか「ザ・ウォール」ってスナイパー映画にも似た緊張感と予期出来ない面白さと恐ろしさのある実に練られたアイデアが良いホラー映画でした。動かないアクション映画というかジリジリとどうなる?どうする?という所が面白く色々と想像するのですが予想通りだったり予想外だったりと変化に富んだ流れを飽きずに見れました。変わったカメラワークやド派手なカークラッシュに豪快なゴア場面が時折突然訪れたりします。
最後の最後にも予期せぬ展開があったりしてジャンル映画としては憎い締め括りでした。見せ方の工夫で最後まで見せ切ってくれる力作でした。




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「ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~」

2022年01月15日 | 映画
Netflixで「ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~」を5.1ch 大画面で鑑賞。昨晩見た映画の続編です。ノリも役者陣も前作と同じで軽い気分で馬鹿馬鹿しい展開を深い事考えずにスピーディーに見れる娯楽作に仕上がってました。下ネタと映画オタクネタが今作も炸裂していて痛快な血塗れゴア場面も健在。全体的に好きな部類の映画で良かったんだけど、やっぱり何処か一本調子で醒めて見てるような部分もあったかな。可笑しくて笑える面白場面もあったけど。音楽も良かった。
今作では何かそんな気はしたけど前作での恋人だったヘレナ・ボナム・カーターっぽい目付きの女優がメインの悪役っぽい役割を演じていました。存在感もあって悪くは無かったけれど前作のサマラ・ヴィーヴィングには敵わない感じでした。サマラさんも一応出てましたが出番は少なかったですね。
無理矢理話を繋げたような続編ですが楽しめはしました。
「処女の生き血」と同じネタが出てきたのは可笑しかったけどウド・キアの熱演や切なさには敵いませんでしたね。何か色々とマニアックな展開を見せるマニア向けな変な映画でした。


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「ザ・フォッグ」

2022年01月15日 | 映画
久々にリバイバル上映されているジョン・カーペンター監督の映画「ザ・フォッグ」を劇場で観たいなぁと思いつつDVD持ってるし…って5.1ch 大画面でDVD出しで鑑賞。シネスコ画角の広がりある構図が素敵で何処か古臭いけど味わいある雰囲気が良かった。冒頭の語りからの入りや「未知との遭遇」みたいな超常現象がそそります。
久々に見て「パラダイム」という映画とも似た感じがあるなぁという風に思えた。どちらも好きな映画です。
中盤にかけて何か思ってたより盛り上がりに欠けた印象でしたが音楽が少なかったせい?後半に向かって音楽が段々と盛り上がってきて気分も上がりました。やっぱりカーペンター監督の映画は音楽が重要で今作での音楽の繰り返される旋律が素晴らしい効果を挙げてました。霧の不気味だけど美しい映像とゆったりとした動きと緊張感が魅力です。DVDで画質はイマイチでしたが4K版は霧の白飛び映像にもディテールが復活してたりするのかな?明るい所も暗い所も良い感じになってるんじゃないかと高画質でも見直したい映画ですね。
ザ・フォッグの霧のフィギュアってのが売ってるそうで、ただのワタじゃん!って思うけど何か凄く欲しくなってます。




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