どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「リトル・モンスターズ」

2020年09月09日 | 映画
どんな映画なのか殆ど知らずにゾンビもの?ぐらいの感覚で見始めた映画「リトル・モンスターズ」ですが、とても面白かった。何ともユルくて微笑ましいコミカルでちょっと心温まる憎めない映画でした。子供達と先生と叔父さんが遠足に行った牧場でゾンビに遭遇するんだけど子供達を怖がらせないようにゲームとか何とか言いながら安心させつつ守るという変わった物語です。だけど結構下ネタも多かったりもします。ダメ男の成長物語としても成立した楽しい映画でした。
ゾンビ映画も色々あるけど、こういう変わり種もたまには良いですね。
特殊メイクとかも結構本格的な仕上がりでした。
子供達が素朴で生き生きしている点が良かったです。


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「ラストプラン」

2020年09月08日 | 映画
ブリタニー・マーフィーの遺作となってしまった映画「ラストプラン」を鑑賞。ジャケットからアクション映画かなと思って見始めましたが先の読めないスリラー映画として面白く見れました。病院で彼氏が手術をするので付き添いで来た主人公ですが1時間程で終わる筈なのにいくら待っても、どうなってるのか分からない。そして、聞いてもそんな人は来てない。あなたの間違い?妄想では?という展開になってゆき真実は何?結末はどうなる?という興味で飽きずに見れる映画でした。
そんな事が起きたら怖いしどうしよう?なんで?という境遇に感情移入出来て色々な結末を想像して見れました。結果的には映画的ではあるけど予想外の展開に向かい都合の良い解決を見せました。尺も短くスマートでなかなか面白く見れたので良かったです。
ブリタニー・マーフィーの少し病的な面と弱々しい面と芯の強さみたいな面と時折見せる可愛らしさが出ていて遺作というのは残念ですが久しぶりに彼女の姿や芝居が見れて良かったです。


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「サイレンサー第4弾/破壊部隊」

2020年09月07日 | 映画
「サイレンサー第4弾/破壊部隊」を鑑賞。シャロン・テートが出ててアクション指導をブルース・リーがやってた映画という事で興味を持って見たのですが主演はディーン・マーチン。シリーズ第4弾という事でシリーズ化されていたようですね。「007」みたいなスパイ物ですが「オースティン・パワーズ」みたいなコメディ寄りで学芸会みたいなノリのチープさが逆に味になってて歌も入るミュージカル風な味付けがあったりユルいアクションがあったり色々な秘密兵器みたいなのが出てきたりお色気が前面に出てたり楽しい娯楽作でした。
昔「キャノンボール」が好きでビデオで何度も見ていた時に母も知ってる役者が沢山出てるという事で一緒に見ててディーン・マーチンが好きだった。昔は甘い歌声で映画でも歌ってたと聞いていたのを思い出しました。この映画シリーズの事を言ってたのかなぁ。
飄々としたコミカルな演技が独特の味があって良いですね。
そしてシャロン・テートがセクシーで可愛いおバカキャラを演じていてユルいアクションも披露してました。
衣装も色々と変化もあり他にも美女が沢山出てきて見た目にも楽しい映画でした。話の内容はユルユルでもはやどうでも良い感じですが色々な危機にアホらしい展開や突飛な見せ場でちょいちょい笑かせてくれる憎めない映画でした。
シャロン・テート殺害事件の後、主役のディーン・マーチンが落ち込んでしまいシリーズは終了となってしまったそうです。




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「吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト」

2020年09月06日 | 映画
僕の好きな映画をいくつか撮ってるトム・マクローリン監督の処女作?低予算ホラー映画「吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト」を海外盤で鑑賞。日本語字幕は無いから台詞の詳細までは理解出来なかったけど大筋は分かりやすく理解出来て何か普通に楽しく見れました。全体的に編集でもう少し短く出来たんじゃない?と思える箇所はあったけど撮影や照明も良くて映像的にもなかなか見応えある手作り感溢れる肝試し映画でした。話の内容は単純だけど設定とかぶっ飛んでて驚きと笑いと恐怖を与えてくれました。役者陣も良くて若きメグ・ティリーが出てたりします。基本的にはメグ・ティリー虐めの映画でしたね。虐めっ子は最後に悲惨な目に遭っちゃいます。色々と唐突でしたがラストの方では怒涛の展開が待っており、それまでちょっとグダグダ感もあったのが急に面白くなり最後はこれまた急にえ?おしまい?みたいに終わっちゃいました。
トム・バーマンによる数々の死体のメイクは良く出来てて沢山登場して見応え充分でした。最後に勢いでやられた感じ。なんか憎めない好みの映画でした。
黒人の女の子の役の人が常に歯ブラシをくわえてるとか変な癖が印象に残りました。意味までは分かりませんでしたけど。
目から稲妻とかチープだけど味のある楽しいホラー映画でした。




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「スパズムス 蛇霊の恐怖」

2020年09月06日 | 映画
ディック・スミスによる特殊メイクの写真を見た時からずっと気になっていて見たかった映画「スパズムス 蛇霊の恐怖」を遂に見る事が出来ました。「ジョーズ」の蛇版みたいな内容のけったいな展開の映画でした。なかなか姿を見せない巨大蛇とか焦ったいけど一部で恐怖感というかドキドキ感も味わえました。
全体的には怠いんだけど子供の頃に見ていたら怖かっただろうとも思います。1番見たかった場面である特殊メイクの場面は短かったけどインパクトありました。思ってたより柔らかい質感が出ていたのが驚きでした。
もっとそういう場面があるのかと期待してましたがソコだけでしたね。
でも見たかった場面が動きでちゃんと映画として見れたので満足。
クレジットを見ると特殊メイクは「13金2」のカール・フラートンも関わっていたようでした。
下の画像が本に載っててずっと気になってたもの。顔が凄い事になってるので元の顔が分からず映画見てる時は主役の金持ちの男が最後にこうなるのだと思って見てたのですが別人がこうなってしまうのでした。




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「死霊船 メアリー号の呪い」

2020年09月02日 | 映画
ゲイリー・オールドマン主演の2019年のホラー映画「死霊船 メアリー号の呪い」を鑑賞。そんなに期待しないで見たけれど何というか普通というかパターンというかあまり驚きの無い定番なホラー映画でした。良かったのは海に黒い人影が出てた所と娘役の女優が綺麗だった所と航海に出てると逃げ場が無いという設定ぐらいかな。
この内容の映画にゲイリー・オールドマンみたいな大御所俳優が出る必要ってあったのかなぁ?と思っちゃいました。オチも引っ張って期待させた割にベタではぁ、そうですか!みたいな感じ。何か幽霊や呪いの哀しい背景とかもうひとつ物語に深みがあれば良かったんだけどなぁ。


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「リトル・ダーリング」

2020年09月02日 | 映画
中高生の頃に映画雑誌ロードショーで人気投票でよく名前を目にしていたテータム・オニールとクリスティ・マクニコルの主演映画「リトル・ダーリング」を今になってようやく鑑賞。なんと若きマット・ディロンも出てたんですね。ロスト・バージンを題材にした青春映画でアメリカのティーンでは定番なのかキャンプ生活にて集団生活をする中でのいざこざや友情なんかが描かれてました。このキャンプ場の設定がホラー映画でよくある光景で殺人鬼が登場しないのが逆に意外に感じちゃう程でしたが普通はこういう感じのものなんですね。女同士の会話のやりとりとかが結構生々しい。粋がって背伸びしてる感じや行動がリアル。最終的にはよくあるアメリカン・ティーン青春物語と同じようなテーマや結末が描かれた内容でした。最後の2人の表情が良かったですね。元々の2人の違った境遇が面白味を出していた。色々な境遇の者が共同生活をする事がキャンプの意義というか教育なんでしょうね。80年の映画ですがティーンが普通にタバコ吸ってたりおおらかな時代でしたね。逆に自由で健康的な感じもしました。リアルタイムで見てたらもっと記憶に残る映画だったと思います。


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