どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「人魚姫」

2019年11月30日 | 映画
チャウ・シンチー監督の映画「人魚姫」を初鑑賞。ベタでくだらないギャグの数々と予想外の展開が面白く楽しめました。ヒロインはそんなに美人じゃないんだけど素朴で可愛らしい魅力があって良かった。CGも質より勢いというか見せ方が上手く使われていた。久しぶりに何も考えずも楽しめるエンタメ映画が見れました。
ちょっとだけイルカ漁批判や環境問題についても考えさせられるような部分もありましたけど。
美しい部分もありましたが、どちらかというと汚い部分を面白可笑しく描いた映画だったように思います。
結構気に入りました。


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「キング・オブ・カンフー」

2019年11月30日 | 映画
立川でカレーを食べながら映画を見よう会というのに初参加。3本の長編と僕の短編2本を上映。1本目のホラーは話しながらながら見で殆ど内容理解出来ずラストだけ集中して見た感じ。次に見た映画は「キング・オブ・カンフー」という映画で久しぶりに香港映画を見ました。前半の方でビール飲んで睡魔に襲われちゃいましたが結構途中からはちゃんと見れました。
懐かしきジャッキー・チェンのカンフー映画の流れを汲んだ映画で酔拳・蛇拳でもなく今作は眠拳のような映画でした。全体的に笑いの要素がありますが途中でかなりぶっ飛んだ予測不能な展開を見せてくれて面白かった。
映画の作りはとてもしっかりしていてスケールも大きい娯楽作品でした。


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「ゾンビ」

2019年11月29日 | 映画
ゾンビ究極読本というのを衝動買いして読んでると「ゾンビ」がまた見たくなりブルーレイで米国劇場公開版にて鑑賞。初めて日本語吹替版で見てみた。吹替版も違和感無く絵に集中出来て見れました。何箇所かはアルジェント監修版にあったゴブリンの音楽が無いのが少し変な違和感を感じちゃったりもしたけど、このバージョンの方が良い所もあります。ユーモアと皮肉のような部分が丁寧に描いてありアクションよりドラマが見応えあります。
見始めるとズルズルと物語に惹き込まれてゆきますが改めて見ると大きな展開の合間にそこまで印象には残って無かったけど見ると思い出すような短い状況説明のカットがありました。
そこらが今回とても良く感じました。


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「地獄の謝肉祭」

2019年11月27日 | 映画
DVDで久しぶりに「地獄の謝肉祭」を鑑賞。公開時のテレビCMが怖かった記憶がありましたが後に見てみると大して怖くも無かった映画。だけど独特の低予算の雑さにいかがわしさがあって食人ものにゾンビにアクションにベトナム帰還兵ものと色々な映画が混ざったような妙な魅力もある娯楽映画です。
特殊メイクは雑でイマイチな出来だけど血糊の使い方がとてもリアルに見える場面もあって記憶に残ります。
バイクの男が銃で撃たれた後の死体はリアルでショッキングでした。
テレビCMで記憶に残ったお腹に穴が空く場面は出来はイマイチだけどインパクトは大です。
物語展開はいい加減な印象でしたが最終的にはしっかり纏まりもありラストに粋な余韻も残してくれました。
日本版ポスターとキャッチコピーがインパクトあります。




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「イエスタディ」

2019年11月25日 | 映画
ちょっと気になってた映画「イエスタディ」が今週で終わるって事で仕事帰りに観に行きました。ビートルズを誰も知らない世界に迷い込んで売れない歌手がビートルズの歌を歌って人気者になるというラブコメ・ハートウォーミング・ドラマでした。ビートルズは知ってるけどエド・シーランって人は名前だけで殆ど知らなかったので本人出てるという面白さはさほど感じれなかったけど主演とヒロインがとても素敵で良かったです。ロスのマネージャーの「ゴースト・バスターズ」に出てた女優さんは相変わらず顔に独特の狂気があって印象的。背の高いトボけた相方が個性的で良いキャラでした。
やっぱりラブコメには脇役にこういう存在がいるから良いのですね。
脚本が良く出来てて飽きずに見れて音楽も沢山聴けて優しい包み込むようなスコアもあり恋に不器用な主人公とヒロインにとても感情移入出来て切なくキュンとするものを久しぶりに感じれた。この手の映画はあまり普段は見ないのですが見れて良かったです。
ヒロインの笑顔がとても良かった。
ネタバレになるから書かないけど歳取ったあの人が登場したのは何だか嬉しいものがありました。


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「3人の魔女」が特別賞を受賞!

2019年11月23日 | 自主映画
第3回純喫茶キネマ座映画祭にて
制作から10周年となる「3人の魔女」が特別賞を受賞致しました。
映画祭の旗の裏にサインも書きました。
ありがとうございました!








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「3人の魔女」が純喫茶キネマ座映画祭で上映!

2019年11月21日 | 告知
今週末、制作から10周年となる僕の自主映画「3人の魔女」が純喫茶キネマ座映画祭で上映される事となりました。

場所は静岡という事で東京にいる人達にはちょっと遠いけれど、このブログを読んでるお近くの方がいらっしゃいましたら…是非、見に来てください。

純喫茶キネマ座は行った事無いけどHPとか見るとレトロでお洒落な所で行くのが楽しみです。


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「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」

2019年11月20日 | 映画
劇場で観てその世界観や色彩・音楽等がとても良くて気に入ったのだが展開がスローで一部睡魔に襲われてしまいちゃんと見れてない部分もあるのでブルーレイで購入して見直す事にした映画「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」
画面が全体的に暗く部屋の明かりを消してサラウンド・ヘッドホンにて鑑賞。前半と後半の一部で見れてない所がありました。80年代のSFアート絵画等の世界観を描いているのが今回見直して良く分かりました。地獄か悪夢のような世界でもあり、だけど何処か美しく魅力的でもある世界観。
復讐物語としても前半の異様で酷い展開があったので怒りと哀しみに共感出来て狂気に落ちてゆくニコラス・ケイジを熱い気持ちで見ることが出来ました。スローな展開は焦ったい感じもありますが後半ではその間に惹き付けられるものがありました。
今回は最初から最後までじっくりと見る事が出来ました。より内容が理解は出来ましたが台詞の意味とかまでは完全に理解出来てない部分も残ります。
話は単純ですが世界観とキャラクターと音楽と映像で感覚的に感じる変わった映画でした。何度か見る度に味が出てくるような映画だと思います。
妙なユーモアも感じられもする場面や優しさ感じる場面もあります。
まったりしてるけど熱いものも感じれる作品。また時間を置いてじっくり見直したいです。
特典映像に収録されてた未公開場面を見るとマンディのキャラクターの背景がより分かりましたが無くても良かったとも思います。マンディ役の女優さんの顔の力が凄いです。独特の表情の力を感じました。


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「ビヨンド」

2019年11月19日 | 映画
DVDで5.1ch 大画面にて映画「ビヨンド」を久しぶりに鑑賞。印象的で覚えてる場面は多いのだが話の流れや内容については殆ど覚えておらず人物関係とかどうして?どうなったのか?とか改めて見ても一部で睡魔に襲われたりしたのもあり、よく理解出来ていない映画です。
だけど意味不明な面白さがあります。
グロい殺害場面は印象に残っていて知ってるから怖さはもう感じないけど良く出来た特殊メイク効果をじっくりと見てしまいます。次々とそんな見せ場が連続して物語に集中して入ってゆけたのは後半の流れでした。幻想怪奇の魅力とゾンビ映画の融合で「サスペリア」に似た魅力もありました。
ヒロインも眼力あって目のアップや白目が印象的。ラストの何とも言えない絶望感が良くて音楽と共に記憶に残ります。
全体的に5.1chのサラウンド効果も結構効いてました。特に効果音と音楽が。


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「コマンドー 」

2019年11月18日 | 映画
DVDで久しぶりに映画「コマンドー 」を鑑賞。ブルーレイでディレクターズ・カット版ってのが出てて日本語吹替で見てみたいなと買おうかと悩んでて家にある字幕版の劇場公開版のDVDを見直す事にしたのでした。
やっぱり面白い映画で筋肉隆々のシュワちゃんの豪快な行動とユーモアある台詞とかが効いてて馬鹿馬鹿しい程の展開なんだけど筋肉凄いからよく分からない説得力もあって楽しめます。
劇場では3度観てるんだよね。音楽も良くて盛り上がります。悪役も存在感があって良いです。テンポも良くてあっという間に見れちゃいました。
忘れてたけど、この映画でもシュワちゃんはI'll be back!って台詞言ってたんでしたね。
特典映像は予告編だけでしたが、この予告編も素晴らしい。これの日本版予告編を劇場の前にあったテレビで繰り返し見てた記憶が蘇りました。
当時のポスターも懐かしい。キャッチコピーだらけです。
話変わって夕飯に弁当食べながら見てたのですが食べ終えて爪楊枝でホジホジしてたら先日歯医者で処置した奥歯の詰め物が取れてしまい穴が空き気持ち悪くガッカリ。




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「霊幻道士」

2019年11月17日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「霊幻道士」を日本語吹替版にて鑑賞。公開時に試写会で観て凄く面白かった記憶が残ってます。試写会ではどなたかおばあちゃんと孫との会話も記憶に未だ残ってます。始まる前におばあちゃん怖いの苦手なのよねー大丈夫かなぁ?と不安がってたのですが見終わって面白かった!楽しかった!と言ってたのが可愛くも微笑ましかったです。
凄く久しぶりで内容もかなり忘れてましたが見直すと思い出す場面が沢山。
撮影とか特撮とかチープですが香港映画らしい懐かしさとぶっ飛んだ笑える展開を楽しく見れました。
カンフーとアクションとコントをホラー仕立てで見せてくれます。
リッキー・ホイの間の抜けた表情と佇まいが可笑しい。ヒロインのムーン・リーも可愛かったね。キョンシーとか息を止めると見つからないとか当時は新鮮だったキャラクターや設定が面白かった。ヒットして沢山の続編やスピンオフ的なのも作られていくつか見ましたが印象に残っているのはやっぱり今作です。久しぶりに懐かしくも楽しく見れました。だけど昔のように素直には楽しめはしなかった気もします。


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「ソルジャー」

2019年11月17日 | 映画
ブルーレイでカート・ラッセル主演のSFアクション映画「ソルジャー」を初鑑賞。殆どこんな映画があったのを忘れてたぐらいでしたがパッケージを目にして衝動買いしちゃったのでした。
結構古い映画でCGも荒いものでしたがミニチュアとか特撮技術も半分残っていて少し安っぽいものの味があってなかなか好みで魅力的な世界観ではありました。カート・ラッセルも若い。
話はベタな内容ですが「ターミネーター」「ランボー」「サルート・オブ・ジャガー」みたいな映画を混ぜて宇宙を舞台にしたようなエンタメ映画で楽しく見れました。マシーンのように無表情で貫く芝居が何気に良かった。それでいてちゃんと感情の変化も見せてくれてます。テンポも良くて深い事考えずに面白く見れるこの時代ならではのSFアクション映画でした。


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「ブライトバーン/恐怖の拡散者」

2019年11月16日 | 映画
レイトショーで映画「ブライトバーン 恐怖の拡散者」を鑑賞。予告編見て面白そうと思ったスーパーマンが思春期にグレてしまい怒り任せにスーパーパワーを使ってしまったら…という発想が良いのですが、そこまで分かってるのにそこまでの展開が描かれる前半は特に詳細な感情が描かれてる訳でも無いので確認作業のようでホラー的な演出も驚きは無し。やっと中盤からそして、どうなる?って面白味も出てきたのですが大体が予想出来ちゃって結局やっぱりそういう流れでしたか!って感じでした。最後に更にどうなる?って所で投げっぱなしで終わる印象で何だか消化不良な感じで終わっちゃいました。発想は面白いのに悪に走る理由付けが浅くて感情移入も出来ずでした。もっと止むに止まれぬ哀しみみたいな同情出来るものがあったら見方も違ったと思えるのですが…。
思春期の若者が見ると案外違った見方も出来たかもしれないけど。
ちょっと期待し過ぎたかもですね。


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「荒野の千鳥足」

2019年11月15日 | 映画
3枚買うと1枚貰えるキャンペーンでゲットしたブルーレイで映画「荒野の千鳥足」を初鑑賞。ただ酔っ払うだけ?の映画ぐらいの認識で詳しくは内容知らずに見始めました。なかなか凄い変な映画でした。この後どういう展開が待っているんだろう?と主人公が酔っ払ってるので予想が付きません。
やたら美しく格好良い映像や暑苦しい映像が展開されて飲めよ飲めよと飲まされる主人公と共に異様な世界に引きずり込まれます。何だか恐ろしくも可笑しくもあり何だこりゃ?って感じ。
酒飲みながら見た方が良かったかもです。だけど個人的に最近酒に弱くなってきたから飲み過ぎると苦しみも感じちゃいます。この映画の主人公も喜びよりも苦しみの方が強い印象でしたが最終的にはアル中みたいな状態になってましたね。酔ったようなカメラワークや断片的な編集なんかが好みの何か憎めないアル中ご機嫌野郎の映画でした。ドナルド・プレザンスが良いキャラクターを演じてます。
カンガルー狩りの場面が残酷でした。常軌を期した酔っぱらいハイテンションは御機嫌だけど恐ろしいものがあります。無茶苦茶でした。


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「地獄の門」

2019年11月12日 | 映画
DVDで5.1ch 大画面にて「地獄の門」を久しぶりに鑑賞。結構忘れてて新鮮に見れました。後半に向かうにつれて別なフルチ映画と記憶がごちゃ混ぜになってて答え合わせ的にも見てましたがこんな展開だったっけ?ってドキドキワクワクで見れて面白かった。
正直話の内容や人物設定等あまり良く分かって無いというか理解出来て無いんですが、そういう事を抜きにしても何だか分からない不気味な雰囲気と唐突なグロ描写と目力にウワ~ッってなったりゾ~ッとしたりグェ~ッってなったりして楽しめました。
音楽がゾンビやサンゲリアに似てますがとても良くて盛り上げてくれてます。目から血とか内臓ゲロゲロとか頭ドリル貫通とか後頭部握り潰しとかインパクトあるグロ描写が記憶に残ります。何気に後半のカットで消えたり現れたりするゾンビ幽霊が今回特に良く感じました。ラストは思い出したけどどういう意味だかやっぱり分かりません。色々と分からない部分がいっぱいだけど何と言ったら良いのか分からない魅力がある映画ですね。ちゃんと怖さも感じれます。


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