どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「BLACK WINGS」

2010年03月31日 | 自主映画
飲み会で監督に貰ったDVDで「BLACK WINGS」という自主映画を鑑賞。
オープニングの映像のトーンとか風景が良くて引き込まれる。昔仕事でやった「AVALON」みたいな感じね。ドラマは現在過去が大きく飛ぶので最初はアレ?ってなったけどまぁ分かりました。過去のパートが良かった分、現在のパートの普通な映像トーンはちょっと物足りない気がしちゃったり話もちょっと無理を感じたりはしたけど飽きずに見れました。
銃に関しては拘りのある監督が作った映画なので銃な発砲場面がいっぱいかと思いきや思ったよりは少なかったような印象。でも拘りはちゃんと感じれた。
思ったより話が壮大で意欲的な作品。編集のテンポも良くて見やすかったので良かったのだが、ストーリーのダイジェスト映像を見ているようで深く物語や人物に感情移入して見る事までは難しかったです。
1つの時代のみの設定に絞ってじっくり描いてもらえると、もう少し見終わって残るものがあったのでは・・と思う。
しかし、いざ作れと言われるとたしかに難しいのよねぇ。シナリオとか。作り手の作りたい気持ちや見せたいものがハッキリしている所は何にせよ好感が持てたしアッパレだと思いました。
楽しませていただきました。
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ビールを飲もうの会

2010年03月30日 | 自主映画
ドラマ合成仕事が終了してCM仕事に突入。朝まで仕込み作業して朝帰り。
昼過ぎまで寝て、夕方から池袋へ「自主映画をガッツリ語り合いながらビールを飲んだらきっと美味いに違いないの会」という自主映画仲間の集まる飲み会へ行きました。
仕事続きだったので自主映画仲間と会うのも久しぶり。
遅れて到着しましたが思ったより沢山の人が集まってた。
色々飲んで色々食べて色々話してダラッとして過ごしました。別に自主映画の話はそんなにしなかったな。
2件ぐらい行った気がするが、あれから随分経ってブログ書いてるから余り覚えてない。
久々にそれなりにお酒飲んだからか体調が付いてこれない感じでした。
でも帰ってからまた朝までダラダラ過ごしたような気がする。
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「ネバー・ランディング・ストーリー」

2010年03月30日 | 映画
本日で長かったテレビドラマの合成仕事は無事終了。長いデータバックアップの時間を利用してDVDで「ネバー・ランキング・ストーリー」を鑑賞。
この映画はな・ん・と!マイケル・ジャクソンが出演しております。
そして撮影はマイケルの家のあったネバー・ランドで行われたそうです。そんな訳でこの邦題ですね。
さて映画ですが、本当に酷いぐらいにチープでくだらない内容の自主映画的作品。
合成やCGのクオリティーが今まで見た映画の中でもダントツに酷い出来です。
が、しかし勢いと情熱とサービス精神に溢れた映画でくだらないんだけど憎めない。そして、余りのしょうもなさに笑ってしまう映画でした。嫌いじゃないです。
そして、マイケルの登場場面もアホらしくて、なかなか笑えます。
色んなスターのそっくりさんやミスコンのモデル逹が沢山出てくるので見た目も賑やか。無茶苦茶な展開で色んな映画のパロディーが連発されてゆきます。
映画好きな人逹が集まって自主で無邪気に遊びながら撮ったような映画。
撮影は楽しそうです。
万人にはお薦めは出来ませんが、バカ映画が好きな人には、とってもオススメです。自主映画作ってるような人はある意味必見!
勇気を与えてくれるんじゃないでしょうか。
酷い合成ですけど沢山頑張って色んな合成カットを見せてくれてます。

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「セルラー」

2010年03月29日 | 映画
DVDで「セルラー」を鑑賞。面白いという評判をよく聞く映画です。
見ての感想は面白かったんですけど期待しすぎた感じだな。
お話は面白いけど、なんかテレビドラマみたいな印象も受けた。分かりやすくテンポ良く突っ込み所ありの展開。携帯電話の電波を気にする割に色んな所へ移動したり、主人公が取る行動が大胆だったり。
しかし各キャラクターの役割がはっきりとしていて見やすい楽しめる映画でした。
これのシナリオはラリー・コーエンだとか。「フォーン・ブース」も面白かったし、電話を使ったシナリオが上手いですね。
展開や犯人グループの正体の出し方などタイミングが良かった。

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「ストレンジャー・コール」

2010年03月29日 | 映画
今日の仕事は夕方から行く事にしたので昼飯を食べながらテレビ録画していた映画「ストレンジャー・コール」を鑑賞。
「暗闇にベルが鳴る」だったかな?のリメイク作品。詳細は覚えてませんが大筋とラストはよく覚えている。
ベビーシッターの女の子の1人芝居が延々続く映画でいかにもなホラー的伏線やら演出が連続する。出てくる美術や小道具など見るたびに容易に色んな次の展開が予想されて何回も分かりきったフェイントとか入れたりしつつ展開します。それでもそれなりに緊張感はあって見れました。
狙いなのかテレビ放送でカットされてたからか分かりませんが殺しの場面は直線的には見せませんでした。それが案外良かったとも思う。結構突っ込み所もありましたが犯人は誰なのか?とか動機は何なのか?等とラストに期待が膨らみましたが・・最後は犯人の動機も何も分からないまま誰か分からない殺人鬼が捕まりおしまい。気持ち悪さはあったが、なんかあまりにも内容のないただの脅かしホラー映画だったなぁ。
オチは分かりきってるし、もう少し最後ぐらいはヒネリを効かせて欲しかったね。事件が解決した後に更に続く場面もすぐにオチが読めちゃうオマケ的な安易なものでした。
それでも全体的に結構面白くは見れました。
主演の女優のポカンとした表情に惹き付けられました。

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「COMANDANTE」

2010年03月29日 | 映画
DVDで「COMANDANTE」を鑑賞。キューバのフィデル・カストロにオリバー・ストーン監督がインタビューするドキュメンタリー映画。見始めたら面白くて一気に見ちゃった。
カストロの自然体な受け答えにストーンの遠慮無しな質問が交錯して物凄い勢いで同時通訳が訳して行きます。
勉強不足の為、詳しくはカストロの事は知らない部分も多いのですが、それでも飽きずに見れました。
編集もテンポが良くミュージック・ビデオみたいな感じで興味深い映像が沢山インサートされて話を聴けます。
カストロの人間味とかがよく出ていて、今までアメリカに屈せずに自分の信念を貫いてきたしたたかさと一生懸命さ真剣さも感じた。この映画だけ見てるとカストロっておっちゃんスゲーいい人!って感じがしますが本当の内面までは見えないのでよくは分かりません。本当に国民に愛されているのならば素晴らしい人だと思います。
ベトナム戦争でのキューバ人のくだりでのストーン監督の追求が見応えあった。双方の見方のズレが興味深い。

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娯楽映画

2010年03月28日 | 映画
今日は昼過ぎから合成仕事。家を出る直前にヤフオクでゲットしたDVDを宅急便で受け取る。何枚か持って出る。駅前のマクドで再販されてたテキサス・バーガーを食べてから出社。


新たなCG素材を試行錯誤しつつ形にする。
作業のBGMとして持ってきたDVD「デイズ・オブ・サンダー」を流し見。作業しながらなので長いプロセスの合間しか見てないけどカーレースのエンジン爆音と音楽だけでも見応え?あり。
話は単純でベタな内容。あまりちゃんと見なくても良い気楽に見れる娯楽作品。トム・クルーズってあんまり好きじゃないんだけど、なんかこの映画と「遥かなる大地へ」は好きな作品です。
どちらもニコール・キッドマンが存在感があってよろしい。


合成作業も終了しチェックしてもらい軽く修正して御飯食べて暫し待機。
その時間を利用してもう一枚DVDを見る「U.M.A レイク・プラシッド」という巨大ワニが人を襲うB級映画。
出てくるキャラクターがみんな変で漫画みたいな連中。ギャアギャア煩い連中がコミカルでお間抜けなドタバタを見せてくれて、なかなか楽しい作品です。
内容も単純で短いです。何気にワニは良く出来てたし見せ場はしっかりと見せてくれる娯楽作品です。


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「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」

2010年03月28日 | 映画
DVDで「ナイト・ウォッチ」と「デイ・ウォッチ」を連続して鑑賞。
「ナイト・ウォッチ」は劇場まで見に行った映画で話としては面白くなってきた所で終わりというか中途半端だった。映像効果とか編集、そして字幕効果が斬新だったのはよく覚えてるけど内容はというとあんまりはっきりとは覚えてない感じ。なので続編が公開された時は見たいとは思ってたんだけど、なんか見逃してしまったのでした。
DVDで聞きなれないロシア語と字幕を読んで見ていてもなんかすんなり話に入っていけなかったので途中から日本語吹き替え版で見る事にした。随分と分かりやすく見直す事が出来た。
映像効果の面白味とかばかりに目がいき内容にはなんか乗れない感もあったけど。話としてはなかなか深いものはありました。
そして続編「デイ・ウォッチ」を初めて見ましたが、長かったけどこちらの方が面白かったです。
登場人物も繋がってるし、続けて見るとキャラにも感情移入しやすく、話の内容も分かりやすくなってたので楽しめます。
役者陣はなかなか変わった役を演じていますが良い演技でした。
お~っ!そこまでやりますか!というような極端で派手な見せ場が続いて最後はなんとも物語的にも良い結末。2作品見てやっと1つの物語があるべき形に収まったな!という所です。
見終わって生き方というか人生や運命みたいなものについても考えさせられ、良い意味で気持ちのいいものを感じた。
光と闇の闘いの話ですが光と闇のどちらが良いとか悪いとかはっきりとしてない部分がなんか良かったな。どちらも色々と大変ですが一生懸命に生きてます。
どちらも不完全なので共感出来るのだと思う。

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「轟然」

2010年03月27日 | 舞台、ライブ
朝から合成修正。ちゃっちゃと終わらせてデータバックアップ作業等。
新たな素材は本日は届かない事が確定!という事で今日の仕事は夕方までで終了。
池袋へASSHの舞台を見に行く事にしました。
「轟然」という舞台。なかなか面白かったです。っていうか演出のイチダイ節炸裂な感じがしました。お話の内容としては最近作と殆んど同じなのですが、脚本の構成がとても上手くバランス良く出来ていて見やすかったです。音楽も良かったし、相変わらずの舞台での映画的な見せ方も面白かった。スローモーションとか。衣装と美術は色彩面ではちょっと派手さに欠けたように思ったかな。
まだ公演が続いてるのであまり詳しくは書かない事にするが「水」の使い方が新鮮でした。
耳の聴こえない女が名前を叫ぶ場面で何度か泣きそうになったりしましたよ。

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「ドクター・モローの島」

2010年03月26日 | 映画
DVDで「ドクター・モローの島」を鑑賞。面白い映画だとは聞いていたが見るのは本日が初。
AIP制作のB級映画。なんか見ていて昨年の怪奇劇場5で見た「死体牧場」を思い出す。っていうか殆ど一緒。
そういえばこの映画を見て思いついたとか言ってたよなぁ。そんな訳で見ながら「死体牧場」との違いやらを分析?しつつ鑑賞。(どんな特殊な見方をしとるんじゃい!)
映像で見せる語り口は良いが前半はちょっとタルい展開。しかし少しずつ面白くなってゆく。半分人間な獣人間達のキャラとか風貌が独特で良い。そして彼らの方に感情移入が出来てきます。最初は博士の考え方にも共感等出来る所はあったのですが、後半は共感出来ませんでしたね。だんだんと理性を無くしてゆく博士と理性を持ってゆく獣人間の対比も面白いです。
B級映画ではありますが物語がちゃんとしていて面白く、メイクやスタント、美しい島の風景に炎上に紅一点の女優に見ていて飽きない見せ物映画。そしてちょっぴり風刺というか教訓も含まれてるような分かりやすい作品でした。
CGなどが無かった時代の映画なのでライオンやらトラなどの猛獣と獣人間のメイクを施した人間スタントマンがガチで取っ組み合ったりしてる場面が一番凄いなと思いました。どの程度調教されてる動物達を使ったのか分かりませんが今ではまずこんな撮影は出来ないであろう場面でした。
ラストはなんだか無理矢理ハッピーエンドで終わる感じでしたが、結局博士の実験は時間が経つと元に戻っちゃうという事なんでしょうかね?最後に一瞬写るヒロインの表情がちょっと獣っぽくも感じたり・・。
映画を見終わってこの映画のレビューを調べて読んだりしてみたらラストは別バージョンがあるという事を知る。そしてそちらの方がみんな良かったと書いてある。どんなラストだろう?と更に調べると・・なんと!「死体牧場」と同じでした!
ここではラストについて詳細は避けますが、その方が僕も良いと思います。そうでないとヒロインの存在の意味が無いですもんね。
ヒロインの女優の顔が時々、我が「3人の魔女」の主役のHさんに似てると思ったりました。

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地味に仕事

2010年03月25日 | ノンジャンル
今日は昼過ぎから仕事。打ち合わせに出てからアシスタント作業。すぐに完全お任せ状態。暫くすると自分のやってる仕事のCG素材が届いたとの連絡があり、明日までに合成しなきゃならない!っちゅう事になったのでキリのいい所でそちらの作業へ。CG素材の不備を塗ったりなんかして修正して合成して、形にする。
終電無くなり帰れなくなって泊まり決定。明日また素材が届くそうだ。今週から来週のどこかで友人の舞台を見に行きたいのだが、この調子だと行ける日を作るのが難しそうだ。また途中で脱走して無理矢理観に行くかな?
っていうかそんな余裕は出来るかな? まぁ様子見ましょう。
昨日買ったDVD「ドクター・モローの島」を深夜にパソコンで鑑賞する事としよう。
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Mと久々に飲み。

2010年03月24日 | ノンジャンル
今日は朝からアシスタント仕事。内容は簡単なものでしたがCMならではのしがらみやら段取りの儀式のある仕事でスムーズには終わらず。夕方からミルクマンと久々に飲む約束してたけど約一時間遅れちゃいました。
仕事終わって直ぐに新宿へ向かいミルクマンと合流。飲み屋を探すが早すぎたのか殆んどの店がまだ開いてない。開いてる小さな店で飲んで今度計画してる上映会やら他愛ない話を気楽にする。久々の飲みでリラックス。
店を出て中古DVD屋にて三本1500円のセール品で「ドクターモローの島」「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」を購入。
それから店を変えて再び飲み。そこで二時間程飲んで時間制限で出されて駅前の沖縄料理屋に移りゴーヤチャンプルとラフティをつまみながらオリオン・ビール飲んで過ごす。
それから電車乗って帰宅中。
とにかく久々に気心知れた奴とゆっくり飲めて仕事ばかりの生活からなんか分からないけど解放されましたとさ。
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「NINE」

2010年03月23日 | 映画
レイトショーで「NINE」を鑑賞。ゴージャスな予告篇を見て見たくなった作品。豪華女優陣のミュージカル映画です。
冒頭の5分程は最高で映像も編集も音楽もダンスも素晴らしく期待させられる出来だったのですが、その後のストーリーがイマイチでファッショナブルだかなんだか知りませんが映像は悪くないけど面白味のない展開。人気映画監督が次回作の構想が浮かばないで苦悩するという展開ですが、その浮かばない感じはよく分かるけど、あれだけ人気者である感じは分かんないですね。スタッフも衣装さんしか描かれてなくてきらびやかな所しか描いてない。監督ってもっと地味でしがない部分がいっぱいあるだろうに。どんな映画を作りたいのか作ってきたのかイマイチ伝わりません。名声だけが先走りしてる感じですね。
女優陣の各見せ場と歌、音楽、ダンスはそれぞれ良かったです。
ペネロペ・クルスのセクシーなダンスと歌。ファーギーの迫力ある歌声。ケイト・ハドソンの天真爛漫な笑顔が特に良くて印象的。
最後監督は映画の制作を止めちゃうのですが、あんな簡単に止めれるんかいな?まぁあんな状態なら作らない方が正解かもですが・・。
どちらにしても良いスタッフと女優に恵まれた監督ですな。男優が1人も出て来ないのも凄いね。イタリアを舞台にした映画ですがいかにもなハリウッド的な映画でした。
ってか見てて感じたのはラスベガスのショーを映画で見てるようでした。


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「ソドムの市」

2010年03月23日 | 映画
おぞましい映画だと評判の「ソドムの市」をDVDで鑑賞。淡々と歩く気持ちの悪い政治家?の場面が続き何をするのかと思いきや、若い男女を捕らえて次々と変態行為をするというそれだけの映画。
残酷拷問場面は覗きという視点がエグさを倍増させてたけど映像だけで見ると最近のホラー映画の方がもっとエグい。
それより、この映画で一番衝撃的でオエッとなったのは糞尿地獄の場面。ウ○コが山盛り出てきて食べさせられるのです。あれはエグい!
全体的に芸術文芸調な映画っぽい作りだが、やってる事は変態的妄想を形にしたような作品。このパゾリーニって監督はゲイでこの映画だかのエキストラに映画みたいな変態行為を強要したかなんかして刺し殺されて死体で見つかったそうな。
そんな訳でこの映画が遺作となってしまったようです。
ある意味徹底していて凄いですね。
他の作品はどんなのか知りませんが、おすすめ作品があるなら教えて欲しい所。こんな映画見ちゃったから綺麗なお姉ちゃんの沢山出てる映画を口直しに見たくなりました。

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なんかエエ話を

2010年03月22日 | ノンジャンル
今日は昼から仕事へ。しかし、新たなCG素材も届かずおいらのやったカットは修正も済んでるので別人のやってるカットの修正を眺めてるばかりでした。
頭の中ではなんか映画になりそうな話はないかとアレコレひたすら妄想。血の出ないとってもハートフルな話を考えているのだが・・一応浮かんできてエエ話は出来たんだけど、なんか昼ドラか何かみたいでテレビでありそうな話なのでなんかちゃんと書く気がいまいち起きない。
色々考えてたら眠くなってきた。
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