「Virginia ヴァージニア」

久々のコッポラ監督の新作でしかも怪奇ものらしいので見たかった映画「Virginia ヴァージニア」をブルーレイで購入。ようやく見れました。
アマゾンのレビュー等で不評だったのを目にしていたので、どうなのかなぁ？とは思いましたが個人的には好きな映画でした。
特に白黒の夢のパートが良かったです。カラーの現実パートはちょっと退屈する感じはありましたけど。
コッポラが自己資金で制作したという低予算自主映画でパーソナルな想いも入れた詩的な作品でした。
その想いが伝わる所があり何とも不思議な切なさと夢のような感覚があって良かった。特典映像のメイキングも興味深く映画作りの基本や情熱が見れたのが面白く刺激になりました。
創造と苦悩から生まれるアイデアの吐き出し口がポーと重ね合わせるようにして詩的に映像というペンで描かれる感覚的な映画でした。

「クロユリ団地」

ブルーレイで映画「クロユリ団地」を鑑賞。公開時からちょっと気になっててたJホラー。
団地に昔住んでたから団地独特の雰囲気とかも思い出せて良かった。
子供の頃に見ていたらトラウマになりそうな所もありましたね。
全体的に点と線が繋がってゆくような展開が面白い映画でした。
主演の前田敦子の覇気の無い変な歩き方とか違和感を感じる芝居なのか何なのか分からない部分が徐々に明らかになるにつれて芝居として繋がってゆく辺りが見応えありました。
先は何となく読める所も多かったんだけど妙な緊張感と展開で飽きずに見れました。

「歓びの毒牙」

GYAOで期間限定で無料配信されてるという事で久しぶりにダリオ・アルジェント監督のデビュー作である映画「歓びの毒牙」を鑑賞。
見始めたら止まらなくなって一気に見れました。犯人は何となく覚えてたんだけど、どういう風に明かされてゆくかは忘れてたので興味深く見れました。残酷描写は案外控えめでしたが謎で引っ張るサスペンス効果はなかなかあります。
またカメラワークが実験的な面白さがあって見応えがありました。偏執的な視点が効果的。
主人公が自ら危険を犯す行動がアレでしたが謎解きをしてゆく展開の面白さがあってドキドキハラハラしながら見れました。
モリコーネの音楽も印象的。
最後の犯人の分かる前後の展開も愛ゆえにの哀しみみたいなものもあって良かったけどよく考えると辻褄あってる？みたいなしっくりこない騙されたような違和感もあります。
そこがアルジェントらしく後引くものを残すジャーロ映画でした。

「ミスターBOO! 花嫁の父」

DVDで映画「ミスターBOO! 花嫁の父」を鑑賞。久しぶりにミスターBOO!を見ました。こんな最新作があったなんて全然知りませんでした。
マイケル・ホイの可笑しな表情と芝居は健在で見ていて微笑ましくもあり笑えちゃいました。物語もベタだけど微笑ましくて見終わると何だか暖かい気持ちにもなれる娯楽映画でした。娘役の女優さんも見てゆくにつれて魅力が出てくる感じで良かったです。
ミスターBOO!はホイ三兄弟が出てる映画がやっぱり良いが大好きだったマイケル・ホイが久しぶりに見れて良かった。
映画好きになったきっかけが「ミスターBOO!」だったと言っても過言では無い程、昔大好きで何度も見た映画でした。
そして日本語吹替版も大好きでしたが今日見た映画は日本語吹替は収録されておらず、ちょっと残念。
広東語のミスターBOO!も何度も見てたから違和感は無いけど日本語吹替の面白さには敵いませんね。
他にもまだ見てないシリーズ作品もあるようなので機会があれば見てみたいです。

「ビバリーヒルズ・コップ２」

お家のデッキの調子が悪くて見れなかったブルーレイを会社で見る。
映画「ビバリーヒルズ・コップ２」です。昔、劇場で見て以来かな？
内容殆ど忘れてましたがブリジット・ニールセンがカウントダウンしながら強盗する場面とスピーディな編集は覚えておりました。
久々に懐かしいヒット曲も聴けたのも良かった。エディ・マーフィーのマシンガントークも面白かったです。エディ・マーフィーって当時は大人気でしたが最近は見ないですね。今はどうしてるんでしょう？
パート1のブルーレイも購入済みなので今後見て見ましょう。
3.2.1の順で見直してます。
関係ないけど当時「ビバリーヒルズ・バム」とかいうルンペンの映画も見たなぁ。内容忘れたけど。

点検からの飲み会

朝からマンションの設備点検という事で待ってたけど、なかなか来ない。昼前にやっと来て点検したのは換気扇のみ。水周りの検査と思ってその辺を掃除してたのだが意味無かった。なんじゃそりゃ？な感じであっという間に終了。風呂に入ってから少し寝ようと横になるが眠れず。
だけど静養。起きて自主映画の小道具作りを始めようと少し手をつける。材料をいじってイメージを掴む。そうこうしてたら出かけなきゃな時間になり新宿へ。
ホラー映画祭で上映するDVDの受け渡しと参加監督陣の集まりというか飲み会。知った面々ばかりでしたがゆっくりと飲めました。会うのはみな久しぶりだったので近況なども知れて面白かった。
刺激を貰いおいらも久しぶりに頑張りたいなと思いましたよ。
上映会で皆の作品見るのも楽しみです。そんなに沢山飲まずともすぐに酔っ払えるのは良いが疲れるのは良くないですね。
帰ったら素直に寝る事にしました。
だけどネットとかしてたら遅い時間になってた。

「ワイルド・スピード スカイ・ミッション」

ブルーレイが安くなるのを待ってて1500円以下で見つけたので購入した映画「ワイルド・スピード スカイ・ミッション」を鑑賞。
昨年劇場で観てアホみたいな展開だけど痛快なアクションで面白く見れて最後は涙までしてしまった映画です。
久しぶりに見たけどやっぱりアクションが凄い。展開も早くて見始めるとあっという間に見れちゃいます。
今回はエクステンデッド版という劇場版とは違うバージョンで見たのですが元との違いは正直分かりませんでした。ラストに劇場では涙したのですが今回はどうなるのか知ってたからか編集が違ってたのか涙までは出ませんでした。感動的ではあるけどアレ？なんかもっと良かった筈だったのに…って印象。
サラウンド・ヘッドホンで大音量で聴くと迫力満点でしたが、やっぱりこの映画は劇場の大画面で見た方がより楽しめる映画だと思います。

試写

仕事で関わった某映画の試写会に行きました。開始時間間違えてて1時間暇潰しする事になって駅前に戻ってみるが何も無い。暇～。ボケ～っとコンビニ横のベンチで一服して過ごしました。
試写始まり映画観る。作業中は技術的な所ばかり気にしてたから物語に集中して見れなかったのですが今日はお客さん視点で物語にも集中して見れました。日常の大切さ、失いそうになってようやく大切なものに気が付くみたいな所が個人的に良かったなぁと思える映画でした。
技術的には色々と問題点が見えちゃいますが元の素材がそうだったので直したくても直せなかったのでした。直せる所は直したけどね。
ちょっとその辺は残念な仕上りだけど優しい映画だと思いました。
終わって打ち上げ参加してビール飲んで過ごし帰りに技術チームで駅前の中華屋で中華食べて紹興酒飲んで酔っ払う。帰ったら凄く疲れててそのままダウンでした。

「グッバイガール」

テレビ録画していた映画「グッバイガール」を鑑賞。ニール・サイモン作の映画観るのは久しぶり。この映画で主演のリチャード・ドレイファスがアカデミー主演男優賞を獲ったとの事。
ちょっとした台詞のやりとりやキャラクターの性格付けが上手くてすんなりと物語に入ってゆけてユーモアと暖かみのある展開を楽しく見れました。
どうやらこの映画を元に日本でミュージカル化されたようで、その番宣を兼ねての放映だったようです。
なのでCMが入るのですが、そこでラストの良い所の映像使われてるのでラストの展開がなんとなく読めちゃったのは残念な所。
でも噂通り良い映画でした。
子役も良かったです。

「ビデオドローム」

ブルーレイで久々に映画「ビデオドローム」を鑑賞。大学の時以来かな？初めて見た時は結構難解だった印象でしたが映像のインパクトがあって記憶に残る場面の多い映画でした。リック・ベイカーによる特殊メイク効果が凄くて見応えあります。
久しぶりに見たけどやっぱり良く出来てます。
話の内容は結構社会派といいますか今見直すとなかなか深く興味深いものを感じました。
今やデジタルの時代ですがアナログのビデオ時代が懐かしくも味わいがあります。VHSなイメージでしたがベータでしたね。知ってたけど随分と見て無かったから忘れてました。
ベータの方が小さいのでお腹の割れ目に入れやすかったからだとか…。
今だとDVDやブルーレイのディスクですけどね。ディスクならおでこが割れて入るってのが面白いかもね。
ビデオがドラッグのようでもあり宗教のような洗脳のアイテムのようです。最近のイスラム国なんかの動画がビデオドロームに似たものとして実際に存在しているのが恐ろしい。

「カリフォルニア・ダウン」

観たかったけど劇場で見逃した映画「カリフォルニア・ダウン」のブルーレイがようやく安くなったので購入。早速見てみました。ネットのレビューとかで話が強引とか無茶苦茶と書かれてたので、その辺には最初から期待せず災害場面の迫力とかに期待して見始めました。
話は結構ツッコミ所はあるものの見ている内に登場人物に感情移入も出来て最後はオチは読めてるんだけど力技の演出といいますか展開に感動して涙まで溢れましたよ。
ハリウッド大作のド迫力CG災害場面は迫力満点でただただスゲーと呆然な感覚。現実には見たくない光景ですが映画でなら見たい光景でした。CGは凄いけど人物の合成は一部浮いてたのは気になった。あと洪水の水が綺麗過ぎるのもね。まぁリアル過ぎてもアレか。
全体的に悲惨な内容ですけど家族を通して無理矢理ですがハッピーエンドで希望を持って見終える事も出来ました。
地震ってやっぱり恐ろしいなぁなんて思いつつ横になったら寝ちゃう。
そしてぐっすり寝て起きたら熊本で震度７の大地震が起きていた。
ニュース見て被害の大きさにも驚き余震も心配になる。

「アヴァロン」

ネットで色々見てたら懐かしい画像を発見。昔仕事で関わった映画「アヴァロン」のおいらのお気に入り入魂カット。久しぶりに映画も見直したくなってDVDをひっぱり出してきて鑑賞。まずは自分の解説してる特典ディスクから見たのだが懐かしい～。今は無いマシンも見れました。続いて本編も見る。
サラウンド・ヘッドホンで聴くと音も凄く良くて効果音や環境音に惹かれる。後半のオペラとか音楽も凄く良くて見応えありました。
だけど何度も見てきたけど、はっきりとはストーリーの内容までは理解は出来ずにいます。その代わりに毎回新たな発見もあったりもして面白いです。
映像も全編良い感じのトーンに出来てて今見ても好きな感じ。所々で荒にも目が行き惜しいと個人的には思えちゃう部分もあったけど。
ちゃんと理解出来てなくとも独特のトーンと編集のリズムに吸い込まれるように見てしまいます。個人的には犬がいなくなって犬を辿って彷徨う所がなんか好き。戦車と犬と煙草が印象的な映画です。

「処刑ライダー」

ネットで懐かしい映画「処刑ライダー」を鑑賞。SFとカーアクションと青春映画が混ざったB級な楽しさ炸裂の面白映画です。懐かしい80年代の音楽もゴキゲンでした。
役者も良い役者が出てます。若きチャーリー・シーンとシェリリン・フェンが主演。
映画の見所はやっぱりカーアクション場面でスピード感あるカメラワークとか良いです。個人的に好きなのはSF仕立ての物語で謎を残しつつも展開する内容で最初はなんじゃそりゃ！？って思ったりしたけど今やそれがこの映画ならではの良さだと思ってます。
ブルーレイ欲しいなぁと思ってるんだけどなかなか安くなりませんね。
今日は日本語吹き替え版で見ましたが声優陣の仕事もみな良い感じでした。昔、最初に見たのってビデオだったかテレビ放送だったか覚えてない。だけど公開当時の予告編は凄く覚えてます。千日前スバル座でやってたなぁ。英語の渋いナレーションの予告編に痺れたものです。

「ルーム」

レイトショーで映画「ルーム」を鑑賞。先日「バットマンvsスーパーマン」を観に行った時に予告編を観て興味を持ち気になった映画でアカデミーの主演女優賞を獲った作品でした。
重い内容の物語で何度も見たいとは思えないものでしたが、今日大きなスクリーンでど真ん中の良い席でじっくり集中して見れて良かった。
3度も心揺さぶられて涙しちゃいましたよ。
子役の芝居が素晴らしかった。もちろん主演女優の母の芝居も良かったけど助演のその母親の芝居も素晴らしかったです。映画の世界観にぐいぐいと引き込まれて色々な感情が伝わる凄い映画でした。
脱出する時の映像と音楽の盛り上がりと子供視点の気持ち、実家の両親とのその後の関係性や犬、そして最後の子供の行動に感動しました。
実話を元に作られたようで後で実話を調べると映画以上に酷く恐ろしい内容で驚きました。

「ゾンビ・ガール」

ネット注文していたブルーレイが届き早速鑑賞。映画「ゾンビ・ガール」原題を直訳すると元カノを埋めろ！です。
ジョー・ダンテ監督の待望の新作で劇場に観に行ってお気に入りの一本となった映画でした。
今回は日本語吹き替え版で見ました。
ブラックで楽しいホラーコメディです。主人公がマニアックなホラーオタクで親近感あったりもします。
ゾンビ映画も色々あるけれど日常に普通に存在する感覚が面白い。
ゾンビじゃなくとも実際に起きるようなイザコザとかが面白可笑しく、ゾンビだから何でもありなぶっ飛び展開で描かれていて痛快で馬鹿馬鹿しくもちょっぴり哀愁あったりもして絶妙なユーモアセンスに溢れてます。
やっぱり憎めない好きな映画でした。特典映像が予告編だけっていうのは残念。メイキングやNG集とかあったら良かったのに。